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2008.02.29

【日経】私の履歴書-川淵三郎

日経最終面の名物コラム「私の履歴書」に川淵三郎氏が登場していましたが本日で最終回。

学生時代や選手時代は淡々と回想が続くだけだったのでどうということはなかったのですが、やはりJリーグチェアマンになり、さらにJFA会長ともなると自慢話がハナについてどうもいけません。

まぁこれは半分以上日経に責任があって、未だ要職にあって権勢を揮っている人物を「私の履歴書」に登場っせちゃいかんでしょう。

当然ながら川淵氏は要所、要所で難しい判断を迫られるわけですが、在職中の身とあっては「俺は正しかった!」「俺は間違っていない!」のオンパレードにならざるをえません(もっとも引退してからも非を認めない人も少なくありませんが)。またジーコやオシムの代表監督選出プロセスなど未だ生々しいことについてはグダグダの叙述にならざるを得ません(ジーコ代表監督選出なんて、まるで他人事のように書かれていました)。

結局のところ「私の履歴書」は川淵氏に上手く使われたかなと思います。日経の読者へ、いや読者全員とは言わないまでも少なくともスタジアムへ足を運ぶほど熱心じゃないけどテレビで代表戦を見る程度にはサッカーに関心がある層へ向けて大本営情報を刷り込むにはかなり有効だったでしょう。日経の読者は比較的高所得の中高年男性が多く、実社会で力持ってますし。

熱心なサッカーファンなら他の雑誌・書籍等で事の真相、あるいは他の見方というものを見聞きしているでしょうけど、そんなものは所詮少数派(ゆえに「川淵ヤメロ!」はスタジアムの外には広がらなかった)。

川淵氏はサッカー界の代表として「私の履歴書」に掲載されるに相応する人物だとは思いますが、如何せん早すぎました。今なら釜本のほうが適任だったと思います。

幸いだったのは掲載が2月で他の月よりも短くて済んだこと。不運だったのはうるう年のために1日余計に掲載されたことでしょう

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2008.02.28

山陽路(4)

山陽路(3)から続く

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 伊部(いんべ)は備前焼の里。山陽新幹線の車窓からもレンガ造りの煙突が林立する様を眺められます。駅前に備前焼のギャラリーが軒を連ねていますが、観光的にはオフシーズンのためどこも閑散としていて、ちょっと敷居が高くて入れませんでした。

 焼き物は全くの門外漢なのですが、釉薬を使わないので表面はごつごつしているのが特徴。

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 天津神社。焼物職人の間で信仰が篤いのでしょうか、いたるところに備前焼が用いられています。

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 狛犬はもちろん備前焼。

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 塀に埋め込まれた化粧板。これも備前焼。

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 屋根瓦も備前焼。赤みがかっているので三州瓦のようにも見えますが。

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 十二支を象った飾りも備前焼。でもそもそもなんでこんなもんが神社にあるのかが判りませんが(^^?

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2008.02.27

レッズフェスタ、詳細発表

REDS Festa2008、詳細について (浦和公式 08.2.26)

・詳細発表が遅くなった件について一言お詫びがあってしかるべきじゃないでしょうか? 高齢者層中心にネットに繋げない人はGGRでも見てろということなんでしょうか?

・疎外感満点のアッパーは開けるのかなぁ?

・30分のトークショー×2+セレモニー1時間で実質2時間。"KICK OFF 2008"と2回に分けてやるほどでもないような・・・

・埼スタ開催に伴い、当然ながら「かくれんぼ」等婦女子向けのふれあい(笑)ゲームは廃止。

・別にそれは構わないけれど、子供がトップチームの選手に接する機会が少ないというのは寂しい。ただそれはそれで選手もしんどいから、開幕直前にフェスタをやるのはどうかと思うんだが。

・とん汁、800食限定でどうしろというのだ? 駒場開催時代の思い出を形ばかり再現せんでも・・・

・となんだかかんだ言っても、長いオフで暇を持て余しているうぃあーがガキ連れでわんさか押し寄せるんだろうなぁ・・・ 悪天候でなければワシも行きます(笑)

P.S.

文句ばっかり言っても仕方ないので、前向きな提言をば。

ワシは婦女子には泣いてもらって、徹頭徹尾子供向けのフェスタでいいんじゃないかと思う。一昨年のフェスタからTBSの収録と「かくれんぼ」を取り除いた感じ。

子供相手のトークショーは冗長だったり、人気のない選手がシカトされたりするけど、そこは我慢だw

また子供相手だと悪天候ではかわいそうなので会場はスーパーアリーナに戻すべき。無料が望ましいけれども、足があまりにも出るようなら有料でもいいんじゃないかな?

浦和は試合の日に子供向けのイベントなんて皆無だから、フェスタぐらいしっかりやらんと。

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山陽路(3)

山陽路(2)から続く

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かつて瀬戸大橋を疾走していた電車(213系)も世代交代。のんびりした赤穂線で余生を送っていました。

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 先を急いでも仕方がないので、日生(ひなせ)で途中下車。小豆島やその他周辺の島々への連絡船が出る小さな港町です。

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山の中腹に生垣で象った「ひなせ」の文字が見えます。港は山を挟んで2つに分かれているようで、駅前から出るのは小豆島行きの大きなフェリー。

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 山を越えた港からは周辺の小島への連絡船。学校帰りの学生やヤマトの配達員などが乗り組みます。

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 日生は小さな港町ですが、その割りにお好み焼屋が目立ち、油とソースの入り混じった臭いがどこからともなく流れてきます。

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 全国的には全くといっていいほど知名度がありませんが、この辺りはカキが名物のようです。

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2008.02.26

日本女子代表、キプロス遠征

女子代表は東アジア選手権優勝の喜びを味わう暇もなく、なんとキプロスへの遠征が企画されていました。3/1~3/13の約2週間でオランダと練習試合をやった後、カナダ・ロシアらと3試合をこなすとのこと。

男子だったら代表に選手を取られるクラブチームが黙っているわけがなさそうなハードな代表強化日程ですが、この辺がなでしこリーグの位置付けを物語っています。

それはさておきキプロス遠征メンバーを見ると、山郷・池田・加藤・澤・荒川といった実力が頭抜けていて本大会でもスタメン確実なベテランメンバーを外し、

・ほぼ本大会でもスタメンは間違いない若手選手
・スタメン確保の当落線上にいる中堅・若手選手
・東アジア選手権には怪我で使えなかった選手
・代表入りの可能性を秘めた全くの新顔(北本@浦和は新顔とは言いがたいかもしれませんがw)

からなることが判ります。

ただこの基準だと怪我の下小鶴はともかく、中地と丸山が外れているのがちょっと不可解ですね。どちらも東アジア選手権でダメ出しを食らったと解するのがフツーでしょうが。

五輪は18人しかベンチ入りできないので、上記5人を除くと残りは13人。リーグ戦開幕直前とはいえ、全く手が抜けませんなぁ・・・

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(参考)

キプロス遠征メンバー

東アジア選手権メンバー

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幹事長退任のお知らせ

 誠に唐突ではございますが、わたくし紅い雪だるまは本日をもって法師党幹事長の座を辞することと致しました。さきほどその旨を党事務局長に申し上げ、了承を頂いた次第です。

 事は先週の20日、党首の誕生日でございました。

わたくしはわたくしなりの考えがあって、党首のお誕生日を心の内でそっと祝っていたのではありますが、党名誉会員で在らせられるこず様から「党首の誕生日に法師党が何か仕掛けてくるだろうとワクテカして待ってたのに、誰も来ないとはいったいどうなってんじゃ( ゚Д゚)ゴルァ !」と厳しいお言葉を拝領した次第でございます。

 また後日改めて党首のもとへご挨拶に参りましたが、「当日来ないとはどういう了見じゃ!」と重ねてこず様からわたくしの力量不足を不安視するご意見を寄せられました。

 繰り返しますが、わたくしはわたくしなりの考えがあってのことではあったのですが、残念ながらその思いは党員の皆様の支持するところとならず、「こず様の声は党首の声」と受け止め、この度幹事長の座を退くことといたしました。ありがたいことに党首には慰留の言葉をかけていただきましたが、わたくしが身を引くことが党首スタメン奪回の一助になればと思い、本日の決断に至りました。

 思えばわたくしが法師党幹事長という大役を拝命いたしましたのは2006年、新緑眩しい4月も末のことでございました。 任期中多々至らざるところがあったにも関わらず、党首は同年12月不肖紅い雪だるまを幹事長として再任していただき、本年こそはと党勢拡大へ向けて全国行脚を続けていた最中ではありましたが、本日が幹事長として最後のご挨拶となります。

 なお党幹事長のポストは当面空席とし、わたくしも今後は党の一兵卒として党首を支えて行く所存でございます。

 党員の皆様、長らくのご支援ありがとうございました。

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2008.02.25

【TV観戦記】日本女子 3-0 中国

 敵地で相手に何もさせない、文字通りの完勝。結果・内容ともここまで大差がつくアウェーゲームというものはなかなかお目にかかれません。

 中国女子は数年前までアジア最強だったはずですが、もはやその面影はどこにもなく、自国開催でなければ五輪出場が難しいくらいのレベルにまで落ちていました。チャンスは前半左サイドからどフリーで低いクロスを送った1回きり。後半は日本にタコ殴りにされ、よく3失点で済んだという惨状でした。

 日本とのテクニックの差は歴然。おまけに球際の競り合いにも弱いため日本の高い位置からのプレスを掻い潜れず。従って時間が経つにつれて単純にそこそこスピードのあるFWを走らせるくらいしか攻撃の手立てがなくなってしまいました。しかもその攻撃が成り立っていたのも前半までで、後半は全く何も出来ず。

 日本は高い位置でボールを奪ってからの速攻が何度も見られた他、ロングパス一本でDFラインの裏を取る単純な攻撃(中国は左サイド破られすぎwww)も奏功。永里・荒川・大野・澤とベレーザ勢が並ぶ攻撃陣の連携の良さを遺憾なく生かした多彩な攻撃は目を見張るばかりでした。さらに視野の広い宮間の大きなパス・クロスも効果的。

 守備陣は大して慌てるような場面はなかったのですが、今大会初出場の池田の安定感はやはり白眉。韓国戦の豊田・岩清水のコンビはスピードのあるFWへの応対に難がありましたが、エリア内に入り込まれても一発で相手を仕留められる池田がいると安心感が倍増。

 佐々木監督は荒川・澤・池田と中央にベテランを並べる一方、その相方に永里・阪口・岩清水と若手を配して選手層の強化も怠りありません。今大会荒川の調子がイマイチ(後半無人のゴールへのシュートを外したのが象徴的か)だったのに対し、これまで国際試合であまり良い印象がない永里がこの試合で大爆発したのは大きな収穫。まぁ点差がついてベレーザ勢を一人、二人とベンチに下げるにつれて攻撃の流れが悪くなる辺りに、ちょっと物悲しさを感じてしまいますが。安藤のループ気味のシュートは惜しくもバー直撃・・・

 左SBに起用された柳田。まぁ守備力がある分右SBの安藤よりは違和感はありませんが、やっぱり動きがSBじゃないですね。縦に速いわけじゃないんで・・・ 2列目の選手層が分厚いので層の薄い左SBを埋める格好になっていますが、フラストレーション溜まるやろうなぁ・・・

福元から正GKの座を奪い返したのかもしれない山郷さん。今日はそもそも枠内シュートがほとんどなく、セットプレー以外は仕事がなくてヒマ郷さんでした。

大橋前監督はW杯及び五輪出場という結果は残したもののワンランク上の相手には全く歯が立たず、なんとなく行き詰まり感がありましたが、チーム発足直後にも関わらずこれだけ内容のある試合を披露してくれた佐々木監督には期待して良さそうですね。

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<スタメン>

---永里--荒川---
------------
宮間-澤---阪口-大野
------------
柳田-岩清水-池田-近賀
-----山郷-----

67分:荒川→安藤
79分:大野→丸山 
88分:永里→宇津木

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2008.02.24

【TV観戦記】日本 1-1 韓国

<スタメン>

-----田代-----
-遠藤--山瀬--橋本-
---啓太--中村憲--
加地-今野--中澤-内田
-----川口-----

62分:中村憲→安田
78分:橋本→矢野
86分:山瀬→播戸

 日本は怪我人だらけでメンバーを組むのがやっとの状態。一方の韓国も名前と顔が一致するのはキム・ナミルだけで、たぶん1軍にはほど遠い陣容なのでしょう。

 立ち上がりからやや韓国ペース。共に中盤で激しくプレスを掛け合っていますが、日本はなかなかボールを奪えず韓国がボールを支配する時間が長かったように思います。そうこうするうちに右サイドからどフリーでクロスを上げられ、上げられた先のCB今野の対応も芳しくなく、ほぼどフリーの形で先制点を叩き込まれてしまいました。日本のサイド、特に右が穴なのは中国戦で丸わかりで、失点はさもありなんという感も。駒野が負傷して左SBにやむなく加地を起用していますが、ただ守っているだけという印象。ここの人材難は深刻です。

 引き分けでも優勝の韓国は先制点で一気に楽になり、引いてカウンター狙いの構えに。ピッチが滑りがちなせいもあってパスが思うように流れない日本はますます苦境に陥り、結局前半の日本の決定機は中村憲のミドルシュートと、セットプレーのこぼれ玉を同じく中村憲が撃ったシュートの2本のみ。初スタメンの橋本は精力的に走り回っていますが、さして有効に使われることなし。

 後半は中村憲を上げて4-1-4-1っぽい形にするも奏功せず、安田を入れた辺りからようやく日本に縦への推進力が生まれましたが、それでも韓国DF陣を崩せず、ショートコーナーから山瀬のゴールで同点に追いつくのが精一杯。前線にターゲットを増やすべく矢野を入れる発想は理解できますが、矢野の出来は悲惨としかいいようがなく、却って生まれかかった日本のリズムを崩す羽目になってしまいました。田代・矢野がほとんど機能していない時間帯で播戸を投入しても、これまた意味なし。

 岡田監督になってからハーフタイムでの修正が非常に目立ったような気がしましたが、この試合に限ってはさしたる効果はなし。結局中澤の存在感だけが圧倒的だったような試合でした。

 岡田監督がこの大会をどう位置づけたのかは推測の域をでませんが、3連戦かつ負傷者続出にも関わらず山岸・羽生・水本といった旧千葉勢を3戦目で誰一人使わなかったり(より適任の山岸・羽生がいるにも関わらず橋本を2列目で使ったり、劣勢の局面で負傷明けの安田を投入したのは驚きました)、田代を3戦とも起用した辺りに岡田色への転換が見てとれるような気がします。

 選手層の底上げは今大会の目的の一つだったかと思いますが、安田が今大会の最大の収穫。田代は韓国戦で早くも馬脚を表したので評価は微妙。そんなところでしょうか。

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2008.02.23

変態2

3-4-3ベースで浦和の変態を妄想してみましょう。

<幼虫>

-----高原-----
-エジ------達也-
三都主-------暢久
---阿部--啓太---
-堀之内-闘莉王-坪井-
-----都築-----

<脱皮>

-----高原-----
-エジ------達也-
三都主-------暢久
---阿部--闘莉王--
-堀之内-啓太--坪井-
-----都築-----

<成虫>

---高原-闘莉王---
-エジ------達也-
三都主-------暢久
-----阿部-----
-堀之内-啓太--坪井-
-----都築-----

|-`).。oO なんかお馴染みの光景ですね・・・

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らーめん大@蕨店

 蕨(といっても最寄り駅が蕨なだけで、住所は川口市芝新町)に二郎系のラーメン店「らーめん大」ができたと聞いて早速行ってみました。蕨駅東口から北へ線路沿いに徒歩1分。

Dai1

 開店直後に行きましたが、既に先客4名、さらに後客3名。「二郎」でお馴染みのプラスティックの小板が食券代わり。らーめん(600円)を注文。

 店内はL字型カウンターのみ。そこそこ広いように見えますが、店内スペースに余裕を持たせているので10席ほどしかありません。水はセルフ。

 ラーメンを出す直前にトッピングを聞いてくるので、野菜多目にしてもらいました。

Dai2

 もやしやキャベツがどっさり! 野菜をある程度片付けないと麺にたどり着かないのでせっせと野菜類を食べているうちに、そこそこ満腹に(^^;

 麺はこれまた二郎でお馴染みの角ばった太麺。かなり堅めの仕上がりで、しかもスープをほとんど吸わないせいか、終盤になってもまだ堅い。スープは背脂たっぷりの醤油味。平均的な「二郎」と比べるとかなり甘く感じました。背脂系のらーめんはスープがしょっぱくて飲めない店が少なくありませんが、ここのは問題ありません。ただ背脂どろどろを見るとやっぱり体に悪そうでスープは7割がた残しました。

 心持ち濃い目味付けのチャーシューもまずまず。ちょっとハムっぽいけど。

 空いているせいか、店員は一人だけ。店員の仕事ぶりが良く言えば繊細かつ丁寧、悪く言えばやや神経質っぽいのが接客態度的に気になりました。

 店内に「当店のらーめんは3回お召し上がりください」との貼り紙がありますが、1回目でガツンと客を掴まないと意味がないと思います。もっとも人口の割にはイマイチなラーメン屋ばかりの川口近郊にあって、この店は群を抜いたレベルでしょう。ただラーメンの性質が性質なので、体調が良くないと食べ甲斐がないのが残念といえば残念。先客の女性がらーめんを半分ほど残していましたが、ありゃ連れてきた男が悪いわなぁ・・・

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2008.02.22

乱闘ノススメ

岡田監督、乱闘全員参加しろ!(08.2.22 報知)

大荒れの試合翌日、岡田監督は、男気を見せなかったイレブンに不満を示した。「物足りないぐらいカッとしなかったね。みんな助けにいってやりゃいいのに。1人しか行かなかったじゃないですか」後半37分の場面を思い出し、突然、熱く語り出した。

 中国代表の主将DF李ともつれ合って、のど元を手でつかまれた鈴木はすぐにやり返した。中国はDF徐もGK宗もすぐ駆けつけたが、日本代表で駆けつけたのはDF中沢だけ。「俺が選手のときだったら、行くだろうね。1人じゃかわいそうだから、もう少し助けにいってやりゃいいのに」普段は冷静な指揮官だが、実は熱血漢だった。

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|-`).。oO 浦和の場合、あるGKとCBが全速力ですっ飛んでいって、さらにあるイケメン若手選手が素知らぬ顔で相手に蹴りを入れてたりする一方、キャプテンは我関せずで水飲んでたりして、それはそれで問題なんですが・・・

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【TV観戦記】日本女子 2-0 韓国

<スタメン>

---大野--荒川---
------------
宮間-澤---加藤-近賀
------------
矢野-豊田-岩清水-中地
-----山郷-----

53分:矢野→柳田
78分:荒川→丸山
83分:大野→安藤

<試合終了時>

---安藤--丸山---
------------
宮間-澤---加藤-近賀
------------
柳田-豊田-岩清水-中地
-----山郷-----

 日本は北京五輪を前に突如監督が代わり、佐々木新監督を迎えての第2戦目。一方の韓国は北京五輪予選に敗れて若手主体に切り替えたばかりと共にややこしいお家の事情を抱えての一戦になりましたが、日本が文字通り順当勝ち。元々日本が実力上位であり、かつ両者の置かれた状況の差を考えると、もう少し点差がついて然るべきだったかもしれません。

 対戦する3カ国の中で韓国が最も力が劣ると見てか、佐々木監督は先の北朝鮮戦から安藤・柳田・阪口・永里・福元と5名を代えてきました。

 試合は立ち上がりから早々と日本ペース。中盤の実力差が大きいようで日本は前半右サイドの近賀が3度ばかりチャンスメーク。そのうちの一つを荒川がヘッドで決めて早々と先制。

 前半20分過ぎに簡単にDFラインの裏を取られてあわやという場面が2度ばかりあり、また後半にもCBがスピード負けして危ない場面が一度ありましたが山郷ががっちり押さえて事なきを得ました。

韓国はしっかりと中盤を作るサッカーを指向していたのかもしれませんが、中盤で日本に全く歯が立たない(パス回しが上手くいかないどころか、玉際の一対一で競り負けてしまう)ので途中から単純にFWを走らせる作戦に切り替えてきました。まるで先祖がえりです。

 日本は怪我等で左SBに人材を欠いているようで、この日はなんと矢野を起用。守備ではまずまずの働きを見せましたが如何せん攻撃能力に乏しく、それが前にいる宮間にも伝播したのか、前半の日本は全く左サイドが機能しませんでした。

 業を煮やした佐々木監督は左SBに柳田を投入。これで左右のバランスが良くなって両サイドから盛んに韓国を攻め立てましたが、長身GKのビッグセーブにも阻まれて結局追加点は澤のロングパスを受けて大野がDF裏に飛び出したカウンター攻撃による1点のみ。

日本はサイドをきっちり崩しているのですが、FW陣のポジショニングが良くないのか可能性のあるクロスがなかなか入らず、中央でぐちゃぐちゃ固まっている韓国DF陣に跳ね返される場面ばかりが目立ちました。もっとも韓国DF陣はサイドの守備が極めて緩慢というか、ハナから諦めて中央で守る策に出ていたのかもしれません。

 荒川に代えてスピードのある丸山を投入するも状況にさして変化なく、さらに運が悪いことに大野が負傷退場して、その後は見せ場なく試合終了。韓国には終盤ややなげやり感が漂っていましたが、大野の負傷はそれと関係があるようなないような・・・

 本番を目前にして監督を引き受けた佐々木氏にとって今大会は貴重な実戦の場。選手の見極めや新戦術の浸透に残された時間はあまりにも少なく非常に気の毒ではありますが、テスト目的で選手を大幅に入れ替えながらもしっかり結果を出しているあたりは大いに評価されてもいいでしょう。

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2008.02.21

オフィシャルイヤーブック2007

 今年はフェスタでの販売を待たずに、アマゾンで「イヤーブック」を購入。

 当然といっては当然ですが、CWC&ACL中心の構成。

 とはいっても悲惨な結末だったリーグを避けて通れないのでいきおい試合関連のページが増え、そのしわ寄せが"RED WARRIORS"に来てしまいました。選手の手記風回想が結構気に入っていた(阿部からあれだけの言葉を引き出すのに何時間かかったのだろうwww)のですが、今年は坪井、闘莉王、ワシントンといった主力級ですら1ページに押し込められてちょっと不憫。

 あと奥付。例年メッセージを添えた写真が採用されていて、その年、そしてイヤーブックを締めくくるに相応しいものになっていたのですが、今年のはメッセージ性が弱くてがっかり。

 このあたり、Jリーグ連覇を想定して準備を進めてきたのに予定稿・写真がことごとくボツになって気力半減したスタッフの苦悩が見え隠れするような・・・

(参考)オフィシャルイヤーブック2006

P.S.

オジェック「私は、チーム内のローテーションが多すぎてはいけないというサッカー哲学を持っています」

・・・orz

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【TV観戦記】中国 0-1 日本

 もう内容なんてどうでもいいでしょう。

 再三卑劣なラフプレーを繰り出す相手に良く耐えました。度重なる不可解な判定にも良く耐えました。

 敵地での勝利。結果が全て。ああいう奴らに鉄槌を下せて本当に良かった。この日はそれで十分です。選手、監督、そしてスタッフの方々、本当にお疲れ様でした。

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 とはいっても、それでは何にも残らないので簡単にまとめておきます。

 先の北朝鮮で途中出場ながら同点ゴールを決めた前田がなんと試合中に重傷を負ったことが判明。戦前懸念されていた通り単なる「罰ゲーム」と化してしまった東アジア選手権。

<スタメン>

-----田代-----
-安田---------
-----山瀬--遠藤-
---啓太--中村憲--
駒野-今野--中澤-内田
-----楢崎-----

45分:駒野→加地
59分:安田→羽生
89分:山瀬→橋本

 啓太以外のボランチを試すとのニュースもありましたが、またしても啓太が先発。またCBにはなんと今野を起用。橋本や岩政は単なる練習要員みたいですね。

 FWはとうとう田代一人ぼっちに。っちゅーか、矢野や播戸の立場は・・・

 前半は中国のミスに乗じて左サイドを崩して山瀬のゴール(その前でGKともつれながら潰れている田代も見事!)で敵地できっちり先制したのは何よりですが、ただそれだけといった内容。とりあえず田代に当てて、そこから打開を図ろうとする意図は窺えるものの、それが実現したのは数えるほど。安田が再三非常に高い位置をとっていましたが、田代と上手く絡まないためにほとんど意味なし。それ以前に中国のプレッシャーが思いのほかきついためか中盤でのパスミスが多く、日本はなかなかリズムが作れませんでした。

 一方中国は日本の両サイドめがけて手数をかけずにボールを送り込んできます。内田の守備は相当危なっかしく、絶体絶命のピンチを招くこと2度。もう教育モードは結構なので、ぼちぼちお引取り願いたいところ。左SBの駒野もぴりっとせず、何度か危険なクロスを送られてしまいました。中国のサイドアタッカーはスピードがあり、中に突っ込んでくる選手は上背があるので、この単純な攻撃もそこそこ威力があり、日本が1点をリードしているものの明らかに中国ペースで前半終了。さらに中国よりの笛にも苦しめられました(主審は北朝鮮籍)。

 駒野は怪我持ちのためか、岡田は後半頭から左SBに加地を投入。

 中国は前半飛ばしすぎたためか明らかにプレスが緩み、いきおい日本のパスが回るようになって、パス回しの合間に2列目から選手が飛び出してゴール前に迫る日本らしい展開。ただ形は作るもののなかなか決定機には至らないのもまた日本らしさ(わずかにオフサイドというのが随分ありましたが)。その数少ない決定機を山瀬はもう一つ決めていれば試合は終わっていたでしょうに(そこに至る過程は文句なしでしたが)。また日本の積極的なプレスもようやく奏功しだして、中国は前半のような良い形がほとんど作れなくなってしました。

 フリーで飛び出してGKと一対一になった安田がGKのとび蹴りを食らって負傷し、羽生投入。その後も日本ペースで試合は進みますが、中国のラフプレーと主審の不可解なジャッジは度を増すばかり。しかし日本はそこを耐えに耐え、しかも中国に決定機を与えることなく、5分という長大なロスタイムをもやり過ごして無事勝利。まさしく守り勝ちで前半は楢崎、後半は中澤が獅子奮迅の働きを見せてくれました。

 若手選手、代表経験の少ない選手の経験値が飛躍的に上がった。そういう意味でポジティブに捉えるしかない、二度と見たくない酷い試合でした。

またあれだけお膳立てをしてもらいながら、後半日本に対し手も足もでなかった(文字通りの意味では手も足も出してしましたが)中国はしばらく立ち直れないでしょう。

 東アジア選手権のスポンサーは日本企業だらけですが、スポンサー各位はこの大会で日本選手がボロボロにされている事態をどう考えているのでしょうか?

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2008.02.20

激変!シーチケホルダー2008

 埼スタシーチケ拡大の余波か、なぜか発送が遅れに遅れ、前代未聞の「詫び状」すら出す羽目になった(この郵便料金は誰が払ったのでしょうね?)今年のシーチケがようやく我が家にも届きました。席もいつもと同じで一安心です。

 でかい、でかいと話には聞いていたシーチケホルダー。

Holder1

 手にしてみると確かにでかいですね(左が昨年のホルダーで、右が今年のもの)。

 「ホームゲーム、国内外を問わずアウェイゲームでも観戦時にご使用いただける」というのが最大のウリのようで、大き目のチケット(国内だとファミマ発券分がでかいか)も楽々入りますし、パスポートどころか500mlのペットボトルすら収まります。首紐を幅広に戻したのはペットボトル対応でしょう。

 個人的に最も嬉しかったのは、チケットが入るポケットに装飾がなくなって券面が見やすくなったこと。昨年のはそこにデカデカと赤いハートが描かれていて、ゲートのみならずスタジアム内でもチケットチェックがある場合だといちいちチケットを取り出さざるを得ません。これじゃなんのためのホルダーなのか意味不明なので一回も使いませんでしたが、ノベルティアンケートでも苦情が多発したのか、今年はそこを完璧に改善しました。

Holder2

 それのみならず「浦和」を示すエンブレム、ロゴ類を簡素にして、試合のない日にぶらさげていても違和感のないものに仕上げているところにも感心しました。

 昨年のシーチケホルダーを最悪と評しましたが、今年は一転して私が持っている歴代ホルダーの中では最高の出来。いかんせんでかいのでファッション性に欠けるとの意見もあるでしょうが、クラブがアンケートで集めたファン・サポーターの声を真摯に受け止めた結果としての今年のホルダーに私は満足しています。

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罰ゲーム新設

 オールスターを日韓戦化する計画があることについて従前弊ブログでも採り上げましたが、どうやら本決まりになったようです。

 オールスターは廃止が最善、現行形式でだらだら続けるのが最悪で、今回の計画はまぁ次善の策かなと思います。

 Kリーグも昨年ACLで闘った全北現代のような何でもありの卑劣なチームもあれば、城南一和のように比較的クリーンなチームもある(少なくとも警告・退場が多いことで知られるJリーグの某チームよりははるかにマシですね)わけで、十把一絡げで「ラフプレーで怪我させられるのが嫌!」と断じるのはどうかと思いますがね。

 とはいっても一人怪我人が出たら、来年の韓国開催を待たずに一発で廃止になってしまう可能性を秘めた大会ではあります。

 あと「なんとしてもカズに点を取らせよう」とか、スキルフルな選手にスペースを与えて遊ばせるとか、そういうオールスターらしいKYな運営は望み薄ですね。

P.S.

 「スポンサーからも新たなことをやってみたらどうか、という声があり」って、要するにスポンサー絡みで止めるに止められないということなんですね・・・

P.S.2

 さて頭の劣った諸兄におかれましては、今回のオールスター投票でどう行動すべきかお判りでしょうな(・∀・)ニヤニヤ

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Jオールスター、今年はJ1と韓国Kリーグ選抜の対戦に(08.2.19 読売)

オールスター戦が日韓リーグ対抗に(08.2.20 スポニチ)

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2008.02.19

3トップ始めました(冷やし中華風)

高原!エジ!達也!浦和最強3トップ(スポニチ 08.2.19)

先日の新潟との練習試合では3-5-2だった模様ですが、18日の練習では「頂点に高原、右に田中達、左にエジミウソンというトライアングル」の3トップ(3-4-3)を採用したとのこと。ポンテが長期離脱、梅崎がU-23合宿で不在とトップ下の適任者がいないため、この段階で3トップを試行するのは当然といえば当然でしょう。達也はもちろん、エジも守備をしっかりやるようなので、中盤にぽっかり穴が空くこともなさそうです。

現時点での開幕予想フォーメーションはこんな感じ?

-----高原-----
-エジ------達也-
三都主-------暢久
---阿部--啓太---
-堀之内-闘莉王-坪井-
-----都築-----

SUB:永井、梅崎、平川、相馬、細貝、内舘、山岸

|-`).。oO やって見たら左サイドでアレとエジが被りまくってたりしてなw

むしろオジェックが早々と4バックへの本格移行を諦めてしまったほうが気になりますね。アレックスが戻ってきてサイドアタッカーが充実したので、攻守の流動性を高めるためにも今年は4バックをやるんじゃないかと期待したのですが・・・ 攻撃陣ががらっと入れ替わったので、その再編だけで手一杯で、フォーメーションまでは手が回らなかったということなのでしょうか???

下手すると攻撃に裂く人数が一人増えるくらい(3トップ+アレックス)で、やっぱり前後分断的なカウンターサッカーになってしまうような・・・

しかし、浦和はスポーツ紙にキャンプ情報をちょろちょろ取り上げてもらえるだけありがたいですなぁ・・・連日プロ野球のキャンプ情報が大量に垂れ流されるのに対し、Jリーグのキャンプ情報なんて一般紙はもちろんスポーツ紙にもベタ記事すら載らないクラブがごろごろありますからねぇ・・・ まぁ一番気の毒なのはフィギュアを除くウィンタースポーツであることは間違いないのですが。

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Jリーグ観戦者調査2007

05年06年と標記の話題を取り上げましたが、このデータを読むにあたっての注意事項を改めて掲げておきます。

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・わざわざアンケートに協力しようとする人はそもそもかなり熱心なサッカーファンである可能性が高く、サンプリング方法に問題がある。

・この調査は各クラブとも1試合しか調査対象になっていないので、その時の対戦相手や天候、調査時期によって結果が左右される可能性があり、Jリーグ全体の傾向を掴むには有益であってもクラブ別の傾向を判断するには相当の注意が必要でしょう。

・従って、クラブ別の傾向を分析するには少なくとも過去の調査結果を参照し、時系列的変動を追うくらいのことは必須。

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ということで、05年に書いたコメントが06年、07年にどの程度当てはまるのか検証してみましょう。

・Jリーグが若年層ファンの開拓に失敗しているのは明らか。Jリーグバブル後も生き残った連中が何度もスタジアムに来ているだけというのが正鵠に近いか。

→現時点でもそのまんまで、06年W杯の惨敗によりさらに事態は悪化したかもしれません。もっとも日本全体の平均年齢が上がっているため観戦者の平均年齢が上がるのはある程度仕方ないところもありますが。

・初観戦の観客が減る一方、ほぼ全試合の観客が増加。固定ファンに支えられるJリーグ。チケット入手方法の中でシーチケ購入者比率が高いところからも明らか。

→J1初観戦の観客ウェイトは着実に減少(11.1%→10.8%→8.7%)し、16回以上観戦するコア層が急増(19.5%→31.6%→35.7%)。

・固定客の多さが突出する浦和 固定客不在の名古屋w

→相変わらず浦和の固定客の多さはJで突出。名古屋も05年調査時よりは固定客が増えてはいますが、他J1チームよりはかなり少ないことに変わりありません。

・徒党を組んでわらわらやってくる浦和 若者がポツーンと一人観戦の東京V

→浦和の同伴者数は相変わらず異常な多さ。東京Vも相変わらず一人客が多いようですが、J2に紛れるとさほど目立たなくなります。

・高齢化の極み清水。さすが往年の王国。

→清水と大分の年齢層が相対的に高いことは変わりありませんが、他のチームが急速に追いついてきたので目立たなくなりました。新潟の伸びは驚異的(37.0→40.0)ですが、冒頭に掲げたようにこの調査はサンプリングに問題があるのでもうちょっとトレンドを追う必要があるかと。

・大宮は子供客が多いというのは嘘だったのか???

→ややデータにぶれが見られますが、平均的に見れば大宮は子供客が多いどころか、むしろ少ないほうに入るようです。07年は18才以下が1.8%と極端に少ないようですが、何かあったのでしょうか?

・横浜M、磐田は半分以上女性客だと思っていました。スマン。

→J1だけ見ると両チームとも女性客が特に多いわけではなさそうですね。イメージと全然違うのですが、なぜだろう?

・離れる鹿ギャルw 観客年齢の急速な高齢化&女性比率の減少が顕著。

→女性客の比率は04年から06年にかけて漸減しましたが、07年になって増加に転じました。現金なものですw 高齢化のほうは04年→05年に急速に進んだ後はほぼ横ばいに留まっています。

・依然として首都圏からの観客が相当いる鹿島。

→地元客離れ対策をあれこれ模索しているようですが、データ上はほとんど効果が見られません。平均アクセス時間はむしろ延びる傾向にあります(87.7分→89.8分→109.3分)。居住地「鹿嶋市」がわずか5.5%しかいない(今年から集計単位を都道府県別から区市町村別に変えたのでトレンドは不明)のは衝撃的な事実。

・驚異の地元密着川崎。川向こうが東京なので活動区域外居住者比率は高いけど、アクセス時間・費用でダントツ。シーチケ比率も高い。但しレジャー感覚多し。

→ここも相変わらず。集計単位を都道府県別から区市町村別に変えたことでその地元密着振りが鮮明になりました。07年に招待券比率が急増しているのは特殊要因でしょうか?

・新潟人気は県内一極集中だけど、県が広いからアクセス時間・料金はそこそこかかる。シーチケ比率の高さはさすが。

→J1全体を眺めると新潟のアクセス時間は明らかに短いほうに入ります(ここ数年変化なし)。道路事情の良い県でスタジアムまで車で来られるのが一因でしょうか?

・情報入手経路はテレビが一位。NHK地上波撤退となると痛手。

→何度か弊ブログでも話題にしていますが、目先の放映権料に目がくらんでスカパーに優先権を与え、その結果としてNHK-BSでのJリーグ中継が大幅に減ってしまったのは新規ファン開拓の観点からいえばJリーグ最大の失策でしょう。

・情報入手経路に「マッチデイプログラム」が堂々登場の浦和。一般紙を読まない浦和w

→とうというMDPがランク外になってしまいました。特に有料公式サイトができてから、情報発信媒体としてのMDPの位置付けが難しくなってきたように思います。なおうぃあーもようやく一般紙を読み始めたようです。

・口コミが侮れない新潟・大分・広島。さすが○舎。

→「友人・知人・家族」が情報入手経路で登場するクラブは愛媛だけになってしまいました。社会学者はデータを駆使して「世間の絆が薄れてきた」と大いに嘆くに違いありませんw

・サッカーが好きではなく、クラブも好きではなく、好きな選手もいないが、チケットをもらったので観戦に出かける名古屋。当然固定客に成長せず。

→「地元に貢献しているとはさらさら思っておらず、周囲でも話題になっていないが、たまたまスケジュールが空いていたのでコンビニでチケットを買って見に行く名古屋」に成長しました。

・クラブの応援のためにひたすら出かけ、レジャーのつもりで弁当を広げていると邪険にされ、チケットがもらえない浦和。

→全く変化が見られません。

・対戦相手がクソでも、スケジュールの都合がつかなくても見に来る浦和。たまには仕事せーよw

→調査日の対戦相手を調べたところ、大笑いしました。

・地域のためには何の役にも立っていない東京V・柏。

→柏の地元貢献度が06年から急上昇しています。東京Vの地元徹底軽視はもはや清々しいほど。

・それどころか、観戦動機として何一つ上位に上がってこない柏ってどうなっているのか?

→「サッカー観戦が好きだから」が突如06年から急上昇。「好きなクラブの応援に」「レジャーとして」も同様。J2暮らしで何かを掴んだのが手に取るように判ります。

・地域貢献に報い、周囲で話題になっているから出かける大分。但し明るい話題とは限らんw

→ここもあまり変っていないのですが、05年調査ほど際立った特長ではなくなっています。

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ついでに06年調査から見た浦和サポ像も再掲しておきます。こちらはそのまんま07年でも通用しそうですね。

・リーグでは比較的若い浦和

・30代がやたら多い浦和

・怖くて(?)子供を連れて来れない浦和(しかし、その数少ない子供は「キッズスペース」でエリート教育)

・女性が少ない浦和

・ホーム皆勤は当たり前の浦和

・友達と徒党を組んでやってくる浦和(平均7人強はリーグで突出)

・シーチケ保有も当たり前の浦和

・招待券皆無の浦和

・熱心にオヒサルサイトを見る浦和(昼間から何回もF5キー押してんじゃねぇよw)

・好きなクラブの応援にやってくる浦和

・サッカー観戦は断じて「レジャー」ではなく、対戦相手に関係なくやってくる浦和

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2008.02.18

【雑感】日本 1-1 北朝鮮

コンディション不良の高原を代表から外したところまでは計算通りでしたが、その後阿部、大久保、巻が故障で代表を外れ、おまけに山瀬はなんとか代表に帯同したものの故障持ちという散々な状況下で迎えた東アジア選手権。

所用で試合はダイジェストしか見ていませんので、雑感を述べるにとどめて置きます。

---田代--播戸---
-----羽生-----
-山岸------遠藤-
-----啓太-----
加地-水本--中澤-内田
-----川島-----

64分:播戸→前田
65分:山岸→安田
77分:内田→駒野

3ヶ国で最も力が劣ると見られる北朝鮮に対し岡田監督はサブメンバー主体で臨みましたが、徹底的に引いて守る北朝鮮を攻め倦んだどころか、チョン・テセに一発を食らって先制を許す最悪の展開。

北朝鮮GKのお粗末なプレーに助けられて敗戦こそ免れましたが、ダイジェストを見た限りではただそれだけといった試合だったようです。

チームを立ち上げて2ヶ月も経っていないので、チームとしてやりたいことが全メンバーに浸透し、スタメンを代えてもそこそこの試合ができるというレベルにはほど遠かったということなのでしょう。ハーフタイムで改めてサイド攻撃を指示した辺りにその機微が窺われます。

スタメンをちょっとずつ代えて選手層を広げるのが常道ですが、タイ戦後レギュラーメンバーに故障者が続発して、それをやろうにでもできなかったのでしょう。

もっともこれまでのレギュラーメンバーに故障者が続出したことについては現在の代表スタッフのコンディション管理能力に疑問符がつくということもであり、岡田監督が頭が痛いのはもちろんのこと、選手を供出するクラブ側にとってはたまったものではない話ですが。

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山陽路(2)

山陽路(1)から続く

赤穂の街はまさに「赤穂浪士」だらけ。

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駅舎からして櫓風。

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駅構内には「忠臣蔵」を大書。

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階段には四十七士の錦絵パネル

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駅前には当然大石蔵之助の像が。

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四十七士のパネルも。

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郵便局にすら

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絵本も忠臣蔵。なぜか四十七士は黒猫に。

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 もはやなんでもありですね。

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 こちらは赤穂市立歴史資料館。蔵が立ち並んでいるような派手な外観が特徴で、1Fが赤穂の名物だった塩田に関する展示。2Fが赤穂義士を中心とする展示となっています。

 1Fは赤穂伝統の入浜式塩田についてパネル解説していますが、塩田の専門用語を多用しているためパネルだけ見ても何がなんだかさっぱり判りません。5分くらいの解説ビデオを見てようやくパネルの言わんとするところが判る次第。海水を天日で乾かして砂についた塩の結晶を集めるのが塩田ですが、海水をいちいち人力で砂に撒いていては膨大な労力がかかってしまいます。そこで入浜式塩田では塩の干満を利用して塩田に海水を自在に導きいれるように工夫したというのがポイントだと思うのですが。

 2Fでは赤穂藩の歴史についても少し触れていますが、やはり赤穂は浅野家あっての赤穂。実際は浅野家お取りつぶしの後に入府した森家の治世のほうがはるかに長いのですが、赤穂にとって森家は事実上「なかった」ことになっているような・・・ また浅野時代ですら赤穂藩はたかだか5万石の小藩に過ぎなかったのですが、森時代にはさらに2万石まで減らされてしまい、城の修理にも苦労する有様で浅野時代の城下町を維持できなくなったとか。このあたりの事情も「浅野家は良かった」という心情に結びついているのかも。

 なお博物館では「赤穂浪士」ではなく「赤穂義士」という名で統一されています。

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2008.02.17

浦和レッズレディース08(3)

DF 笠井香織 173/58
GK 小金丸幸恵 166/64
FW 堂園彩乃 166/55
DF 百武江梨 165/57
DF 田代久美子 165/55
FW 窪田飛鳥 164/60
MF 安藤梢  164/57
FW 北本綾子 164/57
DF 矢野喬子 164/55
FW 松田典子 164/54
GK 山郷のぞみ 163/61
DF 千野晶子 163/53
DF 土橋優貴 163/52
MF 伊藤知沙 161/54
MF 木原梢  161/51
FW 堀田えり子 159/50
MF 柳田美幸 158/54
DF 森本麻衣子 158/54
MF 庭田亜樹子 158/50
FW 若林エリ 156/52
MF 高橋彩子 155/57
MF 岩倉三恵 154/52
MF 法師人美佳 148/43
MF 保坂のどか 146/50

レディースの選手を身長順に並べてみました。「党首より保坂のほうが実は小さい」という事実は有名です。しかし、なぜかそうは見えない原因が数字となって表れていますが、そこには触れない方向で。

いつも「浦和の選手は小さいなぁ・・・」という印象が拭えないのですが、この表を見るとおそらく柳田・高橋・庭田・木原/土橋からなる中盤に大柄の人材がいないのがその原因でしょう。

FW陣はベレーザの荒川が166cm、永里が167cmといった辺りと比べると小さいとは思いますが、その2人が破格に大きいだけでそれ以外の日本女子FW陣は概してそれほど体格に恵まれていませんから許容範囲内。

DF陣は代表のDF陣(池田163cm、豊田164cm)と比べても高さでは全く遜色ありませんが、下小鶴(168cm)のように一際大きくもないといったところ。但し森本をCB起用した場合はかなり高さで辛くなります。タッシーの復活、ないし笠井のレギュラーメンバー入りが待たれるところ。

まぁ高橋の直接FK以外、依然あまりセットプレーで点が入る気がしないのは否めませんが、ここ2~3年で加入した選手の身長が高め(新人の神園がでかい!)でレギュラーメンバーは他チーム比で極端に小さいわけでもなくなってきたので、その辺もおいおい改善されることでしょう。

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2008.02.16

【閉店】めん屋そら

最寄駅:神田

品: 味玉入り正油らーめん 750円

Menya_2

スープ: 澄んだ魚介系スープ(鶏ベースか?)。見た目は濃そうに見えるが、むしろやや甘味を感じる。

麺:平打ち麺と細麺を選べる→平打ち麺を注文。わずかに縮れがあり、しかもやや硬めの仕上がり。麺に弾力性があるのも嬉しい。スープがよく絡む。

具:薄めのバラ肉チャーシューは柔らかめ。水菜?入りが変わっている。味玉は固ゆで。おでんの玉子のようで、ラーメン向けとしては改善の余地あり。

Menya_1

コメント:

1Fはテーブルが3卓でやや手狭。2Fあり。神田駅南口から交差点を渡るだけの至近距離だが、路地に建っているのでわかりにくい。つけ麺や塩らーめんもある。丼が深い。味玉が残念だが、それ以外は全て好み通りの出来。久しぶりにツボに嵌った逸品でした。

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【練習試合】浦和 2-0 新潟

 今季初の練習試合新潟戦は2-0で勝利。但し35分ハーフ。

 たかが練習試合といっても、やや力の劣る相手に緒戦で負けるというのはとても不吉なもの。雨の東松山で山形に負けた01年を思い出します。

 新潟も怪我人続出とはいえ、なにせ浦和は始動が遅かったので仕上がりの差が出て苦戦を余儀なくされるだろうと思いましたが、それでも結果が出たことだけはなにより。この時期内容のほうが重要なのは当たり前ですが、内容のほうは全くわかりませんので・・・

 報知によると3-5-2だった模様。オジェック、やっぱり今年も安全運転ですか・・・ 

先発メンバーから察するとこんな感じ?

---エジ---高原--
-----永井-----
三都主-------平川
---堤---暢久---
-堀之内-闘莉王-坪井-
-----都築-----

最後は?

---達也---高原--
-----暢久----
三都主-------岡野
---堤---西澤---
-堀之内-闘莉王-坪井-
-----山岸-----

 伸二と長谷部が抜け、阿部が負傷、啓太・細貝は拉致となるとボランチおらんがな・・・ っちゅーか、堀之内は本職ボランチだというのを忘れられたのか・・・というか内舘はどうした?

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2008.02.15

山陽路(1)

ども、浦和の旅人(笑)、紅い雪だるまです。

移動距離、コストとも某旅人に全く太刀打ちできませんが、オフシーズンはこの手のシリーズが延々と続きます。まぁスポーツ紙のコピペで済ませるよりは遥かにマシなので、ご愛読者の諸兄におかれましては今しばらくお付き合い願います。

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 赤穂城跡には大昔にも一度来たことがあって、大石神社以外とりたてて何も見どころはなかったと薄らぼんやりとながら記憶していましたが、ここ10年ほどの間に城跡に建っていた学校等を移転させ、城の発掘調査・復元が進められ、趣を新たにしているとの話を聞いて再訪してみました。

なお上写真は大石神社で見かけたもの。

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 赤穂城は本丸と二の丸が同心円を描き、三の丸がその外に張り出しています。射撃戦を想定して城壁から十字砲火を浴びせやすいように、鈍角の凸凹を随所に配した複雑な形状をしています。

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 また現在は埋め立てが進んでただの平城のように見えますが、往時は海に突き出していた模様。

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 三の丸大手門脇を固める大手隅櫓。赤穂城には天守がないので、観光写真等では赤穂城の象徴としてこの隅櫓を写しているものが多いようです。

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 三の丸にはわずかながら武家屋敷跡が残っています。その一つが大石邸長屋門。

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 三の丸に建つ大石神社。いうまでもなく大石内蔵助以下四十七士を祀ったものです。但し四十七士は江戸期にはあくまでも罪人だったためか神社の創建は極めて新しく、大正になってからとのこと。

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 まだ初詣客が見込める時期なのか、境内は初詣モードのまま。厄除けの祝詞を上げてもらっている方が結構いらっしゃいます。でも「かしこみ、かしこみ」と祝詞を大音量スピーカーでで周囲に垂れ流すのはいかがなものかと。

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二の丸は現在庭園を復元工事中。これが完成するとまた違った趣になることでしょう。

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 96年に復元された本丸門。明治時代の古写真をもとに、古絵図をはじめとする文献類、発掘調査の成果を総合的に検討して赤穂産の花崗岩による枡形石垣、国産材を使用して昔どおりの伝統工法によって復元したとのこと(参考

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 本丸には御殿が建っていたのですが、本丸御殿はその間取りを平面復元するに留まっています。

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 本丸には天守台が残っていますが、ついに天守が上がることはありませんでした。途中で金がなくなったのでしょうか?忠臣蔵では赤穂藩はとにかく金がないために吉良へ十分な付届けができず、浅野内匠頭は吉良に嫌がらせを受ける羽目になったとの話が出てきますが、こんな中途半端なもの建てているからじゃね?という感も。

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 また本丸の隅にも櫓が一つあがっただけで、その他は枡形を作ったのみ。これも予算不足ゆえか。

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 天守台上から見た池泉。

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 二の丸にある山鹿素行の像。軍学者として高名なためか、この城が「山鹿ブランド」であることをしきりに強調されるきらいがありますが、赤穂城の縄張りを作ったのは近藤正純氏。山鹿素行は途中で二の丸城郭にアドバイスを入れただけで、あんまり山鹿素行を持ち上げるのもどうかと・・・ なお赤穂城築城は太平の世になってからの話。当然ながら幕府の許可を得ての築城ですが、外様大名にも関わらず築城許可が出た例はそれほど多くはないようです。

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2008.02.14

幻の長崎遠征(10・了)

幻の長崎遠征(9)から続く

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佐世保駅は01年に高架化されてから初めての探訪。3連続アーチのド派手なゲートデザインが目を惹きます。

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 佐世保は長崎県第2の都市ながら長崎市と比べると見所に欠け、「ハウステンボスに来たついでにちょっと立ち寄ってみるか?」ぐらいの位置づけでしかありません。「大和ミュージアム」で活気付く呉と同じく日本有数の軍港なのですが、それを売り物にした観光振興を図るでもなく(格下の軍港のはずの舞鶴と比べてもかなり寂しい)、結局佐世保といえば「佐世保バーガー」に留まっているように思われます。

 で、佐世保駅に大々的に掲げられている「佐世保バーガー」。

 どう見てもやなせたかし氏のデザインだなと思ったら案の定。やなせたかし氏はあんまり仕事選ばないようですなぁ・・・

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 コマも佐世保名物。

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佐世保は長崎と同じく、港の周囲をぐるりと山が取り囲んだような地形で平地が少ないのが難。車という車が駅から市街中心部へと延びる幹線道路に集まってくるようで、朝夕の渋滞が凄まじそう・・・

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 佐世保で目立つのが長大なアーケード街。しかも地方都市では珍しいことにアーケード街が活気を保っています。

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 佐世保では海上自衛隊以上に米軍基地が大きな顔をしています。米軍基地の入り口にはクリスマスの飾り物も。

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 呉の「大和ミュージアム」と比べると甚だ知名度に乏しいのが難ですが、佐世保にも海軍関連の観光施設として「セイルタワー」があります。

 展望台を兼ねているのかエレベーターで一気に最上階へ。

 セイルタワーは旧帝国海軍~海上自衛隊の通史概説に力点を置いています。従って幕末の海軍創設と日清、日露戦争にそれぞれ1フロアを取っている反面、太平洋戦争も1フロアで意外にさらっと流されている感があります。また海上自衛隊に2フロアを割いて事実上そのPRを兼ねているようにも見受けられます。大和ミュージアムが呉海軍工廠の歴史とそこで生産された艦船・航空機に重点を置いており、また海自にはほとんど触れていないのとは対照的。歴史好きならそこそこ面白いかと思いますが、メカニックやテクノロジーが好きな方にはちょっと物足りないかもしれません。

 セイルタワーは海上自衛隊のPR活動を兼ねているためか、入場料無料でこれだけ楽しめるのは嬉しいといえば嬉しいのですが、軍事物に興味が薄い一般の方が見て面白いかとなるとちょっと首を傾げたくなるところも。呉と違って艦船・航空機等に関する現物がほとんど展示されておらず、パネルや模型での解説が主になっているのが観光客向けにはかなり辛い。もともと旧海軍に興味がある人じゃないとビジュアル的に惹き付けるものがないからねぇ・・・

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 おまけと言っては何ですが、旅の終わりに「長崎ちゃんぽん」にも触れておきましょう。ちゃんぽんって普段はあまり食べる機会がなく、大原へいったついでに産業道路沿いのリンガーハットで食べるのがせいぜいwなためか、長崎ではしょっちゅうちゃんぽんを食っていました。

 太麺で具だくさんで、すぐに腹一杯になってしまうちゃんぽんですが、スープが濃いながらも脂分は少ないせいか意外に胃にもたれることはありません。

 佐世保駅のガード下はちょっとした「ちゃんぽん横丁」と化していましたので、日を分けて2軒はしごしてみました。

 上写真は「香蘭」

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  続いて「香蘭」の向かいにある「大善」

 値段はいずれも650円。長崎の有名店でちゃんぽんを食べると下手をすれば千円近く取られますが、あれはいったい何なんでしょうね?

(了)

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2008.02.13

【日経】クラブスタッフへの苦言

今朝の日経のスポーツ欄に掲載された吉田記者のコラム。

「我々と比べて、クラブスタッフのサッカーに対する愛情、知識が足りない」とのサポーターの声や、同じような憂慮を抱くFC東京社長の談話を紹介する形でクラブスタッフに苦言を呈していました。

経営主体がはっきりせず主要スポンサーから出向者が寄り集まってくるようなクラブだと、スタッフは必ずしもサッカーが好きとは限りませんから、どうしてもそうなっちゃうだろうな思います。しかし、そうしたクラブよりはマシであってしかるべきはずのFC東京でも事態はそれほど変らないのには少々驚きました。もっとも対浦和戦での運営ノウハウがなかなか蓄積されないところを見れば推して知るべしなのかもしれませんが。

翻って浦和はどうなのでしょう? 課長クラス以上は長年浦和のスタッフとして活躍された方がほとんどで、たまにMDP等の広報媒体を通じて素顔を見せてくれることがありますが、その下で実際に手足となって奮闘されている方となると末端サポには全くわからない。もっとも恒常的にクラブに提案というかクレーム、難癖をつけ、あるいは御乱行でクラブにご迷惑をかけているような方なら別でしょうがw

今朝のコラムは一般論としては頷けるのですが、少々実感に乏しくてピンと来ないところがありました。

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幻の長崎遠征(9)

幻の長崎遠征(8)から続く

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平戸の面白さはわずか90余年ですが国際貿易港として栄えたバタ臭い歴史を持つ一方、オランダ商館が出島に移って以降はさほど大きくはない城下町として歴史を積み重ねたため、狭い街の中で和洋が渾然一体となっているところでしょう。

ザビエル記念教会・光明寺・瑞雲寺の3つの寺院が重なる「寺院と教会の見える風景」は平戸の象徴としてつとに有名。

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平戸市中心街の西側高台に建つ「聖サンフランシスコ・ザビエル記念教会」。現在の教会堂は1931年4月に建てられたものですが、献堂40周年の1971年9月に、平戸にも三度にわたって布教に訪れた聖フランシスコ・ザビエルの像が聖堂のそばに建立され、これに伴い「聖サンフランシスコ・ザビエル記念教会(あるいは聖堂)」とも呼ばれるようになったとのこと。

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平戸の「和」を象徴するのが先に紹介した平戸城であり、もう一つが松浦史料博物館。旧平戸藩主松浦家と平戸の歴史に関する史料を収蔵した博物館ですが、もともと松浦氏が館を置いていた場所に建てられており、土台の石垣は往時のものがそのまま残っています。

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平戸が国際貿易港として栄えたのは、1550(天文19)年ポルトガル船の入港から、江戸時代の寛永18年(1641)に南蛮貿易港が長崎の出島に移されるまでのわずか90余年。

当初平戸で活躍していたポルトガルは、貿易と併せてキリスト教布教を目的としていたために次第に平戸の支配者とトラブルを起こすようになって退去。その後一時スペインやイギリスも平戸にやってきましたが、最終的に平戸で貿易の利を得たのはオランダでした。

オランダは時の平戸領主松浦鎮信の協力も得て波止場にオランダ商館を建設。周辺にはオランダ井戸、オランダ塀、灯台跡、埠頭など在時をしのぶ多くの遺跡をのこしています。平戸でのオランダ貿易額は後の出島をはるかに凌いでいたようですが、幕府の鎖国政策強化に伴いオランダ商館は長崎・出島への移転を命ぜられ、国際貿易港としての平戸の繁栄は終焉しました。

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 平戸が観光地として残念なのはオランダとの交易施設跡にはほとんど何も残っていないこと。長崎の出島も埋め立てられて長らく何もなかったのですが、昨今急速に復元が進んで続々商館が建っているのと比べるといかにも寂しい。

 ただ遅まきながら平戸の「オランダ商館」を復元する動きがあるようで、これが完成したら多少賑わいを取り戻せるかもしれません。

上写真は数少ない遺構の一つである「オランダ塀」。

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こちらは船着場。

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常灯の鼻。船が港に入るための目印として火が灯され、灯台のような役目を果たしていましたが、形状は純和風ですね。

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2008.02.12

浦和が啓太に1億円!

浦和が啓太に1億円!海外流出阻止へ阿部・闘莉王級評価(報知 08.2.12)

さすが俺達の報知はヒマネタのレベルが違う!後々参考になりそうなのでポイントをメモっておきます。

・啓太は今年6月で契約満了
・現在推定年俸6000万円 → 契約期間は阿部と闘莉王は3年となる見込み。段階的に上昇する変則契約で、早ければ09年にも年俸1億円となる可能性が高い。
・福田正博コーチ(96年)、FW岡野(97年)に次ぐ、3人目の”生え抜き1億円選手“

阿部や闘莉王と同じく浦和の中核をなし、かつ代表レギュラー格である啓太が彼らと処遇に差があっちゃいかんわなぁ・・・ 06年リーグ優勝後の契約更改ではちょっと不満をもらしていたように記憶しています。今オフでは処遇面の不満云々といった話が聞かれないなぁと不審に思っていたのですが、なるほど契約期間途中でしたか。

<続報>

浦和が鈴木啓太引き留めに“小野資金”投入へ(08.02.14 報知)

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幻の長崎遠征(8)

幻の長崎遠征(7)から続く

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 前日長崎県南部の島原一帯を回ったばかりですが、この日は一転して長崎県北部の平戸へ。渡っているのは平戸大橋。長崎県は県内の道路事情が悪く、佐世保から平戸まで1時間半近くもかかります。

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 城下町であると同時にかつてはオランダとの交易地だったという複雑な歴史的背景を持つ平戸。フェリー桟橋から海越しに見える小さな天守はちょっとした観光名所ですが、残念ながらこの天守はまさに観光施設でしかなく、平戸城に天守があったわけではないようです。

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平戸城への登り口は桟橋から模擬天守の建つ山を挟んで反対側。城の周囲は亀岡公園として一般に開放されていますが、その公園を見下ろすように乾櫓が建っています。

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 狸櫓。これが唯一現存する櫓で正式には「多門蔵」ですが、「櫓の下に狸が住みだし、修理のため床板を剥ぎ取ったところ、小姓に化けた狸が城主の寝所にやって来て「狸の一族を櫓に住まわせて頂ければ、末長く守護します」と嘆願したので、城主は早速床を元通りにしてやった」という逸話から狸櫓と呼ばれているとのこと。

Nagasaki8_6

 もともとこの地を治めていた松浦鎮信(後の平戸藩初代藩主)は豊臣系大名として徳川家康に睨まれるのを恐れてか、平戸城の前身である「日の岳城」を自ら破却。その後松浦氏は平地に御館を設けて政務を執っていましたが、関が原から100年も後の1703年になって4代藩主鎮信が幕府の許しを得て平戸城を建設。しかしその際も幕府への遠慮があったのか、天守を建てることなく乾櫓をもって天守代用としていたとのこと。

平戸城の縄張りは山鹿流といわれていますが、どの辺りにその特色が出ているのかは残念ながら勉強不足で判らず。

Nagasaki8_7

 模擬天守から見下ろす見奏櫓。櫓が平戸瀬戸を行き交う船舶を監視する役目を果たしているのがよく判ります。江戸中期になって築城が認められた例は非常に少ないのですが、平戸城が築城を認められた一因として東シナ海警備を挙げる向きもあるようです。

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2008.02.11

【閉店】旭龍@神田

最寄駅:神田(北口)

品: 正油らーめん(大) 800円

Asahiryu1

スープ: 茶色く濁っている。煮干など魚介の味がかなり強めに出た濃厚な豚骨しょうゆ味。但し、正油っ気はあまり感じない。

麺:並太縮れ麺でやや硬め。これまた旭川ラーメンらしい、ごわごわ、ぼそぼそっとした食感が特徴。スープが絡みすぎるほど絡んで美味い。

具:メンマ、刻みネギ。ロース肉のチャーシューは薄め、かつ柔らかめだが際立った特徴はない。

Asahiryu2

コメント: 神田駅北口のガード下。

 一の字型カウンターが10席足らずと狭い。AMラジオが流れる、昔ながらのラーメン屋風。照明がかなり明るい。後払い。

 量が少なかったかなと思ったので大盛りを注文しましたが、並で十分でした(^^;

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2008.02.10

【閉店】麺士武双@赤羽

最寄駅:赤羽(西口)

品: 黒武士 680円

Muso1

スープ: 券売機には「あっさりえび油」とあるが、背脂びっしりの赤武士と比べて脂分が少ないだけで、一般的にはこってりとんこつの部類に入ると思う。但ししつこさは全くなく、たちまち完飲。えびの香りは確認できず。

麺:ストレート太麺。柔らかめの仕上がりでもちもち、つるつるっとした食感。スープには良く合う。

具:メンマ、水菜。チャーシューは薄め、かつ柔らかめ。

Muso2

コメント: L字型カウンターが10席ほど。食券。やや暗め。

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2008.02.09

ダイはもうだめかなぁ・・・

練習試合すら大してしていない段階で、各チームの今季の戦い方とか基本フォーメーションを載せてもほとんど意味がないと思うのですが、無駄とは知りつつ車内の暇つぶしにとダイを購入。

川原編集長がコラムでJリーグ昇格を目指すJFLの戦いを熱く語っていますが、その数ページ後に山口貴之選手(鳥栖→町田)の苦労話。鳥栖は3年連続の赤字で人件費削減を決断。山口選手は監督が必要としたにも関わらず、ベテランゆえ解雇の対象になったとの由。

また同コラムの直後には今季少数精鋭での戦いを余儀なくされた福岡の特集も組まれています(こちらは経済的な背景には触れられていませんが)。

川原編集長にはJリーグが置かれている現状が全然見えていないようですね。

「浦和ダイジェスト」から「セパ阪ダイジェスト」へ編集方針が変った上に、唯一の目玉だった「スーパーさぶっ」が休載になってますます読むところがなくなってしまったダイ。

今季はどうするかなぁ・・・

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変態

大原での練習ではいよいよ4バック(4-1-3-2)に取り組みだしたとの話ですが

<幼虫>

--メタボ---高原---
-----梅崎-----
-三都主-----阿部-
-----啓太-----
相馬-坪井-闘莉王-暢久
-----都築-----

<第一次脱皮>

--メタボ---高原---
-----梅崎-----
-三都主-----阿部-
-----闘莉王----
相馬-坪井--啓太-暢久
-----都築-----

<第二次脱皮>

--メタボ---高原---
-----闘莉王----
-三都主-----梅崎-
-----阿部-----
相馬-坪井--啓太-暢久
-----都築-----

<成虫>

-----闘莉王----
--メタボ---高原---
-三都主-----梅崎-
-----阿部-----
相馬-坪井--啓太-暢久
-----都築----- 

|-`).。oO 所詮こうなるだけのような・・・

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2008.02.08

東アジア選手権・日本代表メンバー

GK:川口能活(磐田)楢崎正剛(名古屋)川島永嗣(川崎F)

DF:中沢佑二(横浜)加地亮(G大阪)駒野友一(磐田)岩政大樹(鹿島)水本裕貴(G大阪)内田篤人(鹿島)

MF:橋本英郎(G大阪)羽生直剛(東京)遠藤康人(G大阪)中村憲剛(川崎F)鈴木啓太(浦和)阿部勇樹(浦和)山瀬功治(横浜)今野泰幸(東京)山岸智(川崎F)

FW:播戸竜二(G大阪)巻誠一郎(千葉)前田遼一(磐田)大久保嘉人(神戸)矢野貴章(新潟)

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なんと代表引退を表明した坪井と、浦和が散々代表召集を渋った高原を外しただけで、あとはタイ戦のメンバーそのまんま。

高原の件については、岡田監督自身、マリノス監督時代に爺古に散々嫌な目に合わされた(特に久保の扱い)ので多少の配慮が働いたのか、あるいは単に代表に置くレベルに達していないと判断したのか・・・ まぁ浦和としては嬉しい限り。

予備登録に名前のあった三都主や闘莉王はそもそもコンディションが万全ではないので見送りは当然ですが、都築さえもスルーでした。まぁこれも浦和としては嬉しい限りですが。

坪井の代わりを呼ばなかったのには驚きましたが、岡田監督はチーム立ち上げから日が浅いこともあって、今大会では固定メンバーでの連携熟成に重きを置いたようです。

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坪井、代表引退!

俺たちの報知の特ダネ

坪井を戦力として評価する岡田監督は強く慰留した模様だが坪井は翻意せず、6日のタイ戦後に監督から選手に報告されたとのこと。

相変わらずコンスタントに代表召集されてはいるものの、4バックになってから坪井の出番は激減。

また疲労によるものなのか、年齢によるものなのか、あるいは怪我の後遺症なのかは判りませんが、昨年のACLやCWCでも見せたような致命的なミスが目立ってきたのも確か。

ここで一つ肩の荷を下ろして、レッズでのプレーに専念する思いに至ったのは十二分に理解できます。

報知の記事には伝聞や憶測が含まれていて真相は判然としませんが、近々坪井本人が代表引退を決意するに至った経緯を語ってくれることでしょう。クラブで満足に練習もしていないのに「代表、代表」と先走るチームメイトもいる中、坪井の決断は一段と重みがあります。

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2008.02.07

札幌~ひょっとしてひょっとすると

難航していた札幌の減資&借入金返済猶予問題にとりあえず目処がついたようです。

道、コンサ支援を正式表明 「道民の理解得られる」(道新)

コンサ補助金 札幌市は3年継続 貸付金5億円、10年間で完済(道新)

・各1.5億円を出資している道・市とも80%減資を受け入れ
・道は5億円の返済を5年間猶予
・市の5億円の貸付金は10年間返済猶予(利払いのみ)。年間9000万円の補助金は5%減額の上で今後3年間のみ継続。

との内容。

札幌はJ1昇格にあたってJリーグから「2億円の債務超過を1年で消すという確認書」の提出を求められたため、今回の80%減資&3億円増資で

資本金25億円、累積赤字27億円 (差し引き2億円の債務超過)

→80%減資で資本金 5億円、累積赤字7億円

→3億円増資で資本金 8億円、累積赤字7億円

ととりあえず債務超過状態を脱し、Jリーグとの公約を果たしたということなのでしょう。

でもあと1億円赤字を出したら再び債務超過に転落しますから、まさに綱渡り状態。

しかもHFCの道への借金返済計画は「貸付金は3月末に0.5億円、残り4.5億円は08年度から4年間で0.5億円ずつ、5年目の12年度に残り2.5億円を返済」とあって今後赤字経営は一切許されないどころか、5年後には借り換え先を見つけないという厳しい状況です。

うぃあー的には11月のアウェー札幌戦の会場が決まっていないのが不可思議でたまりませんが、上記諸事情を考えると最大の集客力を持つ浦和戦の厚別開催はありえない。なんらかの事情で札幌ドームが使えないなら、ひょっとしてひょっとすると国立開催になるのかもしれません。無論妄想ですが。

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【TV観戦記】日本 4-1 タイ

 雪の舞う埼スタ。選手にも観客にも気の毒な天候下での試合でしたが、勝ち点3はもちろんのこと、得失点差3もついて、短い準備期間で迎えたW杯3次予選の緒戦を良い形で終えることができました。どんな相手でもしょっぱい勝ち方しかできなかった爺古暗黒時代と比べれば万々歳といっていいでしょう。

 前2回の親善試合を含めてこのチームの面白いところはハーフタイムでの修正能力が高いこと。この日も遠藤のFKで先制しながら、あっという間に追いつかれ、その後はベタ引きのタイを前に攻め倦み模様。ある時は細かいパスを繋ぎ、ある時はサイドへ大きく展開、そしてある時は縦ポン一発。良く言えば多彩、悪く言えば狙いがはっきりせず、ボールを支配しているわりには決定機が少なかった前半。

 後半は縦に早い攻めが影を潜め、明らかにサイド攻撃の比重を上げてきましたが、それがラッキーな大久保の2点目に繋がったと思います。

 他の3点はいずれもセットプレーですが、これは当初からの狙い通り。タイはお粗末な退場者を出して(敬虔な仏教徒が多いお国柄の割には露骨なラフプレーを繰り出してきました)終盤に集中が切れてしまったのか、巻の4点目はお笑い種でした。

なんかやたら流れの中の得点を重視して、セットプレーでの得点を軽視する向きが多いけど、ああいう発想ってどこから沸いてくるんでしょうかねぇ・・・ 代表の試合は興業じゃないっちゅーねん・・・

 前半よりはるかにマシとはいえ、後半も課題山積。高原の状態は依然良くないようで前線でボールキープできず、ゴールに近いところでの細かいパス回しを阻害。従って後半はサイド攻撃に重点を移したのでしょうが、両SBが盛んにボールに絡むものの、これまた決定的な仕事はできず。内田は経験を積ませるために暖かい目で見てやらんといかんのでしょうが、左SBは人材不足以外の何者でもないかと。

また当然ながらタイはサイドに人数をかけて防戦しにくるので、日本が一転して薄くなった中央を打破できればいうことないのですが、前後半とも高原が好機で不発。岡田監督は随分と高原に御執心のようですが、今の高原は試合に出せる状態じゃないような・・・東アジア選手権まで引っ張らずに、クラブに戻して調整させるべきじゃないかと・・・

 岡田監督はまるで親善試合であるかのように前目の選手を次々代えましたが、良くも悪くも変化なし。強いて言えば播戸が一番可能性があったかな?

 先制直後に喫した失点はお粗末でした。先制点で集中が途切れたのか、啓太の1ボランチでDFライン前が薄いのを上手く突かれた模様。2回の親善試合でも感じましたが、今の尻が軽いシステムは最終予選では持たないような気がします。

 攻守ともにまだまだといった内容でしたが、チーム立ち上げ直後であることを勘案すればこんなもんでしょう。この内容を受けて岡田監督は東アジア選手権にどう臨むのでしょうか?メンバーを大きく入れ替えて選手層を厚くすることに重きを置くのではないかと思いますが・・・

P.S.

高原不発の原因はホテル暮らし?(スポニチ)

もう一つ、高原が要因に挙げたのが難航するさいたま市内での家探し。「ホテルを転々として慌ただしい。早く家を決めてやすらぎの空間を…」と落ち着かない状況を嘆いた。

|-`).。oO 「ウチの隣が空いてる!」とか「ウチに来い!」とかネタにできるほど浦和に馴染んでいませんからねぇ・・・

P.S.2

ごくたまに中澤がちょろちょろ攻撃参加しますが、より攻撃力の高い阿部ではなく、セットプレー以外ではほとんど攻撃の役に立たない中澤が上がるのが不思議。松田の霊でも乗り移っているんですかね?そのため、実力差のある相手との試合では阿部がほとんどテレビに映らないではないか( ゚Д゚)ゴルァ !

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<スタメン>

---高原--大久保--
-----山瀬-----
-遠藤-----中村憲-
-----啓太-----
駒野-阿部--中澤-内田
-----楢崎-----

 非常に良く機能したボスニア戦の巻退場後のメンバーをそのまま起用。短い準備期間で本番に臨まざるを得ない状況下ではメンバー固定が定石。岡田監督3戦目にして早くも現・旧千葉勢が壊滅とは感慨深い。

68分:山瀬→巻

---高原--巻----
----大久保-----
-遠藤-----中村憲-
-----啓太-----
駒野-阿部--中澤-内田
-----楢崎-----

81分:高原→播戸

---播戸--巻----
----大久保-----
-遠藤-----中村憲-
-----啓太-----
駒野-阿部--中澤-内田
-----楢崎-----

87分:大久保→羽生

---播戸--巻----
-----羽生-----
-遠藤-----中村憲-
-----啓太-----
駒野-阿部--中澤-内田
-----楢崎-----

SUB:楢崎、加地、水本、今野

(代表選出メンバーから、川島、坪井、岩政、橋本、山岸、前田、矢野がベンチ外)

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人の行かぬ道に花あり銭の花

東国原知事が3・16東京Vホーム開幕戦で始球式(報知)

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東国原知事はラモスの旧友ということで実現の運びになりそうとのこと。

「有名人とはいえ、なんで東京Vの試合に宮崎の知事を呼ぶの???」と脊髄反射的に思ったのですが、もういまさら瓦斯に対抗して地元密着を打ち出しても手遅れというか空々しいだけだし、テレビ局が母体のクラブなので徹頭徹尾浮動票狙いというのもありなのかなぁと思ったりします。

まぁこれまでその戦略が奏効しなかったことは東京Vの没落の歴史が証明していますが、営業戦略の軸のぶれなさ加減には清々しささえ覚えます。

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2008.02.06

入荷せず

◆ナンバー付きユニホームも同時入荷予定です。(浦和公式)

2:坪井、3:細貝、4:闘莉王、6:山田、7:高原、8:アレックス、9:永井、10:ポンテ、11:達也、13:啓太、14:平川、16:相馬、17エジミウソン、21:梅崎、22:阿部

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|-`).。oO GKがないのはともかく、ただでさえ人気薄なのにメタボで前途多難のエジミウソンがあって、古参の内舘や堀之内や岡野がないのは納得いかない香具師が多いやろうなぁ・・・ 昨年の販売実績が芳しくなかったのか?

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幻の長崎遠征(7)

幻の長崎遠征(6)から続く

Nagasaki7_1_2

 島原からバスで山を登って雲仙温泉へ。バスを降りるといきなり硫黄臭が襲ってきます。

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 バスステーションの近くには温泉神社。 雲仙温泉の歴史は古く、開湯は701年(大宝元年)に行基によって温泉山満明寺が建立されたことに始まり、同時に四面神を祀る温泉神社も建立されたとされています。

また雲仙は明治~大正期にかけて外国人に避暑地として人気があったようです。首都圏や京阪神から遠く、しかも交通の便が良いとは言い難い雲仙に外国人が来るというのはやや不思議な感じがしますが、上海租界の外国人が長崎経由でやってきたようです。雲仙への外国人観光客誘致は貴重な外貨獲得手段として半ば国策化されていたとのこと。

時代は変わって、今の雲仙は韓国や台湾・中国からの観光客の姿が目立っています。

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 雲仙といえば地獄巡りが欠かせません。 那須湯本とか登別とか、硫黄分の多い温泉地には付き物の地獄巡り。まぁ規模の大小こそあれ、どこも似たようなものですが、ついついグルグル回ってしまいます。

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 散策路にはポツリポツリと売店が。主力商品は「湯の花」のようで、温泉玉子はついでに置いてあるという感じでした。

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雲仙温泉には共同浴場があります。こちらは「新湯」。

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 こちらは湯の里温泉。

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 なお新湯の近くには足湯もあります。

  平日の観光はどこも空いているのは結構なんですが、その代わりに観光スポットが休んでいることがあるのが困り物。この日は地ビール館が休み。風呂上りに一杯やろうと思っていたのにがっかりです(´・ω・`)ショボーン

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 路線バスで夕暮れ迫る雲仙をあとに。

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 随分若い時分の高木じゃね?という疑問はともかく・・・

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|-`).。oO 不愉快極まりない気分に・・・

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2008.02.05

幻の長崎遠征(6)

幻の長崎遠征(5)より続く

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 島原城の西側には武家屋敷が残っています。通り中央の水路は湧水が豊富な島原ならでは。島原市の観光ガイドによると

 島原城の築城のとき、外郭の西に接して扶持取70石以下の武士たちの住宅団地が建設されました。戦いのときには鉄砲を主力とする徒士(歩兵)部隊の住居であったので、鉄砲町とも呼ばれています。街路の中央の水路は豊かな湧水を引いたもので、生活用水として大切に守られてきました。

  島原城が竣工した1624(寛永元)年ごろ、藩主松倉氏は知行四万石で、鉄砲町も下の丁・中の丁・古丁の三筋だけでしたが、1669(寛文9)年松平忠房が知行七万石で入封してから、新たに上新丁・下新丁・新建の三筋が作られ、さらに幕末に江戸詰めの藩士が帰国することになって、最後に江戸丁が作られました。

とのこと。

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 山本邸。屋根が藁葺きなので、豪農の家と言われても判らないかも・・・

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 ただ単に邸内を公開するだけではなく、人形を置いて部屋が使われている様をビジュアルに判りやすくしようというのは良い試みです。書見の最中でしょうかね?

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 篠塚邸。当初、石垣や塀など無く、隣の家や庭が丸見えでまるで鉄砲の筒の中を覗いたかのように見えたために「鉄砲町」と呼ばれるようになったとの話もあるようですが、今は立派な生垣に囲まれています。

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 こちらは子弟を指導中でしょうか。

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 鳥田邸。山本家、篠塚家共々松平忠房が福知山から島原に移封された時に付き随ってようです。

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 これってどう見ても中村主水とその嫁・姑なんですが・・・

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 酒が不味そうだwww

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 公開されている武家屋敷は上記の三邸だけですが、それ以外にも武家屋敷風の邸宅がいくつもあってそれぞれごく普通に人々が暮らしています。従って武家屋敷の一角に軽自動車があったり、朝はゴミ袋が出ていて、ゴミを回収する車がやってきたりと結構普段着な街の姿を垣間見ることもできます。

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 湧水が豊富な島原、特に新町一帯の水路では鯉が泳いでいます。「鯉が泳ぐ街」としては他に津和野が有名ですが、津和野と違って島原はそれなりに地域一帯の中心都市として発展した街なので、鯉が泳ぐ姿に価値があります。

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 また近隣の雲仙温泉の影に隠れて知名度は皆無に等しいのですが、島原には温泉もあり、街の至るところに飲泉所があります。

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|-`).。oO でも「ガンバ寿司」はいただけませんなぁ・・・

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2008.02.04

違和感、そして不憫

浦和が始動 梅崎ら移籍組も参加(スポニチ)

 昨季、日本勢として初めてサッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を制覇したJ1浦和が4日、さいたま市内で全体練習を開始し、2008年シーズンのスタートを切った。

 同市内の神社で必勝祈願をした後、前日に降り積もった雪が残る練習グラウンドに移動。大分から新加入したMF梅崎や前新潟のFWエジミウソン、主力のDF闘莉王らがオジェック監督が見守る中でランニングした。(後略)

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|-`).。oO 外国人FWが始動日から合流してるって、いったいいつ以来だろう・・・・

っちゅーか、実績は申し分ないが、監督と対立して放出を余儀なくされたワシントンの代わりに獲得したエジミウソン。新潟ではそこそこ実績のあるエジミウソン。でも、高原獲得祭りですっかり影が薄くなったエジミウソン。あろうことか17番を選択してしまったエジミウソン。

エジミウソンに対するうぃあーの関心があまりにも低くて誠に気の毒です。

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浦和・エジミウソン10キロ増メタボ合流(報知)

 「笑っちゃうほど遅かった。箱根駅伝なら繰り上げスタート」と同僚もあぜん。練習後には足がつり、風呂では「おなかがポコッと出ていた」(MF山田)とメタボリック症候群そのものの全身を目撃された。浦和加入時の公式資料では体重77キロとあるが、現在87キロと自己申告。昨季12月1日のリーグ戦終了後からのブラジル休暇中、夫人と2人の子供に徹底的な家族サービスをしたのが理由だという。「ベストは83~84キロ」と強く主張する猛省モードのエジミウソン。急ピッチで開幕までに仕上げる。

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|-`).。oO なんだ、始動日には来ただけだったのか・・・・orz

調整遅れでの開幕という点ではエメやシトンと大差ないのか・・・・orz

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幻の長崎遠征(5)

幻の長崎遠征(4)から続く

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 島原鉄道・島原駅改札を出るといきなり目に飛び込んでくる島原城。日本史上最大級の農民反乱である「島原の乱」との関わり合いを抜きには語れない悲しい過去を持つ城ですが、朝陽を浴びて島原の城下町に5層の天守が燦燦と輝いていました。

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 駅から城へ向けて緩やかな坂を登ると、見事な高石垣と塀・櫓、そしてそれを取り囲む水堀に驚かされます。島原藩はたかだか4万石の小藩。火山灰地で耕作に適さない地ゆえ実入りが少ないにも関わらず、そこにこれだけの規模を持った城郭を構え、さらに5層の天守までぶち上げるとなると、領民の負荷たるやさぞかし凄まじかったのでしょう。築城を命じた松倉重政・勝家父子に対して領民の怒りが爆発。キリシタン弾圧への反抗とも結びついて勃発したのが「島原の乱」。

なお一揆勢は一時島原城に迫ったものの、その守備は堅くて攻略ならず。結局原城に篭って幕府の大軍を迎え撃つことになりました。

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 本丸へ向かう道は駅とは反対側についていました。

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 天守に登って北側を臨んでみました。南から北へ本丸・二の丸(青灰色の建物)・三の丸(校舎や体育館などが建つ高校)と並んでいます。

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 二の丸と本丸は本来橋で結ばれていたのですが、その部分は復元されておらず、ちょっと間抜けな感じも。

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 城の西側には雲仙岳の一部をなす眉山。90年代前半の大噴火で生まれた平成新山がその後ろにちょっと顔を覗かせています。なお眉山は1792年に噴火に伴う山体崩壊を起こし、大量の土砂が島原に甚大な被害をもたらしたのみならず、その土砂が有明海になだれこんで対岸の熊本にも大津波を引き起こしました(いわゆる「島原大変肥後迷惑」)。

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Nagasaki5_11

 島原城天守の特徴は相似形の箱を積み上げたような「層塔式天守」であることと、破風が全くないこと。従って姫路城や大坂城、名古屋城あたりと比べると非常にすらっとした、無駄な装飾のないシンプルな感じがします。残念ながら往時の島原城の形状は正確には判っておらず、現在の天守は古図を参考に外観をアバウトに復元したものに留まっているようですが、上記の2つの特徴はどの古図にも共通するとのこと。

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2008.02.03

浦和レッズレディース2008(2)

レッズレディースの2008年登録選手を生年順に並べて見ました。

75 山郷
76 高橋
77
78
79
80 土橋、田代、木原
81 柳田
82 法師人、安藤
83 北本、百武、森本
84 矢野、岩倉、堀田、庭田
85 若林、窪田、笠井
86 松田、保坂、伊藤、小金丸
87
88
89
90 堂園、千野

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トップチームと比べると人数が少ないせいもありますが、レディースの年齢構成って極端に狭い層に偏っています。選手寿命が男子ほど長くない結果なのでしょうか?

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2008.02.02

2008年度背番号&新体制

5番は欠番。阿部を繰り上げると思ったんですけどね。たぶん新外国人用ですな。

若手に大きな番号変更があった07年と比べるとサプライズがない結果になりました。

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1:GK 山岸 範宏
2:DF 坪井 慶介
3:MF 細貝 萌
4:DF 田中マルクス闘莉王
5: (欠番)
6:MF 山田 暢久
7:FW 高原 直泰
8:MF 三都主アレサンドロ

9:FW 永井 雄一郎
10:MF ポンテ
11:FW 田中 達也
12:DF 堤 俊輔
13:MF 鈴木 啓太
14:MF 平川 忠亮
15:FW エスクデロ セルヒオ
16:MF 相馬 崇人
17:FW エジミウソン
18:FW 小池 純輝
19:DF 内舘 秀樹
20:DF 堀之内 聖
21:MF 梅崎 司
22:DF 阿部 勇樹
23:GK 都築 龍太
24:DF 坂本 和哉
25:DF 近藤 徹志
26:FW 高崎 寛之

27:MF 西澤 代志也
28:GK 加藤 順大
29:GK 大谷 幸輝
30:MF 岡野 雅行
31:DF 橋本 真人
32:FW 林 勇介

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コーチ陣は大将が加わっただけで、これまた大きな変化なし。

監督:ホルガー オジェック
コーチ:ゲルト エンゲルス
コーチ:池田 太
コーチ:広瀬 治
コーチ:大槻 毅
コーチ:福田 正博
GKコーチ:土田 尚史

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2008.02.01

アンビバレント

東アジア選手権の予備登録メンバーに現代表の4人(阿部、啓太、坪井、高原)に加え、都築・三都主・闘莉王の3人が追加され、浦和からなんと7人も選手されたとのこと。

うぃあーとしては脊髄反射的にヽ(`Д´)ノウワァァァン!となってしまいがちですが、まぁ騒ぐのは代表メンバーが決まってからでもいいんじゃないかと当方はまったりと構えています。W杯予選の合間に開催される本大会。重要性は格段に落ちますから、岡田新監督が戦力見極めのためタイ戦の代表メンバーとかなり面子を代えてくることも予想できますし。

またガンバも浦和同様7人(加地、水本、遠藤、橋本、安田、播戸、明神)選ばれているわけですし。

それでもなんとなく浦和の大量選出が腹立たしいのは鹿が相変わらず代表に大して縁がなくて楽チンなためでしょうかね?

しかし、ただでさえ浦和は始動が遅くてキャンプ期間が短いのに、その短いキャンプ期間中に中核メンバーがごっそりいなくなるというのは誠に困ったもの。それなら早めにキャンプを張れ!といいたくなりますが、やはりそれでは昨年の疲れが抜けないとオジェックが判断したのでしょうなぁ・・・・ 

今年はオジェックが4バックを本格的に採用すると思っていたのですが、これでは新フォーメーションをキャンプ期間中に熟成させる時間などあろうはずがなく、結局昨年通り3-5-2で前後分断&個人技頼みのしょーもないサッカーだったりしてね。 すると6月の中断期間中にポンテが戻ってくるまで相当苦戦するでしょうなぁ・・・

気になるのが闘莉王。前々から代表への熱い思いを語っていますし、それはそれとして理解できるのですが、如何せん怪我明け。クラブで何もしとらんのにいきなり代表に拉致られて怪我再発というのは勘弁願いたい。ホンマに闘莉王の辞書には「慎重」とか「万全」とかいう文字はないらしい。何ページめくっても辞書には「気合」しか書いてない。

逆に高原は浦和でコンビネーションを磨く以前にコンディション&試合感に問題がありそうなので、代表で調整してくれてもいいとも思いますが。

ここ数年代表に生き血をすすられっぱなしの浦和。でも、興行的には明らかに斜陽に向かっている代表が斜陽どころか日没してしまうと、既に日没寸前のJリーグは完全に闇夜に入るだろうなぁとも思い、ACLが代表並に世間の耳目を集めるまでには多少代表への輸血もやむをえないかなぁという気も。

「浦和>>(超えられない壁)>>代表」なうぃあーがほとんどだと思いますが、もはやというか早くもというか、そんな単純なわけにはいかなくなっているんじゃないかなぁ・・・

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幻の長崎遠征(4)

幻の長崎遠征(3)から続く

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洋館風の外観が珍しい諫早駅。

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諫早は長崎・佐世保に続く長崎県第三の人口を擁する都市ですが、東西に長崎本線、北に大村線、南に島原鉄道と鉄路が十字に交わる要衝でもあります。

ローカル私鉄の島原鉄道は諫早駅の0番ホームから発車。ホームには「三本ヒゲ」が誇らしい老雄キハ2006が止まっていました。

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「三本ヒゲ」の前には島鉄色のキハ2018が連結。

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島原鉄道の南半分を占める島原外港~加津佐間は08年4月1日に廃止されることが決まっています。 従って行き先表示板や駅の時刻表で「加津佐」の文字を見るのは個人的にはこれが最後になります。

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島原駅に停車中のキハ2008。

 上記のキハ2006、キハ2018共々旧国鉄から譲り受けたオンボロ車両で、車内中央に管が張り出しているのが特徴です。旧国鉄で一般的だったディーゼルカーの色を模してか、こちらは朱一色に。

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 現在の島原鉄道の主力を成しているキハ2500形。94年から01年にかけて上記オンボロ車両を置き換えてきましたが、なおも残るオンボロ車両が朝夕の多客時には引っ張り出されてきて運用についているようです。

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  車体には「島原の子守唄」にちなんだイラスト大きく が描かれています。もっとも島原の子守唄の歌詞内容はイラストとは正反対にかなり陰惨なものですが・・・

 なお島原の子守唄の作詞・作曲者である宮崎康平氏は島原鉄道常務でもあり、かつ古代史研究家としても有名です。

  今回は100%鉄な話題になってしまいました。スマン

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