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2008.06.30

【観戦記】浦和L 1-0 湯郷

 難敵相手にきっちり勝ち点3を取ったことを評価すべきか、最初から最後まで大したチャンスが作れず、得点機はむしろ湯郷のほうが多かったお寒い内容を案ずべきか、評価が分かれる試合だと思います。優勝を狙うチームであれば勝ったことで満足してはいかんと思いますが。

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-----北本-----
-----安藤-----
堂園--------柳田
---森本--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

75分:北本→松田
81分:堂園→若林

 前半は前節新潟戦同様、両ボランチ、特に高橋に徹底的に圧力を掛けられて浦和は攻撃の形が作れず。一方の湯郷はボールを奪うと手数を掛けずに浦和のDFの裏狙い。特に百武と土橋の間をしょっちゅう狙ってきました。攻め方まで新潟とほぼ同じですが、浦和からボールを奪う位置が高いのと、宮間という絶対的なゲームメーカーがいるのでその分浦和には脅威。矢野も百武もスピードがないので単純なカウンター攻撃には案外脆い。また湯郷はたまにポストプレーを使って2列目からの飛び出しを狙ってくるので裏ばかり気にしているわけにもいかず。

 湯郷優勢だった前半30分くらいまでに湯郷は3回ほど得点機を掴みましたが、終わってみればここで先制点を取れなかったのが湯郷の敗因。

 一方中盤が作れずに苦戦の浦和は土橋が右サイド深い位置でボールを奪い、一人交わして前線へスルーパス! 見事にDFラインの裏に抜け出た北本がGKとの1対1を冷静に決めて先制。いつもならGKにぶつけたり、枠を外したりの北本ですが、この日は良い仕事をしてくれました。この試合は決定力の差が勝敗を分けたとしか言いようが無く、まさに北本様々。

 厳しかった湯郷の中盤のプレスも前半40分あたりから綻びを見せ始め、後半は高橋へのマークがゆるゆるに。こうなると浦和は高橋を軸に左右にボールを振ってお得意のサイド攻撃が嵌り始めます。今年は岩倉の進境著しく、フィジカルコンタクトを恐れずにボールを奪って、堂園とのコンビで再三左サイドを抉って時折エリア内に侵入。

 但し最前線へのパス精度、あるいは左右からのクロスの精度が劣悪なのと、攻撃をリードすべき安藤、柳田が共に不振で肝心な場面でボールを失うことが少なくなく(やっぱり代表レギュラー組はお疲れなんでしょうかねぇ・・・)、浦和は後半ボールは支配するものの決定機を作るどころか、シュートにすら持ち込めません。再三のCKのチャンスも生かせず。シュートで終われず、相手DFにボールが引っかかってしまうのでどうしてもカウンターを喰らいやすい。

 終盤北本→松田、堂園→若林と交代カードを切ったものの戦局は変わらず。最初は松田が、ついでエリが1トップに入り、相手DFの裏を突くのかと思いましたが、戦術的に見るべきものなし。 

  さはさりながらそのまま時間を潰して逃げ切りかと思いましたが、最後の最後で左サイドに飛び出されてそのままエリア内に侵入される大ピンチ!(位置的には松田がついていかないといけないところか?)しかし、またも山郷さんの飛び出しで事なきを得て試合終了。後半の早い時間帯にも宮間の個人技でDFを交わしてのシュートがポスト直撃という一幕があり、結局90分を通じて湯郷のほうが決定機は多いという印象が残りました。

ベレーザ戦勝利以降メンバー固定でやってきましたが、再び手詰まり感が漂ってきた模様。怪我人の復帰が遅くて手駒が足りない以上已む無しという面はありますが、安藤、柳田に加えて森本のパフォーマンスが落ちていて、相手が元気な時間帯は中盤が機能せずに苦闘しているように見受けられます。

P.S.

会場で無料配布されるMDP。サポーター投稿欄に堂園のお父さんと思われる方の投稿が掲載されていて大笑いwwww

それはともかく、今年の補強の成功例は梅崎と堂園。修三は九州に強い代理人を抱えているようです(つД`)

P.S.2

-----高崎-----
--林-----セル--
高橋-坂本--直輝-小池
-橋本--近藤--西澤-
-----加藤-----

サテライト水戸戦は前半だけ見て撤収。

縦パス1本で高崎がDF裏を取ったり、セル&小池で右サイドを深く抉って何度もチャンスを作っていましたが、高崎もセルも好機を決められず。あれ決めないと上で使ってもらえないわなぁ・・・

坪井と堀之内の劣化が著しいためCB近藤に注目していましたが、立ち上がりにやや押し込まれたくらいでその後はほぼ一方的な浦和ペースで進んだため近藤に見せ場なし。高崎への正確なロングフィードでチャンスを作ったくらい。でもナビスコですら全く出場機会が与えられないほど致命的な問題を抱えているとは思えないんですが・・・  気の毒にも慣れないストッパーをやらされている西澤はどう見てもストッパーとしては致命的でしたが。

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2008.06.29

【観戦記】柏  2-1  浦和

 ちょっと中断期間でキャンプを張ったところで劇的に良くなるわけはないだろうと思っていましたが、症状はなんら改善を見せていませんでした。代表組が戻り、怪我人が復帰してもこの内容。都築の奮闘、そしてそれ以上のバーやポストの助けが無かったら目も当てられない惨敗を喫していたことでしょう。ナビスコの惨敗はメンバー落ちが主因ではなく、チームとして体をなしていないのが主因。攻守ともゲルトの無為無策には呆れるほかありません。

 ようやく長期離脱から復帰した三都主が早々と故障再発でピッチを去ったのは不運でしたが、残念ながらそれがあろうとなかろうと大勢に影響は無いでしょう。運も味方して1点差で前半を折り返せたので試合にはなりましたが、内容的にはこの試合は事実上前半で終わっています。後半多少反撃したとはいえ何の慰めにもなりません。

 浦和は今後地獄を見る。今年は辛く長い日々になりそうです。

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---高原--エジ---
-----ポンテ----
アレ-啓太-闘莉王-平川
-坪井--阿部-堀之内-
-----都築-----

15分:三都主→相馬
63分:高原→永井
80分:ポンテ→梅崎

-----ポポ-----
アレ----李---太田
---鎌田--山根---
大谷-小林祐-古賀-蔵川
-----菅野-----

70分:アレックス→フランサ

 まぁどこから突っ込んでいいか判らないほど酷い試合でしたが、まずは三都主、啓太、坪井、平川と久々復帰組が悉く不調だったのは誤算でした。その中でも最大級の誤算は啓太。代表でひと月も拘束されたにも関わらず全く出番が無くて試合感が心配されましたが、試合感どころの状態じゃないです。代表に呼んじゃいかんレベルでしょう、これ。昨年までの啓太の面影- 一人で走り回って中盤でここというところで潰しまくる - は全く無く、もう一歩が出ずに交わされまくる。おまけにいつも以上にパスミス連発。そのうちの一つは最初の失点に繋がってしまいました。

 坪井がこれまた酷い。フィードに難があるのはいつものことですが、もはやプロとしていかがなものかというレベルに。坪井がボールを持つとポポが全速力で詰め寄ってきます。相手にしてみれば格好の餌食。

 三都主の故障再発で準備不足の相馬を投入せざるを得ず、たちまち左サイドが炎上。予期されたことではありますが、浦和は相手のサイド攻撃に対して何の工夫も無く、両WBが下がって5バックで応戦。相馬が下がりまくってプレスも何にもないもんだから、柏はどフリーで逆サイド奥深く、すなわち堀之内目がけて展開。このワイドな攻撃に全く対応できない堀之内と平川。かといって相馬が前に出てくると相馬の裏にスルーパスを出されるんだよなぁ・・・ 

 相手のSBが出てきた時にどうやって守るのか?名古屋にあれだけボコボコにされてなおこの問題が解消されていないのですから、ゲルトの無能ぶりには呆れかえるしかありません。

 左サイドが早々と炎上しただけでなく、啓太の不調で中盤全体が壊滅。ポンテが復帰し、高い位置でボールが持てるようになったのは良いのですが、残念ながらポンテは運動量が少ないので守備が計算できない。そこでボランチ闘莉王をどうするのかが見物でしたが、ゲルトはこともあろうにボランチ闘莉王を続行。これが本日の致命傷になったと思います。柏のように中盤で厳しくプレスを掛けてくる相手には最悪手でしょう。両WBが下がってしまうのも中盤の壊滅と相互に関係あり。当然ながら連動したプレッシングは見受けられず、ラインが下がってしまうものだから再三際どいミドルシュートを許す始末。

 これまで細貝と梅崎が必死に尻拭いした結果、かろうじてボランチ闘莉王が機能していただけのこと。両サイドが押し込められ、かつ中盤も壊滅した結果、前半の浦和は攻めてもボールを前線に運ぶことすらできなくなりました。で、ようやくFWにボールが行ったかと思えば両FWが簡単にボールロスト。浦和とは対照的に柏はラインを積極的に上げて浦和のFWやポンテにボールが入った時には厳しくプレスを掛けてきますし、相馬の上がりに対しては必ず2人掛りでケア。

 ゲルトがエジ、高原の2トップに拘る理由がさっぱり判りません。高原は多少なりとも動いている分まだマシなんですが、エジは動かず、競らず、玉離れは悪く、シュートはあさっての方向。ハーフタイムでゴール裏から「永井コール」が沸き起こるのは当然でしょう。

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 前半で一点リードした柏は後半なぜか引き気味に対応。風上を選択して攻めに出た前半飛ばしすぎた結果なのか、あるいは単に浦和にボールを持たせてカウンター狙いなのかは判りませんが、これで浦和はなんとか中盤を立て直して反撃。前半からセットプレー頼みとしか言いようがない展開でしたが、そのセットプレーでなんとか同点に追いつき、かつ高原に代えて永井を投入して(っちゅーか、どちらもダメでしたが下げるならエジでしょうに・・・)さぁこれからと思いましたが柏の守備陣を決定的に崩しきれず、しかも数少ない際どいシュートは菅野がきっちりセーブ。

 菅野が後半時間稼ぎを始めるなど不可解な場面もありましたが、柏は満を持して切り札のフランサを投入。終わってみれば柏の時間稼ぎはフランサを入れるまで同点で良いということだったのでしょう。永井が下がって奮闘してはいましたが浦和の中盤の守備がダメダメなのは相変わらずで、フランサからボールを奪えず、フランサは何度か急所にボールを配球。その一つがポンテに代わって投入された梅崎のミスも手伝ってどフリーの太田に通り、お約束通りの決勝点を決められてしまいました。フランサがボールを持った時にボールが出てくるのを信じて走っている太田。柏にあって浦和にないのがこれ。

 ゲルトは語る会で「素早い攻守の切り替え」とか「縦に速く」とかのたまわっていましたが、それを見せてくれたのは柏で、浦和にはその片鱗もありませんでした。夕張で何をやっていたのか判りませんが、そもそも前線から中盤にかけて動けない選手を何人も配置しているようでは目指すサッカーなんぞ出来ようがありません。しかも運動量の多い永井や梅崎がベンチスタートとはこれ如何に。

 結局ゲルトはチームの雰囲気を良くする、っちゅーか選手のご機嫌を取るくらいしか取りえがなく、あとは強いて言えば奇策を連発して目先の星を拾うことはできるけれども、チーム力を底上げする能力、特に組織立った守備を完成させる能力は全くない。中断期間を経ただけにそのことがくっきりと浮き出た惨敗でした。

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2008.06.28

(メモ)柏2 ‐1浦和

(スタメン)坪井、アレックス、平川スタメン復帰!
相変わらずエジ、高原の2トップ。

ベンチに永井、セル入る。ポンテ復帰で梅崎ベンチは辛い。

(前半)中断期間を経て何も変わっていないことが判明。復帰組の出来が最悪で、中盤で負け、サイドで負け、ボールは前に進まず。簡単に逆襲を許す。

カウンターからの一失点でよく済んだ。

アレックスが早々と故障再発で退場。相馬は準備不足かこれまたダメで左サイド炎上。

2トップは何もできず。こんなの起用する奴が間違っている。

(後半)柏は飛ばしすぎたか、やや引き気味に構えてカウンター狙いか。

浦和が押し込み加減になったが、柏の守備陣を崩すには至らず。数少ない枠内シュートは菅野に阻まれる。
CKから阿部のヘッドでなんとか同点に追い付き、永井投入で追撃を図ったが実らず。

逆に柏が満を持して投入したフランサにいいようにやられ、終盤に致命的な失点。

ゲルトの無能ぶりは目に余る。ナビスコ惨敗はメンバー落ちだけのせいではなかった。

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【閉店】麺や「平蔵」@新三河島

 西日暮里から尾久橋通り→明治通りと歩いて徒歩15分弱。帰りは田端まで歩きましたが、距離は似たようなもの。新三河島駅が最寄。もともと「ちゃぶ屋」のあったところ。

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 歩くと汗ばむくらいの時期でしたが、「塩らーめん」を注文。650円。 普段はあまり塩を食べないんですが、店のイチオシとのこと。

 店内はくの字型カウンターと奥まったところにテーブルがいくつか。季節柄店内に扇風機が回っていましたが、ラーメン屋離れした和風ダイニング風にまとめられた店内は見事。

 仕事が丁寧なせいか、出来上がりに時間が10分ほどかかりました。

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 店外のポスターに「鶏と魚介のダブルスープ」とありましたが、そう言われなかったら魚介のほうは判らなかったかも。鶏油が浮いているせいか、魚介より鶏のほうがやや強めに出た感じ。しかも若干しょっぱいかなぁ・・・ ただ雑味が一切ないのは気に入りました。

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 麺は平打ちで心持ち太め。やや堅めの仕上がりでスープの絡みは文句なし。

 しつこくならない程度に脂身がトロっと浮いているチャーシューもこれまた文句なし。半熟味玉半個、水菜、メンマ、海苔1枚と揃って、いい意味でどれ一つ自己主張せず、バランスが良い逸品。これで650円は申し訳ない感じ。

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2008.06.27

2010年W杯アジア最終予選組合せ

A組:オーストラリア、日本、バーレーン、ウズベキスタン、カタール
B組:韓国、イラン、サウジアラビア、北朝鮮、UAE

 「率直に言ってB組よりA組の方で良かった。」なんて暢気なことを言っている方もいるようだけど、今の日本の実力はもはやバーレーンと互角でしかなく、どちらに入っても苦戦は免れないでしょう。明らかに勝てそうな相手なんていませんし、勝てそうもない相手もいません。従ってどちらに入ろうが別にどうでも良かったのですが、強いて言えば韓国・北朝鮮のいるB組に入ったほうがピッチ内はもちろん、ピッチ外が俄然盛り上がって無理やりというか必要以上に修羅場を「演出」できるので、代表強化には良かったかなと思います。

 A組が難儀なのは移動距離。今年、来年とACLとの掛け持ち組はまさに地獄です。岡田が選手を使い潰して、予選の終わりごろには主力が壊滅していなければいいのですが。

|-`).。oO アジア予選なんて勝ち抜いて当たり前と思っていた時期が私にもありました・・・

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【展望】08年第14節柏戦

ナビスコ予選最後の名古屋戦惨敗で頭に来て、同時に行われた他チームの様子のチェックなんぞすっかり忘れてしまった、というか「今年のナビスコはなかった」ことにしたので、手元にサカマガやエルゴラ等の資料がない。当然ながらビデオなんぞ撮っているわけがない。

ダメですなぁ、これじゃ(´・ω・`)ショボーン

遅まきながら手元にあるJリーグ第13節の資料と、ナビスコ予選第4~6戦の様子をJリーグオヒサルや柏オヒサルでチェック。

<第13節 鹿島 1-1 柏>

-----ポポ-----
アレックス---李---太田
---大谷--鎌田---
石川-小林祐-古賀-蔵川
-----菅野-----

82分:石川→杉山

以下、ナビスコの出場記録を拾うと

ナビスコ第4戦(柏 3-1 川崎):13節スタメンから DF石川→DF近藤、FW李→FW菅沼(李はU23で不在)

ナビスコ第5戦(柏 1-1 千葉):同 DF石川→MF杉山、FW李→FW菅沼 *フランサ、66分に菅沼に代えて登場!

ナビスコ第6戦(札幌 0-3 柏):同 DF石川→DF近藤 *フランサ、61分に登場して89分に得点!

という感じで代表が抜ける影響が少ないせいかスタメンがリーグ戦と大差ないところは浦和と真逆。しかし、チームの大黒柱が第5節に復帰するあたりは偶然ながら浦和とそっくり。ボランチ山根も長期離脱から戻ってくる模様。

で、浦和のほうはというと、シーズン初には半ば既定事項と思われた中断期間中の新外国人採用は結局見送り。

選手は「柏戦には」と口を揃えていますが、わずか1週間程度の合宿でチームが劇的に変るわけがなく、今後の浦和の鍵を握るポンテもトップフォームを取り戻すには時間がかかりそう。従ってしばらくは閉塞感漂うあのサッカーを生暖かく見守るしかないと思いますが、当面の見所は

・全く噛み合わないまま時間だけが過ぎたエジ&高原のどちらをベンチに置くのか?
→「語る会」のニュアンスでは見直すつもりゼロ。ポンテ復帰に伴い、高原を前に出す模様。

・ポンテ復帰後、これまで1.5列目で奮戦してきた梅崎をどこに置くのか?

・ポンテ復帰に伴い、ボランチ闘莉王はお蔵入りになるのか?
→細貝が捻挫で離脱中のため、柏戦では闘莉王ボランチ続行の模様。

・今季全くパフォーマンスが上がらない暢久を今後も右WBで起用するのか?
→柏戦はそもそも出場停止・・・

そんなところでしょうかね?

柏のフォーメーションだけ見るとまたしてもサイドをズコズコやられそうな感じがします。ゲルトが中断期間を経てなお同じ失敗を繰り返すようだともう先は無いと判断していいでしょう。夕張では4バックの練習をしていたようですが・・・

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2008.06.26

Talk on Together 2008

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 全く新味がない内容に終始。出来ない理由を並べて、懸案事項はことごとく先送り。浦和はその成長を止めたことを強く印象付ける会でした。

 Bミュンヘンのごとく国内ではぶっちぎりのクラブになるとか、さらにはアジアで群を抜いた存在になるとか、高邁な目標を掲げてそれに向かって努力する、そんな様子は微塵もなし。国内の有力クラブという地位を守るため世代交代を無難に進める。どうやら今年の目標はその程度の様で、今後も国内で勝ったり負けたりを繰り返すクラブのままでいる様子です。

  中村部長の外国人獲得のコストが上がっている云々という言い訳は呆れて開いた口が塞がらないとしか言いようがありません。「ここ数年で変った」ことを強調していましたが、そのことを視察旅行(笑)に出かけるまで知らなかったのか? とか、定価販売しているわけじゃあるまいし、値切る努力はしたのか? とか、そもそもリストアップの範囲がえらく狭いんじゃないのか、代理人の持ち込み案件ばかりに頼っているからそんなことになるんじゃないのか? とか、つっこまれ放題でしょうなぁ・・・

だいたい「Jリーグ随一の予算規模を誇る浦和が、独立採算という縛りがあるにせよ、金で泣き言をいうようじゃJリーグはお先真っ暗やで」という大局観に立った問題意識はないんでしょうなぁ、この部長は。

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 社長&中村強化部長が出場した前段部分で気になった部分を記しておきます。

・社長が監督交代にあたってゲルトへの確認事項は以下の3つ
 1.チームの方向性のすり合わせ=情熱溢れるサッカー
 2.世代交代、若手の育成
 3.メディアへの対応、及びそれに関する選手への指導

・補強:中村部長から「海外視察は監督からの要望があればすぐに応えられるように準備をしにいった。獲得は今なのか、2月なのかは監督と相談してゆく。補強はDF。但しいくつかのポジションができるDFを念頭。」と説明があったのみ。

|-`).。oO 現時点で監督から強い要請がないと受け取れますが、ナビスコの惨敗を受けてなお補強を先送りする理由って何?

・また「Bミュンヘンのスカウティング情報は膨大なものだが、高くて手が出ない」「ブラジルにいって判ったのはFWはおろか、CBも世界的に不足して優秀な選手は高くなっている。数年前とは状況が変わっている。」など資金面でのネックを強調。

|-`).。oO ネネが簡単に取れた森GMの時代とは違うもんね!っていいたいのか・・・・

・G大阪戦のトラブルを受けて:「クラブが投げ込みを防げなかったのは非常に残念。スタジアムは自主警備が中心で警察は事が起こらないと動けないが、警察が予防から入れるように検討している。」

・屋根:県との交渉はしているが進展なし(40億かかるとの話も)。芝の育成を考えると難しいかも。

・並び:ミストシャワーは形だけとの批判を受けた。今後はテントで日よけを作る。

・ホームタウン活動:ハートフル等海外での活動ばかりが目立ち、地元はなおざりかと見られている。浦和も重視する。従って駒場でリーグ戦も1試合はやる。

|-`).。oO 死にチケだらけの駒場に固執するのが地元重視なのか?また今のような低いクラブ目標、低い志なら海外でのハートフル活動の意義が問われるのは当然でしょう・・・

・レッズランド:分社化し、環境整備を進める(本日の株主総会で正式決定とのこと)。

・増資:三菱自と交渉しているが進展なし。但し地元の銀行から金を貸してくれるという話がある。

→会場からの質問を受けてのもの。質問は「金が無い」という弱化部長の言い訳に対し「第3者割り当てとかIPO(株式公開)とかの話はないんですか?」という趣旨で、先代からの課題事項である「三菱自からの独立」という意味での第3者割り当てを聞いているんじゃないと思います。だから社長の回答にある「銀行が金を貸してくれる」、これ重要。

・目安箱:(浦和はファン・サポーターの声を聞く聞くと言っているが、声を聞くための目安箱すらスタジアムにはないではないか! との強い批判を受けて)社長が目安箱を置くことを即答。

20080625talk3

 後半はゲルト監督が登場。報道陣がいるため司会の島崎氏のツッコミも甘々で、これまた何の新味もなし。ただゲルトはナビスコ名古屋戦@埼スタの惨敗にはいたくご立腹で、今後の選手起用に反映されるかも。

 「浦和のサッカーって何?」との問いに対して、監督は例によって判るようで判らない独特の長々とした言い回しで答えていましたが、要は「攻守の切り替えを早くし、縦に速いサッカー(必ずしもカウンターではなく、ダイレクトプレーの連続で早く玉を前に運ぶイメージ?)」をやりたい模様。

|-`).。oO そんなもん、全然出来とらんやん・・・ 動かない、動けない選手を主力から外すことから始めないと・・・ っちゅーか、ポンテが復帰してなお闘莉王をボランチに置き続けるなら「人が動くサッカー」は実現不可能じゃね? ビジョンはあるが、その実現手腕がないじゃね?という疑問がフツフツと・・・

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 なお「語る会」を前にG大阪戦でのトラブルをうけてサポーター有志とミーティングがあったそうですが、その件については「語る会」で言及なし。既に本件は事件の直接の当事者だった南の方々を越えて、浦和のファン・サポーター全体の問題となっているにも関わらず、ミーティングの要旨すら伏せられる始末。

 現フロントの意識は駒場時代から一歩も抜け出せず、課題の設定、問題への対応、いずれもはなはだ発想が矮小。「不明瞭かつ不安定な強化方針、後手後手の選手採用、プレハブ小屋のクラブハウス、怪我人を誘発する大原グラウンド、そして明るく楽しい練習風景」の時代とフロント陣の意識は全く変っていない。そんな印象が強く残った残念な会でした。

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2008.06.25

大名古屋温泉~アウェー名古屋2008

スガキヤから続く)

JR関西線、あるいは近鉄名古屋線からよく見えるため、その筋の方には高名な「大名古屋温泉」に行ってきました。

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温泉は車窓からはよく見えますが駅から近いとは言いがたく、JR・地下鉄八田駅から徒歩20分。近鉄八田駅からだとさらに+1分でしょうか。線路の北側に出て、高架沿いに西へ向かって歩くだけなので迷うことはありません。

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JRを近鉄がまたぎ越すあたりで右側に「大名古屋温泉」が見えてきます。

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 大昔の役場、あるいは公共施設っぽい、コンクリだらけの素寒貧とした外観。「高熱天然温泉」が自慢です。

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 側面には名古屋圏のお約束のマーク。

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 入浴料850円。タオルくらい付いてくるのかと思いましたが、館内着どころかタオルもなし。かなり強気の価格設定。

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 風呂はとにかく馬鹿でかいのが特徴。しかもかなり深めなので、空いているのをいいことに歩行浴を楽しむ人もチラホラ。風呂の端を仕切って、ジェット風呂・バイブラ風呂・うたせ湯等を設けています。小さいながら露天風呂もあり、雨上がりの好天を受けて小さな露店風呂のほうが混雑する按配でした。

 湯は単純温泉。しかも加熱・循環ろ過・塩素入りなので、温泉というより巨大なスーパー銭湯といったほうが限りなく実態に近いような・・・ なお「大名古屋温泉」には宿泊施設もありますが、どういう客層がここに泊まるのでしょうか?

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 食堂というよりは大きな休憩室風ですが、残念ながらカラオケが鳴り響いていました。

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無料の休憩スペースもありますが、その横はゲームコーナー・・・・

駅からちょっと歩きますし、少々割高ですし、あんまりくつろげそうでもないので、まぁネタとして一回行けば十分でしょう。

P.S.

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 地下鉄で名古屋へ向かいましたが、派手なラッピングに謎のキャラクターが・・・

(この回・了)

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2008.06.24

拡大J2の問題点

J2拡大 最大で22チームに(各紙) 以下はスポニチ(08.06.21)

 Jリーグは20日までに、J2のクラブ数を最大で22とする方針を確認した。同リーグは1999年から2部制に移行。J2は今季が10シーズン目で、当初の10クラブから15クラブにまで増えている。現在、JFLでJリーグ加盟を目指す準加盟クラブは栃木SC、カターレ富山、ガイナーレ鳥取、ファジアーノ岡山、ニューウェーブ北九州の5クラブ。成績面ではJFL4位以内がJ2入りの条件とされており、早ければ来季にはJ2が19クラブとなる可能性もある。チーム数が増えた場合の年間試合数は、今後検討する。

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若干亀な話題ですが、メモ代わりに上げておきます。

Jリーグは近年スポンサーの撤退が相次ぎ、また財政難から公的支援も次第に難しくなり、J2どころかJ1のクラブでも運営難にあえいでいるところが出ています。

これまでJリーグはチーム数を増やし、選手やファンの裾野を広げることに重きを置いてきました。しかしJリーグのレベルを引き上げることを軽視したがゆえに、残念ながらメディアやスポンサーにとって魅力があるとは言いがたいコンテンツになってしまいました。

放映権は値切られ、スポンサーは離れ、クラブは経営難、あるいはそこまで至らなくても縮小均衡的経営に陥ってますます魅力がなくなる。Jリーグはそういう悪循環に嵌っているように覗えます。

J2のクラブを増やすのは裾野拡大という観点からは結構なのでしょうが、J1昇格に無縁なクラブがやたら増えるだけともいえます。J2参入当初のお祭り気分が消えうせれば、毎年毎年中下位をうろうろするクラブを熱心に支えきれるかどうか・・・

かつてのJ1にも存在した「中下位チームのぬるま湯問題(浦和もどっぷり浸っていました・・・)」を拡大J2がどうクリアするのか。リーグを取り巻く環境が格段に厳しくなっている中、参入だけではなく退出の段取りを考えておく時期に来ているように思えて仕方ありません。

(参考)

行き詰まるJリーグ

msn新潟撤退とJリーグの冬

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(08.06.25 追記)

J2→JFL 自動降格制度導入(スポニチ 08.06.25)

 Jリーグは理事会で、現在15クラブのJ2を将来的に最大22クラブとすることを決めた。クラブ数は段階的に増やし、22クラブとなった時点でJ1との入れ替え戦を廃止。J1下位3チームとJ2上位3チームを自動的に入れ替える。同時に初めて降格制度を導入し、Jリーグ加盟条件を満たすJFL3位までのチームとJ2下位チームを自動的に入れ替える。7月10日の日本サッカー協会理事会で正式に決まる。

上記エントリーを上げた直後に「J2/JFL入替制度導入」が公表されたようです。さすがにJ2のぬるま湯問題は看過できないということなのでしょう。しかし、「J2/JFL入替制度導入」はJ2が22チームとなった時点での話。Jリーグはどのくらいのタイムホライズンで22チームに達すると見ているのか判りませんが、その時点まで「ぬるま湯問題」は放置という見方もできます。

J1/J2同様18チームに至った時点で「J2/JFL入替制度導入」、すなわち2チーム降格/3チーム昇格等を繰り返してJ2のチーム数を増やしながら、同時にJ2の中下位チームに刺激を与えることもできそうなもの。そういう発想に至らない、危機感、スピード感のなさがJリーグの低迷を招いている一因だと思います。

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ごらんアウェー:新潟L2008

昨年の浦和戦はなんとビッグスワン開催でしたが、今年は新潟陸上。レディースのビッグスワン開催はいくらなんでも経費のムダなので止めたのかと思いましたが、今年は日テレ戦とTASAKI戦がビッグスワンなんですなぁ・・・

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 新潟レディースの主催試合は浦和同様有料。当日券はなんと1300円で浦和の1000円より高い!!! 新潟は前売り制度があって、前売りなら1000円だというのを失念しておりました。

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 レディースの場合はビジターを一角に押し込めるどころか、ロープ等で区画を定めるようなこともしません。まことにのんびりしたもの。

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 試合前からテンション上げまくりの新潟サポ。サテライトで地方に行くと同じような光景をよく見かけますね。

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 この日の観客は1300人余。このスタジアムは18000人ほど収容できるのでメインスタンド開放だけでも十分なはずですが、新潟は太っ腹なことにサイドスタンドはおろかバックスタンドも開放。

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 無料でもらえる紙ペラ一枚のパンフレット。記載されている浦和のフォーメーションが滅茶苦茶です。高橋トップ下とか堂園FWとか柳田1ボランチは流れの中でそう見えることがあるかもしれんけど、百武の左SBだけはありえないってwww

 ちなみに浦和だけが滅茶苦茶かと思うとそうでもなさそうで、新潟のフォーメーションはなんと3-4-1-2。この試合を見る限り、フツーに4-4-2だと思いましたが・・・

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 ボトルをピッチサイドに一通り置いてハーフラインを伝って戻ろうとしたら、突如対面からボールボーイがワラワラ出てきて慌てて退避するこず様とエリ。

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 浦和だと主審、副審とも女性が普通なんですが、新潟あたりだと人手が足りないのか副審はオヤジ。違和感ありまくりでした。

まぁそんなことはどーでもいいのですが、薄暗くなってもなかなか照明をつけず、しかもやっと照明がついたかと思えば半分くらいの点灯でやっぱり薄暗いままっちゅーのは、有料試合としてはいかがなものかと(そもそもレディースでナイトゲームをやること自体が異例なんですが・・・)。

有料試合なのに芝生の土手で観戦させられる浦和もアレですが・・・

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2008.06.23

【TV観戦記】日本 1-0 バーレーン

長谷部、松井、駒野といった既に1枚カードをもらっている選手を休ませたものの、故障持ちの中村俊や闘莉王も起用して、最終予選の組み合わせには何の関係もないにも関わらず、なぜか3次予選1位通過に拘り「必勝」を期した岡田。

メンバー落ちのバーレーンに対してポゼッションで上回るもののこれといった決定機を作れず、最後は闘莉王を最前線に上げて悪あがき。内田のクロスに対して突進してきた巻に気を取られたか、バーレーンのGKが飛び出しを躊躇してそのままボールがゴールに吸い込まれるというお笑い種の得点で文字通りの辛勝。

あんな得点で大喜びしている岡田。その志がいかに低いかを如実に物語っていました。こんな試合なんてスコアレスドローで終わったほうが後々の糧になるでしょうに。5月下旬のキリンカップ以降ひと月も代表を鍛えてきたはずですが、アジアを勝ち抜くのが精一杯でその先は何も無いという印象は変わらないままでした。

何の必然性もなくスーパースター(笑)を起用し、内容はぐだぐだながら強運を引き寄せて結果だけは残す爺古臭漂う試合。W杯本選で日本のあまりの弱さに世界があっと驚くことは必定と思っていましたが、この分じゃアジアすらおぼつかないんじゃ・・・

-----玉田-----
-----佐藤寿----
本田圭------中村俊
---遠藤--中村憲--
安田-闘莉王-中澤-内田
-----楢崎-----

64分:佐藤寿→山瀬
73分:安田→駒野
80分:本田圭→巻

あとは雑感を列記。

・勝負に拘っているならPKは遠藤じゃないのか?どんぴしゃりでPKを止められる中村俊。

・バーレーンは引いてカウンター狙い。スペースのない相手に玉田&佐藤寿の2トップを入れてどうすんねん・・・・ 後ろを向いた玉田ほど惨めなものはなく、再三ボールを失うハメに。それでもたまに前を向いたときに仕事をしてくれれれば問題ないのですが、シュートはことごとく枠の外 or ミートせず。

・中盤はなぜかドリブラー皆無でパサーばかり・・・ これじゃベタ引きの相手に苦戦するわなぁ・・・ ポゼッションで上回ってもバーレーンの堅陣を崩す動きがありません。

・ポストプレーが全く使えないので日本の攻撃はほぼサイド攻撃オンリー。高い位置にいる両SBがSHの開けたスペースに走りこんでクロスを供給していましたが、安田のクロスには精度が無く、しかも両サイドとも攻撃が単調なので得点の臭いがしません。相手が中央で待ち構えているところにクロス入れてもねぇ・・・

・この試合で不思議だったのはSHとSBが連携してサイドを崩す場面が少なく(前半本田→安田→玉田があったくらいか・・・)、終始サイド攻撃はSBの単騎突入頼み。この辺が攻撃が単調になる主因かも。

・新戦力が活躍すれば収穫もあったのでしょうが、それも皆無。佐藤寿人はPK奪取に繋がった飛び出しが唯一無二の見せ場で、あとは全くといっていいほど仕事できず。本田圭は次第に消え気味になってしまい、自慢のFKも不発どころか枠を大きく外し、おまけに絶好機に空振りと悪印象だけが残る結果に。

・前目からの積極的な守備は相変わらずよく効いており、それだけは評価していいかなと思いましたが、相手が高い位置にWGを貼らせて中盤を省略して日本の弱点である両サイド目掛けてへ放り込んできたらどうすんねん???(要は4バックなのにまるで3バックみたいなやられ方をするんじゃないかと・・・)

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2008.06.22

【観戦記】新潟L 1-1 浦和L

 前節の大勝が嘘のように攻撃陣がかみ合わず、守っては新潟のカウンターに終始苦しめられ、前節まで勝ち点わずか1の最下位相手に引き分け。優勝を狙う上では痛恨としかいいようがない結果に終わってしまいました。

 新潟は中盤でボールを奪ってからの縦ポン一発でカウンターを狙うしかなかったのですが、その一発を前半終了間際に食らってしまいました。後半浦和が猛攻を仕掛けたものの、早い時間から焦りが生じてしまってクロスやシュートに精度を欠き、CKから同点に追いつくのがやっと。もっともこの試合が引き分けに終わってしまった主因は不甲斐ない前半の出来に集約されると思います。

 浦和の内容もアレですが、新潟守備陣の驚異的な集中&粘りも賞賛されるべきでしょう。前節INAC相手に2-2の引き分けを演じたのは偶然ではなく、中断期間中に守備陣の建て直し&戦術の叩き込みに成功したのが窺い知れる試合でした。

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-----北本-----
-----安藤-----
堂園--------柳田
---森本--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

北本→若林

 スタメンは前2節と全く同じ。結果が出ている以上あえてメンバーを代える必要はありません。ただ残念ながら好調さまで維持できなかった模様。伊賀戦でも先制点を取ってから30分くらいまで中盤を作れない時間帯がありましたが、前半はその再現といっても差し支えないでしょう。

 浦和の攻撃の基本はサイド攻撃にあるはずですが、前半は新潟の運動量が落ちた35分過ぎあたりまでほとんどサイドから形を作れませんでした。新潟は浦和の両ボランチがボールを持ったところへ中盤の選手が鋭く詰め寄ってきます。ほとんどファウル覚悟といっても過言ではない体の張りようで、女子では極めて珍しいことに前半でイエローを3枚もらう新潟。運良くボールが取れれば縦ポン一発でカウンター狙い。この新潟のがぶり寄りにリズムを狂わされたのか、浦和はFWへのパスが精度を欠く場面が目立ちました。

 中盤がうまく機能しないせいか最後尾からFWへ直接放り込む場面も目立ちましたが、これはフィードの精度が低くて全くチャンスになりません。北本はファンニステルローイどころか巻ですらないんでその攻撃はあんまりといえばあんまり・・・

 また新潟は中盤でボールが取れなかった時は、というか浦和との力関係上ほとんどのケースでボールが取れないわけですが、その場合はとっと帰陣してサイドのスペースを消して引きこもり。攻守の切り替えの速さ&運動量を要求されるやり方で、これが90分機能すれば新潟はわずか勝ち点1に留まっていないはず。案の定時間の経過とともにボールへの寄せが遅くなってしまい、浦和は中盤から前線へ可能性のあるボールを供給できるようになりました。

 そして35分くらいからようやく左サイドが活性化(右は新潟の俊足FWをケアすべく土橋が自重していたのでしょう)。細かいパス回しや個人技で新潟守備陣をぶち破りはじめ(この時間帯矢野の攻撃参加=ボールを奪ってそのまま左サイドへオーバーラップという極めて珍しいプレーも散見)、エリア内に侵入した岩倉のシュートが決まったかと思われましたが、これを新潟GK大友がかろうじて片手で弾き出すビッグセーブ。

 しかし浦和の優勢は動かないので、まぁ後半なんとかしてくれるだろうと思ったのですが、前半終了間際にまさかの一発。新潟の中盤の出し手にブレスが掛かっていなかった上に、前線に残っていた10番のオフサイドを取り損ねて(本来2列目の選手なので飛び出しを捕まえられなかったか?)先制点を献上してしまいました。新潟のFW9番が俊足で矢野が振り切られ加減だったので、そこはケアしていたのでしょうが、10番のマークが甘かったか・・・

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 1点先制されたところで圧倒的な優位は動かないので慌てずに攻めれば良い筈ですが、この辺がまだまだ「勝者のメンタリティー」にほど遠いっちゅーやつですかねぇ・・・ 後半の浦和は完全に冷静さを失って慌てまくってしまいました。割と早い時間帯で岩倉がファウルスローを取られたのがその象徴でしょう。主審の判定にも疑問符のつくところが少なくなく、高橋が珍しくあからさまに全身で異議を唱える場面がありましたが(あれで良くイエローが出なかったなぁ・・・)、この辺は悪いときには悪いことが重なるとしか言い様がありません。

 新潟の中盤がスカスカになったので浦和は両サイドを簡単に崩せるようになりましたが、そこからシュートに持ってゆくことができません。中断前の悪い状態そのまんまで、概してクロスの精度が悪すぎ(特に土橋)。サイドを守りきれなくなった新潟は中央だけをベタベタ固めて守っているので、緩急をつけて両サイドにボールを振りながら隙を窺うといった工夫が必要なはずですが、分厚く守られている中央に早々とボールを入れてしまう、なんともこらえ性のない攻撃陣・・・ こういうベタ引き相手の攻撃はやはり日テレに一日の長があります。

 いくら浦和が個人技で勝るとはいえ、あれだけ中央に人数をかけられるとFW陣も柳田も高橋も前を向けないどころか、DFを背負った状態でボールキープもままなりません。なんとかボールをキープして後方に叩いてミドルを狙わせてみても枠の外。

 CKのこぼれ玉を安藤が押し込んで同点に追いついたものの、その後猛攻が空回り気味の浦和。村松監督は早い時間からエリを用意。堂園が体力的な問題からか後半消え気味だった(といってもセットプレーのボールは不思議と堂園の頭に当たったりする・・・)ので、てっきりエリはそこに入れると思ったのですが、代えたのはなんと北本。確かにこの日の北本は好機で外しまくっていましたが、スペースが全くないところにエリを入れてもなぁ・・・ 案の定エリは全く機能せず、気の毒な結果に。

 CKのチャンスも何度かありましたが、村松監督は頑として矢野を前線に上げませんねぇ・・・ 北本を下げてしまったので高さが全くないのですが・・・ 

 森本が攻撃に絡めていないのでこず様の投入が待たれるところでしたが、村松監督が切った札は一枚のみ。一応浦和が押しているので動きにくいのでしょうが、引き分けに終わってしまうと消化不良というか残尿感ありあり。

 ロスタイムに得たFKも壁に当たって相手に拾われ、またしてもカウンターで大ピンチという場面も。矢野も百武もスピードがあるとは言い難く、しかも超前掛りになっているので必然的にカウンターには脆くなっているのですが、いざカウンターを食らってみると山郷さんの守備エリアの狭さが気になりました。土橋や森本が慌てて駆け戻ってくるより、山郷さんが飛び出してクリアしたほうが早いんじゃね?という気が・・・ 山郷ゾーンに続いて、山郷エリアなのか、そこは・・・ またファンブルであわやという場面もあり・・・ 案外小金丸再登場の日が近いかもしれません。

 新潟は終始ベタ引きというわけではなく(特に前半は)中途半端に攻めに出ることがあるので、そこで逆にカウンターを仕掛けることが出来れば最も効率良く攻め崩せそうなものですが、俊足FWのいない浦和はそういう攻めが苦手な上に、この日は攻守の切り替えが緩慢だったような感じも。

 伊賀のように果敢にDFラインを上げてくるチームは完膚なきまでに叩きのめせたものの、新潟のようなベタ引きのクラブには大苦戦の浦和。しかもサッカーにありがちな「まさかの失点」でいとも簡単に動揺してしまった浦和。優勝への道のりはまだまだということなのでしょう。

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2008.06.21

青葉@御徒町

 今年の1月に御徒町南口近くにある「らーめん横丁」内の「六角家」匠屋」を紹介しましたが、今度は「青葉」に行って見ました。

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 既に梅雨入りとあって定番の中華そばは止めて、つけ麺(700円)を注文。店内はL字型カウンターのみですが20席弱あります。

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 並太の少し縮れが入った麺。つけ麺用の麺としては細いように感じますがコシに問題なく、つけ汁の絡みも上々。

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 つけ汁は酸味が強めの豚骨魚介。一味唐辛子がちょっとしたアクセントに。ただかなりコクが乏しくなったような感じが・・・ 

 具はメンマとモモ肉チャーシューが2枚ほど。「青葉」は大宮や池袋などあちこちに支店を出すようになった今でもそこそこ美味いとは思いますが、もはや並んでまで食うようなレベルじゃないですね。

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 「青葉」については多くを語るようなこともありませんが、久しぶりに「らーめん横丁」に来たところ「匠屋」が潰れていました。それどころか、横丁の隣にあった「銀河高原ビール」も潰れてこの一帯は床面積の半分以上が潰れている大惨事。御徒町南口から南へ歩いてすぐと駅からの至近距離なんですが、御徒町の基本的な人の流れは駅から北向き(=上野向き)で、「らーめん横丁」はそれとは真逆だったのが敗因でしょうか?

 少々駅から離れていても繁盛しているラーメン店はいくらでもありますが、「らーめん横丁」に集う店は所詮どこそこの支店で、ラーメンを食べるためだけにやってくる人々を掴まえるには至らなかったとも考えられます。駅から近くて会社帰りに行きやすいロケーションだけに再生なると嬉しいのですが・・・

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2008.06.20

スガキヤ~アウェー名古屋2008

大垣城から続く)

今回の名古屋行の食事情は実に貧しく、「味噌カツ」も「味噌煮込み」も「ひつまぶし」もありません。ただ名古屋在住者には欠かせないであろう、チープな店を訪ねて見ました。

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大垣駅ビル内にあった「スガキヤ」。駅ビル5Fに100均とかと一緒に入居しているにも関わらず、なぜかフードコートみたいな店構え。これだけで十分チープなんですが、メニューを見てびっくり。ラーメンわずか290円。特製ラーメンでも420円。

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しかも一見ラーメンがメインのように見えるにも関わらず、ソフトクリーム等甘味物にも力を入れる不思議な品揃え。ラーメンが男子学生向け、甘味が女子学生向けなんでしょうが、若年層におもっきしすり寄ったスガキヤのスタンスが見て取れます。

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出てきました。特製はチャーシューが増える上に半熟玉子が載っています。豚骨ベースだと言い切ってしまうのは躊躇われるほどコクのないスープが泣かせます。cheap,cheaper,cheapest という単語が脳裏を駆け巡るような味わい。まぁこの価格帯のラーメンに難癖をつけるほうがどうかしているので以下自粛。

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スガキヤで何が驚いたって、巨大なスプーン。なんとスプーンの先にフォーク状の突起物があります。先割れスプーンというよりはフォーク付きスプーンというべき代物。大阪人がお好み焼きをコテだけで食べるように、名古屋人はスガキヤでは箸を使わずにこの珍妙なスプーンで食べるのでしょうか???

またこの手の激安店には珍しいことに割り箸ではなく、普通の箸を出しているのも特筆すべき事項でしょう。

(続く)

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2008.06.19

撹乱戦術

G大阪・水本、練習すっぽかし移籍交渉!電撃京都入りへ(報知)

G大阪の練習を無断欠席し京都と移籍交渉していた水本 G大阪のU―23日本代表主将DF水本裕貴(22)が北京五輪での飛躍を目指し、京都へ電撃移籍することが18日、濃厚となった。今季、千葉から移籍しG大阪と3年契約の完全移籍で新加入した水本は、この日のチーム練習を無断で欠席。関係者によれば、出場機会減に悩んでいた水本は練習をすっぽかし完全移籍での獲得を目指している京都と交渉を行ったという。今後はG大阪と京都が移籍金などの条件面で詰めの作業を行うが、日本人選手にはほとんど前例がない“強行移籍”は、波紋を広げそうだ(後略)

 昨年来坪井の衰えが目立つため、坪井と同じスピード型ストッパーとして水本を獲得するのは意味があることです。もっとも今となっては獲得に要する金額に見合う選手かどうかとなるとちょっとアレなんですね。

 そこで浦和がG大阪と京都の間に割って入って水本にオファーを出して、ぐじゃぐじゃに引っ掻き回すだけ回して、最終的に「ほな、さいならぁ!」と帰ってゆくという高等戦術があってもよさそうなもの。もはや油野茂一の領域。でも、そんな荒業を修三に期待するだけムダですなぁ・・・ 

 ユーロ観戦でビール飲んでいるところをテレビに抜かれるという大失態は勘弁な・・・

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大垣城~アウェー名古屋2008

養老鉄道から続く)

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大垣駅は「ムーンライトながら」(というか、個人的には未だに大垣夜行のほうがしっくり来ますが・・・)の乗り換えでお世話になった方も多いかと思いますが、まさに駆け足での乗換えだけで、駅の外に出たことがない方も少なくないかと。

改札口近くに立ち食いそば屋があったはずですが、いつのまにかなくなっていました。

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近隣の岐阜城と比べると知名度に劣るのは否めませんが、大垣にもお城があります。戦前まで4層4階の天守が残っていましたが、残念ながら戦災で焼失。戦後鉄筋コンクリートで再建されて今日に至っています。駅から天守まで歩いて10分ほど。周囲は完全に市街地になってしまい、東門からいきなり本丸に突入する格好になります。

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 東門は旧柳口門を移設したもの。その脇を固める多門櫓。

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大垣城の本丸は狭く、しかも木立が多いために天守の全容を眺められる場所が極めて限られています。たぶんどの写真も同じアングルになっているかと。

四重四階という天守は死に通じる「四」を嫌う日本人の感覚からすれば極めて珍しいもの。

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窓にはサッシが・・・ 大垣城は明治になっても破却を免れましたが、残念ながら戦災で焼失。今の天守は1959年に外観復元されたもの。

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こちらは西門。

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西門の傍には戸田氏鉄の銅像。戸田氏は氏鉄以来大垣10万石を長きにわたって治めましたが、いかんせん戦国期から関が原に至るまで表舞台に出てこない人物なので、地元以外では知名度皆無かと・・・

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天守に登ってみました。

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入場料わずか100円ですが、最近展示物をリニューアルしたのか、パネル展示中心ながら100円の割には破格に充実した内容。大垣城は関が原合戦の前哨戦の舞台にもなっているので、それに関連した資料も目立ちます。

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外堀をなす水門川。

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大垣駅前で目立つ松尾芭蕉。大垣は「奥の細道」結びの地ですが、「奥の細道」は観光材料的に見れば北陸路に入って以降はあってないようなものなので、結びの地はさらに苦しい・・・

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大垣の名物「水まんじゅう」。大垣は地下水が豊富であちこちに自噴井戸があり、「水の都」と呼ばれているとのこと。

(続く)

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2008.06.18

養老鉄道試乗~アウェー名古屋2008

ナビスコ名古屋戦はナイターだったので、有り余る時間を活用すべく「養老鉄道」を試乗してきました。

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養老鉄道は岐阜県西部の揖斐からほぼ揖斐川に沿って三重県の桑名へ至るローカル私鉄。途中の大垣で事実上路線が南北に分かれています。上写真は大垣駅。

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もともとは近鉄養老線でしたが、近鉄の赤字解消策の一環として2007年10月に分社されました。但し分社化にあたっては、養老鉄道が路線の運営を行う一方、線路・車両等の設備は引き続き近鉄が保有し、その保守整備も近鉄が行うという形を取っています。

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休日に発売されるフリーきっぷ(1000円)。分社化された鉄道は運賃が大幅に値上げされるので、こうしたフリーきっぷは重宝します。

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まずは北半分の通称「揖斐線」から。

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やって来た電車には「徳山ダム」のサボが。

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都市郊外とも農村とも言いがたい、農・住・商・工入り混じった一帯を北上。車窓はつまらないとしか言いようがありませんが、揖斐駅着。

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駅前には「徳山ダム」のバスが待機していました。大雨が降ったばかりですが、養老鉄道の集客が熱心なのか、ちょうどバス1台くらいの観光客が電車から乗り換えて行きました。

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大垣に戻って、今度は南半分の通称「養老線」へ。

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養老鉄道にはなんと自転車が持ち込めます。自転車が場所を取るせいか、2両でも十分そうな時間帯でも3両編成で運行していました。

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養老線は養老山地の山裾、やや小高いところを走るため結構視界が開け、まぁ何もないなりに車窓を楽しめました。

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終点桑名着。養老鉄道は独立したホームも改札口も持っておらず、もともと近鉄名古屋線と共用していたホームを塀で仕切り、その間に中間改札口を設けています。従って駅の外へ出るにはいったん近鉄のホームを通る必要があります。

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ジャスコが潰れて以降、桑名駅前のビルは長らく野ざらしになっていましたが、何時の間にか再開発に成功して面目を施したようです。

(続く)

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2008.06.17

日本代表被害者の会@消化試合

タイとのアウェー戦は一応見るには見ていたのですが、泥酔状態だったので観戦記は割愛しました(恥)

で、バーレーンvsオマーンが引き分けたために3次予選突破決定! バーレーン戦@埼スタは消化試合となった(=1位通過かどうかは最終予選の組み合わせに一切関係なし)わけですが、改めて選出されたメンバーを見るとタイ戦のメンバーから長友と香川が外れて、本田圭と安田と佐藤寿人を入れたのみ。負傷が伝えられる中村俊や闘莉王もしっかり名を連ねています。再選出された安田からして怪我から明けたばかり。

なんで消化試合にそこまでせんといかんのでしょうか?一度岡田に目をつけられたものがその魔の手から逃れるには、

・試合に全く出られないほどの怪我をしてしまうか(´Д`;)アベ・・・

・代表辞退を叩きつけるか(´Д`;)ツボイ・・・

・著しくパフォーマンスが劣化してしまう(´Д`;)タカハラ・・・

しかないのでしょうか?

岡田色を出し始めてからテストの機会が少なくてお困りのはずのに、絶好のテスト機会をミスミス逃すとは・・・秋から始まる最終予選はJリーグはもちろんACLも並行して開催される超過密日程。主力組の幾人かはコンディションに問題を抱えるでしょうから、バックアップの充実が必要不可欠のはずですが・・・ 何か自分の力ではどうにもならないものに縛られているのでしょうか?

次の消化試合は大量選出されながらほとんど出番のない川崎組を起用する絶好の機会だと思うんですがねぇ・・・ 特に寺田・井川の人間山脈はこのままじゃ単なる「自走式壁人形」になっちゃいますねぇ・・・

まぁ非常に中途半端な姿勢で消化試合に取り組んで、タコ殴りにあったクラブのサポが言うべきことではないかもしれませんが(´・ω・`)ショボーン

非常に大雑把かつ大上段な物言いをすれば、なんか岡田は目の前の一戦一戦に必至で、日本サッカーはどうあるべきか、そしてそのあるべき姿に向けてどうアプローチしてゆくべきかといった巨視眼、大局観、あるいは心の余裕というものを失ってしまった様子。昔はサッカー界の枠に嵌らない凄い人だと思ったんですがねぇ・・・

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神戸「肉めし」~アウェー神戸2008

明石「玉子焼」から続く)

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 一昨年は神戸戦なし。昨年の神戸戦は新大阪駅発着だったので、久しぶりに新神戸駅を利用しましたが、いつの間にか改札口周辺及びコンコースが大きく改装されていました。東海道新幹線主要各駅はJR東海になって早々と改装されたのと対照的に、JR西日本の山陽新幹線は国鉄時代の面影を色濃く留めているところが多かったのですが、新神戸はかつての素寒貧とした姿から一新。神戸空港開港に対するJRの対抗策だったのかもしれませんが、大都市であると同時に観光地でもある神戸の玄関口として恥ずかしくない姿になりました。

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 ただ以前は改札口前に待ち合わせ場所の目印として大きな桶(大きすぎて樽にしか見えませんが・・・)が置かれていましたが、あれはどうなったのでしょう???(上写真は01年5月12日撮影 - 内舘が和多田にスローインをぶつけられた日です)

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この日は三宮で一泊して朝一番の「のぞみ」でトンボ帰り。朝飯には新神戸「肉めし」(1,000円 淡路屋)をチョイス。神戸の駅弁はバラエティーに富んでいますが、「肉めし」はその中の老舗中です。

 駅弁の上蓋裏書によると「”肉めし”は牛肉のもも肉を香辛料に7時間漬け込み、特製のタレを含ませて柔らかく焼き上げた駅弁」とのこと。

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 しゃぶしゃぶ用のように極薄というか、よくここまで薄くきったなぁと妙なところに感心してしまう牛肉が2枚、ドライカレーの上に載っています。脂身が少なく、また薄味に仕込まれているせいもあってドライカレーと合わせて食べてもしつこさを感じさせません。

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 具にクルミの甘煮みたいなのがついています。薄味にまとめた肉をぶち壊しにしている感も。ビールのつまみにはいいのでしょうが、おかずの種類が少ないので全体としてつまみに向いているとも思えず・・・ アスパラガスの胡麻和えの他にもう一品野菜を付けたほうがご飯としてはバランスが良かったかも。

(この回終了)

言うまでもなく2008年は5月末にもう一度神戸へ行くハメになりました。その様子は後日披露します。請うご期待。

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2008.06.16

【観戦記】浦和L 7-0 伊賀

 開始直後に北本が先制。その後前半30分くらいまで中盤が作れずに苦戦しましたが、徐々に伊賀のプレスが掛からなくなり、後半はついに伊賀の守備網が大崩壊。浦和が着々と追加点を上げて大勝かつ完封勝ち。首位をキープしたのみならず、日テレとの得失点差を大きく縮めました。昨年までの浦和は攻撃力に問題があって、やや力の差がある相手にも点差をつけて勝つことが出来ず、その結果絶えず日テレに大きな得失点差をつけられていました。その点では大きな成長が見られた試合だと思います。

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-----北本-----
-----安藤-----
堂園--------柳田
---森本--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

57分:森本→木原
68分:北本→若林
81分:堂園→保坂

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 スタメン&フォーメーションは前節ベレーザ戦と全く同じ。代表組が長期の海外遠征から戻ったばかりな上、やや力の劣る相手ということで代表組は一部ベンチスタートかと思いましたが、代表組のコンディションに特段問題はないとの判断なのでしょう。ベレーザ戦で大活躍の堂園もスタメンを確保。怪我で早々と代表合宿を離脱した矢野もリーグ戦にちゃんと間に合いました。

 開始早々浦和が先制。スルーパスで安藤が簡単にDFの裏を取り、そのままエリア内へ突進。シュートは惜しくもポストを直撃しましたが、その跳ね返りを北本が決めてくれました。

 格下相手に早い時間帯に点が入ったので今日は楽勝と思ったのですが、それから30分くらいまでは中盤が作れずに苦戦。浦和の両ボランチにボールが入ったところに伊賀がきっちりプレスを掛けてくるので、浦和は中央からサイドへの展開がままならず。両ボランチに対する周囲のフォローも遅くてボールを前に運べずに、DFライン間でボールを左右に回しているだけという、なんかトップチームでもありがちな時間帯も長かったように思います。結局土橋・柳田の縦の関係を利用して右サイドからチャンスメークするのが精一杯。

 村松監督は「センターフォワードにくさびを打ち込み、そこからサイドに展開する、あるいは中央を突破する」という形を中断期間明け後のオプションとして取り組むとのことですが、結局それが形になったのはこの試合を通じて2回くらい。北本は例によって例のごとく、見かけに相反してあまりポストプレーが上手くなく、トラップに失敗してボールを失うこと多々。なんかこのオプションは2試合くらい試してお蔵入りになりそうな・・・

 むしろ伊賀が良く守っていたと言っていいのでしょうが、残念ながらそれが90分どころか前半一杯も続かないのが伊賀の実力。浦和は高橋にボールが収まりだすと共に、それまで沈黙続きだった左サイドが突如活性化。立て続けに左SB岩倉が単騎オーバーラップからクロスを配球。なぜかエリア内右にいた堂園のシュートはGK正面でしたが、こぼれを拾っての混戦の中で安藤がゴールして35分にようやく追加点。その後岩倉が大活躍。もともとドリブル技術はそこそこ高い上に、このレベルの相手だとキープ力も十分。たぶん堂園が実家から取り寄せてきた芋焼酎の効果てきめんなんでしょうw

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 後半はもう伊賀の中盤のプレス網が完全に崩壊。スルーパスで簡単にDFラインの裏を取られ、左サイドを何度も抉られ、果ては右サイドに進出してきた土橋に気をとられてDFラインを下げたところで高橋にどフリーでミドルシュートを撃たれと全くいいところなし。

 伊賀DF陣はスピードに難がある上に競り合いに弱いのか、スルーパスが出されると共に2列目から飛び出してくる安藤や柳田に簡単に裏を取られ、しかもいったん裏を取られると上手く体を入れられてにっちもさっちもどうにもブルドッグ状態。試合開始早々の1点を含め、同じ形で3点取られました。

 4-0と事実上勝負がついたところで村松監督はこの日精彩を欠いていた森本に代えて木原を投入。「ファーストタッチが空振り(自陣エリア近くでのクリアミス)」という小ネタを披露したこず様でしたが、岩倉が左サイドを崩して安藤ハットトリックとなった5点目も、もとは木原が高めの位置で頑張ってボールをキープしたところから来たもの。その後も運動量は健在なところをアピール。なんとか庭田不在の間にボランチの一角を狙いたいところです。

 6-0になったところで北本を下げてエリの1トップ。スピードのあるエリにDFの裏を狙わせる意図なんでしょうが、クソ暑い中で大差がついて全体にまったりモードになってしまったのはエリにとって気の毒。しかも2度あった決定機を生かすこともできませんでした。

 最後に堂園に代えて保坂を投入。ベレーザ戦で大活躍した堂園ですが、この日はイージーミスが目立ちました。2度あった決定機を一つでも決めていれば良かったのですが・・・ 村松監督は不思議なことに後半途中で岩倉と堂園の位置を入れ替え、堂園がSBに入る妙手を敢行。岩倉に中盤でボールキープさせて、堂園にオーバーラップさせるという超攻撃的な狙いだったのかもしれません。しかし、所期の効果を達成できなかったどころか、堂園の守備に不安を覚えたのか後半30分あたりで元に戻し、しかも堂園が疲れているのが明らかだったので途中交代。まぁ高卒新人が2試合続けて大活躍と、そうそう美味い話はないということでしょう。

 エリ、保坂といった途中投入された攻撃的なタレントに見せ場が無く、追加点のないまま試合終了というのは芳しくないなと思いましたが、左ショートコーナーからボールを右に繋いで百武のふわりとしたクロスを土橋がこれまたふわりとヘッド。たまたま飛んだコースがいわゆる「山郷ゾーン」でGKが触れずに7点目。土橋はこれがリーグ戦初ゴール。

 守っては前半中盤でプレスをかけられた森本がボールを取られてヒヤリとした場面があったり、セットプレーからの混戦でおおっという場面もありましたが、山郷さんの好セーブが飛び出すような大ピンチは一回もなし。怪我明けの矢野が相変わらず最後尾の門番として伊賀攻撃陣の前に立ちはだかっておりました。

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2008.06.15

【閉店】麺処「遊」@鶯谷

 鶯谷駅南口、線路をまたぐ橋を下ってすぐ。あまりにもすぐな上に、非常に控えめな店構えなのでやや判りにくい。隣で立ち飲み屋が焼鳥の煙をもうもうと上げています。

Yu_2008_3

 戸外に券売機あり。つけ麺(800円)を注文。

 川口の「渓」ほど極端ではありませんが、ここもかなり手狭。カウンター6席のみで壁を向いての食事です。但し、「渓」よりは若干スペースがあるため、注文した品は店主が配膳してくれます。先客1、後客2。

Yu_2008_2

 つけ汁は動物系(鶏?)+豚骨。粘度が高いのが特徴ですが、動物系の脂っ気がほとんど感じられず、見た目とは裏腹に至ってあっさりで煮干がやや前に出ている感じ。粘度が高いため、つい麺にがんがん絡めて食べてしまいがちですが、つけ汁の量がやや少なめなのでペース配分を考えないとスープ割りが出来なくなります。

Yu_2008_1

 麺は若干太めのストレート麺。やや堅め、かつパサパサした感じ。

 スープ割り用のスープはポットに入っているので各自セルフで。

 つけ汁には細切れのチャーシュー。他にかいわれ大根と海苔一枚。

 見た目とは違った「あっさり感」で類似店と差別化できているなと思いますが、燃料・諸材料高騰の折とはいえ800円は割高感があります。

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2008.06.14

なでしこリーグ再開

強敵日テレベレーザを4-1で下し、序盤とはいえリーグ首位に立った浦和レッズレディース。代表戦で中断していたリーグ戦が今週末から再開します。目先のホームゲームは以下の2試合。

6/15(日) 13:00 伊賀FC 駒場スタジアム

6/29(日) 12:00 湯郷ベル 熊谷スポーツ文化公園 陸上競技場/メイン
→ 湯郷戦の後にサテライト浦和vs水戸戦(15:00)が控えています。

で、レディースって代表組以外の選手は中断期間中に何があったのかさっぱり判らないのが辛いところですが、6/6(金)のGGRで合宿中の様子がちょっと流れていました。負傷で代表合宿を早々と離脱した矢野はフツーにプレーしていましたが、負傷で昨年末以来長期離脱中の田代や、同じくリーグ戦初期に故障した庭田の姿は見なかったような・・・

→6/13(金)のGGRでは別メニュー風ながら田代、庭田両選手も練習に参加してました。

代表組(山郷、安藤、柳田、北本)は長い遠征でお疲れでしょうし、特に主力だった柳田、安藤は伊賀戦は相手との力関係からしてベンチスタートの可能性があると思いますが、故障組の復帰がないとすれば中断前と大きくメンバーは変更ないでしょう。

監督はリーグ序盤は前から積極的な守備を仕掛けることを主眼において、攻撃面はこれからといった旨のことをMDPで語っていて、確かに東電戦やINAC戦は攻撃に手詰まり感が漂う試合ぶりでした。しかし、ベレーザ戦では高卒新人の堂園起用が奏効して大量得点。リーグ戦再開後は攻撃面の成長が見所になると思います。

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2008.06.13

【TV観戦記】U23日本 0-0 カメルーン

 国立に来たカメルーンってホントにアフリカ予選を無敗で突破したカメルーンなの???と疑問符付きまくりのカメルーン。組織性が感じられないのはまだしも、イージーミスを連発。おまけに日本相手に1対1でもしばしば負けるっていったいどんなカメルーンやねん??? 

来日してさぁ秋葉原へ行こう!としたら「今は物騒だからやめとけ」と言われて(´・ω・`)ショボーン ・・・ほんで、ホテルで悶々として毎日朝までユーロ観て、早めに来日した割には碌な調整もせずに試合に臨んだんじゃねぇのかと邪推せざるを得ないようなあんまりなカメルーンの出来。これじゃ中津江村民が泣くぞ・・・

 カメルーンはたまーに個々人がおおっというプレーを見せるものの、ただそれだけ。なんかそういうクラブを私は毎週見ているような気がしますが、そんなカメルーンに終盤の猛攻も実らず、スコアレスドロー。

 カメルーンがあんまりなんで、どこまで評価していいのか悩むところですが、守備はほぼ完璧。カメルーンのチャンスらしいチャンスは前半CKからの1度のみ(西川かろうじて掻き出してセーブ)。中盤といい、サイドといい、いたるところで素早く、かつ連動性のあるプレッシングで数的優位を作って守り(これ、浦和に存在しないもんなんで新鮮ですわ・・・)、カメルーンに文字通り何もさせず。

従って、私がカメルーンの実力を買いかぶりすぎで出来が特段悪いわけではなく、本来の力そのまんまだとすれば本番では相当期待していいんじゃないでしょうか? グループリーグ3試合ともスコアレスドローの偉業達成とか。

カメルーンの攻撃が体をなしていないのでDF陣個々人は大して見せ場らしい見せ場がありませんでしたが、あえていえば吉田が良かったと思います。ただ既にレギュラーCBには青山直がいますし、わずか18人しかいない枠の中でつぶしの効かない専業CBを控えとして北京に連れて行くとは思えないんですが・・・ 一応SBが出来る伊野波のほうが有利でしょう。

 問題は攻撃。終盤にただでさえコンディションが良くなさそうなカメルーンの足が止まって日本が分厚い攻撃を仕掛けましたが、それまで日本のチャンスは前半に2度、後半に2度あったくらい。終始運動の量・質でカメルーンを圧倒しているのですが、立ち上がりに梅崎が右サイドに飛び出してのクロスをどフリーの森本が外してしまったのが尾を引いたのか、1トップに起用された森本が使い物にならなかったのが苦戦の一因。トラップが下手でポストプレーがままならず、森本を経由してのビルドアップは絶望的。時間の経過とともにカメルーンに「ボールの奪いどころ」としてマークされてしまいましたw

従って前半は森本を経由せずに谷口からサイドへ展開、あるいはSHとSBのポジションチェンジでサイドを崩すくらいしか手立てがなさげでしたが、その過程で前半は右SH梅崎や左SB田中裕が目立ちました。

 後半は仕様通り梅崎が10分くらいであからさまにバテてしまってからは両サイドともガス欠状態。ただ終始カメルーンの中盤の守備はあってないようなものでしたので大勢に影響はなく、攻撃の阻害要因でしかなかった森本が退いてビルドアップ上は差し引きチャラだったかと思います。しかし敵ゴール前にボールを運んでからが問題。

このチームのFWがお粗末なのはもう判りきったことなので、李が決定機を外したからといってあえて問いません。前半に梅崎が田中のクロスをダイレクトで放った1回を除けば、中盤も得点の気配は僅少。左サイドの本田圭はFKやボールキープといった動かないプレーでこそ見せ場がありますが、それ以外はイマイチ何をやっているのか判らず、単なる固定式砲台と化していた感じ。梶山は後方でパス出しをやるだけで攻撃にはほとんど絡めず。谷口は得意のミドルシュートを2本放ちましたが、ただそれだけ。前線でボールが収まらないと飛び出すに飛び出せず少々不憫でしたが。このところ良い評判を聞かない水野は期待値が低かったせいか、話ほどには悪くはないという印象でしたが、もう梅崎を超えることはないでしょうなぁ・・・ セルは時間がなさすぎました。

 スタメンは西川、水本、梶山、本田圭といったところを除くと当落線上の選手だらけ(細貝は前日練習で捻挫したそうで・・・)。まぁ内田、安田といった選出ほぼ確定のメンバーがA代表に抜かれた状態での一戦を強いられているのは少々気の毒ですが、明らかに駒不足のFWにオーバーエイジ枠を使うことは明白なのに未だにメンバー発表すらなし。当落線上の選手選考も結構ですが、このチームって本番での軸となるはずのOAのFWをフィットさせる時間ってあるのでしょうか?

<スタメン>

-----森本-----
本田圭--谷口---梅崎
---梶山--本田拓--
田中裕-吉田-水本-森重
-----西川-----

63分:森本→李
67分:梅崎→水野
76分:梶山→上田
76分:谷口→セル
82分:森重→伊野波
87分:本田拓→青山敏

<最終形>

-----李------
本田圭--セル---水野
---上田--青山敏--
田中-吉田-水本-伊野波
-----西川-----

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2008.06.12

制裁文を読む

先日Jリーグから発表された「浦和レッズ/ガンバ大阪サポーター衝突トラブルの件」に関する制裁内容を、閉門蟄居の身ながらJリーグ規約と照らし合わせながら読んでみました。

少々長くなりましたが、ご関心のあるからはお付き合い願います。

浦和及びG大阪が課せられた制裁及びその根拠条文は以下の通り。

---------------------------------------------------------------

(1)制裁の種類および内容等

当該クラブ   浦和レッズ
 (1)制裁の種類および内容 :
   譴責(始末書提出)
   制裁金 2,000万円
 (2)適用条項 :
   『Jリーグ規約』第51条〔Jクラブの責任〕第2項
   『Jリーグ規約』第148条〔チェアマンによる制裁および調査〕第1項
   『Jリーグ規約』第149条〔制裁の種類〕第1項第1号、第2号
   『Jリーグ規約』第157条〔1億円以下の制裁金〕第2号

当該クラブ   ガンバ大阪
 (1)制裁の種類および内容 :
   譴責(始末書提出)
   制裁金 1,000万円
 (2)適用条項 :
   『Jリーグ規約』第51条〔Jクラブの責任〕第4項
   『Jリーグ規約』第148条〔チェアマンによる制裁および調査〕第1項
   『Jリーグ規約』第149条〔制裁の種類〕第1項第1号、第2号
   『Jリーグ規約』第157条〔1億円以下の制裁金〕第2号

---------------------------------------------------------------

浦和が2000万円の制裁を課せられた直接の根拠となっているのは規約第157条〔1億円以下の制裁金〕第2号

第157条〔1億円以下の制裁金〕
次の各号のいずれかに該当する場合は,1億円以下の制裁金を科す.
(2) 第51条〔Jクラブの責任〕各項の義務を怠り,選手,チームスタッフ,実行委員,運営担当,広報担当,審判員または観客等を死傷させた場合

で、第51条〔Jクラブの責任〕各項とは何かというと

第51条〔Jクラブの責任〕
①ホームクラブは,選手,チームスタッフ,実行委員,運営担当,広報担当,審判員および観客等の安全を確保する義務を負う.
②ホームクラブは,観客が試合の前後および試合中において秩序ある適切な態度を保持するよう努める義務を負う.
③ホームクラブは,前2項の義務の遂行を妨げる観客等に対して,その入場を制限し,または即刻退去させる等,適切な措置を講ずる義務を負う.
④ビジタークラブは,サポーター対応担当(運営担当,セキュリティ担当との兼務可)をアウェイゲームに帯同し,第2項に基づくホームクラブの義務の履行に協力するものとする.

浦和は第51条2項、G大阪は同4項違反を問われています。

なお、制裁文に併せて記されている第148条1項、第149条第1項はチェアマンが各クラブに譴責及び制裁金を課すことができる根拠を記したものです。Jリーグ規約では「無観客試合」という制裁はないこと、また「勝ち点剥奪」もその運営規程が整備されていないところから察してその発動は今のところ想定されていないと思われることは先に論じたとおり。

第148条〔チェアマンによる制裁および調査〕
①チェアマンは,JクラブまたはJクラブに所属する個人(選手,監督,コーチ,役員その他の関係者を含む.以下同じ)が,本規約または本規約に付随する諸規程に違反したときは,制裁を科すことができる.

第149条〔制裁の種類〕
①Jクラブに対する制裁の種類は次のとおりとし,これらの制裁を併科することができる.
(1)譴責    始末書をとり,将来を戒める
(2)制裁金   1件につき1億円以下の制裁金を科す

で、両クラブとも規約第157条第2号に基づいて最大1億円の制裁金を喰らう可能性があったにも関わらず、なんで各2000万円、1000万円で済んでいるのか誰しも疑問に思うところでしょうが、私は以下のように邪推しました。

規約第51条違反に関連する制裁金の規約をよく読むと以下のような条文があります。

第159条〔2,000万円以下の制裁金〕
次の各号のいずれかに該当する場合は,2,000万円以下の制裁金を科す.
(9)第51条〔Jクラブの責任〕第1項,第2項または第3項に違反した場合

第160条〔1,000万円以下の制裁金〕
次の各号のいずれかに該当する場合は,1,000万円以下の制裁金を科す.
(5)第51条〔Jクラブの責任〕第4項に違反した場合

規約第157条2号は、ホームクラブ/アウェークラブが第51条各項に違反した結果、死傷者が出てしまった場合に適用される規定。本事件でも負傷者が1名出ているので当条項が適用されるのは仕方ありません。ただこの怪我人は制裁文にも記されているように

「スタンドでは、選手に対して異議を述べるなどしていたガンバ大阪のサポーター1名がスタンドの最前列に詰め寄った他のガンバサポーターに押され、スタンドから3メートル下のスタジアム内の溝に転落して怪我を負った。」

と記されているように、半ば自爆行為。浦和レッズ/ガンバ大阪サポーターの衝突トラブルに全く無関係というわけではありませんが、深い因果関係はありません。Jリーグはこの事実認識のもとに、浦和は実質的に第159条9号相当、G大阪は第160条5号相当であり、かつ、「一連の騒動はサッカースタジアムが危険であるとの印象を社会に与えてしまった。」ことに鑑みて同条文の上限にあたる制裁金を課したのかなぁとも考えられます。

但し、このロジックが弱いのは本事件と類似した05年4月「柏vs名古屋」の乱闘事件で柏に課せられた制裁金がわずか1000万円で済んでいること。同事件に関するJリーグの制裁文が見当たらないのですが、こちらはサポーター間のトラブルによる直接の負傷者が出ているので規約第157条2号が間違いなく当てはまりますが、今回の事件との均衡を考えると柏の制裁金が少なく、しかも事件の発端とされる名古屋に制裁がないのは謎なんですな。

従って今回の事件ではトラブルに直接起因する負傷者こそ出ていないものの、「柏vs名古屋」とは違ってマスコミに大々的に取り上げられ、「一連の騒動はサッカースタジアムが危険であるとの印象を社会に与えてしまった。」ことに鑑みて浦和には前回の倍、G大阪は柏と同じとし、その金額にはさしたる根拠がないのかもしれません。

まぁ幸いにもこれまでJリーグではどういうトラブルを起こしたらいくらという前例がほとんどなく、制裁金の多寡の根拠を考えること自体意味がないのかもしれませんが。

今回は制裁金の根拠について考察しましたが、制裁文にはもう一つ疑問があります。すなわち浦和が問われたのは第51条〔Jクラブの責任〕第2項であり、第3項違反は問われていないこと。

<再掲>
第51条〔Jクラブの責任〕
①ホームクラブは,選手,チームスタッフ,実行委員,運営担当,広報担当,審判員および観客等の安全を確保する義務を負う.
②ホームクラブは,観客が試合の前後および試合中において秩序ある適切な態度を保持するよう努める義務を負う.
③ホームクラブは,前2項の義務の遂行を妨げる観客等に対して,その入場を制限し,または即刻退去させる等,適切な措置を講ずる義務を負う.

これ、今後の浦和の試合運営を考えるにあたって非常に重要だと思うのですが、本件に関してはまたの機会に譲ります。

P.S.

制裁金2000万円を払うために浦和はいくら売上を伸ばさないといけないかというのも考察に値する問題です。公表されている決算諸表から売上高利益率を計算して、そこから逆算するというアプローチは浦和の場合(というか、上場していないスポーツクラブの場合大概そうでしょうが)あまり意味がありません。というのは、浦和は株式会社の形を取っているもののフツーの会社と違って収益を上げることが目的ではなく、利益相当分をレッズランド等地域へ還元しているので、実際の収益よりPL上に出てくる利益は少ないと考えられるから。

もっとも、緩衝帯が倍になり、警備費が嵩むことを含めて今回の制裁は浦和の経営に打撃なのは間違いありません。浦和のファン・サポーターにできるのは、どんなにクソ試合が予想されようともせっせとスタジアムに足を運び、どんなにセンスに疑問が持たれようともせっせとグッズを買うことしかないと思います。

試合内容共々苦難の時期を迎えましたが、共に闘いましょう。

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2008.06.11

続・待ちぼうけ

Machibouke

童謡「待ちぼうけ」で思い出したのですが、それを作詞した北原白秋ゆかりの地「柳川」を昨年訪れた時に、お堀端に奇妙な像が立っていました。切り株の上で四つんばいになって何処かを眺めています。

太り気味で頭が少々大きいあたり、あの方に似ていなくもないような・・・

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玉子焼~アウェー神戸2008

(明石城から続く)

 明石といえば玉子焼(明石焼)。

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 GWで観光客が多いせいか、駅近くにある「お好み焼き道場」や「魚の棚」商店街にある各店には行列が出来ていました。

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 「こなもん」って並んでまで食べるもんじゃないと思うので、淡路島へのフェリー乗り場あたりまで歩いて「たこちゅう」という店に入りました。テーブルが3卓ほどしかない小さな店で、オヤジが一人で切り盛り。それでも地元客っぽい方がパラパラやってきます。テイクアウトを頼んでいる人も。

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 メニューは玉子焼と飲み物しかありません。550円というのは魚の棚商店街の各店よりは50円安い模様。店に一人少なくとも玉子焼一人前注文してとの張り紙が出ています。

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 外見はたこ焼きとそっくりですが、中がどろっとしているのと、あっさりしたタレにつけて食べるのが大きな違い。柔らかめのたこ焼きは「ふわふわ」といった形容になるかと思いますが、玉子焼はそれよりはるかに水分の多い「どろっ」とした感じで、これは好き嫌いがあると思います。初夏らしい暑い日だったので玉子焼に併せてビールを頼みましたが、このどろっと感はビールに合いません。

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 またソースあり、海苔あり、紅生姜ありとたこ焼の味が非常にこってりとしているのに対し、玉子焼は非常に淡白。玉子焼の生地のには微妙にしか味がついていない上に、つけだれは関西風のうどんの出汁に似たもの。従って食べなれないとなかなかその旨さは判らないかもしれませんし、店による違いは相当その道を極めないと見極められないでしょう。15個もあって最後のほうは飽きてしまいました。

 明石の玉子焼を食べたのはこれで2度目ですが、数ある「こなもん」の中では個人的には苦手な部類に入ることを再確認したような感じに。

(続く)

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制裁に対するNHK報道の怪

5月17日(土)のガンバ大阪戦でのトラブルについてJリーグからの制裁が発表されました。

その内容及び感想については規約と照らし合わせた上で後日改めて述べたいなと思いますが、浦和2000万円、G大阪1000万円という制裁金の軽重、バランス加減については直感的には違和感がありません。

むしろ非常に残念だったのは、制裁発表を受けてNHKが「本トラブルは選手同士の小競り合いがきっかけ」とピンボケな報道をしていたこと。この手の争いは往々にしてどっちが手を出したのかを巡って水掛け論になってしまいがちですが、本件は制裁文冒頭にも明記されているとおり「ガンバ大阪のサポーターが試合開始前に浦和レッズサポーターに対し物の投げ込み(水風船及びペットボトル)を行い」がきっかけで、その事実認定については浦和もG大阪も争いがありません。なんでNHKがここを隠してしまうのか。

事件勃発直後の報道は「浦和が悪い」一色でしたが、それは事実認定前の話なので「あえて」問いません。既に事実が明確になっているにも関わらず、NHKが視聴者に誤認を与えるピンボケな報道を繰り返すのはなぜなのか?

報道というのはおよそそういうものかと思えば、空恐ろしいことです。

(注)NHKを連呼する形になってしまいましたが、制裁発表後の報道を見聞きしたのがNHKだけなので他意はありません。

<参考> 08.5.17埼スタ騒擾に思う

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2008.06.10

【録画観戦】日本女子 3-0 豪州

アジアカップ2008、日本女子vs豪州@ベトナムの3位決定戦を録画観戦。結果が判っているので、ビール飲みながらダラダラモード。

---大野--永里---
------------
宮間-澤---阪口-安藤
------------
柳田-岩清水-池田-近賀
-----海堀-----

HT:大野→荒川
84分:永里→丸山

雑感を箇条書き風に。

・GKは山郷さんでも福元でもなく、海堀(INAC)を起用。今年の駒場での一戦でも思ったのですが、海堀ってハイボールへの対応はもの凄く安定しています。日本は豪州に高さで遠く及ばないので、ハイクロスを上げられた時はGK頼みになってしまう場面が想定され、そこで海堀起用なんでしょう。キック力に問題があるのか、キャッチした後はほとんどスローしていたようですが・・・

・前半半ばから後半10分くらいにかけて、日本が敵陣でショートパスを繋ぎ、時にサイドに展開しながら圧倒的に攻勢を仕掛けるも得点ならず。何度か惜しいチャンスもありましたが、総じてボールを支配している割にはシュートに持ってゆけないという、男女問わない日本病そのまんま。ピッチ状態が悪いのに悩まされたのはあるでしょうが。

・チャンスメークは左SHの宮間が中心で、SB近賀のオーバーラップを多用して攻めに厚みを加える感じ。もはや日本の中心は澤ではなく宮間でしょう。右SH安藤はサイドに張らずに中へ斬り込んで事実上のシャドーストライカーに。たまにCH阪口がエリア内に飛び込んでくるのにはびっくり。

・FWは国際舞台では依然としてベテラン荒川の能力が秀でています。でかいDFを背負えるFWってホント貴重・・・

・宮間はサイドに張る傾向があるので、柳田は攻撃面ではほとんど見せ場なし。非常に勿体無い使われ方。SBの人材不足も日本男女共通。

・豪州の攻撃はタテポンしかないんですが、FWデバンナがめちゃくちゃ速くて日本の両SBは簡単にぶっちぎられ、そこから速いハイクロスを上げられてヒヤリとする場面が二度ばかり。あとは近賀の凡ミスでヒヤリが一回。

・結局3得点はタテポンでDFの裏を取る(永里)、直接FK(宮間)、セットプレーのこぼれを拾ってシュート(澤)と、いずれも試合展開がイーブンなところで決まったので点差の割には日本がめちゃ強いという感じはなく・・・ 立ち上がりに豪州のFKがポスト直撃というのがあり、あれが決まっていたら僅差の勝負になったと思います。

・女子はキック力がなく一発でサイドチェンジができないのでオシム風になりようがないんですが、それでもでかい豪州が日本の俊敏な動き&パス回しについて来れないのを見ると、このサッカーに日本の未来があるんでしょう。

・06年のアジアカップ豪州大会では豪州に手も足もでなかった日本。豪州が北京五輪に出られないところを見ると豪州が弱くなったのかもしれませんが、今大会豪州と2試合やっていずれも3得点をあげ、危なげなく勝利。監督交代後半年しか経っていませんが、やっぱり監督の力ってでかいんですなぁ・・・

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待ちぼうけ

待ちぼうけ、待ちぼうけ。 ある日、せっせこ、選手視察、 
そこへ代理人が飛んで出て、 オファー眺める 強化部長。

待ちぼうけ、待ちぼうけ。 しめた、これから寝てまとうか、 
まてばえものはかけてくる。 代理人よろしく、 強化部長。

待ちぼうけ、待ちぼうけ。 昨日リサーチ、リストアップ、 
今日は頬づえ、日向ぼこ。 金ならあるぞ、 強化部長。

待ちぼうけ、待ちぼうけ。 今日は今日はで待ちぼうけ、 
明日は明日はでユーロ見学、 代理人待ち待ち、 強化部長。

待ちぼうけ、待ちぼうけ。 もとはアジアのチャンピオン、 
今は荒れ野の浦和レッズ。 寒い埼スタ、 強化部長。

----------------------------

元歌:北原白秋 作詞、山田耕作 作曲 童謡「待ちぼうけ」

<参考>

浦和DF緊急補強へ欧州&南米視察(日刊して 08.06.09)

既に代理人サイドから複数のDF選手を紹介されており、条件次第では一気に交渉に入る可能性もある。

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2008.06.09

【観戦記】浦和 1-5 名古屋

 U-23組の復帰も虚しく、またも名古屋に惨敗。

 既に予選勝ち抜けを決めている名古屋は豊田での一戦と比べるとやや積極性に欠ける試合運びで、先制してからは引いてカウンター狙いといっても差し支えないほど。久々登場のヨンセンも本調子にはほど遠いように見えましたが、そんな相手に対して惨敗。後半投入された杉本に良いようにやられました。

 何が悲しいってゲルトが何度も同じ失敗を繰り返すこと。ゲルトは「最近の3~4試合と同じパターンで、相手は1回か2回チャンスがあると、必ず1点入ってしまう。相手の攻撃に対する集中力が、今はちょっと足りない。」と総括していますが、集中力とかそういう精神的な問題じゃなくて名古屋のサイド攻撃に対しまたしても無為無策で臨んでいるのが問題。

 峻希がスタメンだったのでひょっとして4バックで来るのかと思いましたが、この日もいつも通りの3-5-2。立ち上がりから浦和がやや押し気味でしたが、暢久が動けないのが災いしてサイドでのプレスが甘くなる場面が散見され、案の定サイドからのスルーパスで失点してしまいました。名古屋戦ではサイドの攻防が重要だというのは判りきった話なのに、全く修正できないゲルト。これはA代表がいないのとは関係が無い、監督が引き起こした人災でしかありません。ゲルトは急な監督就任で気の毒な面はありましたが、代表組が抜けるナビスコ杯で2分け4敗。チームに戦術を植え付けられず、相手に合わせることもできず、その無能ぶりを天下にさらけ出してしまった感がありあり。

 またこの試合で非常に不愉快だったのは名古屋にひとたびリードを許すと選手達の心が簡単に折れてしまうこと。立ち上がりは両サイドから攻撃の形が出来ており、後半達也投入後は押せ押せで梅崎同点弾を呼び込み、浦和優勢の時間帯がそこそこあったにも関わらず、一度失点してしまうと途端に大失速。もともと運動量が多いとはいえず、おまけに攻守の切り替えも遅い浦和。それで気持ちまで切れてしまっては大敗も当然でしょう。

 そして極めつきがこの日のMDPの中村強化部長のコメント。

「リストアップはしています。今後、現地に行って実際に見てくる予定です。途中から入ってフィットするまでの時間とか、今の陣容である程度やれているのに、というリスクもありますので、まだ100%この時期に獲得すると決めたわけではなく、来季に向けた調査ということもあります。監督とも十分協議しながら決めたいと思います。」

 ベテラン勢はもはや使い物にならず、期待のユース組はさすがにトップではまだまだの様子。自慢の選手層はもはや張子の虎でしかないことが明らかになり、ナビスコ惨敗は中村強化部長の妄想を払拭できるのが唯一の収穫と思っていたのですが、全く目が覚めていない様子。監督も監督ですが、それに輪をかけて酷いのが強化部長。

浦和はとうとう下り坂を転げ落ち始めたました。中断明け後は長く辛いシーズンになりそうです。

-----エジ-----
--高原----梅崎--
相馬--------峻希
---細貝--暢久---
--堤-堀之内-坪井--
-----加藤-----

HT:エジミウソン→達也
66分:相馬→ポンテ
81分:坪井→直輝

---巻---四千---
------------
マギヌン-中村--吉村-小川
------------
阿部-増川--吉田-バギ
-----西村-----

57分:ヨンセン→杉本
68分:吉村→山口慶
79分:マギヌン→津田

酷い試合でしたが、あとは雑感を箇条書き風に。

・ボランチで暢久を見ることはもうないでしょう。っていうか、あれだけ動けない選手を起用する監督が問題。細貝に負担がかかりまくって当然ながら後半早々と消耗。ゲルトの無為無策に加え、あまりにも不甲斐ない暢久が大敗の主因。坪井負傷退場で、突如出場機会を得た直輝をスタメンで見たかったところ。

・ポンテが本調子になるまでには相当時間がかかりそう。もともと運動量が少ない選手なのに、両ボランチが死んでいる状態でポンテを入れたのは半ば自殺行為でした。従って当面2列目で梅崎や永井に頑張ってもらわないといけないかと。またポンテを起用した場合はボランチに相当負担がかかることを覚悟しないといけません。闘莉王ボランチなんて論外で、細貝&啓太でどこまで踏ん張れるか。運動量の多い外国人CHを入れるのがどう見ても浦和再建の早道なんですが・・・

・峻希は何度かサイドを抉って見せ場を作りましたが、クロスが相馬並みにアバウトなのが残念。ただ相馬よりは可能性を感じるんだよなぁ・・・ 後半の守備はちょっとあんまりでしたが、中盤が崩壊して守りにも何にもなっていない状態で盛んに1対1を仕掛けられて不憫でした。相馬はもうドリブルオンリーの攻撃が読まれまくってどうにもなりません。

・堤も相変わらず1対1が課題。ゲルトは敗色濃厚になってから4バックに代えていましたが、両サイドが峻希&堤で1対1に問題があるようでは単純に4バックにしたからといってすぐにどうなるというものではなかったかもしれませんな。SHと連携してサイドを守るやり方を徹底しないと。

・スタメンになぜかエジミウソン。高原とのコンビは全く機能しないことが何度も実証されているのに、なんで実験が許される場でまたエジなんでしょうか?後半から達也を投入し、一気に前線が活気付いたことを見れば今後のFWの選択肢は自明のような・・・

・また達也を控えに回したがゆえにU23代表選出で意気上がるセルの投入が難しくなり、セルにとって誠に不憫。さらにナビスコ杯でCB近藤に一度もチャンスが与えられなかったのは謎。この辺が今年のナビスコ杯の収穫の乏しさを物語っている気がしてなりません。

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2008.06.08

【TV観戦記】オマーン 1-1 日本

・酷暑下でのアウェー戦を引き分けで凌ぎ、3次予選突破を突破する上で最低限の結果は残しましたが岡田らしいしょぼい試合内容。横浜での対戦が出来すぎで、日本の本来の実力からすればこんなもんかと。

・負傷の長友に代えて内田を起用しただけで、他は前節と同じメンバー。負傷が伝えられた闘莉王はやはり強行出場。

・コーナー近くからのFKのこぼれを叩き込まれて早々と失点。

・その後どん引き&カウンター狙いのオマーンに対して、前半はなすすべなし。なぜかしきりにDFラインの裏にボールを出そうとするがシュートに結びつかず。両FWに高さが無いのでサイドからクロスを入れてもあまり意味が無いのは判りますが・・・ 頼みのセットプレーも中澤のヘッドがGK正面に飛んでしまったのが惜しかったくらい。中村俊のCKが3度続けてGKにキャッチされていたのには失笑を禁じえませんでした。

・不用意にボールを失ってカウンターを浴びること2度ばかり。ここでもう1点取られていたらそのまま負けていたでしょうなぁ・・・

・後半はサイドでボールを繋いで深く抉る意識が強まり、前半よりは攻撃が様になって来たところで、玉田がPKゲット。遠藤、得意のコロコロPKで同点。

・同点に追いついて前に出ざるを得なくなり、また日本より先に足が止まりだしたオマーンを崩しやすくなったはずだが、やはり決定機には至らず。遠藤や中村俊のミドルシュートが目を惹いた程度。

・闘莉王がPKを与えてしまった大ピンチは楢崎が好セーブ。

・オマーンGKと交錯した大久保があろうことかGKを蹴ってしまい一発退場。幸いにも小競り合いの中でオマーンにも退場者が出て10対10に。

・酷暑下で消耗が激しい選手をどんどん代えてくるのかと思いましたが、岡田はなんと松井を山瀬に代えただけ。試合後「嘉人が退場になったことでこちらとしても交代の手が打てなくなった」と語っていますが全く意味不明。選手の動きが鈍っていることは退場の有無と関係ないから、不測の事態が起こった時の対応能力に乏しいことを露呈しただけのような・・・ 内田→今野、長谷部→中村憲とかはあってもよかったような・・・

・案の定相手の守備はスカスカになったにも関わらず、決定機に持ち込めず。あんなに簡単にPKを取っていた主審が急にPKを取らなくなったのには参りましたが・・・

・まぁオマーンは鋭いカウンターだけ気をつけていれば良いレベルでしたので、難なく引き分けに持ち込むことには成功。

・大久保は次節出場停止(複数試合出場停止の可能性もあり)。ただでさえ頭数が足りない日本FW陣には大打撃。次節アウェーとはいえ、タイに不覚を取ることはないと思いますが、勝てるかとなるとかなり厳しい試合になりそうな・・・ セットプレー頼みになるんでしょうなぁ・・・

-----玉田-----
-----大久保----
-松井------中村俊
---遠藤--長谷部--
駒野-闘莉王-中澤-内田
-----楢崎-----

78分:松井→山瀬
91+分:玉田→矢野
91+分:内田→今野

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2008.06.07

【展望】08年ナ杯第6戦名古屋戦

一方は予選敗退決定、もう一方は予選勝ち抜け決定。純然たる消化試合になってしまったナビスコ杯第6戦。

ナビスコでの名古屋との消化試合というのは過去も一度経験しています。2002年の予選最終節。そう、浦和が初めてナビスコ杯決勝に進んだあの年のことです。

4勝1分けで早々と予選勝ち抜けを決めた浦和。エメルソンは欠場、トゥットは出場停止。さらにオフトは暢久を温存と駒落ちは否めませんでしたが、それでも「今日も楽勝」ムードが蔓延する駒場で、あろうことか1-5の惨敗。

まだ弱かった浦和らしい消化試合の結末。さはさりながら消化試合は消化試合なので、惨敗にも関わらず駒場に怒号が飛び交うことはなく、一同呆れ顔、あるいは苦虫を噛み潰したような顔で家路に着いたように記憶しています。

立場は全く逆になりましたが、同じ浦和のホームで迎えることになった消化試合。何がしかの光明を見せてくれる試合になればいいのですが・・・

何分消化試合なんでモチベーションがどうたらこうたらという話になりがちなんですが、怪我等でリーグ戦を休んでいた達也、ポンテが復帰、三都主も復帰間近。ナビスコ杯で不甲斐ない出来に終始したベテラン選手に代わって峻希や直輝がベンチ入りを覗う勢いとリーグ戦再開後のチーム内競争が激烈であることを考えれば、しょーもない試合は出来ようがないと思うんですが・・・

もっともこれはこれまで出番が少なかった選手をゲルトが上手く使えればという仮定があってのことで、蓋を開けてみたら名古屋・神戸戦のスタメンと大差なしではダメダメでしょうなぁ・・・

妄想ですが、

---達也--高原---
-梅崎-----ポンテ--
---細貝--直輝---
堤--坪井-堀之内-峻希
-----山岸-----

こんなんでどうでしょう? ゲルトが何の反省もなく名古屋に3-5-2で臨んでサイドをズコズコやられる失態を3度繰り返すことはないと信じたいですが・・・

ナビスコ予選としては消化試合だが、サッカー人生に消化試合はない。

選手もサポーターもそうであって欲しいものです。

<参考>

【前節:京都 1-2 名古屋】

-----巻------
深井---藤田---杉本
---吉村--米山---
佐藤-増川--三木-竹内
-----西村-----

62分:三木→津田
71分:深井→新川
77分:藤田→花井

*得点 85分 巻 89分 津田

|-`).。oO 代表組が抜けているのに3外国人を全て休ませ、かつ小川や中村直、阿部といった主力も休ませたのにきっちりと結果を残すピクシー。どうして浦和とこうも違うんでしょうか・・・

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2008.06.06

お好み焼館「ウッドエッグ」@広島

広島にオタフクソースが広島風お好み焼きの歴史や作り方を紹介するお好み焼館「ウッドエッグ」というのを近日オープンするとの記事が先日の日経に小さく出ていました。

おそらく現在J2で奮闘中の広島が来年J1に復帰した折には是非行かないと!と思ってオタフクソースの公式サイトから「ウッドエッグ」を調べて見たのですが、

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所在地: 〒733-0833 広島県広島市西区商工センター7丁目4-5
開館時間: 平日9:00~17:00
休館日: 土日祝日、年末年始、お盆
※休館の詳細は直接お問合せください。

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使えねー!!!!(´・ω・`)ショボーン

23日から一般公開らしいので、後日もう一回オヒサル見てみますが・・・

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明石城~アウェー神戸2008

 「おおさか東線」試乗を終えた後は、神戸を通り過ぎて明石へ。

20080503_akashi1

 JR明石駅のホームから明石城の隅櫓がはっきり見えます。何度となく山陽本線を行き来しているはずですが、いつも須磨~西明石あたりは明石海峡を眺めてしまうので、明石の山側にお城が見えるとは恥ずかしながら全く知りませんでした(^^;

20080503_akashi2

 駅と明石城の間には大きなお堀が。

20080503_akashi3

 明石城址一帯は全て公園になっています。城へは三の丸から突入する格好。ちょこんと見えているのは巽櫓。

20080503_akashi6_2

 向かって左側は坤(ひつじさる)櫓。右側の巽櫓共々阪神大震災で大きな被害を受けましたが99年に修復完了。あわせて両櫓を繋ぐ土塀が復元され、瀬戸内の陽光を浴びて白塗りの壁が輝きを増したようです。

20080503_akashi4

 明石城は天守台こそあれ最初から天守はなく、四隅に櫓が建っているだけでしたが、そのうちの南側の2つが残っています。本丸~二の丸の南斜面は高石垣で固められて実に見事。

20080503_akashi7

 明石海峡を睥睨するような格好で建つ明石城。写真では判りにくいですが、市街地の向こうに明石海峡大橋が見えます。明石城はどこからどう見ても海を意識した造りですが、山側には大きな池があって、お堀代わりになっています。

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 2つの櫓は週替わりで無料開放されています。もっとも2階には登れず、見学といっても大したものはありません。阪神大震災からの復旧の様子等が展示されていました。

20080503_akashi8

 坤櫓の影に隠れるような形で造られた天守台。規模は熊本城と大差がない巨大なものですが、この上に天守が築かれることは一度も無く、それどころか妙な位置関係から判断してそもそも天守を築く予定すらなかったという説もあります。

(続く)

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2008.06.05

おおさか東線~アウェー神戸2008

 GWの最中に開催された神戸戦。

 ナイトゲームの前のひと時を神戸観光や神戸牛堪能に当てた方も多いかと思いますが、私はそれとは何の関係もなく、大阪に出来た新線「おおさか東線」の試乗に出掛けてきました。おおさか東線は大阪の東部、八尾、東大阪、大阪市東部の一帯を南北に走る路線です。

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 南側の起点「久宝寺駅」。こんなことでもなければ一生訪れることはなかったであろう駅ですが、周囲は大規模再開発の真っ最中。久宝寺というよりは竜華といったほうがピンと来るところ。こげ茶色の旧式電気機関車が竜華から阪和線へゴロゴロ出てきたのを思い出しました。再開発が行われているのは旧国鉄竜華操車場跡地。

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 朝は大阪中心部へ直通する便も設定されているようですが、普段は久宝寺~放出間をいったり来たり。JR西日本で201系を見ると甚だ違和感があります。

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 おおさか東線は住・工・商が渾然一体としたいかにも大阪の下町然とした街並みを高架で突っ切るだけ。見晴らしが利くものの、車窓に見どころ皆無。

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 終点放出着。大阪の下町らしいこじんまりした駅と勝手に想像していたのですが、あにはからんや実にご立派な駅でした。周辺の再開発に伴ってリニューアルされたのかもしれません。

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 でもなんだかよく判らない屋号のお好み焼き店があったり

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 コテコテの大衆食堂があったりするのはやっぱり下町。

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 なお放出は「はなてん」と読みます。難読駅と言われることもありますが、何の必然性もなく艶っぽいCMを流すことで知られる「ハナテン中古車センター」があるがために、関西出身者なら誰でもその読み方を知っています。

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 5月になって値上げされた「王将」の餃子。今日もおいしゅうございました。放出の「王将」はなんと24時間営業。しかも駅前店には珍しく2Fまである大規模店でした。

(続く)

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2008.06.04

桐生のソースカツ丼

 桐生まで来てうどんだけでは若干物足りないので、ついでに桐生で売り出し中のソースカツ丼にも手を伸ばして見ました。

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 訪れたのは「藤屋食堂」。

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 桐生高校が近くにあるので、学生向けのオンボロな食堂をイメージしていたのですが、あにはからんやご立派なお食事処。車で次々にお客がやってきて行列を作っていました。「ソースカツ丼」を売り物にしていますが、定食類を手広く扱っているせいか客層は実に幅広で、むしろ年配客のほうが多いくらい。注文もソースカツ丼ばかりというわけではありません。

 待つこと20分ほどでようやく客席に案内。「座敷席」とのことでしたが、どう見ても普段は自宅として利用していると思われる一室。客の多い週末・祝日等だけ客席扱いしているのでしょう。当然ながらソースカツ丼(750円)を注文。

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 ソースカツ丼定食とは謳っていないので丼だけだと思っていたのですが、味噌汁と漬物が付いてきました。

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 小さめのカツが4つ。やや固めでこれといった特徴はありません。カツの下にはキャベツ等野菜は一切なく、いきなりご飯。ソースはごくあっさり。物足りずにテーブルに置いてあるソースをかける人がいるかもしれませんが、あんまりソースをかけるとカツの味が判らなくなる上にくどくなるので、ここでは自粛。見た目あっさりに仕上げている割にはソースが心持ち脂っぽいのが気になりました。またわっぱ状の丼は上げ底で、見た目ほどご飯の量は多くありません。

 これで750円というのはリーゾナブルだとは思いますが、並んでまで食べる価値があるかとなるとちょっと疑問という出来かと思います。

なお川野屋本店の爺さんの弁では、「桐生のソースカツ丼は食わせるところが少ない上に、個々の店が頑張っているだけで一体となって売り込んでいないから、うどんと比べるとまだまだ」とのこと。確かに的を射た評価だと思います。

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2008.06.03

REDS GATEの変

神戸に出かけている間に浦和オヒサルからこんなニュースが出ていました。

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08.05.30 REDS GATE試合中継について

5月31日(土)の試合及び今後の試合の店内モニターでの生放送を、当面の間、休止させていただきます。
「浦和パルコ」という商業施設の特性において、他のショップやそのお客様への配慮によるものです。
大変申し訳ございませんが、皆様のご理解とご協力の程、お願い申し上げます。
なお、明日、31日(土)のトークイベント;『URAWA REDS Before The Game Show』(出演;水内猛氏、阿部敏之氏)は、時間を17:00~18:00に変更し、実施いたします。

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浦和パルコの"REDS GATE"って別にイベント会場でもなんでもなく、そんなに周囲にスペースがあるわけじゃないから、地上波やNHK-BSで放映のない遠方アウェー戦で自宅待機組の赤サポがわんさか押し寄せると収拾がつかなくなり、周辺の店に迷惑をかけるのは目に見えているんじゃ・・・

いや人出はそれほどでもなかったのですが、あんまりな試合内容にパルコ内で野次や怒号が飛び交い、店員に当たり散らし、終いには赤サポ同士で喧嘩を始める輩も出るに及んで(ってそれじゃ一昔前の駒場やん・・・)、パルコから苦情を申し込まれたとか・・・

何があったのかは判りませんが、なんか最近の浦和はやることなすこと裏目に出ているような気がします・・・

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【TV観戦記】日本 3-0 オマーン

・得失点差を大きくつけての勝ち点3ゲット。守ってはオマーンに何もさせず、3次予選を突破する上では満点といっていい形で試合を終えました。

・オマーンとの試合はいつも僅差になりますが、今回のオマーンはしょぼかったですね。意外にもオマーンはラインを高く上げ、コンパクトな陣形で日本の中盤を封じ込める策に出てきました。立ち上がりこそその守備はそこそこ効いていたように思いましたが、早い時間帯に遠藤左CK→中澤ヘッドで日本が先制するといきなりオマーンの守備陣はガタガタと崩れました。

・オマーンのFW陣がが中途半端にボールを前から取りに来るがために陣形がややルーズに。いわゆる「中盤のプレスが掛かっていないのにDFラインが高い」という最悪な状態。日本はCHからオマーンDF陣の前に入り込んだ松井や中村俊、あるいは大久保あたりにパスを出してそこからショートパスの連続でサイドから打開を図ったり、あるいは縦パス一本でDFラインの裏を突いたりとやりたい放題。

・中村俊ハーフライン付近からなぜか最前線にいる闘莉王へロングパス→落としたところを大久保がきっちり決めた2点目は後者のパターン。3点目は松井が左タッチ際で粘ったのが効いて、中央でフリーになった中村俊が右足で決めたものですが、この辺はオマーンの中盤が崩壊した象徴でしょう。

・岡田はキリンカップで合流したばかりの「海外組」を3人とも起用。スタメンはほぼスポーツ各紙の予想通りでしたが、CHの一角に中村憲でも今野でもなく、今季調子の上がらないの遠藤を起用。中盤に守備が強い選手が誰もいない、攻撃的な選手だらけの構図になりましたが、今日のゆるゆるのオマーンにはこれが嵌りました。遠藤はリーグ戦の不調が嘘のような素晴らしい出来でプレスの一切かからない後方で配球に専念。

・中盤では長谷部が精彩を欠いていた様子。この出来だと次節アウェーオマーン戦では中村憲に代えられても不思議はありません。

・松井や駒野らがサイドから高精度のクロスを上げ(と言っても駒野は前半一本上げただけでしたが)、FWが飛び込む形は作れていたので本来ならもう1、2点取っておきたいところ。

・日本はボールを奪われると素早く攻守を切り替えて積極的に前からボールを取りに行きます。オマーンは攻撃に手数をかけてくるので日本の積極的な守備がこれまた嵌り、チャンスらしいチャンスが一つも作れず。

・攻守の素早い切り替え&前目からの守備って浦和に欠けているものの一つなんでとっても新鮮。ただ当たり前ですが、これ続けると前の選手がヘロヘロになって、ただでさえ力量不足の日本FW陣が肝心なところでは疲労困憊で使い物にならずに無得点というリスクがあるんで、良いこと尽くめじゃないんですなぁ・・・ 目下FWは質どころか頭数すら足らないわけですし、酷暑のアウェーでどうするのかが見物です。

・大勝確実となったところで岡田は香川をFW(1.5列に近いか)に投入しましたが、残念ながら期待はずれ(最後にどフリーでヘッドがありましたが)。日本はFWの頭数がいないので香川に場数を踏ませようとしたのでしょうが、これがこの日の唯一の反省材料。

・日本が後方でゆっくりパスを回している(よく言えば隙を覗っている)時間が長いので、快勝の割にはたまに眠くなる試合でしたが、まぁW杯予選は興業じゃないんで、その辺に難癖をつけるのはお門違いですね。ああ、眠いのはいつもの「お経」のせいかもしれませんが・・・

・スペースがないと活きない玉田、大久保の2トップ & スピードに難がある闘莉王&中澤のCBなら、中東勢の伝統芸であるべた引き守備&縦ポン一発のカウンター狙いが極めて有効なんじゃないかと思うんですが、どうもこの日のオマーンは主力を欠いている以前にそもそも戦い方を間違えていたような・・・

-----玉田-----
-----大久保----
-松井-----ー中村俊
---遠藤--長谷部--
長友-闘莉王-中澤-駒野
-----楢崎-----

71分:大久保→香川
79分:玉田→巻
83分:長友→今野

P.S.

阿部がアウェー2連戦緊急離脱(報知)

阿部は両足首に深刻なねんざを抱えており、強行先発した先月27日のパラグアイ戦で悪化。「思い切りボールが蹴れない。サイドチェンジも難しい」と嘆くように再び完全別メニュー調整に突入した。

|-`).。oO どうでもいい試合に怪我人を出して悪化させる。これだから岡田は嫌なんだよなぁ・・・・

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2008.06.02

ごらんアウェー:神戸2008-2

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 この日は朝から雨で屋根をクローズ。どこかの金満スタジアムとは違って、きちんと屋根が稼動していました。

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 ナビスコ杯だと神戸営業も力が入らないのか、ヴィッセルガールの登場はリーグ戦と比べると明らかに少なめでした(地下鉄の試合告知関連ポスターは皆無に等しいような・・・)。神戸のチケット代の半分はヴィッセルガール代なので、その辺のところのご配慮よろしくお願いします。

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 神戸もピッチサイドで練習見学のファンサービス。豊田もそうでしたが、球技専用スタジアムでもこの手のサービスが増えてきました。浦和はスタジアム内でのファンサービスを伝統的に全くやりません。それはそれで卓見なんでしょうが、肝心の試合内容がアレでは「人気に胡坐をかいている」と評されても仕方ないんじゃ・・・・

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 しょぼいメインスタンド売店ですが、一応神戸らしいメニューはあることはあります。

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 赤サポが「神戸賛歌」を黙って聞いていたのは初めてじゃないかなぁ・・・

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 チケット代の残り半分はポンテ様復帰。

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2008.06.01

【観戦記】神戸 2 -1 浦和

 双方駒落ちになると、戦術のないチームは戦術のあるチームに遠く及ばない。

 前節名古屋戦に続いて非常に当たり前のことを実感させられた試合でした。

 5戦勝ちなしてナビスコ杯予選敗退決定。代表召集で主力を大量に欠いたせいにしたくなるのは道理ですが、所詮個人技頼みの連続でしかない浦和の根本的な弱点がナビスコ杯でよくくっきり表れたにすぎず、いつリーグ戦で苦境に陥っても不思議ではありません。オジェックは浦和に戦術らしきものを植えつけようとして選手との対立を招き、結局従来路線の継続=個人任せという妥協を余儀なくされました。ゲルトはそのあたり上手くやってくれるのかなと期待したのですが、結局その場しのぎの手は頻繁に打つものの、お世辞にも戦術志向とは言えない様子。あんまりなナビスコ杯の結果を受けて、ゲルトと2年契約を結んだのは拙速だったとの思いを強くしました。

 神戸は大久保、レアンドロの2トップに加え、中盤の要である金、ボッティも欠き、おまけになぜかレギュラーの古賀までいない状態。それでも素早い攻守の切り替え&カウンターといういつもどおりのサッカーをやって見せました。相手にあって浦和にないのは何なのか。これほど明らかな試合はないでしょう。

20080531kobe1

-----エジ-----
--達也----高原--
相馬--------岡野
---暢久--内舘---
--堤-堀之内-坪井--
-----山岸-----

69分:岡野→高橋
69分:達也→ポンテ
86分:高原→高崎

---馬場--吉田---
-鈴木------栗原-
---松岡--田中---
内山-北本--小林-石櫃
-----榎本馬----

27分:馬場→松橋
81分:吉田→岸田
89分:鈴木→近藤

 ナビスコ予選突破がかなり苦しくなってきたので若手に切り替えてくるかと思ったのですが、スタメンはなんと名古屋戦とほぼ同じのベテラン重視モード。永井が腹筋痛で帯同を見送った代わり、代表から外された高原を起用しただけ。

 立ち上がり早々、エジ→達也と絡んで最後は高原がゴール。神戸DF陣を崩したというよりは、何かのどさくさに紛れて取ったような点で、案の定浦和はその後ほとんど神戸守備陣を崩せませんでした。

 前半は浦和の中盤が酷かったですね。中盤でボールがキープできないのでDFラインは下がりまくる。やっとこさボールを奪っても前線に繋げず、簡単に相手に拾われて波状攻撃を浴びる。中盤でぼさーっとしていると忽ち神戸のプレスにひっかかる。ボールがあまりにも出てこないものだから、高原はセンターライン付近までズルズル下がってボールを貰いにくる始末。たまに神戸のミスを突いてカウンター攻撃を仕掛けるのが精一杯。浦和の中盤の弱さは致命的で、この試合に関してはエジなり高原なりを責める気はしません。

 神戸は岡野の裏を徹底攻撃。先制されたためか、松田監督は早々と27分にFW馬場に代えて俊足の松橋を入れ、左SHの鈴木を前に上げて3トップ気味にしてきましたが、これが奏功。あわれにも高原は岡野に加勢してDFライン辺りまで下がることも。永井なら特段違和感はないプレーですが、高原にそれをやらせるのはあまりにも気の毒。

 これでよく流れの中から失点しなかったものだと思いましたが、その辺が神戸の駒落ちの影響なんでしょう。

 しかし世の中ある意味良く出来たもので、鈴木CK→栗原どフリーでヘッドで同点。まあこの試合内容で逃げ切れるわけはないわなぁと思っていたら、勝利の女神はきっちり帳尻を合わせにきました。このところセットプレーでの失点が目立ちます。

20080531kobe2

 ところが後半は一転して浦和がボールを支配。どうして急にこうなったのかは謎なんですが、神戸のプレスは90分持たないんでしょうか?浦和は両サイドから盛んに攻撃を試みるものの、決定機には至らず。ミドルシュートを撃ってみたり、大きくサイドを変えてみたりはするのですが・・・ 布陣的に神戸はサイドに人数を割いているので、そこを浦和のWBが単騎で攻めてもしんどいわなぁ・・・ 結局

のぶひさはそうまにパスを出した → なにもおこらなかった
のぶひさはおかのにパスを出した → なにもおこらなかった

の繰り返し。とりわけ岡野がせっかくDFと1対1になっても有効なクロスを送れないのにははなはだがっかり。クロスで最も可能性のあるのはたまに攻撃参加してくる堤・・・・

20080531kobe3

 浦和優勢の状態でゲルトは満を持してポンテ&峻希を投入。さすがにポンテは本調子にはほど遠い感じで、らしくないボールロストも散見されましたが、それでも2度ばかりチャンスを演出。とりわけポンテのパスを受けて峻希がエリア内に突入した場面は決定的でしたが、惜しくもGK榎本に阻まれました。

 浦和が押し気味とはいえ、再三神戸のカウンター攻撃に晒されてサイドから可能性のあるクロスを送られており、半ば神戸の術中に嵌っているといっても差し支えない状態。そしてとうとう縦パス一本で松橋に左サイドに走られ、堤はよく付いていったものの、田中英雄に繋がれて最後は栗原がゴール。栗原に振り切られた内舘。今日の90分はいったい何だったのでしょう。

 いやはや90分を通じて見せ場は僅少。概してベテラン組が足を引っ張ったところは名古屋戦と同じ。峻希がポンテの信頼を勝ち取って見せ場を作ったことを思えば、最初から岡野→峻希、内舘→直輝のほうがマシな試合だっただろうという気がしてなりません。

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