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2008.02.22

【TV観戦記】日本女子 2-0 韓国

<スタメン>

---大野--荒川---
------------
宮間-澤---加藤-近賀
------------
矢野-豊田-岩清水-中地
-----山郷-----

53分:矢野→柳田
78分:荒川→丸山
83分:大野→安藤

<試合終了時>

---安藤--丸山---
------------
宮間-澤---加藤-近賀
------------
柳田-豊田-岩清水-中地
-----山郷-----

 日本は北京五輪を前に突如監督が代わり、佐々木新監督を迎えての第2戦目。一方の韓国は北京五輪予選に敗れて若手主体に切り替えたばかりと共にややこしいお家の事情を抱えての一戦になりましたが、日本が文字通り順当勝ち。元々日本が実力上位であり、かつ両者の置かれた状況の差を考えると、もう少し点差がついて然るべきだったかもしれません。

 対戦する3カ国の中で韓国が最も力が劣ると見てか、佐々木監督は先の北朝鮮戦から安藤・柳田・阪口・永里・福元と5名を代えてきました。

 試合は立ち上がりから早々と日本ペース。中盤の実力差が大きいようで日本は前半右サイドの近賀が3度ばかりチャンスメーク。そのうちの一つを荒川がヘッドで決めて早々と先制。

 前半20分過ぎに簡単にDFラインの裏を取られてあわやという場面が2度ばかりあり、また後半にもCBがスピード負けして危ない場面が一度ありましたが山郷ががっちり押さえて事なきを得ました。

韓国はしっかりと中盤を作るサッカーを指向していたのかもしれませんが、中盤で日本に全く歯が立たない(パス回しが上手くいかないどころか、玉際の一対一で競り負けてしまう)ので途中から単純にFWを走らせる作戦に切り替えてきました。まるで先祖がえりです。

 日本は怪我等で左SBに人材を欠いているようで、この日はなんと矢野を起用。守備ではまずまずの働きを見せましたが如何せん攻撃能力に乏しく、それが前にいる宮間にも伝播したのか、前半の日本は全く左サイドが機能しませんでした。

 業を煮やした佐々木監督は左SBに柳田を投入。これで左右のバランスが良くなって両サイドから盛んに韓国を攻め立てましたが、長身GKのビッグセーブにも阻まれて結局追加点は澤のロングパスを受けて大野がDF裏に飛び出したカウンター攻撃による1点のみ。

日本はサイドをきっちり崩しているのですが、FW陣のポジショニングが良くないのか可能性のあるクロスがなかなか入らず、中央でぐちゃぐちゃ固まっている韓国DF陣に跳ね返される場面ばかりが目立ちました。もっとも韓国DF陣はサイドの守備が極めて緩慢というか、ハナから諦めて中央で守る策に出ていたのかもしれません。

 荒川に代えてスピードのある丸山を投入するも状況にさして変化なく、さらに運が悪いことに大野が負傷退場して、その後は見せ場なく試合終了。韓国には終盤ややなげやり感が漂っていましたが、大野の負傷はそれと関係があるようなないような・・・

 本番を目前にして監督を引き受けた佐々木氏にとって今大会は貴重な実戦の場。選手の見極めや新戦術の浸透に残された時間はあまりにも少なく非常に気の毒ではありますが、テスト目的で選手を大幅に入れ替えながらもしっかり結果を出しているあたりは大いに評価されてもいいでしょう。

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