山陽路(6)
山陽路(5)から続く
津山は岡山県北部、かつての美作国の中心都市で、周囲をぐるりと山に囲まれた盆地の街でもあります。市街を吉井川が貫流。この川をかつては高瀬舟が行き交い、津山の繁栄を支えていました。また津山は交通の要衝でもあり、城下を出雲街道が東西に伸びていました。
宮川から東に昔の家並みがところどころ残っています。
1758年(宝暦8年)創業の苅田酒造。看板に見える「諸白」は清酒のブランド名のようです。
作州城東屋敷。江戸時代の町家を復元した無料休憩所です。屋敷裏のだんじり展示館には県指定有形民俗文化財のだんじり4台を展示してあるとのことですが、時間が早すぎて見学できず。
隣は消防車の車庫。早朝から車の整備でしょうか。
この辺りは「城東町並み保存地区」に指定されているらしいのですが、残念ながら現状は旧家が文字通り散在しているだけで後はぱっとしないというか、昭和40年代くらいから時が止まったような商店が軒を連ねているだけで、まさに旧と旧々が渾然一体。街道沿いの住民が外観の整備・美化に協力して古い町並みを観光地として売り出してゆこうという意欲はさほど窺えません。だいたい文化財登録されているような家屋にすら商工会作成の派手なポスターを貼っているくらいですから、その意欲の程は推して知るべし。
かつての日本航空のマークに似た文様が目に付きますが、津山はかつて鶴山と呼ばれていたところから来ているのでしょう。
智頭で見かけた軒先の飾りものが津山の商家にもありました。智頭は旧因幡国で津山とは国を異にしますが、さほど距離があるわけでもないので文化的に相通じるところがあるのでしょう。
商店街には「カッパ」のモニュメント。乳首がツンとしているので、街中に置くにはかなりエロエロのような・・・
P.S.
作州城東屋敷の消防車の挙動がおかしいと思ったら案の定。吉井川の河原では消防隊の一大イベントでした。一番上の写真を良く見ると、イベント準備に来た消防団らしい人が3,4人写っています。
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