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2008.01.21

佐原散策(上)

 ちょっと鹿臭いのが難点ですが、関東地方では数少ない古い商家の残る町「佐原」(現千葉県香取市佐原)に行ってきました。

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 紺の暖簾が鮮やか過ぎて眩しいくらいの佐原駅。「KIOSK」の暖簾って他にないかも。

 佐原は、江戸時代に利根川が付け替えられて舟運が盛んになると共に物資の集散地として栄えました。佐原には最も栄えていた江戸時代末期から昭和時代前期に建てられた木造町家建築、蔵造りの店舗建築、洋風建築などが残っています。

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 水運で栄えた町らしく、町の中心を小野川が流れています。川の両側に柳が揺れるって城崎温泉みたいですがw

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 佐原の顔ともいえる佐原三菱館(旧三菱銀行佐原支店本館、大正3年建築時は川崎銀行佐原支店)。明治の洋風煉瓦造建築の様式を受け継いだもので、外観はルネサンス建築様式、屋根は木組銅板葺き、正面右にドームを配しています。

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 正文堂書店店舗。大黒柱は欅材、二階の窓は土塗の開き戸、さらに横引きの土戸に板戸と三重に防火設備を伏した土蔵造りです。

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 佐原の文化財の中では正文堂書店がワシ的には一番のお気に入り。登り龍、下り龍を配した看板。一歩間違えればヤクザもんのような看板が書店に掛かっているアンバランスさが良さげ。

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 福新呉服店。明治25年の火事で焼け、建て替えられたお店で、奥の土蔵は古く明治初期の建築です。

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 中村屋乾物店。

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 正上(しょうじょう)醤油店。江戸時代より醤油の醸造をしていた店で、今は佃煮の製造販売をしています。店の前には船着場が。

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 旧油惣商店。

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 中村屋商店。明治7年頃より代々荒物・雑貨・畳を商ってきました。

P.S.

 建造物の解説は「水郷佐原観光協会」のサイトを参考にしました。

(続く)

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