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2008.03.10

【観戦記】サテ瓦斯 1-0 浦和

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 横浜M戦で出場しなかったベンチ組フィールドプレーヤー(内舘・梅崎・細貝・西澤)が揃って登場。新加入選手では高崎・林が出場。

 なぜかエスクデロの姿がありませんが、また怪我でしょうか???

 FC東京(以下瓦斯)はブルーノクアドロス、金沢、浅利、川口、近藤、赤嶺とトップ経験者を多数並べたなかなか手強い陣容でした。

---高崎---林---
-----梅崎-----
小池--------岡野
---内舘--西澤---
--堤--近藤-細貝--
-----加藤-----

66分:林→高橋Y
77分:近藤→山田Y

 試合は終始岡野の守る右サイドがやられ気味。前半岡野が攻撃参加した裏を快足の川口に突かれ、1対1での応対を余儀なくされた細貝もあっさりと交わされる場面が2、3度あり、1回決定的なチャンスを作られてしまいました。前半終了時にGK加藤が岡野と長談義していましたが、たぶんその辺の対応についてでしょう。

 で、後半は小池をかなり高い位置に上げる代わりに岡野の位置を下げたように見受けられましたが、時間が経つにつれて中盤でボールが取れなくなってほぼ一方的に押し込まれ、右サイドでどフリーとなった浅利のアーリークロスを赤嶺に押し込まれてしまいました。

 攻めては決定機を一度も作れず。高崎が最前線で拠点を作って落としたところを2列目に拾わせるとか、スピードのある林にDFラインの裏を狙わせるとか、まぁそんなことをやろうとはしていたようですが、結局一度も瓦斯のDFラインを脅かすに至らず。肝心の高崎が競り合いで勝ったり負けたり(おまけに自分で前を向こうとしないので相手DFにとってあまり怖くない)といった上に、梅崎や林との呼吸も今一つ・・・ってトップと一緒やん(´・ω・`)ショボーン

前半小池が盛んにドリブル突破を仕掛けて何度がチャンスメークしていましたが、中盤が崩壊した後半はボールが来なくなって宙ぶらりん状態に。ただFWでトップ出場するのは絶望的になって左WBに回された厳しい状況を彼なりに理解してチャレンジしていたのは良かったと思います(より本職に近い坂本が出場機会さえ与えられなかったのは辛いものがありますが)。

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 近藤と西澤がかぶって交錯したのを皮切りに、瓦斯の厳しい当たりで痛む選手が続出。主審の判定がややブレがち、かつ結果として瓦斯に有利な笛が多かったためややスタジアムの雰囲気が悪くなったのが残念でしたが、結局トップ同様お寒い内容、かつ同スコアでの敗戦。但しそれなりに走っている分まだマシかなとは思いました。

 暢久の出来があんまりだったので梅崎のスタメン起用が望まれるところですが、梅崎といえどもサテライトレベルですら群を抜いた個人技を持っているわけではないので、連携も意思疎通もへったくれもない今のトップチームでいきなり大活躍を望むのは酷でしょう。

 この日ほぼ穴と化していた岡野ですが、これはスタメンかつ90分使うこと自体に無理があるのでまだ良いとして、気になったのは内舘。前半はやたら張り切って果敢にボールを奪ってはしばしば2列目に顔を出していたのですが、後半急速にフェードアウトしてしまいました。後半浦和がボールを取れなくなったのはこれが主因でしょう。90分働いてもらわないと困るポジションなだけに非常に心配です。

 相方の西澤は当たり負けしてしばしばボールを取られる難がありますが、前を向いた時のわくわく感は確かにありますね。攻撃的なボランチがいなくなったので長谷部の後継者として育ってくれると嬉しいのですが。

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