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2008.04.13

【観戦記】浦和L 4-1 新潟L

 村松新監督を迎えての開幕戦。実力下位のチーム相手とはいえ4-1の快勝。

 まぁ新フォーメーションはまだまだ完成に程遠い様子でしたが、一応サイドから崩す形は何度もできていたので緒戦としては上出来なのでしょう。守っては1失点こそ喫しましたがあれは相手のFKを褒めるしかなく、それ以外シュートをほとんど撃たせていませんからこちらは上出来。後半浦和の運動量が激減して、中盤が消え気味になったのは残念で、上位陣との対戦を考えればこれがこの日の最大の反省材料でしょう。

20080412niigata1

<スタメン>

-----北本-----
松田---保坂---柳田
---庭田--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

 昨年は中盤ダイヤモンド型の4-4-2が基本でしたが、今年はどうやら4-3-3ないし4-5-1が基本の模様。柳田が右WGにいるのと、保坂がトップ下にいるのには驚きました。安藤のスタメン落ちはコンディションの問題でしょうか?

 前半は攻守に新潟を圧倒。右サイド高い位置にいる柳田を基点にチャンスメーク。柳田がボールを持つと土橋が躊躇いなくオーバーラップして新潟の高いDFラインを突き崩すこと数度。惜しむらくは土橋がほぼフリーの状態でクロスを上げても中が往々にして北本一人なこと。逆サイドの松田が絞るなり、トップ下が突っ込むなりしないとなかなか点が入りません。

 それでも形が出来ている右はまだマシで、左は30分くらいまで沈黙。その後もたまに松田がドリブルでエリア内に侵入を試みてチャンスを作るのみ。

 驚愕のトップ下抜擢となった保坂でしたが、残念ながら不完全燃焼。前からの守備こそマメにこなしていましたが、前を向いて新潟DF陣と対峙する場面は僅少。もっともこれは保坂の問題というよりは、それほどポストプレーが得意ではない北本にボールがしっかり収まることが少ないので、保坂が前線に突っ込みようがないという気も。

 前半を通じてみれば圧倒的にゲームを支配している割には決定機は少ないといった印象は拭えませんでしたが、試合そのものは14分に柳田のFKを北本がどんぴしゃりのヘッドで叩き込んで先制。23分、32分には高橋のFK、CKが直接決まって3得点と実力差通りの点差に。高橋は試合後「ミスキックでした」と語っていましたが、たぶんそれは謙遜でもなんでもなくて、2得点とも新潟GKのミス絡み。もっとも身長がない女子GKにとってハイボールの処理は難しいのでしょうが。

 楽勝ムード満々の中、村松監督は早くも動いて機能していない保坂に代えて安藤を投入。てっきり安藤を右WG、柳田をトップ下に入れるものと思いましたが、安藤が保坂の代わりにそのままトップ下へ。

 といっても後半は柳田の位置が低くて安藤の位置が高く、事実上4-4-2っぽくなっていました。それは意図的なものだったのかどうかわからないのですが、後半は前半と打って変わって右サイドが沈黙し、攻撃は専ら左サイド主体に。ただ左サイドは右に比べるとWGとSBの連携に明らかに問題があって、松田・岩倉とも各自ドリブルで突っかけるだけ。岩倉は開幕から絶好調で、シザースだか千鳥足だかよく判らない足技も披露して新潟守備陣を翻弄していましたが、松田共々個人技での打開は上位陣相手には辛いんじゃないかな? そこで何度か見せ場は作ったものの総じて攻守にイマイチだった松田に代えて村松監督は後半半ばから木原をなんと左WGに投入。うーん、意図不明・・・ 何か木原に新境地を開かせようとする親心なのでしょうか?

 結局前半に続いてサイドから攻撃の形は作ったものの、結局得点は安藤の個人技による1点のみ。右サイドからドリブルで持ち込んで、そのまま角度のないところからぶちこんだ見事な得点でしたが、安藤の個人技に頼っちゃうとチームの実力は上がりません。安藤をベンチスタートにしたのはこの辺も考慮したのかもしれません。

 また悪いことに浦和は後半運動量が激減。新潟は運動量以外に見るべきものはありませんが、「引いて守ってカウンター」ではなく陣形をコンパクトに保ってきっちり中盤を作ってきます。前半はその闘い方が浦和に全く通用しませんでしたが、浦和の中盤がややルーズになったため(庭田が後半消えまくっていたのが気になりました)後半はそこそこ機能。しかし最後まで矢野の壁が破れずにシュートに持ち込めず。見事なFKで一点返しましたが、浦和との実力差は昨年より開いたような印象。

<終了時>

HT:保坂→安藤
73分:松田→木原
84分:高橋→森本

-----北本-----
木原---安藤---柳田
---庭田--森本---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

 狙いとするサイド攻撃から点が取れなかったのと後半の息切れが反省材料ですが、まずまずの試合内容で緒戦勝利。田代や窪田など主力に怪我人がいる中で最適布陣を模索しているような感もありましたが、攻守共に浦和のベストプレーヤーである柳田を右サイドに置くのはいかにももったいないのと、後方からの飛び出しが魅力で守備はそれほど得意ではない庭田をボランチに置くのはどうかなと思います(永井前監督も試行錯誤の末に庭田をトップ下に置いて成功)。サカつく的には

-----北本-----
松田---庭田---安藤
---柳田--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

のほうがピンと来るかなと。

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