玉子焼~アウェー神戸2008
(明石城から続く)
明石といえば玉子焼(明石焼)。
GWで観光客が多いせいか、駅近くにある「お好み焼き道場」や「魚の棚」商店街にある各店には行列が出来ていました。
「こなもん」って並んでまで食べるもんじゃないと思うので、淡路島へのフェリー乗り場あたりまで歩いて「たこちゅう」という店に入りました。テーブルが3卓ほどしかない小さな店で、オヤジが一人で切り盛り。それでも地元客っぽい方がパラパラやってきます。テイクアウトを頼んでいる人も。
メニューは玉子焼と飲み物しかありません。550円というのは魚の棚商店街の各店よりは50円安い模様。店に一人少なくとも玉子焼一人前注文してとの張り紙が出ています。
外見はたこ焼きとそっくりですが、中がどろっとしているのと、あっさりしたタレにつけて食べるのが大きな違い。柔らかめのたこ焼きは「ふわふわ」といった形容になるかと思いますが、玉子焼はそれよりはるかに水分の多い「どろっ」とした感じで、これは好き嫌いがあると思います。初夏らしい暑い日だったので玉子焼に併せてビールを頼みましたが、このどろっと感はビールに合いません。
またソースあり、海苔あり、紅生姜ありとたこ焼の味が非常にこってりとしているのに対し、玉子焼は非常に淡白。玉子焼の生地のには微妙にしか味がついていない上に、つけだれは関西風のうどんの出汁に似たもの。従って食べなれないとなかなかその旨さは判らないかもしれませんし、店による違いは相当その道を極めないと見極められないでしょう。15個もあって最後のほうは飽きてしまいました。
明石の玉子焼を食べたのはこれで2度目ですが、数ある「こなもん」の中では個人的には苦手な部類に入ることを再確認したような感じに。
(続く)
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