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2008.06.16

【観戦記】浦和L 7-0 伊賀

 開始直後に北本が先制。その後前半30分くらいまで中盤が作れずに苦戦しましたが、徐々に伊賀のプレスが掛からなくなり、後半はついに伊賀の守備網が大崩壊。浦和が着々と追加点を上げて大勝かつ完封勝ち。首位をキープしたのみならず、日テレとの得失点差を大きく縮めました。昨年までの浦和は攻撃力に問題があって、やや力の差がある相手にも点差をつけて勝つことが出来ず、その結果絶えず日テレに大きな得失点差をつけられていました。その点では大きな成長が見られた試合だと思います。

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-----北本-----
-----安藤-----
堂園--------柳田
---森本--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

57分:森本→木原
68分:北本→若林
81分:堂園→保坂

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 スタメン&フォーメーションは前節ベレーザ戦と全く同じ。代表組が長期の海外遠征から戻ったばかりな上、やや力の劣る相手ということで代表組は一部ベンチスタートかと思いましたが、代表組のコンディションに特段問題はないとの判断なのでしょう。ベレーザ戦で大活躍の堂園もスタメンを確保。怪我で早々と代表合宿を離脱した矢野もリーグ戦にちゃんと間に合いました。

 開始早々浦和が先制。スルーパスで安藤が簡単にDFの裏を取り、そのままエリア内へ突進。シュートは惜しくもポストを直撃しましたが、その跳ね返りを北本が決めてくれました。

 格下相手に早い時間帯に点が入ったので今日は楽勝と思ったのですが、それから30分くらいまでは中盤が作れずに苦戦。浦和の両ボランチにボールが入ったところに伊賀がきっちりプレスを掛けてくるので、浦和は中央からサイドへの展開がままならず。両ボランチに対する周囲のフォローも遅くてボールを前に運べずに、DFライン間でボールを左右に回しているだけという、なんかトップチームでもありがちな時間帯も長かったように思います。結局土橋・柳田の縦の関係を利用して右サイドからチャンスメークするのが精一杯。

 村松監督は「センターフォワードにくさびを打ち込み、そこからサイドに展開する、あるいは中央を突破する」という形を中断期間明け後のオプションとして取り組むとのことですが、結局それが形になったのはこの試合を通じて2回くらい。北本は例によって例のごとく、見かけに相反してあまりポストプレーが上手くなく、トラップに失敗してボールを失うこと多々。なんかこのオプションは2試合くらい試してお蔵入りになりそうな・・・

 むしろ伊賀が良く守っていたと言っていいのでしょうが、残念ながらそれが90分どころか前半一杯も続かないのが伊賀の実力。浦和は高橋にボールが収まりだすと共に、それまで沈黙続きだった左サイドが突如活性化。立て続けに左SB岩倉が単騎オーバーラップからクロスを配球。なぜかエリア内右にいた堂園のシュートはGK正面でしたが、こぼれを拾っての混戦の中で安藤がゴールして35分にようやく追加点。その後岩倉が大活躍。もともとドリブル技術はそこそこ高い上に、このレベルの相手だとキープ力も十分。たぶん堂園が実家から取り寄せてきた芋焼酎の効果てきめんなんでしょうw

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 後半はもう伊賀の中盤のプレス網が完全に崩壊。スルーパスで簡単にDFラインの裏を取られ、左サイドを何度も抉られ、果ては右サイドに進出してきた土橋に気をとられてDFラインを下げたところで高橋にどフリーでミドルシュートを撃たれと全くいいところなし。

 伊賀DF陣はスピードに難がある上に競り合いに弱いのか、スルーパスが出されると共に2列目から飛び出してくる安藤や柳田に簡単に裏を取られ、しかもいったん裏を取られると上手く体を入れられてにっちもさっちもどうにもブルドッグ状態。試合開始早々の1点を含め、同じ形で3点取られました。

 4-0と事実上勝負がついたところで村松監督はこの日精彩を欠いていた森本に代えて木原を投入。「ファーストタッチが空振り(自陣エリア近くでのクリアミス)」という小ネタを披露したこず様でしたが、岩倉が左サイドを崩して安藤ハットトリックとなった5点目も、もとは木原が高めの位置で頑張ってボールをキープしたところから来たもの。その後も運動量は健在なところをアピール。なんとか庭田不在の間にボランチの一角を狙いたいところです。

 6-0になったところで北本を下げてエリの1トップ。スピードのあるエリにDFの裏を狙わせる意図なんでしょうが、クソ暑い中で大差がついて全体にまったりモードになってしまったのはエリにとって気の毒。しかも2度あった決定機を生かすこともできませんでした。

 最後に堂園に代えて保坂を投入。ベレーザ戦で大活躍した堂園ですが、この日はイージーミスが目立ちました。2度あった決定機を一つでも決めていれば良かったのですが・・・ 村松監督は不思議なことに後半途中で岩倉と堂園の位置を入れ替え、堂園がSBに入る妙手を敢行。岩倉に中盤でボールキープさせて、堂園にオーバーラップさせるという超攻撃的な狙いだったのかもしれません。しかし、所期の効果を達成できなかったどころか、堂園の守備に不安を覚えたのか後半30分あたりで元に戻し、しかも堂園が疲れているのが明らかだったので途中交代。まぁ高卒新人が2試合続けて大活躍と、そうそう美味い話はないということでしょう。

 エリ、保坂といった途中投入された攻撃的なタレントに見せ場が無く、追加点のないまま試合終了というのは芳しくないなと思いましたが、左ショートコーナーからボールを右に繋いで百武のふわりとしたクロスを土橋がこれまたふわりとヘッド。たまたま飛んだコースがいわゆる「山郷ゾーン」でGKが触れずに7点目。土橋はこれがリーグ戦初ゴール。

 守っては前半中盤でプレスをかけられた森本がボールを取られてヒヤリとした場面があったり、セットプレーからの混戦でおおっという場面もありましたが、山郷さんの好セーブが飛び出すような大ピンチは一回もなし。怪我明けの矢野が相変わらず最後尾の門番として伊賀攻撃陣の前に立ちはだかっておりました。

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