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2008.08.01

【TV観戦記】浦和 2-4 Bミュンヘン

・月末平日の試合。キックオフにはとても間に合いそうもないので、テレ玉で録画観戦。

・浦和は依然リハビリ中のポンテ、代表合宿で小破した達也、故障持ちの永井、五輪合宿後ミニオフ中の細貝を除く面子。さらに故障持ちの闘莉王、高原がベンチスタート。

・バイエルンはリベリー、トニといったところが不在ながら、ほぼフルメンバーといって差し支えない面々。

・いやぁ、前半はお話になりませんでした。鹿島戦の同点劇で浦和はようやく復調のきっかけを掴んだかに見えましたが、そのわずかな光をかき消してしまうには十分すぎるほど惨憺たる内容。全然動けてませんでしたからねぇ、浦和。これじゃまるで浦和がシーズン前、かつ長距離遠征してきたみたいやん。ザルツブルグカップの惨劇をわざわざ埼スタで再現せんでも・・・

・半ば棒立ちの浦和の選手の間を少ないタッチでポンポンとボールを回すバイエルン。いや、ボール回しの速さについてゆけないから結果的に棒立ちになっているのか。別にトリッキーなことをするわけじゃないけど、動いている選手間でパスが速くかつ正確に繋がるんだよな、バイエルンは。

・立ち上がり早々2回決定機を作られ、さらに15分、20分とDFライン裏の狭いスペースを突かれて失点。いやはやボールの出し手もフリーなら受け手もフリーじゃどうしようもありませんなぁ・・・梅崎も下がってきて守備の人数だけは山のようにいるのですが、動いていないんじゃ全く意味なし芳一。

・しかも攻守の切り替えの遅さ、動き出す選手の少なさはこのレベル相手では致命的。やっとこさボールを奪っても相手ゴールどころか、DFラインすら脅かすことすらできずに攻撃終了。

・平川の横パスを掻っ攫われてカウンターを喰らった3失点目は噴飯物。Jリーグレベルですら、最終ライン付近でのパスミスを突かれてしばしば失点してますから、バイエルン相手にそれやっちゃアウトですわ・・・

・後半はさすがにバイエルンもお疲れで流し気味。さらにどんどん選手を若手に切り替えて来たのでようやく試合の体をなすようになりました。ゲルトは何を思いついたのか温存しておきたかったはずの闘莉王を投入して後半頭から4バックを採用。

・峻希、原口と後半投入された期待の若手はそれなりに見せ場も。峻希は守備が期待できそうに無いのでSBやWBでの起用は難しいと思いますが、SHとかWGで使えそうな・・・ 今の平川や暢久じゃもう限界は明らかなんで・・・

・最も頑張っていたのは梅崎。最近スタメンから外れ、途中出場してもイマイチといった感じでしたが、今日はあんまりなチームメイトを尻目に一人だけまともに動いていた様子。相馬もまぁ積極的に仕掛けていたからマシなほうでしょう(クロスは例によって悉く明後日の方向でしたが)。

・ボールを受けても全く勝負する気がなさげの1トップは論外。これまでも海外の強豪と対戦すると「エメルソンだけは通用してた」とか「ワシントンだけは通用していた」とかそんな感じだったんですが、やっぱ浦和はそのクラスの外国人FW採らないと万が一今年CWC出てもどうにもならんですなぁ・・・

・観客は前回(29,019人)を下回る27,292人。浦和のサッカー少年には随分とタダ券が配られたとの噂も耳にしましたが寂しい限り。コンディションが良かろうはずが無い中でも手を抜かずに短時間ながら欧州トップクラスの実力を垣間見せてくれるバイエルン。親善試合の相手としては実に理想的なんで、月末でさえなければ私も見に行っていいかなと思いますが、肝心の浦和のパフォーマンスがこれじゃなぁ・・・・

・同日に行われたPSM。横浜Mvsボーフムは1万人割れ、F東京vsオリンピアは6千強とさもありなんな観客数。ビッグクラブのジャパンツアーもすっかり下火。「白い巨人」が小銭稼ぎに来日して、スタジアムも大入り、地上波中継まであったのに降格へ向けて驀進中のヴェルディに惨敗したのも今となっては甘酸っぱい思い出ですね。

-----エジ-----
--梅崎----セル--
相馬-阿部--啓太-平川
--堤--堀之内-坪井-
-----都築-----

HT:平川→闘莉王
HT:都築→山岸
66分:坪井→暢久
66分:セル→峻希
78分:相馬→原口
81分:梅崎→内舘

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