幻の長崎遠征(7)
幻の長崎遠征(6)から続く
島原からバスで山を登って雲仙温泉へ。バスを降りるといきなり硫黄臭が襲ってきます。
バスステーションの近くには温泉神社。 雲仙温泉の歴史は古く、開湯は701年(大宝元年)に行基によって温泉山満明寺が建立されたことに始まり、同時に四面神を祀る温泉神社も建立されたとされています。
また雲仙は明治~大正期にかけて外国人に避暑地として人気があったようです。首都圏や京阪神から遠く、しかも交通の便が良いとは言い難い雲仙に外国人が来るというのはやや不思議な感じがしますが、上海租界の外国人が長崎経由でやってきたようです。雲仙への外国人観光客誘致は貴重な外貨獲得手段として半ば国策化されていたとのこと。
時代は変わって、今の雲仙は韓国や台湾・中国からの観光客の姿が目立っています。
雲仙といえば地獄巡りが欠かせません。 那須湯本とか登別とか、硫黄分の多い温泉地には付き物の地獄巡り。まぁ規模の大小こそあれ、どこも似たようなものですが、ついついグルグル回ってしまいます。
散策路にはポツリポツリと売店が。主力商品は「湯の花」のようで、温泉玉子はついでに置いてあるという感じでした。
雲仙温泉には共同浴場があります。こちらは「新湯」。
こちらは湯の里温泉。
なお新湯の近くには足湯もあります。
平日の観光はどこも空いているのは結構なんですが、その代わりに観光スポットが休んでいることがあるのが困り物。この日は地ビール館が休み。風呂上りに一杯やろうと思っていたのにがっかりです(´・ω・`)ショボーン
路線バスで夕暮れ迫る雲仙をあとに。
随分若い時分の高木じゃね?という疑問はともかく・・・
|-`).。oO 不愉快極まりない気分に・・・
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