安土散策~アウェー神戸2008(2)
(「第一旭」から続く)
神戸戦の翌日は遠く滋賀へ足を伸ばしてみました。前日は篠山、次の日は滋賀ってとても神戸戦のついでとは思えない行程です(^^;
6月2日は織田信長の命日。信長ゆかりの安土町では毎年その日にあわせて「あづち信長まつり」を開催しており、安土を訪れた6/1はたまたまその日にぶち当たっていました。事前に情報を仕入れ、狙っていったわけじゃないんですが、長年あちこち旅行していると祭礼にぶち当たることがままあります。
安土駅前に建つ珍妙な建物。中途半端に高いところに登ったところで何が見えるというわけでもなかろうに・・・
駅前でレンタサイクルを借りていざ出陣!
鮒ずしは滋賀の名産ですが、屋台で出てくるっちゅーのはかなりの意外感。
安土城址の麓の広場が祭りの会場。数々の屋台に加え、ちびっこ相撲やのど自慢大会などイベントも盛りだくさん。
まぁ祭りといっても安土町及びその周辺の人々による手作りイベントというか村祭りみたいなもので、町の人々が武者行列に扮して町を練り歩くのがメインイベント。従って遠方からわざわざ見学に来るようなものではありません。そうはいってもこれだけの人が集まる祭りの「ネタ」を持っているというのは素晴らしいことです。
東海道線を挟んで祭り会場とは反対側に、これまた珍妙な形の公共施設が立ち並んでいます。「文芸の郷」と総称される博物館、体育館、文化ホール及び観光施設「信長の館」といった類のものですが、今となっては「財政破綻」という単語を連想させる建物群にしか見えず・・・
その一角にあったレストランで昼食。上写真は「戦国焼定食」。人件費を切り詰め、水もセルフにしてオバハン3人で奮戦していましたが、時ならぬ客が押し寄せててんてこ舞い。安土観光の弱点の一つは食事処が少ないこと。この日は屋台がアホほど建っていますので、そこで済ませれば問題ないのでしょうが。
なお、安土城址近くには駐車スペースが全くないので、実行委員会は「文芸の郷」に車を停めて、そこから会場まで歩いてもらう(1km強あるかと思いますが・・・)ことを想定していたようです。しかし、そこの駐車場が早々と一杯になったためか、あるいは「そんなに歩いてられるか!」っちゅーことなのか、会場周辺の農道という農道が路駐で溢れかえっておりました。一応電車で来る人にも配慮して安土駅~会場~駐車場間にシャトルバスを出してはいたようですが・・・
意外なことに安土にもお堀巡りが。安土は山崎の戦いの後に城が焼失して以降、城下町として再建されることなく今日に至っていますから、お堀巡りが面白いかどうか・・・
(続く)
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