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2008.04.30

【観戦記】浦和 1-0 東電

前から激しくプレスを掛けてくる東電の積極的な守備に苦しめられ、選手交代も実らず引き分け濃厚と思われた試合でしたが、終盤何度もあったセットプレーのチャンスを途中出場の若林が決めて文字通りの辛勝。カウンターからの1対1を止めた山郷の好プレーに救われた一戦といってもいいでしょう。

---北本--安藤---
松田--------保坂
---柳田--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

57分:保坂→森本
78分:松田→若林

駒場のゲートにスタンプ係として窪田がいるのはすぐ判りましたが、小金丸はともかく、なぜか庭田がいるのにはびっくり。MDPを見ると前節田崎戦で62分という変な時間帯に交代を命ぜられていたので多分怪我なんでしょう。

アウェー2試合を挟んでいるので途中の様子がさっぱり判らんのですが、開幕戦は4-5-1だったはずの布陣を4-4-2に変更。庭田の欠けたボランチに柳田が入り、右SHには保坂を起用。村松監督は突進力のある保坂を買っているようで、運動量に勝る木原の出番はお預けの模様。

攻撃センスのあるボランチは他にいないので、こうするしかないのだろうとは思いましたが、前半はこれがほとんど機能せず。サイド攻撃を仕掛けたい狙いは判りましたが、サイドからの攻撃の形は左右から1本ずつクロスが上がって程度。しかもシュートには至らず。

攻撃の形ができない原因は明白で、FWにボールが入ってもそのフォローが遅いこと。特に両ボランチとFWの距離がありすぎ。高橋が前、柳田が後ろという位置関係を作ろうとしていたようでしたが、逆であってしかるべきような・・・ 前線にボールが収まらないので両SBも積極的に上がることができず、これじゃなかなか攻撃の形はできません。

浦和がボールを持っている時間は若干長いような気がするもののシュートはほとんど撃てず。東電は浦和の守備陣形が崩れていなくてもダメ元でシュートを撃ってくるので、内容では互角ながらシュート数で完敗といった状態で前半終了。CB百武はスピードのある相手が苦手のようでしたが、最後は「残念そこは矢野喬子」が立ちふさがって事なきを得ることもしばしば。

後半立ち上がりもあまりピリッとしません。東電はコンパクトな陣形のまま前目から積極的にぷレッシング。特に高橋がボールを持った時にはファウル紛いのチェックでボールを奪おうとする場面が2、3度見受けられました。どうにも落ち着かない浦和は中盤の組み立ての過程でパスミスを連発。ついにはカウンターから丸山に抜け出されて、11番(?)がGK山郷と1対1となる大ピンチを迎えてしまいましたが、そこは山郷が身を挺してセーブ。このチャンスを決められていれば、そのまま押し切られた可能性が高い試合だっただけに貴重なビッグセーブでした。

その大ピンチの直前に村松監督は保坂→柳田で柳田を右SHに出す勝負手を断行。これは非常に効果があって右サイドから精度の高いクロスが何度も供給されるようになりましたが、今後は両FWがそれを決めきれず。両FWともこの日は全くいいところなし。特に安藤は持ちすぎて潰される場面が多く(フォローが遅いので持たざるを得ない場面もありますが)、甚だがっかりする出来でした。

形を作りながら決めきれないでいるうちに後半30分くらいから浦和は急激に消耗。どうも体力では東電に分がありそうな按配でスコアレスドローやむなしと思いましたが、最後の最後でFK、CKを取りまくって、相手のクリアミスを途中投入された若林が蹴りこんで辛勝。

淡路島から戻って中2日、しかも炎天下の試合と厳しい条件は付きましたが、優勝を狙うにはやや寂しい試合内容。庭田を欠いたのも響いているのでしょうが、ホーム連戦で立て直しを図りたいところです。

P.S.

|-`).。oO 柳田先生の「長袖プリンセス」化は暑い、暑すぎる!

P.S.2

現在絶賛リハビリ中の田代選手は次期法師党幹事長就任へ向けて意欲満々w

党首共々、スタンプ係ご苦労様でした。

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【観戦記】浦和 4-2 札幌

 またまたぼんやりした立ち上がりで早々と失点を喫し、阿部のゴールでなんとか追いつくも今後はセットプレーで失点。2度に渡って札幌にリードを許し、ベタ引きで守る三浦大作戦の罠に危うく嵌りかけるところでしたが、浦和にとって幸いだったのは札幌の守備が旧大宮と比べて遥かに脆弱だったこと。後半難なく逆転し、終盤にダメ押し点も取って終わってみれば実力差通りの結果になりましたが、最後まで中盤の不安定さは如何ともしがたく、勝ったとはいえモヤモヤ感の強い試合でした。札幌サポには申し訳ないが、「相手が弱くて助かっただけ」の内容に乏しい試合といってもいいでしょう。

 ここ3試合無失点、かつリーグ最少失点で済んでいるのが不思議なほど、中盤に散歩人を置く浦和のシステムは著しく不安定でいつ大量失点を喫しもおかしくない状態。勝ちつづけることで微妙な均衡をかろうじて保っているだけで、いつ歯車が逆回転して大量失点を繰り返すようになるかとハラハラしながら見ております。

従ってFWダヴィを欠く札幌に2失点を食らったところで異常でもなんでもないわけですが、鹿島・大宮・京都を完封して札幌に点を取られるというのはなんか先の3チームに申し訳ない感じも。

 勝った試合で良かった探しというのも変ですが、暢久→エジ→梅崎→エジの3点目は良かったですね。流れるようなプレーの連続。なんか今まで踏ん張らないと、思いっきり気張らないと出なかったのに、ようやく流れるようにどばどばどばっと出て、ああスッキリという感じ。長らくこういうプレーを待ち望んでおりました。

 エジのダメ押し点もまた良かった。この得点は9割9分諦めずにDFへ前からプレッシャーをかけた高原のおかげで、ああいう献身的なプレーに赤サポは弱い。長らく結果が出なかった高原もちょっとずつ「浦和の子」になって来たような気がします。

20080429sapporo

-----エジ-----
--高原----梅崎--
平川--------暢久
---細貝--闘莉王--
-阿部-堀之内--堤--
-----都築-----

87分:高原→セル
87分:梅崎→相馬
89分:エジミウソン→高崎

---西---暗豚---
------------
西谷-芳賀--マーカス-砂川
------------
坪内-吉弘--柴田-池内
-----高木-----

64分:西谷→岡本
81分:砂川→石井

 繰り返しますが前半の2失点はいずれもお粗末そのもの。最初の失点は前に出た闘莉王がボールを取られて、ものの見事にカウンターを食らったもの。この形を札幌は狙っていたのでしょう。実に効率的なカウンターでした。2失点目はセットプレー。人数はいるのにマークが外れているという、これまた情けないもの。

 ただ2度のリードを守りきれないのが札幌の実力。堅守が売り物との話でしたが、この試合からはそのような印象は全く受けず。前節神戸戦でも1失点で済んだのが不思議なほど後半タコ殴りに遭っていましたが、この日もそれを再現した感じ。J2で通用した守備がJ1では通用せず、守りきれない上に点も取れないという昨年の横浜Cと同じ轍を踏んでいる感も。

 阿部の得点は甚だラッキー。GKのセービングミス以外の何物でもありません。GK高木はミスキックを連発し、正面のシュートをこぼす等J1でやって行くには厳しいレベル。

 また札幌のDFは引いて守っていますが、時間が経つにつれてボランチとの間にスペースが空きがち。これでは守備にも何にもなっていません。この日は珍しく浦和のサイド攻撃が活発だったのはその辺に助けられているのかも。後半梅崎の動きが目に見えて良くなったのも同じ理由でしょう。

 さらにいえば札幌のCBは高さにあまり強くない模様。高原のゴールが謎のオフサイドで取り消された場面でその弱点が早々と露呈したように伺えましたが、散歩人を脱してゴール前に乱入してくる闘莉王には終始苦戦気味で、その状態でラインを上げられずにサイド攻撃を浴びまくると守りきれんでしょう。

 逆転してからの浦和は連戦を考慮しての流しモードで2トップ頼みのカウンター狙いだったのでしょうか。時折中盤で細貝や散歩人がボールを失ってあわやという場面を作られ、とても守り切れそうにないので追加点を取りに行くかと思ったのですが・・・ ゲルトの不思議なのは1点を守りたい局面でも散歩人を中盤に放置していること。阿部をボランチに出して、散歩人をCBに戻してもいいはずですが、散歩人を最後尾に置くとラインが下がってしまうのを嫌っているのか・・・ するとポンテが戻った暁には散歩人はどこへ行くのか・・・

 札幌にダヴィがいたら4-3とか4-4とかの大味なゲームになりかねない、なんだかなぁの試合でしたが、夜の試合で名古屋が負けて暫定首位。

「こんな首位ですいません」(太宰治風)

あとは雑感を箇条書き風に。

・スタメン濃厚と思われた達也がベンチからも外れたのは意外でしたが、原因不明の左足痛のこと。再び長期離脱の観測も。

・気温が上がるとエジミウソンの調子が上がるという噂は本当でした。

・元祖気温連動男の暢久も、ぼんやりミスもあったけれども京都戦よりは良かったかなと。ちょっと攻撃的な姿勢を取り戻しつつある様子。

・梅崎はやはりトップ下向きじゃないですね。本質的にアタッカーで、ファーストチョイスがシュート! 撃てないと見てようやく出しどころを探す感じで、高原の動き出しに合いません。ただファーストチョイスがバックパスの選手よりは格段マシですが(自虐)。エジの3点目のアシストは見事でしたが、エジがポストで梅崎が突っ込むほうがおそらくあるべき姿でしょう。

・リーグ戦初出場の高崎。でも投入時間が遅すぎて一回もボールに触れなかったのには大笑いしました。

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2008.04.29

【閉店】麺彩房@西日暮里

 西日暮里駅から尾久橋通りを北へ徒歩10分弱。信号を2つ渡るのと線路を地下道でくぐるため、実際の距離よりも遠く感じます。

Mensaibo1

 土曜の昼に訪れましたが、開店早々から近所の方と思しき方々が三々五々やってきて店内はほぼ満員に。L字型カウンターとテーブルが2卓だけの20席弱しかない店ですが店員が3人もいました。テーブルに割りスープの魔法瓶が置いてあります。

 中華そばもありますが、気温が上がってきたのでつけそば(750円)を注文。麺の量は300gとのことですが、大盛(400g)でも料金は同じ。麺箱に「大成食品」の文字が見えますが、ここは製麺所の大成食品の直営店で、中野区の新井薬師に本店があるとのこと。おにぎりがサービスで出されましたが、これはランチサービスなのかも。

Mensaibo2

 スープは濃厚かつまろやかな豚骨+魚介のWスープ。この手のスープはもはや珍しくなくなりましたが、個人的にはお気に入りです。甘みが適度に抑えられているのは評価できますが、その分際立った個性もありません。具はノリが一枚とメンマ、細切りのナルト&チャーシューと一通り揃っていますが、トッピングなしだとちょっと寂しいかも。

 麺は太めでわずかに縮れた感じ。もちもちっとした食感で、やや柔らかめの出来。スープの絡みはイマイチかも。水切りはしっかりしているのですが、それでもやっぱり最後のほうはスープが水っぽくなってしまうのはやむを得ないか。

 スープ割りは完飲。

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2008.04.28

相手ローカル局放映を見る

・アウェー京都戦終了後は宿に戻ってKBS京都で録画観戦。

・当然ながらアナ&解説は極端にホーム寄りのスタンス。前半はまさに言いたい放題。まぁ結果が判っているのでそういうのも(・∀・)ニヤニヤと気分良く聞き流せます。

・解説は「4分あれば4点入ります」の迷解説で名高い上田滋夢氏と思ったのですが、別の上田氏でした。なんか解説というよりはサッカーに詳しいその辺の爺さん風でしたが。

・庇いようがない田原退場の後は一同(´・ω・`)ショボーン  上田滋夢氏と違って大差のついた試合に無理に光明を見出そうとはせず、淡々と中継を進めていました。

・テレ玉が相手ローカル局作成の浦和戦をほとんど放映しなくなって(できなくなって?)、アウェー感満点の実況中継を体験することが少なくなったなぁと思っていたのですが、最近非常に気になるのがスカパーの放送スタンスの激変ぶり。アナ&解説者によって多少の差はありますが、今年から明らかにホーム寄りにシフトしています。

・「アウェーはスカパーで」と宣伝しておきながらこれかよ?という感じ。昨年大金を叩いてJリーグの優先放映権を獲得したものの思ったほど加入者が伸びなかったことが放映スタンスのきっかけになったものと推察されますが、ローカル局のJリーグ放映機会を潰しておいてローカル局がやるべき放送スタンスを採るっていかがなものかと。スカパーの優先放映権獲得後良かったことは何一つありませんなぁ・・・

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【展望】08年第9節札幌戦

【前々節:神戸 1-1 札幌】

---荼毘--暗豚---
------------
西-芳賀---マーカス-砂川
------------
坪内-吉弘--柴田-平岡
-----高木-----

67分:砂川→西谷
78分:西→池内
83分:平岡→岡本

得点:46分 ダヴィ

*前節新潟戦も同一スタメン、フォーメーション。

・久しぶりにJ1に上がってきた札幌。00~01年にかけて札幌は浦和最大のライバルでした(遠い目)。

・あまりにも久しぶりなので知っている選手が少ないのが困り者。神戸戦を録画観戦した雑感を書き散らしておきます。

・新外国人FWノナトは使い物にならなかったのか今季ほとんど出場せず。またFW中山も負傷してFWの頭数が足りず、もともとボランチのクライトンを無理やりFW起用している苦しい布陣。

・引いて守ってカウンターでキープ力のあるクライトンが前線でチャンスメーク → その後は万事ダヴィ任せ。神戸戦を見た限り、札幌の攻撃はこれに尽きます。クライトンは自分で撃ちにきません。

・ダヴィはイライラしやすいタイプの模様。従って退場に追い込むのは吉。
→見立て通り、前節新潟戦で自爆一発退場www

・フラットな中盤での4-4-2。終始引き気味ながらも極力陣形をコンパクトにして中盤で挟み込む。なにせ三浦監督なんで旧大宮のコピーといって差し支えない感じですが、旧大宮よりFWは強力だがDFがしょぼい、そんな感じでしょうか。

・ただ連動性の高い神戸の中盤には歯が立たず、再三決定機を作られてしまいました。中盤で神戸の選手を掴まえられず、簡単に前を向かれてDFライン裏へのスルーパスを許す、あるいはサイドを崩されてフリーでクロスを上げられるみたいな。

・三浦監督が自ら認めるように、札幌は「残留争いをして残留する」ことを明確に指向したサッカーをしています。浦和が苦手なスタイルなので、まかり間違って先制点を許すとそのままズルズルになりまねません。

・札幌は頼みの綱であったダヴィが出場停止なので、一層ベタ引きに磨きがかかる試合展開が予想されますが、今の中盤スカスカの浦和にとっては前に出てこない相手のほうが却ってやりやすいかも。中盤の散歩人が攻撃に専念できますから。

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2008.04.27

早くも泣き言かよw

【J1:第8節 大宮 vs 鹿島】オズワルドオリヴェイラ監督(鹿島)記者会見コメント [ J's GOAL ]

最後に、我々が疲れていたのではなく、相手が疲れていない状態にあったということだけ言いたいと思います。

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 内容で圧倒しながらも浦和に敗れて以来勝ちなし。

 昨年の大逆転劇しかり、選手の連動性に溢れる試合内容しかり、オリヴェイラは極めて優秀な監督だと思いますが、ACLとJリーグを並行して闘うことの厳しさを全く判っていないのには失笑を禁じえませんね。

 リーグ戦序盤にして泣き言はないでしょうwww

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【観戦記】京都 0-4 浦和

 「点差ほどチームの力に差はない」といって差し支えない試合でしょう。大宮戦の続きを見ているかのような立ち上がりから20分までの間に先制点を取られていれば、そのままズルズルと行ってしまった可能性が高かったと思います。

 しかし京都は圧倒的に優勢だった時間帯に点が取れず、後半開始早々のカウンターからのビッグチャンスも決められず、そしてこともあろうに言い訳の効かない一発退場が飛び出しては、いくらなんでも勝利の女神は逃げてしまいます。

 浦和は1トップ2シャドーを放棄して2トップを採用することでついに高原が覚醒したこと、そして今季全く得点の臭いがしなかったセットプレーで2点も取ったこと(京都の集中力が切れ気味だったのと、シジクレイ不在を割り引かないといけませんが)が収穫だったと思いますが、あんまりな立ち上がりをどう考えるか難しいところです。

--高原----エジ--
-----永井-----
平川--------暢久
---細貝--闘莉王--
-阿部-堀之内--堤--
-----都築-----

68分:永井→梅崎
71分:細貝→内舘
80分:闘莉王→直輝

--田原----柳沢--
-----徳重-----
渡邊--------平島
---佐藤--中山---
-手島--森岡--角田-
-----平井-----

70分:徳重→斉藤
79分:中山→林

20080426kyoto1

 立ち上がりからしばらくは大宮戦、特にその後半の続きを見ているようなものでした。あんまりな内容だったとはいえ、A代表&U23代表の合宿でごっそり選手を抜かれて、全体練習が出来たのは24日の一日だけとあっては大した修正ができるはずはなく、ゲルトは相馬に代えて暢久を入れただけ(U23との練習試合で相馬はイマイチだったのか?)で、他のメンバーはいじらず。性懲りもなく闘莉王をボランチ起用。

 しかも先発起用された暢久はやはり火の玉どころか燃えかす状態で、いきなり駒場での失態を思い起こさせるようなバックパスを相手に掻っ攫われる凡ミスを犯し、やむなく後ろから止めに入った細貝がイエローを貰う始末。闘莉王は相変わらず中盤で散歩。従って京都は中盤で浦和からボールを簡単に奪い取って幾度となく速攻。何度かサイド攻撃を仕掛けたり、浦和のスカスカの中盤を利用してノープレッシャーで際どいミドルシュートを撃ったりとやりたい放題。

 一方浦和の攻めといえば中盤に全くといっていいほどボールが収まらないため、DFラインからいきなりエジミウソン目掛けての縦ポンのみ。エジミウソンが前線でキープしてくれればまだいいのですが、サポートが遅いため簡単にボールを奪い返されてジ・エンド。立ち上がりから20分くらいはそれはそれは絶望的な時間帯で、主力3人が抜けていることを感じさせない京都の出来を見れば半ば敗戦を覚悟しておりました。

 しかし終わってみればここで点が取れなかったのが京都の敗因に。浦和は最初はこれまで通り1トップ2シャドーだと思いましたが、運動量の多い永井が中盤に下がってボールを受け、逆に高原が前に出て2トップにシフトしたことで徐々にリズムを掴み始め、セットプレー中心ながら徐々に反撃。中盤でボールが収まりだしたことから闘莉王が盛んに前線に顔を出し始め、細貝はおろか阿部までもが攻撃参加と順回転。

20080426kyoto2

 後半は完全にエジ&高原の2トップ+永井トップ下になって立ち上がりから攻勢。カウンターを食らってあわやの場面もありましたが、柳沢が自分で撃たずにパスを選択したのが浦和にとって天の助け。さらに運が良いことに田原が阿部のファウルに対して報復の蹴りをかましてしまって一発退場。京都はこれだけ自殺行為を繰り返しては勝てるものも勝てません。

 田原退場直後に永井のスルーパスでDFラインの裏に抜け出した高原が飛び出したGKを交わして浦和での初ゴール。角度がなかったのですが、DFが2人くらいゴールマウスにいてもそこをきっちり決められるのはさすが高原。ゴール後にゴール裏にやって来て「待たせてスマン」とばかりに頭を垂れた高原の姿が印象的でした。

 数的有利の状態で先制点さえ奪ってしまえば、後は俄然浦和ペース。受けに回ると何の役にも立たないボランチ闘莉王ですが、いったん先手を取るとこれが実に強力。右サイドに流れたエジミウソンのクロスをいとも簡単に京都のDFに競り勝ってゴール隅に叩き込んでしまうのには恐れ入りました。

 これで京都の集中が切れたのか、永井のCKをこれまた簡単に闘莉王が叩き込んで3点目。勝利を確信したゲルトは腰痛持ちの永井を早々と休ませて梅崎投入。永井に比べるとパスによる局面打開能力に劣る梅崎はやはりサイドアタッカーが最適任でトップ下はしんどい感じでしたが、その梅崎のCKを高原が押し込んで、というか京都の集中が切れてこぼれてきたボールが高原に当たったような状態で得点。どんな形でもいいからFWは点を取ることが重要。

 余裕をかましまくるゲルトは細貝→内舘、闘莉王→直輝と休ませるべき選手を休ませて、これまで出場機会のなかった大ベテランと期待の新戦力をテスト。直輝は致命傷になりかねないバックパスを一回やってしまいましたが、トップ初出場とは思えない落ち着きぶりで大物感プンプン。他の選手が流しモードに入ってしまったため、前線に顔を出すところまでには至りませんでしたが、攻撃的なボランチは人材を甚だ欠いているところだけに今後も出場機会があることでしょう。

20080426_kyoto3

 ボロボロだった立ち上がりと、90分を通じて両WBが何の仕事もしていないのは気になりましたが、高原覚醒はそれを補って余りある収穫でしょう。高原は敵ゴール近くにいてナンボ。ようやく1トップ2シャドーを放棄してエジ&高原の正しい使い方が判ったのがこの試合の最大の成果かと。

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2008.04.26

麺処 ほん田@東十条

 東十条駅南口から徒歩5分弱。北区保健所そば。途中東十条の車庫前を通ります。

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 平日の夕方ながら行列3人。接客係の指示に従って、食券を買ってから並ぶシステム。待っている間にも何人か客がやってきて常に3人ほど並んでいる感じでしたが、食べ終わった頃には行列はなくなっていました。

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 濃厚豚骨魚介ラーメン(680円)を注文。店内はL字型カウンター一つと狭く、厨房内には店員が2人いるのですが、回転はあまり良くありません。仕事ぶりが丁寧なのとカップル客が多いのがその原因かと。

Honda1

 「濃厚」と銘打っていますがまさしくその通りで、ドロっとしたスープが最大の特徴。豚骨魚介系スープも店が増えてくるとどこも似たようなものに陥りやすいのですが、この店のはもはや液体を連想させる「スープ」と呼ぶのは相応しくなくて、ゾル状のタレといったほうが良いでしょう。麺はタレに負けないように堅めの太麺。ややもちもちっとした歯ごたえのある麺に、ドロっとしたタレがしっかり絡み付いてきます。豚骨も魚介もしつこくなる寸前のところで美味くまとめてあるなぁといった印象。

Honda2

 チャーシュー、海苔、水菜、メンマ、ネギ等具もあるにはありますが、なにせタレの存在感が圧倒的で具は全部霞んでしまいます。麺をタレに絡めてワシワシと食べている感じ。

 上にちょこんと辛味噌?が載っていますが、最初に混ぜてしまったので味の変化を楽しむには至らず。これは次回の宿題にしましょう。

 「濃厚豚骨魚介」は万人受けするとは思えませんが、個人的には非常に気に入りました。屋号が磯にゴールにぶちこまれ、引退しても鬼嫁に苦しむあの男を連想させるのがよくありませんが、あっさり系の「香味鶏だし」やつけ麺もあるのでおいおい再訪します。

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2008.04.25

【展望】08年第8節京都戦

・リーグ開幕から2ヶ月も経っていないのに早くも3度目の対戦。正直「またお前らか!」とげんなりします。ある程度やむを得ないこととはいえ、ナビスコ予選を名古屋とは1試合も消化していない一方、京都とは早々と2試合とも消化したために起こった事態。日程くんにはもう一ひねり欲しいところです。

・気の毒なことに、京都は前節新潟戦でこともあろうにシジクレイ、アタリバ、増嶋と3選手が退場。おまけにカトQも退席処分。主に右SHを務めるアタリバはともかく、フォアリベロないしCBとして守備の要を担っているシジクレイとロングスローだけは一人前の増嶋、さらに試合途中でのフォーメーション変更による局面打開が得意なカトQがいないのは大打撃。従って新潟戦の模様は次節の参考にならないので録画観戦は省略。

・さらに悪いことにU-23代表合宿に召集されていたMF中山が故障で合宿不参加。

・そして極め付きは23日にパウリーニョが左アキレス腱を断裂してブラジルへ帰国

・捻挫で新潟戦を欠場した柳沢は浦和戦で復帰の模様。また故障等で戦列を離れていた角田・手島も復帰との観測も。シジクレイの代役は森岡との観測。

・京都の主力が大量欠場とはいっても、浦和は啓太が発熱、高原が膝の故障でA代表合宿を辞退。坪井も故障。しかも怪我人云々以前にあんまりな試合内容で大宮にスコアレスドローで、チーム状態はゲルト就任以前に戻った感じ。

・要するに闘莉王をCBに置くと現在の陣容では中盤が組み立てられず、かといって闘莉王を中盤に置くとその運動量が少なさからくる諸問題が大きすぎて中盤がタイトな相手には通用せず、どうにもこうにもならなくなった感じ。磐田戦の観戦記で”なんとなく「闘莉王頼みの糞サッカー」的”と書きましたが、残念ながらそれでリーグを勝ち抜けるほど甘くはなかったということなのでしょう。

・中断期間後にポンテが戻ってくると劇的に事態が改善する可能性はあります。しかし、やはりそれは個人頼みのサッカーの延長・延命に過ぎません。

・浦和と比べてはるかにタレントに乏しいのに、共通の理解・意識・意図のもとに各選手が連携と取りながら動き、浦和と互角、あるいは浦和をはるかに凌駕するパフォーマンスを見せているクラブが次第に増えているのが現状。浦和はなぜこれが出来ない?

・ゲルト就任以降リーグ戦4勝1分けと一応勝ち点を稼いだ以上、奇策・奇手で目先の勝ちを拾いに行くのはそろそろお終いにしてもいいのでは? 今年、そして来年以降の浦和はどういうサッカーを目指すのか。そしてそれを実現するためにどういうプランで練習に、そして試合に臨むのか。GWの連戦前に代表合宿で大量に選手を抜かれてチームの立て直しは容易ではないと思いますが、中断期間明け後くらいには「今後の展望」というものを見せていただきたいものです。

・言葉尻を捉えるようで恐縮ですが、ゲルト監督が就任時に発せられた「オフェンス的なサッカー、積極的なサッカー、情熱的なサッカー」というのは大宮戦にはそのかけらも見受けられませんでした。そこにあったのはボールの出しどころを探しあぐねてDFライン間でボールをぐるぐる回すだけの「ディフェンシブで、消極的で、退屈なサッカー」でした。

・これからの闘いは今後の浦和の行く先を決める闘いだと思います。

・なお、ユースの山田直輝が2種登録され、京都戦に帯同するとの朗報も。

<参考>

【前節:新潟 1-0 京都】

---パウ---田原---
-林-------当り場
---佐藤--中山---
中谷-シジ--増嶋-渡邊
-----平井-----

44分:パウリーニョ→森岡(シジ退場によるもの)
HT:林→平島
76分:中山→徳重

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2008.04.24

2007年度事業報告

浦和から「2007年度事業報告」がリリースされました。

気がついた点のみメモしておきます。

・営業収入は前年より9億円増えて、80億円に迫る。うち30億円が入場料収入。

・収入増9億のうち、入場料が5億。広告料1億、その他3億。グッズが微減なのはおそらくリーグ優勝を逃したためでしょう。その他が増えたのはたぶんCWC効果。

・入場料単価(入場料収入÷主催試合入場者数)が@2,822→@2,768と微減なのは増えた入場者数に占めるA席のウェイトが高いためか(南が昨年あたりから常時満員になっていることから推測されます)

・入場料収入が増えた分はそのまま選手らの報酬増に充当。相変わらず入場料収入>選手等報酬で、いたって健全経営。

まぁ今となっては「これだけ金つっこんでこの試合かよ?」という感じですが(´・ω・`)ショボーン

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女ひとり

Kyoto_uta1

浦和 大原 練習場 サポに疲れた女がひとり
右からクロスは誰にも合わず  反対サイドに抜けていた
浦和 大原 練習場 サポに疲れた女がひとり

Kyoto_uta2

京都 サンガは 西京極 サポに疲れた女がひとり
スリートップにロングスロー 残念そこはシジクレイ
京都 サンガは 西京極 サポに疲れた女がひとり

Kyoto_uta3

寄居 嵐山 関越道 サポに疲れた女がひとり
ユースだらけのサテライト 気迫で草津に歯が立たず
寄居 嵐山 関越道 サポに疲れた女がひとり

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元歌「女ひとり」

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2008.04.23

観客数あれこれ

・GWに開催される札幌戦と千葉戦のチケが21日現在でも1万枚以上余っています。千葉戦はたまたま昨年もGW開催(5/3)だったのですが、その時の観客は57,000人余なので明らかに客足が落ちています。共に対戦相手として魅力的とは言いがたい(千葉は昨年までならともかく、有力選手が多数離脱した今年は興業的にしんどいですね・・・)のがその主因なのかもしれませんが、やや気になる事象です。

・また開幕戦や鹿島戦はチケ完売だったのに、実際の観客数は55,000人足らず。ビジターとの緩衝帯が拡張されていることも一因でしょうけど、それにしても死にチケが多すぎます。昨年の開幕戦は57,000人強なので死にチケが増加したのは明らか。MU席を作ってアッパーの割高感解消感を図ったのは良策だと思いますが、そろそろ埼スタでも死にチケ対策を考えないといけない時期に差し掛かっているようです。死にチケに対して無為無策のまま数年経過して、とうとう死んでしまった駒場の悲劇を繰り返してはいけません。

・新潟の観客減は悲惨そのもの。前節京都戦は土曜開催なのに3万を大きく割り込んでしまいました。この調子だと横浜MやF東京に観客数で抜かれる可能性があります。新潟の昨年のチーム成績は上位に食い込む勢いだったのに観客が減ってしまったのは重大な警告サインだったのだと、いまさらながら実感。こういうのも他山の石にしないといけませんね。

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山陽路(9)

山陽路(8)から続く

 現存12天守の中では日本一の高所(標高430m)にあり、日本三大山城の一つに数えられる備中松山城。

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 観光シーズンの土日祝には城周辺への自家用車の乗り入れが規制され、代わりに麓からシャトルバスが出ているのですが、冬はシャトルバスが運行されておらず、やむなくタクシーで城へ向かいました。備中高梁駅から駐車場まで10分弱。もっとも城まで直接車で入れるわけではなく、駐車場から10分ほど急坂を登らなければいけません。

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 ようやく石垣が見えてきました。

 備中松山城は明治の廃城令を受けてそのまま打ち捨てられていた(あまりにも山奥にあるので地元住民にも忘れられていたとか)ところ、地元研究者が再評価。昭和初期になって住民の手によって解体修理され、さらに平成になって改修を行って現在に至っています。

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 大手門。備中松山城は石垣のみならず、石垣を支える岩盤自体に崩壊の恐れがあるとのことで高梁市が京大と共同で監視システムを設置したとのこと。

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 三の丸へと続く土塀。一部は現存で重要文化財に指定されています。

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 三の丸から見た風景。山城なので城郭も三の丸・二の丸・本丸と単純な構成ではなく、曲輪が幾重もの層を成しています。

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 二の丸。やっと天守が見えてきました。

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 本丸への入り口。正面に見えるのは五の平櫓。天守は現存ですが、本丸の櫓、門、土塀は平成になって復元されたものがほとんどです。

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 ついに天守に突入します。二重二階の現存最小の天守。一見三重にも見えますが、左に張り出している部分は本来は八の平櫓へと続く廊下の一部。八の平櫓が現存しないので仮入り口として利用されています。

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 天守の裏へ回ってみると、天守同様、現存の二重櫓が。

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 二の丸へ降りて、搦手へ回ってみました。後曲輪から見た天守・二重櫓。

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 日が傾いてくると山城は冷えます。車で来た道を引き返しても面白くないので本来の自然歩道で山を駆け下りてみましたが・・・落ち葉がうずたかく積もっていて滑りやすく、危うくスリップ転倒しそうになること2回。短絡しているはずですが、結局車道を歩いたほうが速かったかも。

(続く)

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2008.04.22

山陽路(8)

山陽路(7)から続く

 岡山を代表する駅弁といえば「祭ずし」(みよしの 950円)。

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 やたら派手なパッケージ。

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 桃を模った容器

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 寿司飯の上に錦糸卵を敷き詰め、ママカリ・さわら・えび・あなご・しゃこ・たこ・も貝等々瀬戸内の幸を散りばめています。「も貝」というのはちょっと耳慣れませんが、これが海外産の怪しげな貝ではなくて岡山西部笠岡地区の特産品とのこと。

 なお「祭ずし」の名はパッケージに記された解説によると、備前の喰い祭例といってちらし寿司を作ってお客さまに振舞う事がお祭りの一番の楽しみだったことに由来するとのこと。なんでも池田光政が出した倹約令の影響でお祭りのお御輿やお囃子が廃止されてしまい、その反動でちらし寿司が派手になったとか。

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 特急「やくも」で備中高梁へ向かいます。四半世紀前に登場した車両(381系)がまだまだ頑張っています。

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 昔は2重になったガラス窓の間にブラインドがあって、レバーをくるくると回してブラインドを巻き上げる凝った仕組みになっていました。もうそんなことを覚えている人も少ないでしょうが(苦笑)、回転レバーを撤去した跡の蓋が往時を思い起こさせます。

(続く)

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2008.04.21

【観戦記】浦和 0-0 大宮

 浦和は最後まで中盤が作れず、監督は謎采配を繰り出し、最後はコンディションの差が出て先に足が止まる。これで勝てたらそれこそ奇跡。大宮のほうが決定機は多く、その意味で負けなくて良かった試合でした。06~07年の浦和はこの試合のように内容が皆無に等しくてもポンテ→ワシントンでドッカーン!!!でかろうじて勝ってきましたが、2人ともいなくなるとこんなもんでしょう。

 もっとも大宮も後半はデニスマルケスが好機でこねまくって潰されるの繰り返しでしたから引き分けは妥当なところなのかも。前半はともかく、後半は当事者以外には極めて退屈な試合だったかと思います。

 ただ現時点では浦和の実力が大きく下がった一方、大宮の実力が上がって、実力差がほとんどなくなっている事実は残念ながら認めざるを得ません。

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-----エジ-----
--高原----永井--
相馬--------平川
---細貝--闘莉王--
-阿部-堀之内--堤--
-----都築-----

60分:高原→梅崎
60分:エジミウソン→達也
82分:細貝→暢久

--デニス----吉原--
金沢-------小林大
---斎藤--小林慶--
波戸-富田--レア-村山
-----江角-----

62分:吉原→ペトロジュニオール
87分:斉藤→片岡
89分:デニスマルケス→森田

 先の京都戦で闘莉王なしでは中盤が作れないことを露呈した浦和は予想通り闘莉王をボランチ起用。体調不良で啓太が欠場し、闘莉王の相方には細貝を投入。不振の暢久に代えて右WBにナビスコを休ませた平川を起用したところも予想通り。大宮はナビスコ横浜M戦で負傷した内田が欠場し、左SHには金沢を起用。

 前半の浦和はさほど悪い出来ではなかったかと思います。積極的に前からプレスをかけてくる大宮の中盤を飛び越して、DFからのロングボールないしサイドに基点を作ってからの縦パスでDFの裏を突く狙い。大宮は中盤の守備がタイトで浦和はなかなか中盤を作らせてもらえませんでしたが、前半も終わり近くになると永井が中盤で前を向く場面も見られだしました。

 今季未だのノーゴールの高原。高原の位置はかなり高く、シャドーというよりは2トップの一角といっても良い位置だったと思いますが、エジミウソンと近い位置を保って得点の臭いが漂いまくるパフォーマンスを見せていました。

 守っても浦和従来製品比ではDFラインを高く保ち、細貝が中盤で獅子奮迅の働きを見せて、大宮が得意とする「高い位置でボールを奪っての速攻」を許さず。それでも大宮に高い位置でボールを回されがちになってしまいましたが(闘莉王があれだけ守備をさぼりまくればどうしてもこうなっちゃいます)、遅攻になってしまえば大宮は外国人FWの個人技くらいしか攻め手はないので、ポゼッションで完敗しているとはいっても守備もまずまずの出来といっていいでしょう。

20080420ohmiya2

 セットプレーやカウンターで2度際どい場面がありましたが、まずまずの内容で前半を折り返した浦和。大宮の運動量が落ちると予想される後半に期待がかかりましたが、残念ながら後半の浦和の出来は悲惨そのものでした。

 DFライン裏への放り込み攻撃は大宮が無理やり前からボールを取りに行かずに(単に疲れただけかもしれませんが)ややラインを下げることで簡単に封じられ、ことごとくレアンドロに跳ね返されてジ・エンド。まぁあんな単純な攻撃で敵陣を崩せると思うほうがどうにかしていますが。

 逆に後半の立ち上がりに右サイドを崩されて2度際どい場面を作られ、どうにもこうにも手詰まり感が漂いだした60分。ゲルトが放った手は2トップを共に下げてしまうという驚くべきものでした。

-----永井-----
--梅崎----達也--
相馬--------平川
---細貝--闘莉王--
-阿部-堀之内--堤--
-----都築-----

 何の役にも立っていないエジミウソンを下げるのは当然(っていうか、磐田戦後半に惜しいシュートを一つ放って以来、点取り屋としては全く仕事していませんが・・・)でしょうが、上り調子の高原を下げますかね??? しかもかろうじて前線と守備陣を繋いでいた永井を最前線に上げたため、ただでさえ前後分断気味の浦和はこれで中盤が完全になくなってしまいました。しかも達也は怪我明けで、この3人で練習したことってあるんですかね? なんとか3トップの一人にボールが入ってもボールの出しどころがなくて一人でウロウロしてあぼーんの繰り返しだったような・・・ 

 前線でボールが収まらないので両WBは上がるに上がれず、闘莉王は「不動のボランチ」と化し、闘莉王の看護に疲れ果てた細貝は急速に消耗。従って中盤が全く作れずに前の3人が孤立。しかも前の3人がバラバラに動いている大惨事。DF同士でぐるぐるボールを回して、思い出したように前線へ蹴りだして、当然のように跳ね返されて終わりってなんじゃそれ?

 さらに悪いことに浦和は後半30分辺りから足が止まり気味に。大宮は多くの選手がナビスコを欠場したこともあってコンディションの差が出始め、浦和は中盤で全くボールが取れず、玉際の競り合いでも悉く負けがちに。そのため大宮のカウンター攻撃に晒されてしまう場面が増えましたが、好機でデニスマルケスがこねまくっては浦和守備陣に囲まれてあぼーん。サイドでフリーになっている選手を使われたら浦和は守りきれなかったでしょうが、あのこねこねには助けられました。

 最後の最後で、闘莉王&平川の連携で右サイドを攻め、クロスから永井のヘッドというビッグチャンスを作りましたが、残念ながらクロスバー直撃。前半の高原のシュートと最後の永井だけですね、見せ場は。ゲルトが消耗しきった細貝を暢久に代えて敗戦を防いだのは好采配。

 中盤の支えとなるべく期待された闘莉王ですが、ただでさえ運動量に乏しいのに連戦でほとんど動けず、全く存在感なし。これではわざわざボランチに置く意味がありません。っちゅーか、スタメンで出してはいけないレベルでしょ、ありゃ。ゲルトの奇策「ボランチ闘莉王」は半ば予期された形で崩壊してしまいました。2試合引き分けが続きましたが、ゲルトは天皇杯のような短期決戦には強いけれどもリーグ戦の成績はイマイチというのがなんとなく判ってきたトホホな試合内容でした。

 次節京都戦以降GWの連戦が控えていますが、京都&大宮戦の失敗をゲルトはどう生かしてくるのでしょうか? チーム立て直しには時間がかかりそうですが、こういう時に限ってA代表&U-23の合宿で大量8人が離脱。ゲルトもさぞ頭が痛いことでしょうが、逆にいえばそれだけの選手が揃ってこの試合内容なんですねぇ・・・(´・ω・`)ショボーン

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2008.04.20

【閉店】麺花蔵@上野

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 丸井の真裏に立地。カウンター+テーブル1卓で20卓弱しかありませんないが、店内にはかなりゆとりがあります。食券制。店にはオヤジが一人とアシスタントが2名。

 おしぼりが出されるのと、繁華街にあるラーメンとしては珍しく禁煙なのは嬉しい配慮。基本の「花蔵黒丸(醤油ラーメン)」(750円)を注文。各種トッピングが可能な他、味噌・塩ラーメンやつけ麺もやっている模様。

Hanakura2

 スープは背脂系の豚骨醤油。脂っぽくもなければ塩辛くもなく、かといって背脂の甘味が目立つほどでもない。割とあっさりしてはいますが、良くもなく悪くもなくまさに中庸といった出来。

Hanakura3

 麺はやや細めで少し縮れ入り。やや柔らかめの出来上りでスープはよく絡みますが、スープにがちょっと弱いかも。

 柔らかいを通り越してボロボロと崩れる薄切りバラ肉チャーシューが売り物でしょうか?

 具は他にメンマ、刻みネギ。

 この手の背脂系の豚骨醤油ラーメンって一昔前には流行ったのでしょうが、今となっては類似店と決定的な差別化ができずに苦しんでいる店が多いような気がします。ここもご多聞に漏れないかと。

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2008.04.19

【展望】08年第7節大宮戦

・昨年までのイメージだと中盤フラットの4-4-2で引き気味に構え、各選手がバランスを保ちながら自分に与えられたポジションに引きこもってスペースを徹底的に消した結果、守備はいたって堅固なものの全くといっていいほど攻撃の形は作れない。従って試合のスコアは判で押したように1-0か0-0か0-1で、しかも代表に呼ばれるような個人能力に長じた選手がどのカテゴリーにもいないので興業的魅力に乏しく、金を払って見に行く観客がいるのかどうかはなはだ疑わしいサッカーを繰り広げていた、そんな大宮。

・まぁ、そんな大宮に一回も勝てず、「弱いほうのさいたま」「世界3位だがさいたま2位」の座を欲しいままにしている浦和がとやかくいう筋合いはないような気もしますが。

・しかし今年の大宮は明らかに一味違っていますね。京都vs大宮を録画観戦した際、大宮が高い位置から積極的にプレスをかけてきたのが印象に残りました。その代わりDFラインの裏にはぽっかりと大穴が空いています。

・まぁ、その方向転換が吉と出るか凶と出るかは蓋を開けてみないと判りませんが、新潟・千葉といった絶不調チーム相手に良いサッカーをしても、好調の名古屋や京都にはなるべくしてなった逆転負けを食らっている辺りにチームの完成度が伺えるような・・・ 要は90分持たないようです。従って浦和はお決まりの「ぼんやりした立ち上がり」だけは避けたいところ。前半を0-0で凌げば自ずから勝機が見えてきます。

・水曜日のナビスコ横浜M戦はメンバーを大幅に入れ替えて臨んだところ、右SB西村の退場も手伝って4-0の大敗。層の薄さを露呈するだけの結果になったどころか、主力の内田が負傷してしまうオマケ付き。全く参考にならないのでその前のリーグ戦第6節千葉戦の様子だけ掲げておきます。

【第6節:千葉  2-4  大宮】

--デニス----吉原--
内田-------小林大
---斎藤--小林慶--
波戸-富田--レア-村山
-----江角-----

*レア=レアンドロ

60分:小林大→金澤
76分:吉原→片岡
86分:デニスマルケス→ペトロジュニオール

(得点)
21分 デニス マルケス
31分 デニス マルケス
88分 片岡 洋介
89分 ペドロ ジュニオール

・この試合も高い位置からプレスを掛けてくる大宮の積極姿勢が目に付きました。大宮のキーマンは左SHの内田。横浜Cから今年移籍してきた選手ですが、実に運動量豊富で攻守に効いています。小林大のようなテクニックはあるけれどもそれほど運動量があるわけではない選手よりは今のスタイルに合っている模様。

・高い位置でボールを奪取すると、手数を掛けずにサイドの選手→FWとボールを運んで一気にフィニッシュへ。この日は千葉CBの応対があんまりでデニスマルケスの個人技で早々と2点取りましたが、それ以外にも大宮が前半に数々の決定機を作っています。

・ボランチも後方から支援にやってきますので攻撃はそこそこ厚みがありますが、中盤でタメてSBの攻撃参加をも促す感じではなさそう。この辺は同じ4-4-2でも鹿島や名古屋とはかなり違うかなと。

・しかし、千葉が選手交代で中盤を立て直す(左WBで何の役にも立っていなかったフルコビッチをボランチに据えた)といきなり形勢逆転。大宮は70分あたりから運動量が激減して中盤でボールが取れなくなり、右サイドからDFラインを再三ぶち破られて何度か決定機を与えてしまいました。試合そのものは終盤に2点取って千葉を突き放しましたが、後半急激に失速するという弱点はどうにもならない様子。

・ペトロジュニオール、デニス・マルケスの両FWは個人技が高いので少々やっかい。但しこれまで両者を併用した例はほとんどありません。どちらも「オレがオレが」になりやすいタイプなためなんでしょう。

・桜井、藤本、橋本が故障離脱中(動けない藤本はこのチームに合わないような・・・)。これらの影響はほとんど感じられませんが、内田が負傷欠場するとかなりラッキー。

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謎の新キャラ

浦和レッズが、さいたま市観光大使に(浦和オヒサル) 

さいたま市の魅力を広くPRし、イメージアップに協力する「さいたま市観光大使」の一団体として浦和レッズが選ばれました。
11日(金)にさいたま市役所で行なわれた委嘱式には、藤口光紀代表が出席し、相川宗一市長から、委嘱状とタスキ、名刺を受け取りました。

Saitama_taishi

|-`).。oO コバトンは県のキャラで、こいつは市のキャラなんでしょうか? ホーリーくんのパクリにしか見えませんが・・・

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2008.04.18

浦和パートナー異動2008

年明けどころか、レッズフェスタが終わってもパートナー紹介が2007年度版のまま放置されているのを訝しく思っていたのですが、清水戦の後に覗いてみたら何時の間にか更新されていました。

<参考:2007年>

Parter2007

<2008年>

Partner2008

あちこちのJクラブでパートナー撤退話が絶えませんが、浦和は幸いにも大所に変動はありません。

しかし細かく見てみると

・「でんきち」様がレベル4からレベル3に格上げ (「レベル」は協賛金の大小に比例すると思われるバナーの大きさでランク付けしたもの)

・昨年レベル4だった「三菱オートリース」様「岡田運送」様「Moteco」様が撤退

と若干変動があります。

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山陽路(7)

山陽路(6)から続く

 津山城は大きな災害を受けずに明治維新を迎えたためか、多数の櫓を従えた5層の天守の姿が古写真にしっかり残っていますが、明治になって廃城とした際に建造物を徹底的に破壊してしまい、天守や櫓はおろか門すら残っていません。平成の世になって築城400年記念としてようやく「備中櫓」が復元されようやく面目を施した次第ですが、元々の規模が壮大だっただけにまだまだ寂しさは拭えず。ちょっとずつでも復元が進むことを願うばかりです。

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 建造物がほとんどないとはいえ、津山城に残る高石垣は見事。

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 南面には高石垣がひな壇のように三重に重なっています。

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 大手口。

 城跡一帯は鶴山公園として整備されており、公園は有料(210円)。

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 三の丸、二の丸と登ってゆくと津山城唯一無二の見どころ「備中櫓」が頭上に覆いかぶさるかのように建っています。

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 裏鉄門から本丸へ

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 一見天守台のように見えますが、これは粟積櫓跡。「小天守」と称されていました。

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 本丸の東側は一段高くなって石垣で固められています。

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 津山城の天守は本丸中央ではなく、その西端に偏って建てられていました。層塔型の5層5階の天守(4層目は庇として数えず、4層5階と表記する例も)。

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 備中櫓は戦闘専用ではなく、むしろ居住用。従って内部は書院風に造られた区画さえあります。

(続く)

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2008.04.17

日本代表被害者の会@4月キャンプ

日本代表候補 トレーニングキャンプ メンバー(4/21~23)

GK:川口、楢崎、都築、川島
DF:寺田、中澤、闘莉王、駒野、阿部、栗原、徳永、長友
MF:中村直、羽生、西、中村憲、啓太、山瀬、茂原、今野、山岸、香川
FW:永井、高原、玉田、巻、高松、大久保

*鹿島とG大阪はACLのため免除。

浦和からは都築、闘莉王、阿部、啓太、永井、高原ってこれじゃトップの練習ができまへんがな・・・ っちゅーか、腰痛持ちで90分出られない選手まで呼ぶなよな( ゚Д゚)ゴルァ !

矢野は完全に岡田の構想から外れた模様。新顔が増えましたがバーレーン戦のメンバーから外された選手はなし。今回のキャンプを経てオシム臭漂う選手と新顔の入れ替えが進むのでしょう。

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【観戦記】浦和 1-1 京都

 勝った楽しさ、良い試合が見れた喜びもなければ、負けた哀しさ、凡ミスだらけの試合を見てしまった怒りもない。久しぶりに駒場のバックスタンドに座ってぼんやり90分を過ごした。そんな良くも悪くも感想の持ちようがないつまらない試合でした。

 フレッシュな選手を何人か起用しましたが、やはり中2日では鹿島との激闘の疲労は抜けないのか全般に動きが鈍く、敵ゴールへと向かう縦の推進力に乏しいまま90分が過ぎてしまいました。そしてお決まりの早い時間帯での失点。一人気を吐いていた梅崎が1点返したものの、後半半ばから京都の猛攻を浴び、あわやという場面を作られたことを思えば負けなくて良かった試合と評していいかと思います。

 リーグ戦4連勝とはいえここ3戦は際どい試合の連続。とても地力がついたと確信をもって言える状態ではなく、早晩己の未熟さを噛み締める場が来るのは当然。それがカップ戦だったのはある意味幸いでした。

 観客16,000弱。見せ場の少ない試合でファン・サポーターも終始沈黙気味。駒場ってもはや聖地でもなければ実家でもない。駒場だから特別に盛り上がることもない。埼スタよりは若干アクセスが良い、ただのこじんまりしたスタジアムになってしまった。なぜだか判りませんが、この試合でちょっとそんな感じがしました。それは試合内容ゆえではないような気がしてなりませんが・・・

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<スタメン>

-----エジ-----
--梅崎----高原--
相馬--------暢久
---細貝--啓太---
-阿部-闘莉王--坪井-
-----山岸-----

60分:暢久→岡野
69分:高原→永井
82分:梅崎→堀之内

---田原---林---
-----中山-----
渡邊--------平島
---佐藤--森岡---
--中谷-シジ-増嶋--
-----平井-----

HT:平島→パウリーニョ
HT:佐藤→斉藤
74分:林→柳沢

 鹿島戦出場メンバーのうち、都築・堤・堀之内・平川を温存し、山岸・坪井・相馬・梅崎を投入。代表組を一人も休ませなかったのは非常に意外だった他、胃腸炎明けでコンディションが整っていないと伝えられた相馬が先発したのも意外でした。

 ゲルトは闘莉王大作戦2.0を放棄して本来の位置に。闘莉王をボランチに据えなかったのは細貝・啓太のコンビが気に入ったのでしょうか?

 浦和の立ち上がりはそれほど悪くなかったのですが、暢久の不用意なバックパスを林に掻っ攫われて早々と失点。これが祟って浦和はいきなり大苦戦に。

 京都は浦和のサイド攻撃を警戒して徹底してサイドのスペースを潰してきました。本来はシジクレイを中心とする3-5-2のはずですが、中盤の選手が下がって5バックにすら見える徹底ぶり。浦和の両WBは完全に手詰まり(病み上がりの相馬に多くは期待できないとしても暢久の消極姿勢には参りました・・・)になり、梅崎が左サイドを抉ってチャンスを作るのが精一杯。

また浦和がボールを下げると京都はラインを上げて前線から厳しくプレスを掛けてくるので、浦和がスルーパスやパス交換で京都DFラインをぶち破るのも難渋。闘莉王が盛んに徘徊するもののさしたる効果はなし。浦和の中盤にパスセンスに長けた選手がいないのは非常に辛い感じ。

 もっとも戦術面以前に京都に運動量で負け、攻守の切り替え速度で負けているのでお話になりません。それでも梅崎が個人技で左サイドから斬りこんで直接ぶち込んで同点に追いついたのですから、まぁ浦和も捨てたものではないのかも。

 同点に追いつかれた京都は後半頭からパウリーニョと斉藤を投入して3トップに(たぶん4-3-3)。投入当初はこれが機能せず、むしろ中盤の薄さが仇となって浦和がやや巻き返し、梅崎が2度ビッグチャンスを演出。ゲルトは好機と見て良いところのない暢久に代えて岡野を投入しましたが、発想は十二分に理解できるものの残念ながら結果的にこれが大失敗。岡野はゲームの流れに乗れずに好機を潰してしまうだけではなく、右サイドに穴を開ける結果に。

 この交代以降京都の3トップが威力を発揮しはじめ、なぜかFWのマークが外れてしまう場面が散見しだしてどフリーの田原に絶体絶命の一発を浴びた他(阿部がかろうじてライン上で掻き出しましたが・・・)、右サイド中心に猛攻を浴びてしまいました。3トップの相手に対して殴り合いに持ち込もうとしたら一方的に殴られた感じ。

 お決まりの高原→永井の交代で挽回を図るも梅崎の消耗と共に攻撃の形が作れなくなり、永井が際どいミドルを一本撃ったくらい。梅崎→堀之内で闘莉王を前線に上げるもそもそも闘莉王にボールが渡らない上に闘莉王がほとんど動けない状態でさして得点の臭いがしないまま試合終了。

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あとは試合内容同様、とりとめのない雑感をば。

・闘莉王の位置を元に戻したら、試合内容も手詰まり感漂う元の姿に戻ってしまったことを確認できた一戦。梅崎が動き回るだけでは局面打開にはいかにも力不足。細貝・啓太の組み合わせではいかにも中盤の構成力に乏しく(とりわけ細貝の出来が芳しくなかったのが響きました)、局面を打開するパスやドリブルもできなければ、左右への大きな展開もできません。前半闘莉王が盛んに攻撃参加してきましたが、京都の陣形が乱れていない状態で闘莉王が上がってきてもあまり有効でないどころか、かえってカウンターの餌食になるだけ。

・残念ながらポンテが戻ってくるまで闘莉王を中盤に置くしかなく、それによって生じる中盤の広大な穴は啓太ないし細貝に死んでもらうしかない感じ。攻守のバランスの悪さから生じる試合内容の不安定さはポンテが戻ってくるまでおそらく解消しないかと。

・高原の動きは確実に良くなっています。エジミウソンとの連携ももうちょっと。後半ライン際でGKからボールを奪い取ったり、シジクレイをぶっちぎってエリア近くまで突進したりと拍手もののプレーも散見。ただやっぱり高原はゴールの近くにいてナンボの選手で純粋な2トップの一角で他の選手にお膳立てしてもらわないと真価が発揮できないような・・・ 従って高原大爆発はポンテ復帰後になるでしょうな・・・

・久しぶりに出場した坪井。1回パウリーニョに振り切られたが、自信なさげなおっかなびっくりなプレーは影を潜めていた。これならGWの連戦時に堤とターンオーバーを構成しても不思議ではなさそう。

・暢久を今後スタメンで使うのは厳しくなってきました。守備固め要員としてベンチに置いておくしかないような・・・ 岡野のほうは達也が戻ればベンチに入れない可能性大かと・・・

・山岸も試合感のなさを随所で露呈していました。これは半ば仕方ないですが・・・

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2008.04.16

【展望】08年ナ杯第3戦京都戦

・リーグ戦上位チームだらけの「死のグループ」と化したAグループ。チーム状態は名古屋が頭一つ抜けているので、浦和は京都・神戸から勝ち点3を稼いでおかないとグループリーグ勝ち抜けが難しくなります。

・闘莉王大作戦2.0は崩壊寸前のところでかろうじて結果を残しましたが、このままだといつ大敗、しかも大敗の連敗に陥ってもなんら不思議ではありません。そしてその連敗の始まりが駒場だったり、大宮戦だったりしたら最悪ですわ・・・・ 闘莉王の1.5列目起用はゲーム終盤の奥の手ということでお願いします。

・長谷部移籍 & ポンテ不在で中盤にボールの預けどころがなくなったため苦肉の策として採用されたに違いないボランチ闘莉王。これも単に浦和の中盤が一人足りないように見える時間帯が長いような・・・ 浦和が攻勢に出て前線にボールが収まっている場合であれば闘莉王自身の攻撃力や展開力が如何なく発揮されるので全く機能していないわけではないのですが、バランスが良くないのは一目瞭然。でもボランチ闘莉王のほうはポンテが帰ってくるまでは仕方ないでしょうな。多少の失点、失態には目をつぶるしかないかと。

・腰痛をおして出場を続けている永井はさすがにナビスコはお休みでしょう。怪我明けの達也や病気明けの相馬にも多くは期待できず、ナビスコ京都戦は浦和加入後全くいいところがない高原に奮起してもらうしかないのですが・・・ 3-6-1のフォーメーションは変えないとすれば、エジミウソンとポジションを入れ替えたほうがまだマシなような・・・今の高原の動けなさ加減からすればシャドーは不向きなんじゃ・・・

・DFの面子は闘莉王復帰後不動ですが、ぼちぼち阿部を休ませて坪井起用があってもおかしくないところ。

・西京極では後半京都の3トップ(田原・柳沢・徳重)にボコボコにされましたが、試合中に盛んにフォーメーションを変えてくるカトQの奇策にどう対処するのかも見所。

・また高さのない浦和DFにとって田原はやっかいな存在。西京極では田原のポストプレーが効いていました。策士エンゲルスが無為無策で臨むとは思えませんが・・・

<京都まめ知識>

・アタリバが出場停止
・パウリーニョは第4節以降出場なし(右足痛) → 浦和戦で復帰の模様
・手島は第5節で負傷し、第6節はベンチ外。
・徳重、角田が14日(月)の練習を体調不良で休む

【前節(J第6節):京都 2-1 神戸】

---田原--柳沢---
-----徳重-----
-佐藤------アタリバ
-----シジ-----
渡邊-角田--増嶋-平島
-----平井-----

HT:角田→中山
57分:徳重→林
86分:柳沢→森岡

・田原が2得点。1得点目はGK榎本のスローが直接田原に渡ってしまうという、つい最近どこかで見覚えのあるものだったので論外としても、目を惹いたのは2点目。柳沢がDF北本を引き連れたまま最前線でキープ→後方から田原がズドン! 得点能力以外は絶品と評せられて久しい柳沢らしい働きと田原の相性のよさが確認できたひとコマでした。

・試合そのものはFW全滅の神戸の状態が悪すぎて(ボッティをFWに上げる等苦肉の策を打ってはいますが、チームバランスが崩れてどうにもなりません)、途中で録画を見るのと止めてしまいました。

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2008.04.15

スルガ銀行チャンピオンシップの謎

リーグ戦と並行してACLを闘っている最中、しかも代表選手を多数輩出しているにも関わらず、過密日程の合間を縫ってナビスコウィナーのおまけを闘うとは誠にご苦労なことですが、唐突に始まった「スルガ銀行チャンピオンシップ」って謎だらけですね。

開催会場はなぜか長居。もちろん長居はセレッソのホームスタジアムであり、セレッソが「当国際試合については出場チームのホームスタジアムか中立的なスタジアムを使用するのが当然」だとして長居開催に反対するのは至極当然。JFAがなんで長居開催を思いついたのかが最大の謎。

またさほど人気があるとも思えない海外クラブ相手に万博がキャパ不足とも思えず、ガンバが万博開催にこだわりを見せないのも不思議。

さらに不思議なのがこの大会のスポンサーが静岡の一地方銀行に過ぎないスルガ銀行であること。もっともスルガ銀行は地銀といえどもネットバンキングに力を入れている銀行なので営業区域外で露出度を高める意義がないとはいえないのでしょうが、JFA/Jリーグが好条件のスポンサーを関西基盤の企業の中から見つけてこれなかった結果スルガ銀行になったのかもしれません。

なんだかいつあぼーんしてもおかしくなさそうな大会なので生暖かい目で見守ることにします。

もっとも浦和レッズが久しぶりにナビスコ杯を奪回して来季同大会に出場すれば、一躍この大会の権威が高まるのは火を見るより明らかなんですが(苦笑)。

P.S.

あぼーんといえば賞金未払い問題が解決せずに、何時の間にかやJリーグオヒサルからもコソーリと削除されている、あの「A3」はどこへ行ってしまったんでしょうかねぇ・・・

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大宮も忘れないで(棒読み)

反町ジャパンが浦和とガチンコ対決!(08.4.15 報知)

日本サッカー協会関係者によると、23日午前に浦和と、午後に大宮とガチンコ試合を行うことが内定。U―23代表と並行し、岡田ジャパンも国内合宿を行うため、浦和はDF闘莉王、阿部、MF鈴木らA代表は不在となることが濃厚。MF細貝らは招集されれば青いユニホームを着ることになるが、それでもJ屈指の巨大戦力は揺るがない。

西武がレッズと合同Vパレードも(08.4.15 報知)

上田清司・埼玉県知事が14日、西武とJリーグ浦和レッズとの合同優勝パレード構想を提案した。西武の小林信次球団社長が、「アサヒスーパードライ」の特別缶「がんばれ! 埼玉西武ライオンズ」の発売に当たり、県庁を訪問。知事は「優勝したらパレードやパーティーで地域を活性化してほしい。行政の協力? もちろん必要になると思う」と協力態勢も見せた。

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|-`).。oO 後者はよほど記事に困ったとしかいいようがありませんなぁ・・・

(オマエモナーというツッコミはなしの方向で・・・)

不人気なのに見得張って国立で試合をしていつもガラガラのU-23。U-23vs浦和の親善試合を平日ナイターで組めば、駒場くらいは簡単に満員になるでしょうなぁ・・・  そんなことはともかく五輪出場を目指して張り切ってウチの選手を怪我させるんじゃないぞ( ゚Д゚)ゴルァ !

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2008.04.14

ココログ被害者の会08.4.14

4/14 ココログログイン障害のご報告

 ココログをご利用いただき、ありがとうございます。

 本日8:10頃より、ココログベーシック/プラス/プロにつきまして、管理画面にログインしづらい状況が発生しておりました。

 緊急で復旧作業を実施し、12:40に通常の状態に復帰いたしました。現在は、問題なくログインが可能です。

 ご利用の皆様にはご迷惑をおかけし、大変申し訳ございません。

 今後ともココログをよろしくお願いいたします。

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|-`).。oO  無料の「ココログフリー」だけが無傷というのがいやはやなんとも・・・ 京浜東北かココログかという感じの事故発生率ですな・・・

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【観戦記】浦和 2-0 鹿島

 宿敵鹿島相手に埼スタでスコアこそ2-0ながら文字通りの辛勝。

 眼を覆わんばかりのお粗末な試合内容ながら浦和が数少ない決定機を決め、守っては都築のビッグセーブ連発に助けられて鹿島の猛攻を凌ぎきりました。もはや闘莉王大作戦2.0が破綻しているのは誰の眼にも明らかで、この日の勝利は鹿島らしくない決定力の無さに救われただけ。今後に大きな課題を残した試合でしたが、それでも鹿島に勝ったのは嬉しい限り。

20080413kashima1

 まぁこんな奴らに負けてられんわなぁ(・∀・)ニヤニヤ

 "F○CK なんとか REDS”を描こうとしてものの見事に失敗。鹿島の選手・監督は賞賛に値すると思いますが、この辺はいやはや何ともwww 勝っても勝っても客足が伸びない原因はどう見てもこれですわw

 っちゅーか、こんなの手伝わされている一般の鹿サポが可哀想w

20080413kashima2

<スタメン>

-----エジ-----
--闘莉王---高原--
平川--------暢久
---細貝--啓太---
-阿部-堀之内--堤--
-----都築-----

HT:高原→永井
70分:細貝→梅崎
88分:エジミウソン→坪井

--田代---マルキ--
--ダニーロ-----本山-
---青木--小笠原--
新井場-大岩-岩政-伊野
-----曽ヶ端----

76分:本山→増田
86分:伊野波→興梠
89分:新井場→中後

 相馬が胃腸炎で急遽戦線離脱。暢久が右WBに入って平川が左に回るのは想定内でしたが、ゲルトはなんと試合開始から闘莉王を1.5列目に起用する「闘莉王大作戦2.0」を発動。同じく1.5列目には磐田戦同様高原がスタメン。

 久しぶりにしゃきっとした立ち上がりで中盤の出足も鋭く、鹿島を押し込んで珍しく啓太も最前線に顔を出しましたが、それもちょっとの間だけ。「闘莉王大作戦2.0」の付け焼刃加減がたちまち馬脚を表してしまいました。前3人の連携はメロメロ。単純な壁パスですらミスが相次ぐ惨状でしたからトリッキーな崩しが決まろうはずがなく、前半のシュートはわずかに2本。

 前線にボールが収まらないので両WBやボランチは上がるに上がれず、しかも前の3人は守備をしないので前3人と後7人との間にぽっかりと大きな穴が。当然ながら鹿島に良いようにパスを回され、サイド、特に右サイドを徹底的に崩されました。永井・梅崎が2シャドーを構成する場合は両者がある程度サイドの守備をやるのでここまでボロボロにはならないのですが、闘莉王・高原だと4-4-2の相手に対して浦和のサイドの脆弱性が顕になってしまいます。前半を無失点で凌いだのは僥倖としかいいようがありません。

 この日もわずかにシュート1本に終わった高原をゲルトは早々と諦めて後半頭から永井を投入。前3人の連携が悪すぎるので高原だけに責めを帰しても仕方ないと思いますが、残念ながら今の高原には腰痛持ちで90分使えない永井を出すまでの時間稼ぎ以外の価値を見出せません。

 永井投入の霊験あらたか、浦和は中盤が勢いを取り戻して暢久→啓太と繋いで啓太のふわりと浮かしたボールで闘莉王が鹿島のDFラインの裏に飛び出した時点で勝負あり。闘莉王の低いクロスを永井が難なく蹴りこんで先制。浦和が最初のビッグチャンスをいきなり決めました。

 先制を許した鹿島はさらに攻勢を強めて猛反撃。腰痛持ちの永井は好調時よりも運動量が少ないためか、またしても前3人と後7人が分断される惨状に陥ってしまいました。ゲルトが細貝→梅崎で闘莉王をボランチに下げて火消しにかかったのは至極当然、というか遅すぎたくらい。

浦和は最終ラインで凌ぎまくって何度かカウンターのチャンスを掴みかかるのですが、今度はエジミウソンが大ブレーキ。寒いと調子が出ないのかボールは収まらず、キレもなし。しょっちゅうボールを失うので最終ラインは上げるに上げられず。最終ラインがなんとか蹴りだしたボールは悉く鹿島に拾われて波状攻撃を浴びるテイタラク。幾度と無く危険な位置でファウルを犯し、小笠原の高精度FKを許してしまいました。

 しかしズタボロ状態の浦和を救ったのが都築。際どいシュートを次々と猫パンチ。名古屋戦で大失態を犯して一時はスタメン落ちも已む無しと思いましたが、大一番で良い仕事をしてくれました。

 1-0で逃げ切れれば御の字な展開。しかし最後の最後で大岩の凡ミス(=緩いバックパスを永井が掻っ攫ったもの)を突いて永井が追加点。鹿島は前半自陣で何度か時折致命傷になりかねないミスを犯しており、浦和が勝つとすればそれを突くしかないだろうと見ていましたが、追加点はまさしくその通りの展開。

 都築が守り、永井が攻め、圧倒的な実力差をひっくり返してのホーム埼スタでの辛勝。「闘莉王大作戦2.0」が無残な結果に終わりながらも辛うじて掴んだこの勝利をゲルトがどう捉えているのか、次節が非常に気になります。

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2008.04.13

【観戦記】浦和L 4-1 新潟L

 村松新監督を迎えての開幕戦。実力下位のチーム相手とはいえ4-1の快勝。

 まぁ新フォーメーションはまだまだ完成に程遠い様子でしたが、一応サイドから崩す形は何度もできていたので緒戦としては上出来なのでしょう。守っては1失点こそ喫しましたがあれは相手のFKを褒めるしかなく、それ以外シュートをほとんど撃たせていませんからこちらは上出来。後半浦和の運動量が激減して、中盤が消え気味になったのは残念で、上位陣との対戦を考えればこれがこの日の最大の反省材料でしょう。

20080412niigata1

<スタメン>

-----北本-----
松田---保坂---柳田
---庭田--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

 昨年は中盤ダイヤモンド型の4-4-2が基本でしたが、今年はどうやら4-3-3ないし4-5-1が基本の模様。柳田が右WGにいるのと、保坂がトップ下にいるのには驚きました。安藤のスタメン落ちはコンディションの問題でしょうか?

 前半は攻守に新潟を圧倒。右サイド高い位置にいる柳田を基点にチャンスメーク。柳田がボールを持つと土橋が躊躇いなくオーバーラップして新潟の高いDFラインを突き崩すこと数度。惜しむらくは土橋がほぼフリーの状態でクロスを上げても中が往々にして北本一人なこと。逆サイドの松田が絞るなり、トップ下が突っ込むなりしないとなかなか点が入りません。

 それでも形が出来ている右はまだマシで、左は30分くらいまで沈黙。その後もたまに松田がドリブルでエリア内に侵入を試みてチャンスを作るのみ。

 驚愕のトップ下抜擢となった保坂でしたが、残念ながら不完全燃焼。前からの守備こそマメにこなしていましたが、前を向いて新潟DF陣と対峙する場面は僅少。もっともこれは保坂の問題というよりは、それほどポストプレーが得意ではない北本にボールがしっかり収まることが少ないので、保坂が前線に突っ込みようがないという気も。

 前半を通じてみれば圧倒的にゲームを支配している割には決定機は少ないといった印象は拭えませんでしたが、試合そのものは14分に柳田のFKを北本がどんぴしゃりのヘッドで叩き込んで先制。23分、32分には高橋のFK、CKが直接決まって3得点と実力差通りの点差に。高橋は試合後「ミスキックでした」と語っていましたが、たぶんそれは謙遜でもなんでもなくて、2得点とも新潟GKのミス絡み。もっとも身長がない女子GKにとってハイボールの処理は難しいのでしょうが。

 楽勝ムード満々の中、村松監督は早くも動いて機能していない保坂に代えて安藤を投入。てっきり安藤を右WG、柳田をトップ下に入れるものと思いましたが、安藤が保坂の代わりにそのままトップ下へ。

 といっても後半は柳田の位置が低くて安藤の位置が高く、事実上4-4-2っぽくなっていました。それは意図的なものだったのかどうかわからないのですが、後半は前半と打って変わって右サイドが沈黙し、攻撃は専ら左サイド主体に。ただ左サイドは右に比べるとWGとSBの連携に明らかに問題があって、松田・岩倉とも各自ドリブルで突っかけるだけ。岩倉は開幕から絶好調で、シザースだか千鳥足だかよく判らない足技も披露して新潟守備陣を翻弄していましたが、松田共々個人技での打開は上位陣相手には辛いんじゃないかな? そこで何度か見せ場は作ったものの総じて攻守にイマイチだった松田に代えて村松監督は後半半ばから木原をなんと左WGに投入。うーん、意図不明・・・ 何か木原に新境地を開かせようとする親心なのでしょうか?

 結局前半に続いてサイドから攻撃の形は作ったものの、結局得点は安藤の個人技による1点のみ。右サイドからドリブルで持ち込んで、そのまま角度のないところからぶちこんだ見事な得点でしたが、安藤の個人技に頼っちゃうとチームの実力は上がりません。安藤をベンチスタートにしたのはこの辺も考慮したのかもしれません。

 また悪いことに浦和は後半運動量が激減。新潟は運動量以外に見るべきものはありませんが、「引いて守ってカウンター」ではなく陣形をコンパクトに保ってきっちり中盤を作ってきます。前半はその闘い方が浦和に全く通用しませんでしたが、浦和の中盤がややルーズになったため(庭田が後半消えまくっていたのが気になりました)後半はそこそこ機能。しかし最後まで矢野の壁が破れずにシュートに持ち込めず。見事なFKで一点返しましたが、浦和との実力差は昨年より開いたような印象。

<終了時>

HT:保坂→安藤
73分:松田→木原
84分:高橋→森本

-----北本-----
木原---安藤---柳田
---庭田--森本---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

 狙いとするサイド攻撃から点が取れなかったのと後半の息切れが反省材料ですが、まずまずの試合内容で緒戦勝利。田代や窪田など主力に怪我人がいる中で最適布陣を模索しているような感もありましたが、攻守共に浦和のベストプレーヤーである柳田を右サイドに置くのはいかにももったいないのと、後方からの飛び出しが魅力で守備はそれほど得意ではない庭田をボランチに置くのはどうかなと思います(永井前監督も試行錯誤の末に庭田をトップ下に置いて成功)。サカつく的には

-----北本-----
松田---庭田---安藤
---柳田--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

のほうがピンと来るかなと。

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2008.04.12

【展望】08年第6節鹿島戦

<鹿島まめ知識>

・内田、4/9北京国安戦で右第3腰つい横突起を骨折。全治2~3週間 → 浦和戦では右SBに伊野波が起用される見込み

・野沢、負傷で4/9北京国安戦はベンチ外 → 4/11 練習に合流

【ACL 鹿島 1-0 北京国安】

--マルキ---田代--
-本山-----ダニーロ-
---青木--小笠原--
新井場-大岩-岩政-内田
-----曽ヶ端----

78分:内田→増田
81分:ダニーロ→興梠
84分:田代→佐々木

【第5節 鹿島 4-1 千葉】

--マルキ---田代--
-ダニーロ-----野沢-
---青木--小笠原--
新井場-大岩-岩政-内田
-----曽ヶ端----

77分:マルキーニョス→興梠
77分:田代→佐々木
80分:小笠原→中後

*本山は出場停止

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北京国安戦をテレビで生観戦。

北京が早々と退場者を出してしまい、守備を固めてカウンターを狙う北京を鹿島が一方的に攻める展開になったので敵情視察には不適だったのが残念でしたが、一応感想を簡記しておきます。

鹿島は勝つには勝ちましたが、終始ゆったりモード。立ち上がりからぴりっとせず、中盤でのプレスも機能せずに北京に攻め込まれました。

相手に早々と退場者が出て勝利を確信したのか、その後もゆったりモードは変らず。数的優位を生かして真綿で相手の首を締めるがごとく、より体勢が有利な選手へとパスを回しながらサイドから攻撃。両SBとも上がりまくり(青木が下がって事実上3バック気味に)。

むやみにサイドから放り込まずに、パスを繋ぎながらエリア内侵入、あるいはフリーならミドルレンジからでもシュートを狙うのが鹿島流。

また時々攻撃のテンポを上げ、緩急をつけながら相手を攻略する嫌らしさは健在で、唯一の得点は左サイドから中へ切り込んだマルキーニョスが、同じく北京CBの間を急襲したダニーロへスルーパスを出したことから生じたもの。

田代のポストプレーを生かした攻撃が少なかった(特に後半)のはやや意外。北京の堅陣を前に縦に急がず、短いパスを繋ぎまくったという印象。ただその過程でパスミスが相次いだところを見ると、終始ゆったりとした試合展開だったのは浦和戦を意識した省エネではなく単にお疲れである公算大。交代枠を上手く使っているとはいえ、メンバーをほぼ固定しているのでこの辺でお疲れモードになっても全く不思議はありません(・∀・)ニヤニヤ

北京はセットプレー以外にチャンスらしいチャンスはなかった(岩政がうっかりPKを与えたものの、曽ヶ端が恒例飛び出しセーブで事なきを得るというお笑い草あり)ように見受けられましたが、あえていえば相変わらず鹿島の両CBはスピードのあるFWが苦手といった印象。そのため終盤に際どい一発を浴びましたし。

相手との接触で内田が負傷したのは大誤算でしょうし、野沢がベンチにも入らなかったのは何かアクシデントがあったのかもしれません。それでもチームの完成度が浦和とは段違いなので苦戦は免れないでしょうなぁ・・・

<浦和まめ知識>

・ポンテ、昨年12月から負傷離脱。全治6ヶ月? → 4月中旬に来日して5月頭の復帰を目指す

・アレックス、3/1の練習試合で負傷。全治3ヶ月? → 4/9帰国

・達也、4/9に部分合流

浦和はゲルトがとりあえず闘莉王をどうするのかが見物です。

新聞報道ではボランチ起用が濃厚ですし、磐田戦で見せた「闘莉王大作戦2.0」も引き続き練習とのこと。ただ闘莉王ボランチの限界は清水戦・磐田戦の前半で既に明らかになってますし、万一闘莉王が今夏に海外移籍でもすれば後は何にも残らないんじゃね?という気も。

まぁこれはポンテが戻るまで勝ち点を稼ぐための便法で、浦和本格再建はポンテ復帰後ということなんだとは思いますが。

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2008.04.11

陳麻家@川口、あぼーん

従前こちらで取り上げた樹モールの「陳麻家」、これまた知らん間に潰れていました。先週まで営業していたような記憶がありますが・・ 1年持たなかったようです。ここは2回入っただけであぼーん。

薄利多売を旨とする単品商売を郊外に広げるのはしんどいんじゃないかなぁと書きましたが、結果的にそれが的中する形に。樹モールの飲食店は「大戸屋」「やよい軒」「リンガーハット」等長持ちしている店とそうでない店の差が著しいですね。

でも陳麻家は積極的にFCで全国レベルで出店攻勢をかけています。川口店がだめだったのは特殊事例なのかもしれませんが、陳麻家のその後の展開を生暖かい目で見守ることにします。

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ごらんアウェー:ツインフィールド@水戸

20080406twin5

アクセス:☆

水戸駅から路線バスで25~30分

JR常磐線・赤塚駅から3km強なので歩けない距離でもありませんが、水戸オヒサルを見ると意外に水戸駅からのバス便が多いことが判ったので今回はバスに乗ってみました。

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4月6日(日)サテライトリーグ対浦和レッズ戦の会場までのアクセスについてお知らせいたします。
※水戸市立サッカー・ラグビー場は駐車場台数に限りがございます。できるだけお車での来場は避け、公共交通機関を利用してください。

JR水戸駅北口4番乗り場から試合会場最寄の「河和田運動場入口」のバス運行時刻は下記の通り。
・11時35分【友部】
・12時10分【鯉渕】
・12時20分【直行】
・12時35分【鯉渕】
・12時40分【直行】
・13時05分【友部】
・13時10分【直行】
・13時30分【直行】
・13時45分【鯉渕】
・14時25分【鯉渕】
・14時10分【直行】
【友部】=友部駅行き 【鯉渕】=鯉渕営業所行き 【直行】=河和田運動場入口行き
バス停留所の「河和田運動場入口」から会場まで徒歩約5分。

試合終了後、「河和田運動場入口」からJR水戸駅までのバス運行時刻は下記の通り。
16時30分
16時40分(2便)
17時00分
17時40分

【運賃】大人片道¥380・小学生以下¥190、園児は親と同伴であれば無料。
水戸駅から「河和田運動場入口」までのバス所要時間は約20分。

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水戸駅に行って初めて判ったことですが、これらのバス便は水戸周辺で最大のシェアを持つ「茨城交通」ではなく「茨城オート」が運行。従ってバス乗り場にいる茨城交通案内係のオッサンに運動公園行きのバスについて聞いても要領を得ませんでした。

また【直行】と書いてあるのはサテライト戦観戦のために設定された臨時便。これじゃまるでトップチームのリーグ戦並みの対応で、サテライト戦では明らかに輸送力過剰。行きに乗ったバスは4人だけ。運転手は「運動公園直行」と繰り返し言っているにも関わらずやっぱり誤乗が出て、京成百貨店近くで降りる人が出る一幕も。

帰りは最も早い16:30の便にうぃあーが20名ほど乗りましたが、その後のバスはどうなったことやら・・・

バス利用者にとって便数が多いに越したことはありませんが、なんか浦和に関する根本的な勘違いがあるような・・・

また駐車場が狭いとの案内でしたが、入場者数は700名強ですから特に混乱もなかった模様。

もう一度行く機会があるかどうかはなはだ疑わしいのですが、今後のご参考まで。

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見易さ:☆☆☆

2面あるピッチの真ん中にスタンドがあるという変った構造。至って狭小なのでどうしても座席を確保したい方は早めにスタジアム入りすることをお勧めします。スタンドに座れさえすれば高さが十分で非常に見やすいです。

スタンドの横は芝生席。この日は強風で、日陰のスタンドは非常に寒く、むしろ日なたの芝生席のほうが快適そうでした。

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狭いスタンドを半分に分けて、ホーム/ビジターをきっちり区分け。

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ツインフィールドの問題点の一つは正規のトイレがとんでもなく遠いこと。隣接するグラウンドを半周した先にありますが、やっとたどり着いたかと思えば中にあるのは大1、小1のみ。

またどうもツインフィールドには場内放送施設がない様子で、選手紹介もなければ選手交代のアナウンスもありません。従ってまるで練習試合のよう。

運動公園入口の一つ先のバス停近くに「デイリーヤマザキ」がありましたが、近いとはいえない場所なのでバス利用の方は予め飲食物を買っていったほうがいいでしょう。但しここで調子こいでビールを飲みすぎるとトイレ地獄が待っていますw

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 場外には脚立に乗って一人でコールを送る熱い水戸サポwww

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2008.04.10

レッズレディース開幕戦

明後日はいよいよなでしこリーグの開幕です。

4/12(土) 浦和vs新潟 @駒場 13:00キックオフ

他クラブよりも1日早い、リーグトップを切っての試合です。

今年のレッズレディースは監督が村松氏に交代。さらに代表クラス、あるいは他クラブの主力をぶっこ抜くといった派手な補強はなく、高卒クラスを2名入れたに留まりました。逆に昨年前半は左SBのレギュラーだった西口が抜けたのでむしろ昨年より若干戦力減と評価すべきかもしれません。

しかもさる筋の情報によると、3月末の練習試合時には長期離脱中の田代に加え「安藤・党首・先の練習試合で骨折の飛鳥・堀田など、グラウンドにいるものの出場しない選手も多数」とのこと。しかも、その試合で木原が負傷してしまいました。

従って明日の開幕戦には誰が出るのかさっぱり判らんのですが、上記の面子が全部アウトの場合

---北本--若林---
-----庭田-----
-柳田------保坂-
-----高橋-----
岩倉-矢野--森本-土橋
-----山郷-----

こんな感じでしょうか? フォーメーションは昨年末同様と仮定しましたが、これも実際見てみないとわかりません。

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大物外国人DF獲得へ

浦和「最強DF」獲得目指し「世界最強代理人」と提携へ(08.04.10 報知)

ネネ退団でDFの層が薄くなった上に、闘莉王が今夏に海外へ移籍するとの噂も絶えず、さらに坪井や堀之内がなぜか今季急激に不安定になり、おまけに阿部はお疲れ気味のため、一つ余っている外国人枠はDFに回すとの観測が早くから囁かれていましたが、どうやらその方向でフロントが動き出したようです。

選手補強に関してはバイエルンとの提携は今のところ何の役にも立っていないようですが、もともとそういう実利目当ての提携ではないということなのでしょうか・・・ また欧州系のDFはどうもJリーグと相性が悪そうなので、やはり南米系でということなのでしょうか・・・

まぁ結果が出るまでまだまだ数ヶ月ありますが、今回こそは通年稼動できるDFをお願いします。できればクリスマス休暇を取らない方を一つよろしく。

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浦和が今夏の世界トップクラスDF補強に向け、世界最強代理人と極秘会談を持ったことが9日、明らかになった。

 9日午後、浦和・大原のクラブハウスを訪問したのはウルグアイ人の国際サッカー連盟(FIFA)公認代理人のジョアン・フィゲル氏。現在ブラジルでリハビリ中の昨季JリーグMVP、MFポンテと契約を結ぶ同氏は、ブラジルサッカー界屈指の有力者として有名。顧客リストにはACミランMFカカ、RマドリードFWロビーニョら数々の超一流選手が勢ぞろいしている。2年前の冬に浦和が獲得寸前にこぎ着けたブラジル代表DFアレックス・シウバもフィゲル氏の契約選手だった。

(後略)

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ごらんアウェー:磐田2008

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 ナイター開催が多いエコパ。日の高い時間に来たのは初めて。鈍行乗り継ぎで来ましたが、青春18きっぷが使えるシーズンのためか、最初から最後までうぃあーだらけ。

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 名物の「富士宮焼きそば」と「浜松餃子」を昼飯にしようと思ったのですが、いずれの屋台も長蛇の列。作り置きではなく、焼きたてを売るのは良いのですが、生産が行列に追いついていない様子だったのであっさり撤収。気の毒なほど人が並んでいない海老天丼(580円)を買いました。ヒマヒマなせいか、屋台なのにレンジで温めてくれるサービス付き。

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 並ばなくて良いことを加味すると、これはこれで旨かったと思います。大ぶりの海老が3本も入ってお得感あり。

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 試合開始1時間前にスタジアム入りしましたが、イベントらしきものは全部終わってしまったようで試合開始まで何にもなし。

 浦和戦でも観客は3万を大きく下回ってしまいました。これじゃ試合展開に関わらず中山を投入してファンサービスに努めざるを得ないわけですな。

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 なんか違和感あるなと思ったらキットカット、というかネスレがスポンサーから撤退したので大旗が飯田産業に変わったんですな。キットカットの大旗は没収されたのでしょうか? これ見ると浦和の旧スポンサーであるHP(旧COMPAQ)は度量がありますなぁ・・・

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 選手紹介は何人見ても不気味・・・ 金がかかってそうですが、金のかけどころを間違っているような・・・

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2008.04.09

ごらんアウェー:清水2008-2

 今回のアウェー清水戦には東名高速バスを利用しました。夜行バスは何度も利用しましたが、昼の東名高速バスを利用するのは初めて。

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 会社を午後だけ休むことにしましたが、新幹線では早く着きすぎてこれといった名所のない静岡では時間つぶしに難儀しますし、鈍行乗り継ぎは会社帰りだと少々億劫なので、静岡行きのバスを利用した次第。バスには明らかなうぃあーが一人いました。

 バスの座席はは2人掛け×2列。27人とそこそこの乗客を乗せて発車。

 静岡行きバスは「急行」と名乗っていますが、実態は全てのバス停に停まる鈍行。途中から客が乗ってくる可能性があるので、降車客がいなくても逐一バス停に寄ります。本線脇のバス停ならまだ良いのですが、インターを降りたところにあるバス停にもよる際はちょっとイライラします。途中愛鷹PAで10分ほど休憩。

 バスは静岡行きですが、途中で降りる人が結構多く、江田で早くも一人下車。伊勢原ではサラリーマンが6~7人固まって下車。逆に途中から乗ってくる人もいて、中には御殿場で乗って富士川で降りるというローカルバスみたいな利用者も。

 途中利用者がいるのでバスは道路が空いていても時刻どおり走らざるを得ず、早くつきすぎた時は時間調整のために小休止。従ってこのバスは延着することはあっても早着することはないという、乗り通し客にとっては困ったシロモノ。

 時刻どおり走れば鈍行乗り継ぎよりも若干早く、料金も若干安いメリットはありますが、渋滞に嵌るリスクを相殺してあまりあるほどのメリットとは思えず、また座席が狭い(運悪く隣に人が座ると最悪・・・)ことも相まって、もうこのバスに乗ることはないかと思います。

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2008.04.08

げんき軒@川口、あぼーん

以前川口キャスティ内にあるラーメン屋「げんき軒」(味噌ラーメンで有名な「むつみ屋」の別ブランド)を紹介しましたが、最近閉店した模様。チェーン店とはいえ、美味いラーメン屋がない川口ではマシなほうだっただけに非常に残念。

「むつみ屋」時代を含めて3、4回行きましたが、いつ行ってもガラガラだったから閉店はやむを得ないでしょう。また光熱費・原材料高騰を受けてラーメン屋も値上げが相次いでいますが、値上げするとますます客が来ないと踏んで採算の悪い店を早めに閉めたのかもしれません。

だいたいあのキャスティ自体がおよそ流行っていそうになく、その上層階にある飲食店街ってどこもかしこもしんどいような気がしますが・・・

旧丸井内の飲食店街も似たようなローケーションですが、あそこはパチスロ屋やダイソーに人が入っている分まだマシなんでしょうか・・・

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ごらんアウェー:清水2008

 諸般の事情で日本平平日開催になったと噂された今年の清水戦。

 多くの会社にとって期初にあたる4月上旬に会社を休める人は限定的とあってか、レッズサポといえども日本平に駆けつけられた人は昨年の半数ほどで、東サイドスタンドはスカスカ。特に1Fはまばらにしか人がいませんでした。

 ホーム側が満席なら今回の運営にも不満が出たでしょうが、ホーム側もアウェー寄りには空席が目立ちましたのでビジター側がガラガラでも問題なし。アクセスの悪い日本平の平日開催は営業上厳しいものがあるようです。

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 昨年の失態を反省してか、清水はビジター席を徹底隔離。サイドスタンドのみならず、バックスタンドの一部すらビジター専用にして隔離。ゲートまでの通路すら分離したので、バス降り場からゲートまでスタジアムを遠回りさせられる羽目に。

 隔離された一帯は放任状態で、サイドスタンドからもバックスタンド売店が使える上に、Aゾーン入り口でのチケットチェックもありません。要するに隔離地域内は出入り自由。割高なAゾーンを買った者が馬鹿を見た結果に。

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 せっかくなので近時なかなか出入りできなかったサイドスタンドに久しぶりに立ち入ってみました。

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 何分人が少ないので、いつもは長蛇の列で諦めてしまう日本平名物にありつくことができました。

 評判の高い海鮮焼。650円とチト高いのと、冷えているのあが難点ですが、確かにビールのアテにはもってこいですね。でも並んでまで買うレベルじゃないと思いましたし、同じ海産物でも鹿島には及ばないかと。

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 こちらは「しおや丼」。やや甘めに煮込まれた牛タン。トロっとした食感でスタジアムの食としてはなかなかのレベル。これは断然お勧め!!! 但しほとんど客が並んでいないのに番号札を渡されて待たされましたから、混雑時にはどうなっているのでしょう?

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 早めにスタジアムに入ってパルちゃんショーを見るのが清水戦のお約束。チケット代の半分はパルちゃん分。最初は何をやっているのはさっぱり判りませんでしたが、「チューチュートレイン」はワシも知っとるがな。まだJRがスキー輸送に力を入れていた時期のそれだが(苦笑)。

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 キックオフ直前の緊張感を台無しにするセレモニー。毎度うぃあーにチャントを被せられるのは判りきっているはずなのに、やらされている彼女らも気の毒。

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 そしてハーフタイムには練習の邪魔を。

 帰りは静岡駅までバス。乗ってからは40分とまずまずの流れでしたが、スタジアム脇のバスプール内での配車段取りが悪くてバスに乗るのに20分。夜は地元でも急いで帰らないといけない方も多いはずなのにいただけませんなぁ・・・

 空いてチケットも取りやすく、売店も充実。おまけにお土産に勝ち点3もくれるようなので、来年もぜひ平日日本平開催でお願いします。

P.S.

 ビジターの来場者数を大幅に読み間違えたのか、試合終了後の売店は叩き売りモードでした。

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2008.04.07

【観戦記】サテ水戸 3-1 浦和

 前半の半ばからハーフタイムにかけて一応見せ場は作りましたが、良かったのはその時間帯だけ。その他はさっぱりでお寒い内容で1-3の完敗。なんだか一昨年と同じような、あんまりポジティブな雰囲気が感じられないサテライト。強風が吹く荒れたピッチでさぞかしやりにくかったでしょうが、サテライトにいる選手はそれなりに然るべき理由があることを確認しただけの試合でした。

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-----高崎-----
--セル----林---
坂本--------高橋Y
---西澤--山田Y---
-橋本--近藤-浜田Y--
-----山岸-----

69分:セル→長谷川Y

 トップと同様ぼやっとした立ち上がり。試合開始から強烈なプレッシャーをかけてきた水戸にタジタジとなり、たちまち2失点。

 水戸のペースが落ち着いた前半半ばから浦和もボールが繋がるようになって、セルの右サイド突破からのクロスを高崎が押し込んで反撃。但し浦和は両WBが使いものにならないのでサイド攻撃が形にならず、高崎がポストになって落としたところをセルに拾わせて強引な突破を図るくらいしか攻めの手立てがありません。西澤が時折左サイドに流れてきますが、決定的な仕事はできず。

 サイドの変わった後半は全く良いところなし。高崎がPKを得たのが最大かつ唯一のチャンスでしたが、セルのPKはGKに弾かれてしまいました。その後セルは相手と揉みあってイエローをもらう一幕もあり、その後交代を命ぜられる羽目に。

 まぁそれでも高崎とセルは比較的トップに近いと判るだけマシなほう。高崎はこのレベル相手だとポストプレーヤーとして十分機能しますが、おそらく彼がもう一ランク上に行くためには運動量を上げるなり、前を向いて勝負できるようになるなり、何か+αが必要かと。 セルも個人能力はこのレベルだと群を抜いていますが、回りが見えていないのとムダに熱くなりやすいのは相変わらず。

 この日はユース組が揃いも揃って良いところがなく、ユース組の並ぶ右サイド、特に高い位置に張った高橋の裏が徹底的にやられました。従って守備は終始不安定。このメンバーだと経験のある近藤がある程度引っ張っていかないといけないのですが、近藤の存在感が全くないのは気になりました。山岸の声だけが終始鳴り響いているのは問題でしょう。

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2008.04.06

【観戦記】磐田 1-2 浦和

 このところ獅子奮迅の活躍を見せていた永井が腰痛で出場を危ぶまれる事態に陥り、怪我明けの高原がスタメン起用された磐田戦。またしても立ち上がりが芳しくなく早々と先制を許し、その後はエジ&高原の2トップがほとんど機能せずに苦戦に陥りましたが、後半高原を下げて永井を投入し、同時に闘莉王を2列目に上げる「闘莉王大作戦」が奏功して逆転に成功。その後は磐田の反撃を難なく抑えて逃げ切り。

 決して良い内容とは言えない試合ですし、なんとなく「闘莉王頼みの糞サッカー」的でもありますが、ゲルトの大胆な采配が勝ち点3を引き寄せました。内容が良くない試合でも勝ち点をしっかり積み上げ、故障者の回復と戦術の成熟を待つ。それが最終的な栄冠を掴むには必須事項です。

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<浦和>

--エジ----高原--
-----梅崎-----
相馬--------平川
---闘莉王-啓太---
-阿部-堀之内--堤--
-----都築-----

HT:相馬→暢久
64分:梅崎→細貝
64分:高原→永井

<磐田>

---ジウ--萬代---
-----上田-----
成岡--------駒野
---犬塚--河村---
-茶野--大井--加賀-
-----川口-----

78分:成岡→名波
82分:ジウシーニョ→山崎
89分:上田→中山

 腰痛の永井はベンチスタートで高原が先発。不振の暢久に代えて梅崎をスタメン起用したのは当然だとして、ボランチには結果を出している細貝ではなく怪我明けの啓太を起用してきました。

 開始早々相馬が駒野に簡単に振り切られ、駒野のクロスをジウシーニョがズトンでたちまち失点。ジウシーニョには一応マーク(堀之内?)が付いていたのですがあっさり競り負け。新外国人FWのジウシーニョは当たりの模様で、その後も浦和守備陣を脅かしつづけました。

 失点後も浦和の動きは芳しくなく、闘莉王の縦パスで相馬や梅崎を駒野の裏に走らせるのが精一杯で、パスがほとんど繋がらず。

 観戦位置が低かったので縦の位置関係が判り難かったのですが、高原は1.5列目ではなくエジと平行に近い2トップだったように見えました。高原個人の動きは横浜戦・名古屋戦よりは良くなったと思いましたが、永井と比べると運動量が物足りない上に、何といってもボールを簡単に失ってしまうのが困り物。そのため平川は上がるに上がれず、右サイドは前半全く使い物になりませんでした。

 前半20分あたりから浦和もようやくボールが回るようにはなり、左サイドを中心に攻撃を仕掛けますが決定機には持ち込めず、梅崎や闘莉王が枠内にミドルシュートを放つのが精一杯。逆に浦和が不用意にボールを失ってカウンターを食らう場面が何度かあり、ここで磐田が追加点を取っていればそれで試合は決まっていたかと思います。しかしそこで点が取れないのが今の磐田の実力。あまりにも雑な磐田の攻撃に浦和は助けられました。

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 ハーフタイムで暢久が一人アップしていたので後半頭からの投入は予期できたのですが、下げられたのはなんと相馬。平川が左WB、暢久が右WBへ。相馬&梅崎のコンビによる左サイド攻撃は浦和の生命線ともいえるものだけにこの交代は予想だにしなかったものでしたが、案の定この交代は失敗に終わり、左サイド攻撃は沈黙。

 せめて守備力でも上がっていればまだマシなのですが、投入された暢久の出来も褒められたものではなく、結局両サイドから磐田の攻撃を許す始末。ゲルトの意図は前半やられ気味だった左サイドの守備力強化なんですが、放った手は自分のストロングポイントを捨てた縮小均衡策に過ぎないような・・・

 思い切ったゲルト采配は無残な結果に終わりましたが、そこでさらに大博打を打ってくるのがゲルト流。いいところのない高原に代えて永井を投入するのは当然として、電池切れの梅崎に代えて投入したのは細貝。一見負けているのに守備的な選手を増やしてどうすんねん?という感じですが、ゲルトはなんと闘莉王を2列目に起用し、敵ゴールに近いところに橋頭堡を築く事実上の「闘莉王大作戦」に打って出ました。

-----エジ-----
--永井---闘莉王--
平川--------暢久
---細貝--啓太---
-阿部-堀之内--堤--
-----都築-----

 腰痛を抱えた永井の動き自体はそれほどでもなかったのですが、この交代で浦和のサイド攻撃が復活。エジのポストプレーや裏を狙う動きも格段に良くなりました。そして投入された細貝が中盤でボールを拾いまくって前へ前へと進出。もちろん長谷部とはパス精度、ドリブルの破壊力とも比べ物になりませんが、細貝の前へ向かう姿勢によって浦和が勢いを取り戻したといっても差し支えないでしょう。

 CK崩れの後に平川のクロスを闘莉王が競り勝って、落としたところを阿部がダイレクトボレー!

 さらに左からの平川のクロスに飛び込んだ闘莉王がヘッドで逆転!!!

 得点はいずれも見事なものでした。

 逆転後は浦和が時間を潰しまくってそのまま逃げ切り。しかし、落ち着いてボールを回すことができず、最終ラインからボールをドッカーンと蹴りだして時間を潰すって優勝を狙うチームとしてそれで良いのか?という気も・・・ 梅崎がいないとエジ独りではコーナーでのボールキープはしんどそう・・・

 勝つには勝ちましたが、磐田のしょぼい攻撃力に助けられたような感じも。磐田は仙台から萬代を獲得しましたが、とてもJ1レベルとは言い難く90分間ほとんど仕事できず。さらに劣勢に陥って投入されるのが名波・中山の両ベテランって人材不足も甚だしいような・・・ 同点に追いつかれた時点で名波を入れてゲームを落ち着かせるのはありだと思いますが、交代時期を完全に逸しました。しかも負けているのに中山を入れてファンサービスとは意味不明。

 いったん劣勢に陥ると建て直しが効かないのは神戸vs磐田戦でも見受けられましたが、この試合も御多聞に漏れずといったところでしょうか?

 浦和は浦和でエジ・高原の2トップが機能せず、腰痛持ちの永井が離脱すると攻撃力が激減する不安材料を抱えた状態。ポンテ復帰まで永井の好調が持続することを祈るしかないようです。

 またこの日は磐田のCBがアレなんで闘莉王大作戦がものの見事に炸裂しましたが、CBが強い鹿島クラスになると当然ながら別の打開策が必要になります。達也が戻るまで梅崎を切り札として温存し、不調の暢久や高原で前半時間つぶしするしかないのかもしれませんね。

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2008.04.05

中華そば屋伊藤@王子

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 王子駅が最寄といっても駅から物凄く遠く、歩いて15分強。しかも王子界隈はなぜか今時歩道橋だらけで少々面倒くさいのが難。「豊島中央通り商店街」のほぼどん詰まりに店を構えています。

 こんな不便なところにもラーヲタは押し寄せるもので、開店後30分後の時点で店外に6~7人の行列。なぜか暖簾を中に閉まったままなので行列がなければ閉店中と誤解するかもしれません。

 魚介系スープの香りが充満する店内はカウンターが8席とテーブルが一つ。テーブル、椅子は素寒貧としていますが、簾を四方の壁に掛けて和風にコーディネート。さらに「化学調味料を使用していません」と大書。メニューは「そば」と「肉そば」の2種類のみで肉そば(650円)を注文。

 店内には接客用の店員が一人いるだけで店主の姿は見えず。外国人風の店員は特段待ち客を案内する様子はありませんでしたが、空いた席に順次待ち客が座って行きます。水セルフ。後払い制。一度に2杯ずつしか作っていないためか、客の回転はあまりよくありません。

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 一見して麺の量に比べてスープが物凄く少ない。なるほどスープ増しが別料金になっているわけだ。また麺の量も少な目。従って大盛りを頼んだ客は必ずといっていいほどスープ増しも頼んでいました。

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 スープは煮干やカツオ節といった魚介系。麺は並太ストレート麺ですが、それほど堅くもなく柔らかくもなくという茹で上がりなのに麺にやたら歯ごたえ、噛み応えがあるのが特徴でスープとの相性は抜群。

 チャーシューが角切りというのはラーメンとしてはかなり珍しいかと思いますが、角煮ほどしっかり煮込まれているわけではなく、あくまでもスープを生かすようにあっさり目の仕上がり。

 他にはネギが少々載っている程度で具が少ないのも特徴。

 量が少なかったり、具がほとんどなかったりというあたりは650円に収めるためなんでしょうが、残念ながら4/15から諸材料高騰のために値上げとの貼り紙が出ていました。

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2008.04.04

鬼の居ぬ間に何とやら

■08.04.03 [ レッドボルテージに北本綾子、庭田亜樹子、法師人美佳が来訪 ]   

5日(土) 16時~17時の間、北本綾子、庭田亜樹子、法師人美佳がレッドボルテージに来訪し、ファン・サポーターの皆さんと交流を致します。

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|-`).。oO エコパから帰ってこられない時間帯に設定したのは間違いなく何らかの意図ありだな・・・

でもじょうじ党員が何かやってくれるに違いない(・∀・)ニヤニヤ

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【展望】08年第5節磐田戦

<磐田まめ知識>

・前田、カレンが長期離脱中

・田中誠は腰痛で前2節欠場。浦和戦の出場可否は不明。

【第4節:東京V 1-2 磐田】

---ジウ--萬代---
-----西------
成岡--------駒野
---上田--河村---
-茶野--大井--加賀-
-----川口-----

59分:西→名波
76分:成岡→犬塚
83分:ジウシーニョ→中山

*ジウ=ジウシーニョ

【第3節:神戸 3-2 磐田】

---ジウ--萬代---
-----西------
成岡--------駒野
---上田--河村---
-茶野--大井--加賀-
-----川口-----

69分:上田→山本
77分:成岡→名波
81分:ジウシーニョ→山崎

以下、神戸vs磐田戦を録画観戦した感想を簡記しておきます。

・良くも悪くも神戸が目立った試合で、磐田の良さは正直よくわからず。

・前半の神戸は中盤のパスミス、あるいはDF陣の1対1でのミスが相次いでリズムを崩し、磐田に中盤で完敗しては両サイドをズコズコにやられる。1失点で済んだのが不思議なくらいで、逆に磐田にとっては萬代や西が決定機を外したのが敗因。

・先制された神戸は後半から古賀とボッティの位置をそれぞれ一つ上げて4-1-2-3っぽい形(京都とほぼ同じ)にして前かがリになって猛反撃。磐田の3バックは裏を取られまくり、さらに中盤はボッティや栗原を掴まえられずに壊滅状態。ああ、なんだか浦和が京都にやられた時と同じイメージ・・・

・フィールドプレーヤーが極端に若返ったせいか、一度歯車が狂いだすとゲーム中に修正が効かない様子。少々汚い手を使ってでも相手の流れを止めるという老獪さは伺えない。

・攻撃は徹底してサイド攻撃。右の駒野は広島時代同様割と早いタイミングで高精度のクロスを放り込んでくるが、どちらかというと西を中心にFWと中盤のコンビでパス&ドリブルを仕掛けながらサイドを崩す感じ。駒野はほぼ右サイド固定だが、西と成岡はしょっちゅうポジションチェンジしている。

・全般に縦に急ぎすぎる嫌いがある。往年のような緩急をつけたパス回しは影を潜めている。

・新外国人のジウシーニョはキープ力があるので少々厄介。一方仙台から移籍してきた萬代はジウシーニョとのコンビネーションは出来ているものの、チームが萬代をどう生かすのかはっきりしておらず、やや中ぶらりん。長身だけれどもポストプレーを期待されている様子はない。

・浦和と同じ3-5-2なので簡単にサイドで数的有利を作られることはないのでしょうが、運動量で磐田に遠く及ばないので、磐田のポジションチェンジによるマークの混乱が避けられないかも。

・逆に前節清水戦同様サイドで主導権が取れれば、最終ラインはさほど堅くなさそうなのでなんとかなりそう。浦和は左サイドが強いので、磐田は駒野の位置を下げて4バック気味にするかもしれませんが。

<浦和まめ知識>

・ポンテ、昨年12月から負傷離脱。全治6ヶ月? → 4月中旬に来日して5月頭の復帰を目指す

・アレックス、3/1の練習試合で負傷。全治3ヶ月? → 4月初旬に帰国することになった。クラブ幹部は「3カ月はかからない見込み。予定より早く復帰できそう」と明言。(4/1 スポニチ他)

・達也、左太もも裏の張りのため別メニュー調整中

・啓太、3/30新潟戦で負傷 → 出場可能な状態に回復(4/3 日刊他)。

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2008.04.03

【観戦記】清水 1-2 浦和

 梅崎IN 暢久OUT

 たった一人の選手交代で劇的にチームが変貌した典型的な試合でした。おそらくゲルト監督を含めて、誰もが1.5列は暢久より梅崎のほうが適任だと思っている。しかし残念ながら梅崎は90分持たない。というか、あのプレースタイルを90分続けられたら即刻A代表入りどころか、海外に行ってしまいかねない勢い。しかるに暢久をスタメンで使うのは梅崎をより効果的に使うための時間稼ぎに過ぎない。アンゴラ戦から中2日だった新潟戦はともかく、この日も暢久がスタメンだったのはそうだとしか思えません。

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<浦和>

-----エジ-----
--暢久----永井--
相馬--------平川
---闘莉王--細貝--
-阿部-堀之内--堤--
-----都築-----

HT:暢久→梅崎

<清水>

---矢島--フェル--
-----枝村-----
-藤本------伊東-
-----本田-----
児玉-高木和-青山-市川
-----西部-----

68分:枝村→西澤
74分:本田→マルコス・アウレリオ

 スポーツ紙の観測どおり、この日も闘莉王がボランチ。新潟よりは格段に中盤が強い清水相手にこのフォーメーションがどこまで通用するかが見物でしたが、案の定というかなんというか、前半は死にかかりました。

 闘莉王が全くといっていいほど守備をしないため、守備は事実上3バックの前に細貝が一人いるだけ。永井のFKからカウンターを食らって(藤本にあっさり抜かれる阿部・・・)早々と失点した後はその傾向がますます顕著になり、浦和は防戦一方。

 清水はフェルナンジーニョをFW起用して矢島と2トップを組ませたのがズバリと当たり、早めに前線に当ててサイドに展開する往時の清水のサッカーを見事に再現。堤がやや狙われていた感があり、両FWが堤を背負った状態で最前線で拠点を作る場面が目立ちました。そしてサイドに展開し、SHとSBがフォロー。そして前を向いたフェルナンジーニョがクネクネと迫る! 闘莉王がサイドの守備を全然しないため(清水が闘莉王の頭越しとかサイドとか、とにかく闘莉王のいないところを狙って攻めているという見方もできますが)、両WBや2シャドーも下がらざるを得なくなり、これじゃボールを奪っても攻撃しようがありません。

 しかし清水は圧倒的に優勢だった前半25分くらいまでに追加点が取れなかったのが結果的に致命傷になりました。清水が2点目を取っていればおそらくゲームは終わっていたでしょうし、闘莉王ボランチ作戦もお蔵入りになっていたかと思います。

 浦和はそんな清水を尻目に徐々に体勢を立て直してサイド攻撃。清水の左SB児玉に対してエジや永井が単騎ドリブルを仕掛けてみたり、何度もサイドチェンジを試みたりと一応意図は判るのですが、サイドにボールを出したところで受け手が孤立気味の上に中央の枚数も少なくて迫力不足。暢久が出しどころを探しながら横へ横へとカニドリブルすること2度。これが前半の攻撃のダメさ加減を象徴している感も。結局右サイドからのエジのクロスを永井が押し込んだ場面が惜しかったくらいで、あとは清水の堅陣を揺るがすには至りませんでした。闘莉王は前線近くでクロスを待っているかのように終始プラプラ。これじゃボランチでもなんでもなくて、ただの闘莉王大作戦に過ぎないような・・・

 どう見ても浦和必敗の様相。が、それを一変させたのが冒頭の梅崎投入でした。

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 要するに運動量のある梅崎を入れることで相馬が生き返るんですな。前半はフリーの相馬へ出したところで清水に簡単に数的優位を確保されてしまってどうにならなかったのですが、梅崎がフォローに回ることで少なくとも数的に同数になる場面を演出。こうなると浦和の個人能力が遺憾なく発揮されて徐々に左サイドで優勢に。同点弾の梅崎→永井はまさに生き返った左サイドから生まれたもの(ゴール時に永井がGK西部と交錯し、西部が負傷する一幕もあって真横から見ていると何がなんだかよくわからなかったが、記録はオウンゴールに)。

 するとたちまち好循環が生まれて、左サイドに敵を引きつけて大きく右に展開。スペースを得て平川までが生き返り、永井とのコンビで右サイドを攻略。両サイドで劣勢に陥った清水は前線にボールを送ることさえままならなくなり、浦和の脆弱な守備網を崩すどころではなくなってしまいました。すると闘莉王がほとんど守備をしない問題点すら雲散霧消してしまい、逆に闘莉王が攻撃面で圧倒的な存在感を見せ始めます。驚いたことに細貝すらも攻撃参加。ミドルシュートの精度が啓太並みなのは困ったものですが・・・

 まさに攻撃が最大の防御。後半はそんなところですかね。

 闘莉王が2回の決定機を決められなかったのは残念でしたが、左右への展開、前線への飛び出し、そして高精度のミドルシュートと後半はCHと呼ぶに相応しい仕事ぶりだったと思います。でもあの動かなさぶりだけは気になりますねぇ・・・

闘莉王を徹頭徹尾フォローする萌の電池が切れるとともに浦和全軍崩壊というシナリオが浮かんでは消えという感じでしたが、なんとか最後まで萌が持ったのも大きかったかと。高給の闘莉王は出場給・勝利給の一部を是非とも萌に還元すべきです( ゚Д゚)ゴルァ !

 決勝点はエジミウソンが青山のミスに乗じてそのままエリア内に突進したもの。浦和でのリーグ戦初ゴール! ゴールもさることながら、最前線でのボールキープが攻守によく効いています。都築ゴールキック→エジが競り勝ってそのままボールキープってそういう地味な仕事を淡々とこなしてくれるとホント嬉しい。

 逆転された清水は西澤、マルコス・アウレリオとFWを続々投入してきましたが、浦和お得意のベタ引きになりながらも体を張りまくる不細工な守備の前に沈黙(結果論かもしれませんが清水は中盤が崩壊しているのに前ばかり増やしても意味がないような・・・ 闘莉王のいる浦和にパワープレーを仕掛けてもねぇ・・・)。エジや梅崎が的エリア隅で時間を潰しまくって試合終了。清水は前半のような清水らしい展開が失われてしまうと、個人能力で点が取れるFWがいない寂しさを噛み締めてしまうだけに。

 阿部のトホホな失点場面しかり、FWに詰められて危なっかしい堀之内の足元しかり、屈強なFW相手にはまだまだ力不足の堤しかり、どうも守備のヤバさだけは改善されませんが、久しぶりに攻撃的な姿を見せつつある浦和に45分だけワクワクした好ゲームでした。

P.S.

 試合終了後の鈴与のCMのボリュームがやたらでかいのは気のせいでしょうかw

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2008.04.02

山陽路(6)

山陽路(5)から続く

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 津山は岡山県北部、かつての美作国の中心都市で、周囲をぐるりと山に囲まれた盆地の街でもあります。市街を吉井川が貫流。この川をかつては高瀬舟が行き交い、津山の繁栄を支えていました。また津山は交通の要衝でもあり、城下を出雲街道が東西に伸びていました。

 宮川から東に昔の家並みがところどころ残っています。

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 1758年(宝暦8年)創業の苅田酒造。看板に見える「諸白」は清酒のブランド名のようです。

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 作州城東屋敷。江戸時代の町家を復元した無料休憩所です。屋敷裏のだんじり展示館には県指定有形民俗文化財のだんじり4台を展示してあるとのことですが、時間が早すぎて見学できず。

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 隣は消防車の車庫。早朝から車の整備でしょうか。

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 この辺りは「城東町並み保存地区」に指定されているらしいのですが、残念ながら現状は旧家が文字通り散在しているだけで後はぱっとしないというか、昭和40年代くらいから時が止まったような商店が軒を連ねているだけで、まさに旧と旧々が渾然一体。街道沿いの住民が外観の整備・美化に協力して古い町並みを観光地として売り出してゆこうという意欲はさほど窺えません。だいたい文化財登録されているような家屋にすら商工会作成の派手なポスターを貼っているくらいですから、その意欲の程は推して知るべし。

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 かつての日本航空のマークに似た文様が目に付きますが、津山はかつて鶴山と呼ばれていたところから来ているのでしょう。

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 智頭で見かけた軒先の飾りものが津山の商家にもありました。智頭は旧因幡国で津山とは国を異にしますが、さほど距離があるわけでもないので文化的に相通じるところがあるのでしょう。

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 商店街には「カッパ」のモニュメント。乳首がツンとしているので、街中に置くにはかなりエロエロのような・・・

P.S.

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 作州城東屋敷の消防車の挙動がおかしいと思ったら案の定。吉井川の河原では消防隊の一大イベントでした。一番上の写真を良く見ると、イベント準備に来た消防団らしい人が3,4人写っています。

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ココログ被害者の会

 ココログベーシック/プラス/プロをご利用のお客様におきましてアクセス解析に障害が発生しておりました。

●対象コース
ココログベーシック/プラス/プロをご利用のお客様

●障害発生日時
2008/04/01 10:38 〜 2008/04/01 20:48

●対象ユーザー
上記時間帯に記事の更新、デザインの変更、コメント・トラックバックの受信等の各種ブログの更新が伴う作業をされたお客様が対象です

●影響内容
・障害発生時間内のアクセス解析が正常にカウントアップされない
・お客様のブログからアクセス解析に必要なタグが消える

●復旧について
現在障害発生時間内に記事の更新等を行っていた方を対象に復旧作業を行っておりますが、数日時間がかかる見込みです
※障害発生中のアクセス解析情報は復旧できません

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さすがココログ。メンテナンスの頻度が高いことで知られるココログですが、往々にしてそれによって事故を引き起こします。

よって「ココログ被害者の会」というカテゴリーを新設して、今後実害のあったトラブルについては、その間抜けっぷりを記録しておきます。

上記引用文には明記されていませんが、ココログは事故のあった4/1にアクセス解析のメンテナンスを実施していました。

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2008.04.01

【展望】08年第4節清水戦

<清水まめ知識>

・兵働、甲状腺機能障害で長期離脱中

【前節:清水 0-0 大宮】

---西澤--矢島---
-----フェル----
-藤本------伊東-
-----本田-----
児玉-高木和-青山-市川
-----西部-----

68分:西澤→岡崎
77分:藤本→枝村
88分:フェルナンジーニョ→マルコス・アウレリオ

以下、録画観戦の感想を簡記しておきます。

・チョジェジンの代わりに採ったマルコス・アウレリオが未だフィットしないせいか、電柱型FWとして西澤を起用。同じく新外国人のマルコス・パウロはベンチにも入れず。

・清水は前半高い位置からプレスを掛けてくる大宮に押し込まれて大宮のパス回しを許すが、大宮は清水の最終ラインを崩すアイデアがなくて事なきを得る。

・後半は双方中盤で潰しあいを演じたが、大宮が積極的にミドルシュートを撃ち出して依然やや優勢。

・終盤は双方中盤がゆるゆるになって共にチャンスを掴むが共に決定力なし。

・最後は投入されたばかりのマルコス・アウレリオのフェイントにレアンドロが引っかかってPKゲットするも、そのPKを決められず。

・なんだか陣形をコンパクトにして高めの位置からプレスを掛けてくる似たもの同士が終始バタバタ動き回って、しかも共に決定力がないといういかにもJリーグな試合。

・清水は相変わらず守備が良い。その組織だった動きはうらやましい限り。良い時間帯ではDFラインと中盤のプレス、そして矢島のフォアチェックが効いて大宮にパス回しを許さない。中盤を崩されても最終ラインが堅固。青山はペトロジュニオールを完封。

・一方、攻撃は再建途上の感。サイドを崩してチョジェジンに当てるのがこれまでの基本戦術だったのに、そのチョがいなくなって代わりにやってきたのは全くタイプの違うFW。今のところ西澤がポストプレー役を果たしていますが、前線にボールが収まる回数が激減。

・そのため後方のフォローも遅くなってか(大宮の中盤の守備が良いせいもありますが)、SHと連動してSBが上がってくる回数も少なく、SBが絡む形でのチャンスは終盤に市川が一度あったくらい。普段は小うるさいフェルナンジーニョも消えている時間が多い。伊東は右SHは不得手の様子で攻撃に絡めず。

・FW矢島は運動量だけはやたらあって盛んにフォアチェックを仕掛けてくるので、DFの足元に不安のある浦和にはやっかいな存在。

<浦和まめ知識>

・ポンテ、昨年12月から負傷離脱。全治6ヶ月? → 4月中旬に来日して5月頭の復帰を目指す

・アレックス、3/1の練習試合で負傷。全治3ヶ月? → 3/9にブラジル帰国 →4月初旬に帰国することになった。クラブ幹部は「3カ月はかからない見込み。予定より早く復帰できそう」と明言。(4/1 スポニチ他)

・高原、3/24日に代表合宿で右太腿裏に違和感を覚えて緊急離脱 → 磐田戦へ向けて調整中

・達也、左太もも裏の張りのため別メニュー調整中

・啓太、3/30新潟戦で負傷 → 精密検査の結果、異常はなかったが、痛みが引かない状態。清水戦欠場濃厚(4/1 スポニチ)

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