明石城~アウェー神戸2008
「おおさか東線」試乗を終えた後は、神戸を通り過ぎて明石へ。
JR明石駅のホームから明石城の隅櫓がはっきり見えます。何度となく山陽本線を行き来しているはずですが、いつも須磨~西明石あたりは明石海峡を眺めてしまうので、明石の山側にお城が見えるとは恥ずかしながら全く知りませんでした(^^;
駅と明石城の間には大きなお堀が。
明石城址一帯は全て公園になっています。城へは三の丸から突入する格好。ちょこんと見えているのは巽櫓。
向かって左側は坤(ひつじさる)櫓。右側の巽櫓共々阪神大震災で大きな被害を受けましたが99年に修復完了。あわせて両櫓を繋ぐ土塀が復元され、瀬戸内の陽光を浴びて白塗りの壁が輝きを増したようです。
明石城は天守台こそあれ最初から天守はなく、四隅に櫓が建っているだけでしたが、そのうちの南側の2つが残っています。本丸~二の丸の南斜面は高石垣で固められて実に見事。
明石海峡を睥睨するような格好で建つ明石城。写真では判りにくいですが、市街地の向こうに明石海峡大橋が見えます。明石城はどこからどう見ても海を意識した造りですが、山側には大きな池があって、お堀代わりになっています。
2つの櫓は週替わりで無料開放されています。もっとも2階には登れず、見学といっても大したものはありません。阪神大震災からの復旧の様子等が展示されていました。
坤櫓の影に隠れるような形で造られた天守台。規模は熊本城と大差がない巨大なものですが、この上に天守が築かれることは一度も無く、それどころか妙な位置関係から判断してそもそも天守を築く予定すらなかったという説もあります。
(続く)
| 固定リンク