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2008.08.21

【TV観戦記】日本 1-3 ウルグアイ

バーレーン戦へ向けてのテストの場としてウルグアイ戦を活用するのは大いに結構ですが、岡田監督は大胆というか何というか青木、高木、小野、達也といった初召集組を全てスタメン起用。しかも阿部をほとんど経験のない左SBで起用するなど大幅にメンバーを入れ替えてきました。

6月のバーレーン戦は以下のような感じ。

-----玉田-----
-----佐藤寿----
本田圭------中村俊
---遠藤--中村憲--
安田-闘莉王-中澤-内田
-----楢崎-----

これがこのウルグアイ戦では以下のような感じに。

---玉田--達也---
小野-------中村憲
---青木--長谷部--
阿部-高木--中澤-駒野
-----楢崎-----

 両方に出ているのは玉田、中村憲、中澤、楢崎のみ。代表常連の駒野はともかく、長谷部が代表に合流したのはキリンカップからですからキャリアは浅く、実質的に半数以上がテスト的意味合いでの起用。これだけ選手を入れ替えれば連携に問題が生じるのは当然で、結局のところ誰が通用して誰が通用しないのかさっぱり判らんのではないかと思うんですが・・・

 実際前半の左サイドはボロボロで阿部・高木・青木の誰一人をとっても合格点を上げられない出来。岡田は危険な位置で再三ミスを犯していた青木を前半だけでクビにし、かつ阿部のSBにも早々と見切りをつけてボランチに戻しましたが(左SBに長友投入)、なんか自分で機能しなさそうな場を設定して自分でダメ出ししていただけのような・・・ 従ってクビになった青木は「俺のせいかよ!」と釈然としないでしょうが、まぁせっかく与えてくれたチャンスをものにしようとする気概が青木に感じられなかったのもまた事実です。

 前半の攻撃は駒野の右サイド突破オンリーという惨状でしたが、後半は長谷部の位置を上げて1ボランチにしたのが奏功して攻撃の厚みを出すのに成功。ただ何度もチャンスがあったにも関わらず肝心なところでシュートが撃てず、結局得点はセットプレー崩れから伸二→中村憲でオウンゴールを誘発したのみ。最後の伸二&山瀬等「おい、そこで撃てよ!」とボヤキたくなる場面は何度かありましたが、とりわけ玉田が不必要なまでにボールを持ち換えるのにはムカつきました。スピードに乗ったドリブルからそのままズドン!というのが玉田の持ち味で、一旦止まってしまったらアウトですわ。

 岡田体制では初召集の達也はいつも通りのパフォーマンスを見せていましたが、残念ながら玉田とは全く噛み合わなかった印象。お互い個々人では頑張っているんだけれども全く噛み合わない。まるで高原(=達也)とエジミウソン(=玉田)のような二人。まぁ周囲と噛み合わずともそれなりの仕事ができるのが達也らしいといえば達也らしいのですが結果は残せず。

 ボールを回すだけで結局シュートに至らない日本とは対照的にウルグアイはボールを奪ってからシュートに至るまでが実に早い。長谷部を上げて阿部の1ボランチになり、しかもその阿部も好調にほど遠い出来(合宿で別メニューを強いられていた選手を90分出すか、フツー)で、ウルグアイのカウンターに対処しきれません。運動量がないことでは定評のある伸二を起用するとどうしても中盤の他の選手の守備負担が大きくなりがちですが、後半長谷部が消えがちになって守備の穴がでかくなったように見えました。

1失点目はDFラインの前がぽっかり空いて(その前を中村憲がプラプラ歩いてましたが)高木がつり出されてしまったのが失敗。2失点目は駒野が簡単にボールロストしたところから。3失点目はフジテレビ、いやその系列の北海道のテレビ局が捉えられなったので(怒)なんで一気にゴール前までボールを運ばれているのか判らず。

野球の中継ばっかりやってて、サッカーらしい中継のやり方を忘れてしまったんですかね。のんびりリプレイやっている間に得点場面を映し損ねるって最低やで。前半にもリプレイをやっていてウルグアイのチャンスを映し損ねる失態がありましたし。

2失点目の駒野が典型でしたが、長友といい、山瀬といい、失点に直結するような致命的なミスが目立ちました。五輪レベルですら通用しなかった長友をお疲れの状態のままA代表で起用するのはいくらなんでも無理があったかと。

 親善試合らしく後半途中で玉田→佐藤寿、達也→山瀬、中村憲→大黒と選手を次々代えましたが、佐藤寿&大黒って共にエリア内でボールを受けてナンボの選手なんで、中盤が機能していない状態で投入するFWとしては最悪の組み合わせじゃないのかなぁ?案の定共に何も出来ませんでした。

大久保を入れずに大黒を入れる(韻を踏んでますなw)辺り、岡田がこの試合を徹頭徹尾テストの場としたことを象徴していましたが、 テストの結果は達也が比較的マシだったくらいで、あとは収穫ゼロ。守りは終始中澤頼みだったし、攻撃もセットプレー頼み(そしてそこも結局中澤の頭だったりする)。よってあんまり代わり映えのしないメンバー、代わり映えのしない退屈な試合内容のままW杯アジア最終予選突入が決定したようです。

 少々荒っぽいところをも含めて、今回のウルグアイは一切手抜きなく闘ってくれて親善試合としては最近例を見ないほど非常に良い相手でした。早速犬飼効果なのかどうかは知らんけど。いやぁ、南アW杯予選のプレーオフで南米5位に回ったウルグアイとやる羽目になったら勝ち目ないやんと一瞬思ったのですが、今大会のプレーオフはオセアニア相手だったんですな。FIFAの粋な計らいに感謝。

P.S.

岡田凱旋 & 大黒・山瀬途中投入なら、今野も入れてファンサービスに努めるのが筋でしょうに(笑)

待望の代表戦地方開催ですらスタジアムはガラガラ(テレビによく映るバックスタンドに客が入っていないのは見栄え的に致命的・・・)。五輪と被ってしまった親善試合なんてそんなもん(しかもよりによって裏でダルビッシュが投げてましたか・・・)だとは思いますが、テレビ視聴率のほうはもっと悲惨なんでしょうなぁ(´・ω・`)ショボーン

→5.7%とのこと。消費税割れは回避できましたが、フジテレビが親善試合の地上波中継から撤退しても文句はいえませんなぁ・・・

P.S.2

|-`).。oO 啓太はそっちの決定力は凄いのか・・・ (まさかのオウンゴールじゃないことを祈るよ)

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