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2008.09.30

08.10.15 ウズベキ戦メンバー発表

10/9 UAEとの親善試合@新潟(10/9)及び南アW杯アジア最終予選ウズベキスタン戦@埼玉(10/15)のメンバーが発表されました。

リーグ戦&ACLにかまけっきりになっていていると代表戦のことを忘れがちになりますが、先のバーレーン戦での岡田の無理使いの結果達也が長期離脱に追い込まれたわけで、ネガティブな意味で代表戦は忘れてはいけない存在になっています。今回はどう見ても闘莉王がヤバい。もはや歩くのも辛いという状態で練習にも参加しておらず、このまま代表戦を含めて欠場してしまうような気がしてなりませんが・・・

なお面倒なことに代表戦は11月にもう1セットあります(11/13 シリアとの親善試合@神戸、11/19 AWAYカタール戦)。

今回のメンバーを前回バーレーン戦のメンバーと比較すると

・怪我の達也、西川 & 出場停止の松井がアウト
・西川の代わりに川島 & 出場停止明けの大久保がイン

と判りやすいイン&アウト以外に

・森重、興梠、森島、岡崎、香川といった北京五輪世代がイン(興梠、森島は最終的に北京五輪メンバーから外れましたが)
・青木がこっそり復活
・水本、大黒と前回追加召集されたメンバーがアウト

といったところ。「北京五輪世代」のほうはUAE戦でテストして一人生き残れば上出来と思います。闘莉王の状態が良くないので森重が生き残る可能性が最も高いでしょうが。

またACL負担のなくなった鹿島から3人選んでいるのは慧眼ですね(ちょっと棒読み)。

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<ウズベキスタン戦>

GK:川口能活(磐田)楢崎正剛(名古屋)川島永嗣(川崎F)

DF:中沢佑二(横浜)高木和道(清水)田中マルクス闘莉王、阿部勇樹(以上浦和)駒野友一(磐田)長友佑都(東京)森重真人(大分)内田篤人(鹿島)

MF:中村俊輔(セルティック)稲本潤一(フランクフルト)遠藤保仁(G大阪)中村憲剛(川崎F)青木剛(鹿島)今野泰幸(東京)長谷部誠(ボルフスブルク)香川真司(C大阪)

FW:玉田圭司(名古屋)巻誠一郎(千葉)佐藤寿人(広島)大久保嘉人(神戸)岡崎慎司(清水)興梠慎三(鹿島)森島康仁(大分)

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<参考:バーレーン戦>

GK:川口能活(磐田)楢崎正剛(名古屋)西川周作(大分)

DF:中沢佑二(横浜)高木和道(清水)田中マルクス闘莉王、阿部勇樹(以上浦和)駒野友一(磐田)長友佑都(東京)+内田篤人(鹿島)、水本裕貴(京都)

MF:中村俊輔(セルティック)稲本潤一(フランクフルト)遠藤保仁(G大阪)中村憲剛(川崎)松井大輔(サンテティエンヌ)今野泰幸(東京)長谷部誠(ボルフスブルク)

FW:玉田圭司(名古屋)巻誠一郎(千葉)佐藤寿人(広島)田中達也(浦和)+大黒将志(東京V)

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ごらんアウェー:名古屋2008

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|-`).。oO これで帰ったほうが幸せだったかもしれん・・・

*名古屋戦に先んじた「旅行記」については後日詳細レポできればと思いますが、いつのことになるか判らんので、予め要点を写真で紹介しておきます。

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瑞穂に来たのは05年以来3年ぶり。ホーム側ゴール裏にはいつの間にかオーロラビジョンが付いていました。

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今回は初めてメインスタンドで観戦。なんとカテ3でもベンチシートなんですなぁ・・・豊田よりアクセスは格段に良いスタジアムですが、リーグトップクラスの実力を有するクラブのホームスタジアムとしては万博同様かなり恥ずかしいレベル・・・ 壊れたままの豊田の屋根共々クラブの財力でなんとかならないものでしょうか?

地下鉄桜通線・瑞穂運動場西駅まで10分ほど歩く道はあんまり代わり映えがありませんでした(うどん屋は前からあったっけ?)が、今回も肩を落として帰る結果に。個人的にこの道を「うなだれロード」と呼んでいますorz

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2008.09.29

【観戦記】名古屋 1-1 浦和

 引き分け狙いと評されても仕方がない消極的な選手起用、布陣、そして采配。そしてその目論見どおり(?)引き分けに終わったこの試合。ゲルトはさぞ満足なことでしょう。

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 昨年のようにリーグ終盤に勝ち点差で優位に立っていた場合、目先のライバルとの試合、あるいはコンディションが整わない試合は引き分けで凌ぐというのはありでしょう(その策は昨年裏目に出ましたが・・・)。しかし、今年は名古屋を追いかける立場。しかも今年対名古屋ここまで3戦3敗。そういう状況下でもなお引き分けでやむなしと考えたとしか思えない退嬰的なゲルトの姿勢は全く以って不可解。負傷を抱えている闘莉王を長期離脱のリスクを犯してまでスタメン起用した割には狙ったリターンはあまりにもささやか。


 厳しい日程ゆえ大きくメンバーを入れ替えての引き分け狙いならまだ理解できますが、アルカディシアとの第2戦から入れ替えたのは暢久→啓太のみ。「勝っているチームはいじらない」の鉄則を踏まえたのでしょうが、試合が膠着状態に陥ってもピグシーの打ち出す積極策を傍観するのみ。押され気味ながら決定的にやられてはいない以上、負けないことに重きを置くならそれでもいいでしょうが・・・

 名古屋戦が引き分けに終わったことで、ACLの無くなった鹿島に抜かれて4位。リーグ優勝を狙う観点からは負けに等しい引き分けといって差し支えないでしょう。

---高原--エジ---
-----ポンテ----
相馬-細貝--啓太-平川
--阿部-闘莉王-坪井-
-----都築-----

62分:高原→永井

---巻---四千---
------------
玉田-吉村--中村-小川
------------
阿部-増川--バギ-竹内
-----楢崎-----

73分:ヨンセン→杉本
86分:玉田→米山

 立ち上がりは芳しくなかったと思います。連戦の影響なのか、名古屋の攻勢の前に常に後手後手に回っている印象(名古屋がサイドで仕掛ける縦のポジションチェンジには相変わらず弱い・・・)で、早々と左サイドを破られて際どい一発を浴びてしまいました。浦和はいつもの3-4-1-2で試合に臨んでいましたが、その一発で怯んだのか。両WBが高い位置にいる名古屋のSHを見る格好でいきなり5バック体勢。これは一定の効果があってその後名古屋に決定的なチャンスを与えずに済みましたが、ボールを奪う位置が低くなりがちな上に、ボールを奪っても前に人が少ないので攻撃の形ができない。エジ&高原は圧倒的なスピードがあるわけでもないのでカウンターもままならず、しんどい時間帯が続きました。

 しかし名古屋も火曜日に試合をしているせいか、その攻勢は長続きせず、それどころか中盤のルーズボールで浦和に競り負けるようになってから浦和が反撃。如何せん前の人数が足りないので、ボールをキープしながら上がりを待つというまどろっこしい攻撃ながら、浦和も右サイド中心に攻勢に出ます。平川のミドルシュート、右からショートパスを繋ぐもエジのシュートがミートせず、高原GKを交わすもシュートは枠外とチャンスが何回かあって、前半40分に相馬の低いクロスをエジが決めて先制!

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 ここまでは良かったのですが、ハーフタイムで息を吹き返した名古屋はお得意のパターン - 大きくサイドを変えて相手の薄いサイドに対して人数をかけて攻める - が嵌りだし、浦和左サイドでノープレッシャーの状態からのクロスを巻が決めて同点。またしても名古屋の攻撃に屈した浦和。スカウティング能力が高いと言われるゲルトも、それが実践に結びつかないと意味ないわなぁ・・・

 ただ浦和にとって幸いだったのは名古屋の攻勢が長続きしなかったこと。浦和のミスを突いてゴールに迫るものの、決定機には至らず。しかし浦和は前半と比べると運動量が激減したため、ただでさえ前が薄い陣形なのにWBが満足に上がって来れなくなり、攻撃らしい攻撃はミドルシュートのみ。流れの中で点が取れそうにないので、セットプレーに望みを繋いでいたように見えましたが、残念ながら一本もチャンスに結びつかず。

 ピクシーは切り札の杉本を投入して勝ちに出ましたが、浦和が引き気味でスペースがないためか、そのスピードを生かせず。玉田に代えて米山を投入したのはピクシーなりのリスクヘッジ?

 ゲルトは先に高原に代えて永井を投入したのはいいのですが、その後は動かざること山の如し。後半明らかにキレを欠いているポンテ、あと一歩が出なくなった平川、危険な位置でのボールロストが目立つ細貝と代えてしかるべき選手はいましたが、守備が決定的に破綻しているわけではないので、バランスを崩すのを恐れたのか、ゲルトは動かずじまい。

 その判断は半ば正しくて浦和は後半押され気味ながらも1失点で済んだわけですが、得点の可能性は甚だ薄かったとしか言いようが無く・・・

 この試合がこれで良かったのかはシーズン終了後に判明することでしょうが、昨年の経験からすると凶と出るような気がしてなりません。

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2008.09.28

【閉店】大勝軒十五夜@新宿御苑

 東京メトロ丸の内線新宿御苑駅から徒歩5分ほど。土曜夕方に往訪。先客10人程度? 後客4、5人。やや若年層が多目ながら中高年男女もちらほら。

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 店内は明るく小ざっぱり。L字型カウンターの奥にさらにテーブル席があるようでしたら、一番入口に近い席に案内されたため確認できず。

 ラーメン、つけめんとも大、中、小同値段ですが大勝軒系はどこも量が非常に多いのでつけめん(小)を注文。これでも200gあるので夕方には多すぎるくらい。

 東池袋大勝軒で修行した者が辞めたため「東池袋」を名乗れなくなったとの案内。従って看板等には「東池袋」の部分に目隠しを貼ってあります。ただ件の案内は色あせていたので最近の話ではないのかも。

 厨房に3人、アシスタント1名。

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 つけダレは酸味が強めの魚介とんこつ。但し表面に油膜が張っている割には脂臭さはあまり感じず、割とあっさり。ただその分コクに乏しく、可もなく不可もなくといった印象。無難と言えば無難な出来。スープ割りにすると酸味が一段と強まりました。

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 並太ストレート。硬度も並程度と際立った特徴はありませんが、つるつるっとした麺とつけダレとの相性は文句なし。

 具はメンマ、ナルト、バラ肉チャーシューが少々と海苔一枚。諸物価高騰の影響で無料で入っていたゆで玉子がなくなったとの貼り紙がありましたが、紙はかなり色あせていたのでだいぶ昔からそうなのかも。

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2008.09.27

09年度シーチケ案内

先日、クラブから来年度のシーチケ案内が来ました。

1.シーチケは埼玉スタジアム分のみ。駒場開催分は優先購入券で対応。
2.すべての席種で新規募集を再開する。
3.2.に先行して、現在のシーチケ所有者は追加購入可。

1~3とも「検討」とのことですが、事実上決定事項なのでしょう。

1.は従前その意向が伝えられていましたが、遅まきながらクラブも「駒場死にチケ対策」に乗り出したということなのでしょう(当日行けるか行けないかわからなくてもとりあえずチケットを押さえるのがレッズサポの悲しい性。またハナから転売目的で優先販売分を購入する輩もいるでしょうから、本案は死にチケ問題の改善には大して寄与しないものと考えます)。

2.は07年、08年とA自由席のみ受付していたのを全席種に拡充したもの。個人的には2~3に伴って、今の座席位置が変わってしまうのは勘弁して欲しいところです。

なお、Jリーグから「Jリーグ各クラブが2009年より、非接触ICカードを会員カードとして発行し、お客様ごとのご観戦履歴をホーム・アウェイに関わらず全スタジアムのゲートにおいて自動的に記録・データベース化し、お客様サービスの向上に活用するためのシステムを開発し導入することを決定」との発表がありましたが、その件について今回のクラブからの案内には全く触れられていませんでした(参考)。

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【展望】08年第27節名古屋戦

・今年3戦全敗。しかもいずれも全くいいところのない負け。伝統的に名古屋は相性が悪いことで知られていますが、今年は最悪。

・内容皆無の上に都築の大ポカが重なったリーグ戦第2節は結果的にオジェック解任の引き金に。

・双方ともレギュラー陣を欠いて迎えたナビスコ杯予選第4戦はチームの完成度の違いを見せ付けられただけではなく、名古屋の得意とするサイド攻撃にゲルトが無為無策のまま試合に臨み、早々と監督としての能力に疑問符が付く結果に(後半遅まきながら建て直しましたが・・・)。

・そして続くナビスコ第6戦。消化試合ながらほぼフルメンバーで埼スタにやってきた名古屋に対し、峻希・加藤ら若手を積極的に起用した浦和はまたまた惨敗。とうとうナビスコでは一勝もできず、駒が落ちればそのまんまチーム力が落ちるという浦和の組織としての未成熟度を白日の下にさらけ出してしまいました(名古屋戦とは直接関係ありませんが、今年のナビスコ惨敗を受けて、岡野・内舘の両ベテランとユース組はその後トップでの出場機会を失っています)。

・ただ名古屋も前節千葉戦をテレビ生観戦したところ、前半小川のミドルシュートが見事に決まった1点だけで、それ以外は全くいいところがなく敗れてしまいました。マギヌンが負傷欠場して代わりにFW本職の杉本がSHに入りましたが、これがほとんど機能しないのが苦戦の一因。後半途中で投入されると杉本は足が速くて面倒な相手ですが、スタメンだとスタミナ配分を考えてしまうのか、思うような活躍ができない模様。

・とはいえナビスコではスタメンを適宜入れ替えながら結果を出していたので、一人の欠場でガタガタと崩れるようなチームではないと推察しますが、サイド攻撃の主軸となるSBやSHに運動量が要求されるため、連戦に弱いのかも・・・

・浦和はACL2戦、大宮戦Lとほぼスタメン固定。負傷を抱えた闘莉王や疲労困憊の阿部を無理使いしてACL準々決勝突破という結果を残しましたが、このままでは最後まで持たないのは昨年の経験で明らか。休養十分の堀之内、負傷から戻ってきた啓太、最近ベンチを暖めている時間の長い永井・セル・梅崎・堤といったメンバーをどう使うのかが見どころですが、如何せんゲルトなんで多くは期待できない・・・orz

・また名古屋の定番である「人数をかけたサイド攻撃」に浦和がどう対処するかも見どころなんですが、これまたゲルトなんで「無為無策」か「一度も練習したことがない思いつきの策」かのどちらかなんだよなぁ・・・orz

<第26節:千葉 2-1 名古屋>

---玉田--四千---
------------
小川-吉村--中村-杉本
------------
阿部-増川--バギ-竹内
-----楢崎-----

63分:杉本→巻
76分:阿部→山口慶
80分:中村→藤田

得点:39分 小川

<第25節:名古屋 2-0 新潟>

---玉田--四千---
------------
マギヌン-吉村--中村-小川
------------
阿部-増川--バギ-竹内
-----楢崎-----

44分:マギヌン→杉本
73分:吉村→米山
79分:玉田→山口

得点:48分小川、89分杉本

<前回(ナビ予6) 浦和 1-5 名古屋>

---巻---四千---
------------
マギヌン-中村--吉村-小川
------------
阿部-増川--吉田-バギ
-----西村-----

57分:ヨンセン→杉本
68分:吉村→山口慶
79分:マギヌン→津田

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2008.09.26

早くも「ら」の季節

チョ・ジェジン&マルキーニョスW獲りへ…G大阪(報知 08.9.26)

 G大阪が、今オフ補強の目玉として鹿島のFWマルキーニョス(32)の獲得に乗り出す方針を固めたことが25日、分かった。今季途中で退団したFWバレー(26)に代わるエースとして今季リーグ戦で得点王(17得点)を独走する助っ人砲を早期にリストアップした。また、来季から導入されるアジア枠の採用も確実で、元清水のFWチョ・ジェジン(27)=全北現代=を筆頭に戦力整備を進めていく構えだ。

ダヴィ、カタールクラブへ移籍へ…札幌(報知 08.9.26)


移籍が決定的となったコンサドーレのエースストライカーFWダヴィ(中央) コンサドーレ札幌に激震が走った。25日、FWダヴィ(24)の退団が決定的となった。カタールリーグのクラブから移籍金3億5000万円での獲得オファーがあり、この日、本人が代理人とともに現地入り。札幌の三上大勝強化部長(37)は「本人は前向きのようだ」としており、チームトップ12得点を挙げるエースストライカーはリーグ戦8試合を残し、札幌を去ることになった。

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外国人選手動向について大きなニュースが相次ぎました。

前者は

・G大阪は他のJクラブで能力確認済の外国人を獲得する「ローリスク作戦」を継続(久々にリスクを取ったミネイロの大失敗で懲りたのか・・・)
・資金力に難のある鹿島は今後「選手の出し手側」に回る可能性がある

ということを示唆していて興味深いですし、

後者は残念ながら札幌がJ1残留を諦めて、クラブ存続を最優先に「売れるものは何でも売る」の方針で動き出したことに他なりません。

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消防博物館@四谷三丁目

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四谷三丁目の交差点にある「消防博物館」に行ってきました。威圧感のある外観に見覚えがある方は多いかと思いますが、あまりにも威圧感があるために警察署と間違えている方もいらっしゃるかもしれません。

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まずは地下の消防車の展示コーナーへ。これ、消防車マニアはもちろん、単なる車好きでも結構面白いかも。

昔はいかんせん日本車の水準が低かったために消防車は専ら外国から輸入。本格的な国産消防ポンプ車の登場は1941年って、それは単に戦争でポンプ車輸入が出来なくなったからじゃね?というツッコミはともかく、そんなこんなの理由で上写真の梯子車はベンツだったりします。また下写真は米スタッツ社のものですが、赤く塗ってなければ消防車とは判らない流麗なフォルム。

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かたや日本初の国産ポンプ車「ニッサン180型」はこれ。業務用車両にはデザインは重視されないとはいえ、あんまりな差。でもそこから日本の自動車産業は立ち上がったのです(風の中のすーばるー)。

一転して6Fへ。ここでは江戸時代の火消し職人をパネルクイズ形式で紹介するイベント開催中。向学心溢れる子供たちでバタバタしていたので半ばスルー。

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5Fでは江戸期の火消しを紹介。特に町火消しの活躍ぶりを重点的に紹介しています。江戸期の消防活動は火元周辺の人家を叩き込まして延焼を防ぐ「破壊消防」が専らだったので、火消しには家の構造に詳しい大工やとび職が大活躍。

ジオラマの類はどこの博物館でも見かけるようになりましたが、これを受注生産しているのはどんな会社なんでしょうね。

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町火消しのシンボル「纏」の数々。いろは48組が有名ですが、語呂の良くない「へ、ら、ひ、ん」がなく、それぞれ「百、千、万、本」と入れ替え。また「五番」の纏が見えますが、「いろは組」とは別に編成された本所・深川16組というのがあったそうです。

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4Fでは明治~昭和期の消防を紹介。破壊消防が注水消防に変わるのは、ポンプの普及と水道の普及が鍵でした。上写真は手押しの腕用ポンプ、下写真は蒸気ポンプ。蒸気ポンプは一見画期的な消火装置のように見えますが、石炭を燃やして水を沸騰させ、蒸気が動力として使えるようになるまでに時間がかかるのが難点で初期消火には適さず、ある程度の大火事になってようやく真価を発揮する代物だったとのこと。

ラッパ手もいてなんだか軍隊風ですが、これは纏持ちの名残なんでしょうか・・・

3Fは現代の消防を紹介。まぁこの辺は専ら現在の消防隊のPRなんでさして面白くもなく。

消防署のPR活動を兼ねているためか入館無料。となると当然といっては当然ですが、館内は子供連れだらけ。博物館というよりは近隣の方々の手軽な遊び場にもなっているような感じでしたが、展示品及びその解説とも充実した出来の良い博物館だと思います。

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2008.09.25

浦和「でも」

J王者・鹿島が負けた!無冠の危機だ…ACL準々決勝(報知)


 鹿島のロッカールームは涙でぬれた。2回の決定機を生かせなかったFW興梠は「(昨年)浦和でも優勝できたのだから、という甘い気持ちがあった。今日負けたのは、チャンスに決められなかった自分の責任」と目を真っ赤にし、ゲーム主将を務めたDF大岩も「残念」と発すると、言葉が続かない。5回目のアジア制覇への挑戦は道半ばで途絶えた。

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|-`).。oO どういう現状認識から「浦和でも」になっちゃうのだろうか・・・

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【観戦記】浦和 2-0 アルカディシア

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 大宮戦から中2日。スケジュールの厳しい浦和は早めに先制してアウェーゴール差でいきなり相手を窮地に追いやり、、できれば追加点を取ってそのまま逃げ切るのが理想的な展開でしたが、まさにその通りになりました。試合内容は共に褒められたものではなく、ハイレベルとはとても言いがたい代物でしたが、赤サポ目線からすれば選手の気迫が十二分に感じられたナイスゲームでした。また埼スタの大歓声が、少なくとも相手のGKにとってとんでもないプレッシャーになっていることが確認できたという意味で意義深い試合でした。

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 勝つより他に道がない浦和は厳しいスケジュールのもとで立ち上がりから攻勢。しかし攻めながらもなかなか得点が奪えず、逆に前掛りになったところでスルーパスからDFライン裏への飛び出しを許して大ピンチを迎えるなど、必ずしも浦和ペースとはいえなかった前半。

 スタメンは大宮戦と全く同じ。陣形は敵地で全く機能しなかった3ボランチを放棄していつもの3-4-1-2。負傷明けの啓太はベンチ入りが精一杯で、暢久が引き続きボランチに入りましたが、細貝&暢久の2ボランチは攻守とも今一つ、二つ。守っては足元が上手いアルカディシア攻撃陣に簡単に交わされてスルーパスを通されたり、サイドでどフリーな選手を作ってしまったりと大ピンチを招く場面も少なくありませんでした。また攻めてはどちらもエリア周辺まで突入しようとしないので、サイドからクロスを入れても中が薄くてどうにもならず。まぁ前半は前3人とそれ以降の間がぽっかり空いていた時間帯が長かったので両ボランチだけの責任じゃないかとも思いますが。

 さらに業を煮やした闘莉王が負傷をおして早い時間帯から再三攻撃参加していましたが、得点の臭いがする反面、自陣の混乱を招く一因にも。

 しかし、CKの跳ね返りを相馬がダイレクトボレーで叩き込んで先制! このところ好機で外しまくっていた相馬が勝利が必須の大一番で難しいシュートを決めて先制!!! 体力的にしんどい浦和にとって比較的早い時間帯での先制というのは願ってもない展開でした。

 先制後はぐだぐだになりかけたものの、後半ネジを巻きなおして再度攻勢。90分を通じて陣形をコンパクトにできたのは時間帯だけでしたが、ポンテの距離のあるFKをファーでフリーになった闘莉王が胸トラップから右脚を振りぬいて角度のないところからゴールマウスに叩き込んで追加点!

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 これで勝利を確信したわけではないでしょうが、その後は大宮戦同様ベタ引きで専守防衛。アルカディシアは再三後方からのビルドアップで凡ミスを連発していたので、浦和の攻守の切り替えが早いチームだったらアルカディシアをボコボコにできたのではないかと思いましたが、これができないのはコンディションの問題とは言い切れないのが辛いところ。。

 3トップにシフトした相手に対しては4バック気味に応対。かつ永井をサイドに貼り付けて防戦(どう贔屓目に見ても、永井に3点目を取るタスクは与えられていなかったような・・・)。動けないポンテに代えて啓太を投入して守備固め。それでもサイド攻撃は防ぎきれませんでしたが、クロスは闘莉王が悉く弾き返して、結局ひやっとしたのは前半に1回、後半に2回くらい。アルカディシアはエリア周辺でのボール繋ぎは見事なものの、最後の最後が雑で流れの中から点が取れない弱点は第1戦で見たとおりでした。ただ浦和も最終ラインでなんとか凌いで、誰もいない前線に蹴りだすだけというのは「ネクストレベルへ行け!」的な観点からは寂しい限り。でもはなはば不細工だけれども無失点で逃げ切るというのは浦和のお家芸なんだよなあ・・・

 ゲルトはロスタイムに3人目のカードを切って時間潰し。この試合の采配は文句の付けようがありません。

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---高原--エジ---
-----ポンテ----
相馬-細貝--暢久-平川
--阿部-闘莉王-坪井-
-----都築-----

73分:高原→永井
83分:ポンテ→啓太
90分:エジ→セル

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2008.09.24

実録・PV@埼スタ

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試合当日に簡単な報告を上げておきましたが、大宮戦で開催されたPV@埼スタの様子を詳述します。

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もともとは「北サイドスタンド+メイン・ロアーの一部」を開放だったはずですが、試合開始前からかなりの雨ということでメイン・ロアーを全面開放。

ややホーム寄りで見ていましたが、最終的にメイン・ロアーの後ろ半分(屋根のかかる部分)は見える範囲では8割がた埋まっていた感じでした。発表された観客数は観客は3200余。客層はいかにも後援会な中高年が大半。

なぜかレプリカ着用の栗鼠サポ親子が来ていて入口で係員と揉めていましたが、結局どうなったのかなぁ?レッドダイヤモンズ後援会主催のイベントなので、あからさまな栗鼠サポを入場させないのは道理。チケットが取れなかった栗鼠サポの憤りは自フロントにぶつけるべきでしょう。

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当然といっては当然ですが、サイドスタンドはほぼ無人・・・

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こういう悪天候&PVでもゴール裏に拘る方々もいてプチクルヴァを形成。ここも最終的には20人くらいになっていました。

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PVの進行は極力ホームゲーム仕様で進められました。試合開始前はスカパーの映像を垂れ流さずに"Go REDS Go"。朝井さんがスカパーに駆り出されたので、女性アナは別の方が担当していましたが。

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選手紹介は大宮が先。

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ついで浦和を紹介。ちなみにここでどちらが「ホーム」だとは一切言わなかったのがミソ。

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18:00になってようやくスカパー映像がオーロラビジョンに映し出されましたが

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試合開始10分ちょっとで受信不能・・・これじゃ雨をおしてPVに来た意味ねぇやんと不穏な空気が流れましたが、まもなく試合中断が発表されて一同安堵。

激しい雷雨でプチクルヴァにも退避勧告が出されました。これじゃ試合中断やむなしと思いましたが、大宮公園はそれほどでもなかったんですね・・・

観客が横長になったためか、オーロラビジョンは北・南両面使用の太っ腹。ただ北側は時々得点だとかスタメンだとかが映し出されて画像が途切れるので、私のように専ら北側を見ていた者から言わせれば「そんなんはええっちゅーねん!」とツッコミたくなりました・・・

さはさりながらスカパー難民に救いの手を差し伸べていただいた後援会には厚く御礼申し上げます。

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2008.09.23

【閉店】のぶ工房@西日暮里

 西日暮里駅から尾久橋通りを日暮里駅方面へ徒歩5分強。日暮里駅とのほぼ中間。土曜の昼に往訪。

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 今時珍しい毒々しいばかりの黄色い看板が目立つ、全くそそらない外観。ただこうは見えても地元では人気があるようで先客4、しかも後から次々に客がやってきました。店内は20席ほどの大きなコの字型カウンターのみ。

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 らーめんを食べに出かけたのですが、急に蒸し暑くなってきたのでつけ麺(650円)に変更。ただ店内のメニューを見る限り、つけ麺は品揃えの一環でしかない模様。実際あんまりつけ麺を頼んでいる人はいませんでした。らーめんは「のぶらあめん(醤油味)」と「味噌らあめん」がありました。

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 麺は「太麺」と書かれていますが、今となっては太麺には入らず、細くはない麺といったところ。かなり堅め、かつパサパサした(しっかり水切りされているという言い方もできますが)食感。量は200gとつけ麺としては少ないほう。

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 つけダレはかなり酸味の強い醤油ダレ。表面に少々脂が浮いています。白ゴマや焦がしネギの他、高菜が入っているのが特徴でぴりっとした辛味が良いアクセントになっていますが、目を惹いたのはそれだけかなぁ・・・ 一歩間違えれば麺もつけダレも「ご家庭の味」になってしまうような・・・ なおつけダレの器が熱くてびっくりしたのは特筆事項。

 具はメンマ、モヤシ、チャーシュー、海苔。やや堅めかつ香ばしい仕上がりのチャーシューは秀逸。しゃきしゃきっとしたモヤシもGJ。

 スープ割り用のスープは蕎麦屋の蕎麦湯みたいな格好で出てきました。スープ割りにすると魚介系のダシが強めに出てなかなかだったので、今後は「のぶらあめん」で出直してみます。

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中の人の気持ちは判らんでもないが・・・

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|-`).。oO よりによって「痴漢犯罪防止キャンペーン」で「安藤・安藤」か・・・

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2008.09.22

【PV観戦記】大宮 0-1 浦和

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 浦和は中東帰りで中3日、方や大宮は丸1週間休んでいますから時間が経つにつれてコンディションの差が出るのは明白。

 従って浦和は体が動く前半に飛ばして先制点を取り、その後はグダグダになりながらもなんとか逃げ切るというゲームプランを立てるのは至極当たり前。で、実際その通りに試合が進み、案の定グダグダになった後半半ば以降は水曜のACLをも考慮しながら適宜選手を代えて逃げ切れれば万々歳だったのですが、なぜかゲルトは選手交代を渋り、エジの負傷で永井を投入したのがなんと79分。その後一応3人の交代枠は使い切りましたが、この日の逃げ切り成功は大宮の不甲斐なさによる部分が大きいといって差し支えないでしょう。

 ただ内容を捨てて(と言えるような「内容」なんて常日頃からほとんどありませんが・・・)徹底的に勝ちに拘ったのは良かったと思います。端的に言ってしまえば大宮がJ1に昇格して以来、浦和が初めて全力で大宮を倒しにいった。そんな試合だったかと思います。雷雨による一時間の中断明け後、手数をかけずに大宮の浅めのDFラインの裏を狙う単純な攻撃が目立ちましたが、それが「勝ちに拘った」ことの象徴でしょう。

 前の3人とせいぜい相馬を加えただけの攻撃が大半でしたから、攻めている割にはなかなか決定的なチャンスは作れませんでしたが、相馬の縦パスが高原に通り、高原が不用意に飛び出したGKを交わしてゴール。大宮は守備の要レアンドロがいませんし、GKがど下手くそですから、単純な攻撃でも数撃てば(撃つ以前にオフサイドに掛かりまくっていましたが)なんとかなる。その信念が当たったのでしょう。いつものポゼッション「のようなもの」を捨てたのはなによりでした。

 また前半は積極的に前目からボールを取りに行った守備も光りました。阿部がCBに下がり(阿部が動けないからCBに下げたのでしょうが、水曜は出場停止の堀之内を下げる意味が判らん・・・)、代わりに暢久がボランチに。その出来は正直微妙(中盤に下がってきたラフリッチへ目がけて放り込まれるハイボールには暢久がよく対処していましたが・・・)でしたが、相方の細貝がそこそこ頑張っている上に、攻撃陣も守備に尽力。おまけに大宮が苦し紛れにFWへ入れてきたボールを浦和CBが前でカットする場面もしばしば。

 これが90分続けばいいのですが、さすがに今の浦和のコンディションでは無理というもの。後半15分くらいから浦和は中盤でボールが全く拾えなくなり、中盤が消失して前に3人を残してベタ引き状態。大宮に一方的にボールを支配される展開になってしまいましたが、幸いなことに大宮はベタ引きの浦和を崩すアイデアが皆無。梅雨の中断期間中に補強したラフリッチはデニマルとの連携に問題がある上にしょっちゅうファウルを取られて完全に不発。中央のポストプレーが使えないので、サイドに展開して打開を試みていましたが、クロスは全部闘莉王に跳ね返されてしまいました。頼みのデニスマルケスは肝心なところで持ちすぎの癖を出して、チャンスは前半に2回あっただけ。大宮が後半押していたとはいえ、チャンスらしいチャンスはセットプレーで一回あったかどうか。

 まぁ浦和に比べれば休養十分なはずなのになかなか中盤で優位に立てず、しかも運動量で差を見せつけられない辺りで大宮の敗戦は半ば運命付けられたといっていいのでしょう。いつから大宮は「受けて立つ!」立場になっちゃったんでしょうね(笑) 必要以上にガツガツ当たりにくることもなかったようですし。

 対する浦和はカウンターを仕掛けたいところでしたが、絶好機に相馬が宇宙開発事業団。相馬といい、ポンテといい、疲労で動きも悪ければプレーの精度を欠いているのも明らかだったので水曜日のことも考えてフレッシュな選手を入れるべきだと思いましたが、なぜかゲルトは静観。もう目の前の試合を勝つのに必死で、次の試合が全く見えていないような・・・ エジの負傷がなければひょっとするとこの日も交代枠を余したまま試合終了を迎えていたかも。

 まぁ次の試合のことを考えなければ、また大宮の不甲斐なさにも助けられたとはいえ、完勝といって差し支えない試合。「強いほうのさいたま」の称号を奪還できたので良しとしましょう。

---高原--エジ---
-----ポンテ----
相馬-暢久--細貝-平川
--阿部-闘莉王-坪井-
-----都築-----

79分:エジ→永井
88分:高原→セル
89分:暢久→堀之内

--ラフリッチ----デニス--
小林大-------藤本
---佐伯--斉藤---
波戸-富田--片岡-村山
-----江角-----

69分:小林大→内田
76分:藤本→桜井
85分:デニスマルケス→森田

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2008.09.21

(メモ)大宮0 ‐1浦和

(スタメン)なんで水曜は出場停止の堀之内を休ませているのか?

さらに怪我が伝えられた永井に代えて高原。他はアルカディシア戦と同じ。闘莉王は当然のように強行出場。

選手交代がカギやな。

(前半)大雨の中立ち上がりから前から積極的に仕掛け、2、3回エリア内に入るがシュートにいたらず。
逆に守備がやや軽く、デニマルに際どい一発を浴びる。暢久ボランチはやばいって!

雷で一時間中断。

中断明け後は手数かけずに単純なDFラインの裏狙い。

それが奏功して相馬→高原で、高原がGKを交わして先制。

浦和のロングボール攻撃のためか、大宮は陣形が間延びして中盤が機能せず、チャンスはカウンターのみ。

(後半)15分くらいからコンディションの差が出て浦和は中盤でボールが拾えなくなり防戦一方。

しかし大宮はベタ引きの浦和を崩すアイデアなく、決定機もないまま試合終了。
ゲルトの選手交代が遅いのが気になったが、ロスタイムの時間つぶしでしっかり3人目の交代枠を使った。
完勝で「強いほうのさいたま」を奪回!

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PV@埼スタ

PV@埼スタ
メインロアー、屋根のかかるところが8割くらいの入りか。

北サイドはほぼ無人で二十人くらいでプチクルヴァ。

栗鼠サポの親子がレプリカ着用でやって来て入り口で係員ともめてた。それじゃ入れるわけないやん!

でも雷雨で試合一時間中断orz

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【閉店】ZERO@立川

 立川駅北口から徒歩5分足らず。伊勢丹の真裏。

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 地下1階という郊外店らしくないロケーション。つけめんにも力を入れているようですが、盛夏にも関わらず一日中雨模様で涼しかったので正油らーめん(770円)を注文。入ったのは夕方でしたが先客ゼロ、後客1。

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 店内はカウンター主体ですが、二人掛けの小テーブルも2卓ほどあって店内はゆったり。なぜか店内に万国旗が飾られていましたが北京五輪開催中ゆえでしょうか? 店内のテレビではもちろん五輪中継。厨房には兄ちゃんが二人。

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 スープはかなり魚介の臭いが強めに出ていましたが、魚介+とんこつなんでしょうか。それほぼどろっとした感じがしませんが、正直かなりしょっぱい。ご飯が欲しくなるほどしょっぱい。しっかり煮込まれて、若干角煮っぽくなっているチャーシューもこれまた濃い目の味付け。他にメンマ。

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 麺は細麺ストレート。ごわごわとしていて、かつかなり固めの仕上がり。細麺でこのスープに合わせようとしたらこうせさるを得ないでしょうな。麺は気に入りましたが、量が心持ち少なめ。従ってやっぱりご飯が欲しいところ。

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2008.09.20

【展望】08年第25節大宮戦

・「ホームスタジアムを大切にしたいため」のか、あるいは「観客が一人も入らなくても経営上は特段差し支えないため」なのか人によって判断が分かれるところですが、泣くスタから締め出しを食らって明日は埼スタでPV観戦予定。下手に飲み屋でテレビ観戦でもしようものなら、試合終了時にはぐでんぐでんになってしまいかねないもんで(自爆)。

・ACL準々決勝突破の可能性十二分残されているものの、お寒い試合内容でクウェートでの第1戦を終えた浦和。長距離移動のダメージは相当あるようで、中1週で再度中東行きを余儀なくされた阿部&闘莉王の状態は見るからに無残。ただでさえ動きが悪く、中盤を支配されがちな浦和ですが、厳しいコンディションで前回の対戦同様大宮にボールをキープされる時間帯が長くなることを覚悟せざるを得ません。しかし、昨年まで「どん引き&自ポジション堅持」の代名詞だった大宮にポゼッションで下回って当たり前になるとは・・・orz

・メンバー固定で最後に大失速した昨年に学んだのか、状態の良い高原を引っ込めて久しぶりにエジをスタメン起用したのが当たったのがクウェートでの数少ない収穫。まったくと言っていいほど結果の出ないエジ&高原の2トップですが、達也は故障&永井の調子も上がらない今となっては、大宮にボールを持たせてエジ・高原・ポンテの3人でカウンター攻撃を仕掛けるのが一番可能性があるような気がします。ゲルトが変にポゼッション「のようなもの」に拘って墓穴を掘らなければいいのですが。

・大宮は守備の要レアンドロが出場停止なので、セットプレー狙いも吉。終盤はセルや梅崎を入れて積極的にドリブルで仕掛け、どんどんファウルをもらいましょう。

・故障で今季出番がなかった浦和戦特殊兵器「桜井」が前節途中出場。同じく長期離脱していた内田がベンチに復帰。小林慶は故障で3試合連続ベンチ外。

・使えないわけじゃないけどデニスマルケスと特徴が被りまくっていたペトロジュニオールを中断期間中に切って、新たに採用した長身ポストプレーヤーのラフリッチはそこそこ当たりだったようで既に3得点。浦和の外国人スカウティング能力はあれだけダメダメだった大宮にすら劣ってしまったでしょうか・・・orz

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<前節:F東京 3-1 大宮>

--ラフリッチ----デニス--
小林大-------金沢
---片岡--佐伯---
波戸-富田--レア-村山
-----江角-----

<前々節:大宮 1-0 横浜M>

--ラフリッチ----藤本--
小林大-------金沢
---片岡--佐伯---
波戸-富田--レア-村山
-----江角-----

61分:佐伯→斉藤
67分:小林大→土岐田
80分:ラフリッチ→森田

<前回:浦和 0-0 大宮>

--デニス----吉原--
金沢-------小林大
---斎藤--小林慶--
波戸-富田--レア-村山
-----江角-----

62分:吉原→ペトロジュニオール
87分:斉藤→片岡
89分:デニスマルケス→森田

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2008.09.19

七福の湯@戸田

戸田にラーメンを食いにいった際に大きな立ち寄り温泉「七福の湯」ができていたのに気づき、早速入店。もともと工場だったと記憶していますが、大深度まで掘ればどこでも温泉で出るものですな・・・「七福の湯」は地下1400mより湧出とのこと。

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戸田公園は駅と川口・西川口駅の中間あたりにあるので、公共交通機関での往訪はチト面倒。拙宅からはもちろん自転車。線路を越えるのが面倒ですが。

平日800円、土日850円。タオル、館内着など一切付いて来ません。

「七福の湯」は1Fの半分近くを韓国式岩盤浴「チムジンバル」に充てているのが最大の特徴なのですが、そこは別料金なので今回はパス。「チムジンバル」だけの利用もできるので、おいおい試してみるかも。

大浴場は2F。茶褐色のナトリウム-塩化物温泉です。「天然温泉」「かけ流し」を謳う浴槽が館内、館外にいくつかありますが、いずれも温め。若干ぬめりがあるかなぁ。

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それは良いのですが、館内の掲示板を見ると小さい字で

①当温泉は一切加水しておりません。
②「かけ流し天然温泉」は加温循環を行い、塩素系薬剤にて滅菌してあります。
③「天然温泉岩風呂」・「天然温泉あつ湯」・「天然温泉ぬる湯」・「つぼ湯」は入浴に適した温度に保つため加温し、また衛生管理のため循環ろ過装置と塩素系薬剤を使用しております。

と明記してあるのに、それで「かけ流し」って甚だ違和感が・・・

パンフレットには「源泉浴槽より溢れ出たお湯の再利用はしないかけ流しを行っております」とあって「かけ流し」の定義が違うんだ( ゚Д゚)ゴルァと言われればそれまでなんですが・・・

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まあそういう細かいことを気にせず、近所で比較的安い料金で大きな風呂に入ってのんびりできる(やや狭小ながら無料の休憩スペースがあり、ゴロ寝もできます)最新鋭施設だと思えば再訪に値します。お湯が概して温くて長居しがちなためか、露天風呂に大型テレビが置いてあるのは珍しいかも。長湯していると塩化物泉らしく、いつまでも体に温もりが残ります。

また露天風呂といって頭上にスノコのようなものが据えられていますが、これは隣にマンションが建っているので、その目隠し代わりでしょう。

食事処で生ビール一杯450円。埼スタのバカ高ビールに慣れると安いもんです。

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2008.09.18

茅根@戸田公園

 JR戸田公園駅西口から西へ徒歩2分。平日昼に往訪。

 屋号は「かやね」ではなく、まして「ちね!」ではなく、「ちのね」と読みます。

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 開店してすぐの往訪でしたが、既に先客6。私が入店した後にぞろぞろ客がやってきて、店を出ることには店内に待ち行列が出来ました。平日の昼なので客層は近所の工場や倉庫で働いている人やボート部の学生と思しき人ばかり。それでも早々と行列が出来てしまうのですから相当の人気店なのでしょう。つけめん(中)を注文。大(400g)・中(300g)・小(200g)同値段で700円也。

 店内は10席ほどのL字型カウンターと奥にテーブルが2卓。厨房には店長と思しき兄ちゃんが一人と、下仕事をやっているっぽい姉ちゃんが一人、それにアシスタントの姉ちゃんが一人。

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 新聞を広げるまもなく、あっという間に出てきました。太麺の割には出てくるのが早いのはありがたいといえばありがたく、妙といえば妙なんですが、人気店で回転を良くするために来店を見込んで予め茹でてあるんでしょうなぁ・・・

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 自家製の角ばった太麺はずっしりとした重みがあり、かなり硬めでなかなかの歯ごたえ。それでいて粉っぽさは感じられず、つるつるとした表面。麺は文句のつけようがありません。

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 つけダレは豚骨ベース+魚介(店内の案内によると「豚骨、鶏がらを10時間以上煮込み、ウルメイワシ、カツオ節、昆布などを合わせ」とのこと)。脂分少なめ、かつ魚介系独特の癖も抑え目のあっさり風ですが、食べ進むにつれてやや甘いのが気になりました。また麺が麺なのでこのつれダレだとちょっと軽くてしっかり麺に絡まないんじゃないかなぁという気も。でも麺が美味いので却って軽めなのが良いのかも知れません。スープ割りにすると動物っぽい脂や魚臭さがかなり正面に出てきます。

 つけダレに入っているメンマはかなり太めで、しかも甘々に浸かりすぎて苦手。一方、小さい角切りチャーシューは脂控えめかつほど良い甘さでまずまず。他に海苔が一枚付いてきますが、これでは少々具が寂しいためか、「特製」(900円)を頼む方が多数。

 自転車で行ける範囲のラーメン屋としてはかなりレベルが高いほうだとは思いますが、平日しかやっていないのが難点ですなぁ・・・(´・ω・`)ショボーン

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【TV観戦記】アルカディシア 3-2 浦和

 終盤に1点差に追いついてなんとか第2戦のホームゲームに準々決勝突破の可能性を繋ぎましたが、実にお寒い試合内容。終始守備的に闘っていたように見受けられましたが、FK、FK、PKと全部セットプレーながら3点もぶちこまれてはお話になりません。厳しい気候条件、慣れないピッチと言い訳はあるでしょうが、攻守の切り替えが緩慢で、至るところで後手後手に回り続け、しかもミス続出では勝つどころか引き分けに持ち込むのも難しかったと言わざるを得ません。

-----エジ-----
--ポンテ-----永井
相馬-阿部--細貝-暢久
-坪井-闘莉王-堀之内-
-----都築-----

71分:細貝→平川
77分:永井→高原

 ゲルトは前節大分戦から高原、平川に代えてエジ、暢久を起用。中3日での闘いですからターンオーバーを採用するのは結構ですが、不思議だったのは暢久の位置。永井を右に張り出してそこを基点に攻めたい意図は明確(前半の得点はまさにその形)でしたが、その代わりに暢久は中に入り気味で3ボランチみたいな格好。後半は相馬がかなり高い位置にいたので見ようによっては3-3-3-1みたいな形になっていましたが、残念ながらこれがほとんど機能していなかったような・・・なんか慣れないことをやって自爆したような・・・マジックのネタが切れて話術で繋ごうとしたけどギャグに往年の切れがない晩年のマジシャン、それがゲルト。 

 まぁ浦和の動きがあんまり(特に代表疲れの阿部がさっぱり)だったので、どのようなフォーメーションで臨もうとも結果は似たようなものだったかと思います。浦和は中盤でボールが取れず、アルカディシアに良い様にボールを回されてしまいました。そして深い位置でファウルを犯してFK。このパターンで2失点。ベンアシュールのFKはいずれも見事なものでしたが、1点目はすらした相手がどフリー、2点目は都築が意表を突かれたか反応できずとなんか浦和の情報不足を露呈したような気がしないでも・・・

 ただアルカディシアはボールこそしっかり回すものの浦和の最終ラインを打破するアイデアがなくシュートで終れない(結局流れの中から惜しいチャンスは後半早い時間に1本あっただけか?)ので、いくらでもカウンターが狙えそうな感じがしましたが、浦和はそもそもボールを奪う位置が低い上に攻守の切り替えが遅くて易々相手の帰陣を許すテイタラク。前半の1点は暢久のスローインからどフリーの細貝→右サイドに張った永井→エジミウソン!!!と相手が守備陣形を整える前に攻めきった見事なものでしたが、カウンターで掴んだチャンスは後にも先にもこれっきり。

 先手を取ったアルカディシアはベタ引きで防戦。なんか2戦続けて大分と闘っているような気がしてきましたが、浦和は時間の経過とともにポンテが精彩を欠くといった状態を通り越して使い物にならなくなってからというもののアルカディシアを崩せる気配なし。3ボランチが誰一人攻撃に絡まない(強いて言えば細貝が絡むくらいか)上に、最前線がエジだけではいかにもしんどい。

 それでもエジミウソンがいつになく好調でポストプレーをそこそここなしていた(相手DFがあまりガツガツ来ないのが幸いしていたかも)だけはなく、ラストパスにちゃんと反応していたので、ポンテが働いていた時間帯はエジとの絡みでチャンスもあったのですが、ポンテが機能しなくなってからは攻撃の形を作れず。相馬が左サイドを抉ったところでフォローもなければ、クロスもお話にならず。闘莉王はお疲れのためか、攻撃参加を自重したまま。

 2失点目を喫し、戦局がこう着状態に陥ってからゲルトの放った手はなんと細貝→平川。細貝が相手ともつれてイエローを1枚もらったためなのかもしれませんが、中盤で相対的にマシだった細貝を代えるますかぁ??? しかも代わって入るのは攻撃的とは言いがたい平川。暢久は中盤の左へ回って相変わらずボランチの一角を占めていましたが、このシフトも何の効果もなし。さらにゲルトは後半消えてしまった永井に代えて高原を投入しましたが、これまた不発。中盤死んでるのにFWだけ入れてもなぁ・・・ 同時にポンテを下げてセルか梅崎を入れるべきでしょうに、大分戦で交代を命じたポンテに激昂されてゲルトは怖くなったのか(笑)

 さらに攻守の切り替えが遅い浦和は同点を焦って前掛りになるとしっかりカウンターを喰らいます(苦笑) 闘莉王は深い位置でボールコントロールに失敗して相手に抜け出され、慌ててフォローに入った堀之内が相手をタックルしたような格好になって2枚目のイエローで退場。エリア外でのファウルだったと思いますが、イランの主審はPKを宣告。これをK・ムタイリが難なく決めて致命的な3失点目。

 一人少なくなった浦和は最後の最後で闘莉王をエリア内に突入させたのが効いてエジが1点を返してなんとか次戦に望みを繋ぎましたが、ホームとはいえ大宮戦から中2日で迎える厳しい試合。阿部・闘莉王の代表組は早々と疲労困憊、堀之内は出場停止、啓太・達也は故障中で間に合うかどうかといった状況。勝つしかない試合で監督、選手が前向きに開き直ってくれることに期待するしかありません。

P.S.

 せっかくターンオーバーを採用したのに交代枠を一人余すっていったい何なんでしょう? ポンテ、阿部、相馬など動けなくなっている選手は何人もいたのに。しかもアウェーでのACL緒戦ということで守備的な闘いを志向しているのにベンチに高原、セル、梅崎、岡野と4人も攻撃的な選手を揃えるというアンバランスさ。いやはやなんともかんとも・・・

P.S.2

(浦和オヒサルからゲルト監督コメント)

>後半も守るより、もう1点取ろうという目標があったが、またFKでやられてしまった。その後はゲームをコントロールできなくなってしまった。

|-`).。oO 相手が盛んにラフプレーを仕掛けてきたわけではあるまいし、ゲームがコントロールできなくなったのは半分以上監督のせいでしょうに・・・

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2008.09.17

金をドブに捨てる

浦和が断トツ人件費28億円…07年度J経営情報開示(報知他 08.09.16)

 Jリーグは16日、2007年度のJ1、J2の31クラブの経営情報を開示した。浦和が営業収入(79億6400万円)、営業費用(77億4400万)ともに、2位の横浜Mをそれぞれ約30億円ほど引き離してトップだった。

 選手、監督、コーチなど下部組織を含むチームスタッフの人件費でも最高額は浦和。ACL出場で選手層を厚くしたこともあり、断トツの28億4100万円だった。リーグ優勝の鹿島は17億3600万円で5番目。リーグ戦の勝ち点1当たりに換算すると、清水が2070万円と最も効率が良く、逆に最下位だった横浜Cは5388万円。強化費が少ない分、見返りも少なかった。

 経常利益の単年度赤字クラブは昨年度の15から7に減少。J1、2総額でも営業収入は過去最高の739億1700万円で、経常利益も9億1300万円の黒字に転換した。経常利益では4億1800万円の千葉が1位だった。

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 ちょっと前までなら浦和のダントツの経営規模とその健全経営振りに目を細めながら、観客が一人も入らなくても経営上は特段差し支えないクラブをm9(^Д^)プギャーと腹を抱えて笑いものにしていたんですが、今となっては虚しいだけ。

 これだけ金をかけてこれだけの選手を揃えながらこの内容、この成績。浦和の選手・チームスタッフ人件費は大分の倍以上で、大分+川崎とほぼ同等。

 あのチケット代、あのグッズ代はどこに消えたのか? きっと代理人が肥え太っただけなのでしょう。

 昨年までなら「金をドブに捨てる」という言葉が最も相応しいクラブがあったかと思いますが、今はどう見ても浦和のことですね。

 なんだか一向に気勢が上がってきませんが、さはさりながら今日は早寝です。

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ひたちなか海浜鉄道(下)

ひたちなか海浜鉄道(上)から続く)

 那珂湊の観光名所といえば反射炉跡くらいで、それ以外はさしたるものはありません。っちゅーか、大抵の方は那珂湊といえば漁港であり、海産物販売センターであり、海の幸の食い倒れ処でしょう。

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 っちゅーことで、「おさかな市場」にも立ち寄ってみました。といっても海産物自体に興味は無いので、専ら食い倒れのほう。

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 黄色い毒々しい外観がアレですが、流行っているっぽかったのでこの店に突入。昼飯にもちょっと早いか!という時間帯でしたが、店内は結構な賑わい。お前ら他にやることはないのか!!!と思いましたが、オマエモナーという反論が容易に浮かぶのでそんなことはおくびにも出さないのが大人の心構え。

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 貧乏性なので一皿あたりの値段をすかさずチェックしにゆくわけですが、大体のものは一皿210円。近所の回転寿司屋の倍なので漁港といっても安くはありません。ネタで勝負!っということなのでしょうが、いかんせん近所ではほとんど食っとらんので値段相応の差があるのかどうか確認できず。

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 すぐに判ったことは、この店はネタのでかさが売り物でした。その代わりシャリがちょっとパサパサしてイマイチだったような・・・

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 たまに国旗をつけた寿司がやってきます。最初は原産地を示したものかと思ったのですが、どうもそうでもなさそうな・・・

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 満腹になった後は一通り販売センターを冷やかして回ります。鹿島産の牡蠣って初めて知りました。

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 回転干物は漁港でよく見かける光景ですが、クリスマス飾りはねぇだろうwww

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 那珂湊駅へ戻って終点阿字ヶ浦へ歩を進めます。

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 阿字ヶ浦は素寒貧とした無人駅。海水浴場が近くにありますが、駅は段丘の上にあるので海辺の駅という感じは全くしません。

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 駅構内にはボロボロになったディーゼルカーが留め置かれていましたが

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 いったいいつの奴やねん!

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 坂を下ると太平洋が見えてきました。

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 プレハブ造りの古色蒼然とした「海の家」。いや昔の海の家は木造だったか(^^?

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 夏の終わりは雨続き。久しぶりに晴れ間の差した日でしたが、風がやや冷たいためか、浜辺に出ている人は数えるほど。夏の終わりどころか、秋の訪れを思わせる光景でした。

(このシリーズ終わり)

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2008.09.16

ひたちなか海浜鉄道(上)

茨城交通・湊鉄道線が第三セクター「ひだちなか海浜鉄道」に転換したのを機に、久しぶりに同線を試乗してきました。

ひだちなか海浜鉄道はJR常磐線勝田駅から太平洋岸に近い阿字ヶ浦までを結ぶ15km弱のローカル鉄道で、途中漁港で有名な那珂湊を通ります。

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ひだちなか海浜鉄道は勝田駅の1番ホームから出発。駅の改札口はJRと共用で、いったんJRのホームに入った後で海浜鉄道専用の中間改札を通る仕組みになっていました。

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茨城交通時代に試乗した時は、国鉄等から譲り受けたオンボロのディーゼルカー、しかもクソ暑いのに非冷房(俗にいう「暖房車」)ではなはだ閉口したものでした。しかしいくら資金難のローカル鉄道とはいえそのままではあんまりなので、いつの間にか新潟鉄工製の新鋭車が入っていました。

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 車体の配色は茨城交通時代そのものですが、中央に新会社のロゴが記されています。

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 勝田から10分ほどで沿線の中心都市である那珂湊到着。

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 ここには鉄道の車庫も置かれており、件のオンボロディーゼルカーもここに留め置かれていました。

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 黄色いボディーに赤細帯のキハ2005

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 青ボティーのキハ222

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 いかにも使ってなさげな機関車も。

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 車窓からはステンレスボディーのディーゼルカーも見えました。

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 那珂湊駅内ではボランティアの方々(?)がインフォメーションコーナーを設置。観光色があるようで無い路線なので、地元の方々の支援が鉄道存続には必要不可欠。

 那珂湊駅は映画「フラガール」のロケに使われたとのこと。フラガールの舞台となった常磐炭鉱とはかなり離れていますが、舞台となった地にはローカル然とした駅がなかったのでしょうか。

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 駅から10分ほど歩いたところに建つ山上門。もともとは水戸藩江戸小石川藩邸に建っていたものを、那珂湊出身の深作氏が昭和になって陸軍から払い下げを受けて当地に移築・保存したものとのこと。

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 山上門をくぐった公園内には反射炉跡が。「反射炉」といえば韮山のものが有名ですが、こちらは昭和になって復元された模型。水戸藩は尊皇攘夷の魁であると同時に開明的な側面も持っていて、薩摩や長州と同様にこのような反射炉を作ってはいたのですが、肝心な時に内部抗争で疲弊してしまい、結局明治維新の主役になり得なかったという残念な歴史を持っています。反射炉はその内部抗争の過程(元治甲子の乱)で破壊されてしまったとのこと。

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 反射炉の横には耐熱レンガ製造用の炉も(これも模型)。反射炉を作るためには耐熱レンガが必要なので、併せて建造されたとのこと。

(続く)

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2008.09.15

【観戦記】浦和 2-1 日テレ

 強敵日テレ相手に積極的に前に出る策が奏功。相手に自由なパス回しを許さず、高い位置でボールを奪って手数をかけずにDF裏狙い。

 ちょうど前節TASAKI戦と攻守が入れ替わったような試合展開でしたが、浦和はTASAKIと違って1トップがアレなんでさほど決定機は作れず。しかしその数少ない決定機をシャドーストライカーの安藤が2度決め、その後の日テレの猛攻を1点だけに抑えて2-1の勝利。5月に続く日テレ戦勝利で、今季対日テレ勝ち越しが決定。試合後某飲み屋ではどんちゃん騒ぎ&提灯行列だったのでは?

-----北本-----
-----安藤-----
若林--------柳田
---岩倉--高橋---
森本-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

76分:若林→松田
83分:森本→窪田

 新鋭堂園を負傷で欠いて迎えた日テレ戦。

 村松監督は久しぶりにポジションに手を入れ、岩倉と森本のポジションを入れ替えました。弊ブログでは相手が浦和の両ボランチに圧力をかける戦術を採り始めてから浦和は苦戦に陥りだしたと考えていましたが、監督が手を入れたのはまさにそのポイント。この入れ替えがズバリ当たったのが勝因といっても過言ではないでしょう。運動量の多い岩倉が日テレの中盤に圧力を掛け続け、再三日テレのミスを誘発していたのが目を惹きました。岩倉の頑張りで高橋の負担は激減。左SBに森本を回すと左サイドの攻撃力は激減してしまいますが、その代わりドリブル突破が魅力のエリを左SHで久しぶりにスタメン起用。少ない手駒なりに村松監督は考えてますわ。ゲルトに爪の垢を煎じて飲ませたいくらい。

 北本の動きが前節同様芳しくありませんが、それ以外の面々は実に良く動いて日テレの中盤に自由を与えず。それでもパスミス等で大野に前を向かれた時はヒヤリとさせられましたが、DF陣の粘りとGK山郷の奮戦で得点を与えず。

 前半の守備はほぼ満点といっても良い出来でしたが問題は攻撃。高い位置でボールを奪って手数を掛けずに前線へというコンセプトは一貫していますが、如何せん1トップにスピードがないので得点の臭いが漂うのは安藤がDFライン裏に抜け出るのに成功した時くらい。前半のチャンスは終了間際の柳田→エリくらい。

 しかし「思う念力岩をも通す」とは良く言ったもので、後半立ち上がりのエリ→安藤のビッグチャンスはGK小野寺の好セーブで潰えたものの、今度は右の柳田からのパスを受けた安藤がDFラインの突破に成功して先制。日テレDF陣は斜め前からDFライン裏に出されるボールへの対処が下手という、前回浦和に散々やられた弱点を全然修正できていません(笑)。守勢に回る経験があまりないせいか、積極的に前からプレスを掛けるでもなく、リトリートして守るでもない日テレの個人能力頼みの守備って案外脆いんですわ、これが。爆発的な攻撃力の影に隠れてますが、今季上中位チームにボコボコ点を取られているのは当然でしょう。

 先制された日テレは積極的に前に出て猛反撃。逆に浦和はさすがに足が止まりがちになって一方的に押し込まれる危うい展開になってしまいましたが、ここもDF陣とGK山郷が奮戦。ポストの助けも借りて無失点で凌ぎ、相手CKからのカウンターで安藤が深い位置からエメルソンばりに疾走して「一人で出来た!」な追加点。

 苦しい時間帯に掴んだ追加点が効いたのか日テレの反撃はやや雑になり、一息ついた浦和はエリに代えて快足の松田を投入。松田が掴んだ4対3の絶好のカウンターチャンスを決めていればそこで事実上試合終了だったのですが、柳田がお疲れでボールコントロールに失敗。逆に左サイドからボールを繋がれてついに日テレの得点を許してしまいました。

 しかしここで村松監督はヘロヘロの森本に代えて窪田を投入。

-----北本-----
-----安藤-----
松田--------窪田
---柳田--高橋---
岩倉-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

 窪田を右SH、柳田をボランチに、岩倉を左SBに据えてしっかり守備固め。その後は焦る日テレをオフサイドで引っ掛けながら危なげなく逃げ切り。

 まぁ日テレの代表組がお疲れというのもあったでしょうが、日テレ戦連勝は十二分に誇って良い結果でしょう。ただそれが即リーグ制覇に繋がるわけではなく、浦和が守備は堅固ながら攻撃に難を抱えるのは明らかで、引き分けが多い分だけ日テレに勝ち点差を付けられているのも事実。この後伊賀・新潟と下位との対戦が続きますが、攻撃面で上積みが欲しいところ。

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2008.09.14

(メモ)浦和2 ‐1日テレ

(スタメン)怪我の堂園と前節不振の堀田が外れ、岩倉とエリが入る。

窪田がついにベンチ入り!

(前半)森本が左SB、岩倉がボランチに。

前からのプレスがよく効いて日テレにパス回しを許さず。しかし攻撃はカウンターから相手DFラインの裏狙いくらいしかなく、終始安藤頼み。チャンスは柳田のクロス→エリシュートがGKに阻まれたくらい。日テレの左SBは穴くさいが。

たまに大野に前を向かれるとやっかいで、チャンスの数は日テレが多いか。

(後半)柳田のパスを受けた安藤がついにDFライン突破に成功して先制。

その後浦和は足が止まってラインが下がり、日テレの攻勢を許したが、相手CKからカウンターが炸裂して安藤が加点。

これが効いて日テレの反撃を一点に押さえて勝利。

今季日テレに勝ち越し決定!岩倉のボランチ起用がはまった。

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【観戦記】浦和 0-0 大分

 まぁ6月の長い中断期間ですら無為に過ごしたゲルトですから、2週間のインターバルでどうなるわけもなかろうと思ってはいましたが、結果は案の定。その間ナビスコ杯準決勝2試合をこなしている大分に対してコンディション面だけは優位に立てるだろうと思っていたのですが、これまた浦和は後半急激に失速していつもの大分戦らしい、運動量のある相手に振り回される展開に。

 MDPによると大分の1週間のサイクルは①対戦相手の分析→②攻略法の立案→③模擬実験→④問題点の克服→⑤公式戦だそうですが、ゲルトの1週間のサイクルは①なんとなくクールダウン→②オフ→③オフ明けできつめのフィジカル中心メニュー→④非公開でソフトボール&BBQ→⑤公式戦 ですから、これでスコアレスドローなら上出来といっていいのでしょう(苦笑)。もちろん浦和と大分の選手・スタッフの人件費の差を考えなければの話ですが。

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 前半は大分を押し込んで、両ボランチのみならず、CBも攻撃参加して一応シュートまで持っていけたので今日は苦手大分に勝てるかと思ったのですが、終ってみればこれもシャムスカの手のひらで泳がされたようなもの。ポンテがホベルトの執拗なマークに遭いながらも右サイドを中心にチャンスを作っているのですが、結局のところ大分守備陣を決定的に崩すには至らず。緩急をつけるとか意表をつくとか、堅固な守備陣をつき崩す工夫が足りなかったな。

 永井が引き気味の位置に構えて守備に力点を置いたためか、前が高原一枚ではちとしんどい。高原は何度か大分DFラインの裏を狙うも惜しくも全部オフサイド。しかし大分守備陣の動きは良いとは言いがたく、1対1で抜かれそうになってイエローを頂戴する場面も多々。

 シャムスカは浦和の運動量が後半落ちるのを見透かしたのか、後半頭から一気に勝負。シャムスカの目論見通りポンテの運動量が落ち、さらになんと永井の運動量も落ちて浦和は中盤でボールが拾えなくなり、両サイドの1対1で振り切られがちになって大分の猛攻を浴びる羽目に。たまにカウンターのチャンスが訪れても走り出している選手は笑っちゃうくらい僅少。

 たまらずゲルトはポンテを下げて暢久を投入。この交代にポンテは激怒していましたが、あれだけ動けないと交代自体は妥当と言わざるを得ません(先に永井を代えるほうがより有効だと思いましたが)。ただ入れたのが暢久というのは疑問。分厚い大分守備陣に対して攻撃といえばミドルシュートくらいしかない暢久を入れるのはどう考えても守備的な交代。

 実際3ボランチ気味に入った暢久が動くことで浦和の中盤を引き締め、守備を立て直すのには成功しましたが、攻撃と言えば左右に叩くだけで自分で仕掛けることはせず。両サイドとも大分に5バック気味に蓋をされてどうにもならないのになぁ。代表遠征明けでコンディションが良くない闘莉王は後半攻撃参加を自重(?)して閉塞感をいや増す結果に。

 ホームでは勝ちにゆくのが期初に掲げた公約だったのでは?勝ちに行くならポンテに代えて投入するのはセルか梅崎でしょうに・・・いつの間にやら若手も全然使わなくなり、期初の公約をどんどん引っ込めて、それでも結果がついてくればまだ良いのですが、それもなし。

 何度かカウンターのチャンスを自ら潰して電池切れっぽい永井をゲルトは延々と引っ張り、遅まきながらエジミウソンを投入するも今度は組み立て役が不在。最後に梅崎を入れたのは「やるだけのことはやった」というアリバイ作りに過ぎないようにも見え・・・ 終ってみれば浦和の決定機は大きなサイドチェンジから平川がエリア中央に突入した場面だけで、これも西川が好セーブ。左サイドからエリア周辺に3度ばかりフリーで侵入した相馬がシュートを放ったものの一度も枠を捉えられずに宇宙開発事業団。

 後半優勢だった大分も流れの中から点が入る感じはせず(一度ウェズレイがどフリーになりながら、シュートではなく低いクロスを選択して事なきを得た場面があったくらい)。ただセットプレーでポストを叩くなど惜しい場面が2、3あり、チャンスの数では大分のほうが多かったような印象で試合終了。西川の負傷退場は気の毒でしたが、あれがなければシャムスカが残されたカードを切って終盤に浦和を突き放していたかもしれず・・・

J's Goalよりゲルトのコメント

”後半は勝たなければいけないので、もっと積極的にいった。”

( ゚д゚)ポカーン

-----高原-----
--永井----ポンテ-
相馬-阿部--細貝-平川
-堀之内-闘莉王-坪井-
-----都築-----

72分:ポンテ→暢久
85分:永井→エジミウソン
88分:高原→梅崎

---森島--ピチブー--
-----金崎-----
鈴木-エジ-ホベルト--高橋
-上本--森重--深谷-
-----下川-----

78分:金崎→清武
81分:西川→下川
86分:森島→高松

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2008.09.13

今年も"ALL COME TOGETHER!"なのか?

タイトル獲得が現実的なものとしてはっきり見えていた06年、07年と同じ"ALL COME TOGETHER!"を今年掲げることに甚だ違和感を感じます。

クラブは現状で良しとしているのでしょうか?

よもや惰性で"ALL COME TOGETHER!"を掲げていませんか?

今の試合内容ではACL&リーグのダブル制覇はおろか、片方のタイトルも厳しく、場合によってはリーグ3位にも入れずに来年のACL出場権を失うかもしれない。

こういうしんどい局面だからこそ、選手・監督・フロント・スタッフ・ファン&サポーター一丸となって「共に闘おう!」の決意を確認すべく、別の言葉を掲げて欲しかった。

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【閉店】旋@北浦和

北浦和駅西口から埼大通りに沿って徒歩10分。サティの手前。本来なら自転車で行く距離ですが、暑い時期にへこへこ自転車をこいでいると熱射病になりかねないので電車で来訪。

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開店10分前に到着しましたが、既に6人が行列。開店と同時にさらに2人来ましたが、店内はL字型カウンター8席しかないので早々と一人が待つ羽目に。

つけ麺(大:700円)を注文。並は300g、大は400gで同値段。中華そばもありますが、暑い盛りのせいか全員がつけ麺を注文。

厨房にはなんだか体調の悪そうな兄ちゃんが一人いるだけ。太麺でゆで時間がかかるのと仕事ぶりが丁寧なため、一杯作るのに15分くらいを要しました。

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いかにも丁寧に煮込みましたってな感じのチャーシューがつけ麺の上にデンと載っているのがこの店の特徴。水菜と海苔が彩りを添えています。

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太麺はやや角ばった感じで、しかもかなり硬めの仕上がり。

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つけ汁は最近よくある魚介+とんこつのこってりした粘度の高いタイプ。つけ汁の中にはメンマと細切れのチャーシュー(こちらは固め)。

最初のうちは十分美味しく食べられるのですが、食べ進むにつれて急速にくどくなってきます。例の手のかかったチャーシューに脂分が多いのがその一因かもしれませんが、あとでスープ割りを頼んだらそれもかなりくどく感じました。蝋みたいな妙な脂っぽさってどこかの店でも同じ感想を持ったことがありますが、どこだったっけ?

店を出る頃には店外に近在の方と思しき中高年が7人ほど並んでいました。

まぁ当方が大盛を頼んだのがそもそもの間違いで、並盛なら前向きな感想を持ったかもしれません。埼玉では美味いほうに入ることは間違いないので、また出直してきます。

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2008.09.12

【展望】08年第24節大分戦

おい、大分! 本当にACLに出て大丈夫なのか???

おい、大分! あんまり勝つとシャムスカを代表に持っていかれるぞ!!!

おい、大分! ナビスコ優勝すると選手の給料上げないといけなくなるぞ!

それくらいですかね、大分へのつっこみどころは。

・選手層が薄いためスタメンはほぼ固定。ぼちぼちお疲れの選手が出てきてもおかしくないはずですが、ベテランのウェズレイや鈴木慎吾も元気にほぼ毎試合スタメン出場。相変わらずの堅守を誇っています。

・またセレッソから拾ってきたデカモリシがいきなりフィット。前田をベンチに追いやって、離脱を繰り返している高松の穴を埋める格好に。いやはや、シャムスカ恐るべし!

・大分の堅守はますます凄みを増し、とうとうナビスコ杯では好調の名古屋を1-1/1-0で勝ち越して堂々決勝進出。シャムスカ監督の卓抜したスカウティング能力により徹底的に相手の長所を消し、ウェズレイがポコっと一点取って、あとはまさに全員で「凌ぎ切る」という、まぁこれ以上ないシンプルな闘いぶりですが、豊富とはいえない戦力で成績を上げるには真に理にかなったもの。

・高度に組織化されたというよりは自陣に引き篭もって、最後は中央で人数をかけて跳ね返しまくり、体張りまくりな守備といった印象を受けるあたり、なんとなく06年浦和に似たところも。一見ボコボコにされながらも集中が全く途切れないあたりは感服するしかありません。

・但し06年浦和のようなはっきりした前後分断ではなく、場合によってはウェズレイ以外の前目の選手にも守備タスクを与えているので、より徹底して守備的といっていいでしょう。必然的に得点力が極端に乏しいのが泣き所。

・これだけ守備が堅いと、どうしても相手は「先制されたら勝ち目がない」と早い時間帯から妙に追い込まれた気分になりがちで、それが変に攻め急ぎになったり、肝心なところで冷静さを欠いたりしてますます大分ペースになってしまうのかもしれませんね。

・金崎がU-19「第6回仙台カップ国際ユースサッカー大会2008」出場のため欠場(しかも故障で合宿離脱)。一方開幕から長期離脱していた家長がついにベンチ入りの見込み。MFエジミウソンが故障でナビスコ準決勝には出場していませんが、浦和戦出場の可否は不明。

・一方の浦和は東京V戦で醜態を晒しておきながら3日間もオフとなり、しかもオフ明けの非公開練習の最後はソフトボール大会&バーベキュー。徹底して疲労回復に重点を置いた練習メニューを組んだようですが(苦笑)、ナビスコ2戦で疲弊した大分に対して運動量、あるいは動きのキレに差を見せつけてくれることでしょうね。

・達也がバーレーン戦90分出場のダメージで大分戦回避・・・orz 故障離脱中の啓太も出場せず。

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<ナ杯準決勝第2戦:大分 1-0 名古屋>

---森島--ピチブー--
-----金崎-----
鈴木-ホベルト-藤田--高橋
-上本--森重--深谷-
-----下川-----

68分:森島→小林宏
83分:ウェズレイ→松橋優
87分:金崎→西山

得点:49分 ウェズレイ

<前節:大分 1-0 京都>

---森島--ピチブー--
-----金崎-----
鈴木-ホベルト-藤田--高橋
-上本--森重--深谷-
-----西川-----

73分:森島→西山
79分:金崎→小林宏
85分:ウェズレイ→高松

得点:22分 森島

<前々節:大分 1-0 大宮>

---森島--ピチブー--
-----金崎-----
鈴木-ホベルト-エジ--高橋
-上本--森重--深谷-
-----西川-----

69分:エジミウソン→小林亮
88分:金崎→藤田
88分:鈴木→小林宏

得点:86分 森重

<前回:大分 2-0 浦和>

---前田--ピチブー--
-----金崎-----
鈴木-ホベルト-エジ--高橋
-上本--森重--深谷-
-----西川-----

65分:前田→小林宏
86分:金崎→藤田

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2008.09.11

阿波&讃岐紀行(7・了)

阿波&讃岐紀行(6)から続く)

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琴平から電車に乗って城下町丸亀へ。

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駅の天井に飾られた凧。丸亀といえば団扇が有名ですが、同じ紙と竹で作るものゆえ凧作りにも力を入れているのかも。

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駅から城へ向けて伸びる商店街はごらんの有様。

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 駅から徒歩10分ほどで丸亀城到着。高石垣の上にちょこんと小さな天守を乗せただけの随分と小ぶりな城ではありますが、これでも全国に12しかない現存天守の一つで非常に貴重なもの。天守はもちろん現存天守の中で最小。

 丸亀城は当初生駒親正が豊臣期に讃岐17万石を与えられ、高松城を本城とした時の支城として位置づけられていました。江戸期に入って当然ながら一国一城令により破却の危機にさらされましたが、時の藩主・生駒正俊は要所要所を樹木で覆い隠し立ち入りを厳しく制限。城を破却から守ったとのこと。

 その後生駒氏が改易となり、山崎氏が5万石で丸亀藩が成立したから丸亀城がその本城となるというやや複雑な歴史を背負っています。現在の丸亀城は山崎氏の後に入った京極氏の手によるもの。

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 大手二の門と一の門。ともに現存。大手一の門は、1670年(寛文10年)に建築され、藩士が太鼓を打ち、刻(とき)を知らせていたことから”太鼓門”とも呼ばれていたとのこと。

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丸亀城の誇る高さ60mの高石垣。緩やかに裾野を描きつつも、上に行くに従って急激にそそり立つ「扇の勾配」。伊賀上野城のような直線的な高石垣と対照的で、熊本城と似たタイプです。天守がしょぼい代わり、この高石垣を全面に出して城に威圧感を加えています。

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 天守は見る向きによって全く印象が違います。端的に言えば瀬戸内海からよく見える側はそれなりに意匠を凝らしていますが、海から見えない側はのっぺらぼうで素寒貧。なんか物凄く見栄っ張りだったような・・・

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一日中氷雨と雪に祟られっぱなしで、若干予定を早めて撤収。瀬戸大橋を渡るのも久しぶりでしたが、視界が効かずにさして面白いこともなく。

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岡山到着。写真はJR四国の誇る電車特急「しおかぜ」。

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 2日ともうどんばかり食べていたからというわけではありませんが、岡山駅で「まるまる穴子寿司(みよしの 950円)」を購入。岡山駅中央入り口近くにある弁当売り場も相当冷えていたようで・・・(´・ω・`)ショボーン

(このシリーズ終わり)

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2008.09.10

病理

ブッフバルト氏浦和アドバイザーで復帰へ(日刊して!08.9.10)

浦和が元監督であるギド・ブッフバルト氏(47)にアドバイザーとして再就任を要請することが9日、分かった。同氏は選手としても活躍し、引退後は浦和、ドイツ2部のアーヘンの監督を歴任したが、現在はフリーの状態だ。12日に来日し、クラブ側が細かい条件を提示する予定。合意に至れば、アドバイザーとしては3度目、04年から06年までの監督時代以来の「浦和復帰」となる。

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|-`).。oO 権限と責任がはっきりしている人の不始末を不問に付したまま、権限と責任のはっきりしない人が増えるっていうやつですね・・・

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阿波&讃岐紀行(6)

阿波&讃岐紀行(5)から続く)

 参詣を終えて山を降ると雪は小降りになっていました。

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 金丸座(旧金毘羅大芝居)。現存する中では日本最古の芝居小屋。

 以前愛媛の内子を訪れた時に内子座を見物しましたが、内子座は大正時代の建設。金丸座は天保年間(1836年)に完成し、その後改築を受けたものの今も現役の歌舞伎専用劇場。歌舞伎には全く造詣がないので

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奈落に降りてみたり

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桟敷に上がっては見たものの

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個人的には正直あんまり有り難味がないんですが(^^; こんぴらさんの参詣客と歌舞伎のファン層は年齢的にかぶる部分が多いでしょうから、観光的にはまさに相乗効果が効いてバイバインですなぁあ・・・

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こんぴらさんの参道には有名な「中野うどん学校」を含め沢山のうどん屋が並んでいますが、そういうところを横目にいかにも地元民向けといったうどん屋に行って見ました。その名も「うどんや」。あまりにストレートすぎてぐぅの音も出ません。

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おばちゃんが2人に切り盛りしているこじんまりした店ですが、麺だけを買いに来た方もいました。

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麺が美味い讃岐うどんは生醤油かぶっかけで食べるのが好きなのですが、雪であまりにも寒かったので「かけうどん大」を注文。400円也。

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帰りはJR琴平駅を利用してみました。正面の大きな三角屋根が目立つ洋風の駅舎。

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昔はこんぴら参りの団体客で賑わったのでしょうが、今は大きな駅舎を少々もてあまし気味。

(続く)

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2008.09.09

阿波&讃岐紀行(5)

阿波&讃岐紀行(4)から続く)

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 早朝から「ことでん」に乗って琴平へ。バブル期に瓦町駅に「コトデンそごう(現在は高松天満屋)」を建ててどツボに嵌り、一度潰れかけた「ことでん」ですが、驚いたことにICカード"IruCa"を導入していました。

「ことでん」は大手私鉄から中古の電車を譲り受けた車両が数多く走っています。上写真は元京浜急行1000系。

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 1時間ほど電車に揺られ、琴平に着いた時には雨が本降りに。琴電琴平駅の背後には高灯篭が。

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 こんぴらさん門前の金倉川に架かっている鞘橋。銅葺唐破風の屋根がかかるアーチ式の木造橋で、鞘橋の名は刀の鞘の様に反った形から来ているとのこと。洪水で何度も架け替えられ、現在の橋は1869年(明治2年)に阿波国鞘橋講中により寄進されたもの。普段は閉鎖され、例大祭の時のみ開放されます。

 「こんぴらさん」こと金刀比羅宮(ことひらぐう)には2度来たことがありますが、本宮が奥深いところにあるので何だかんだといつも時間切れになってしまい、参道をうろうろするだけに終わっていました。よって今回が実質的に初めての参詣です。

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 早朝かつ雨とあって参道前の商店街も人影はまばら。いつもだと呼び込みがうるさくて難儀なんですが。

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 こんぴら名物の「石段かご」も暇そうです。こんぴらさんの石段は登り口から本宮までは785段、奥社まで登ると1368段。

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 一之坂鳥居まで来てもまだまだ境外。左にある狛犬は備前焼。

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 「こんぴらふねふね・・・」がエンドレスで流れる中ようやく大門に到着しましたが、氷雨がとうとう雪に変わってしまいました。なお件の「石段かご」が運んでくれるのはここまで。本宮まで載せていってくれるわけではありません。

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 大門の脇には鼓楼。

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 大門を抜けて旭社へ向けてと伸びる桜馬場。城郭だと「なんとか曲輪」とか「なんとか丸」とか名づけそうなスペースですね。

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 「こんぴらさん」に参拝を望みながらも叶わない人々が飼い犬を代わりに参拝させる「こんぴら狗」。袋には、飼い主を記した木札、初穂料、道中の食費などが入っていました。銅像とこんぴらオヒサルとでは狗のデザインが全く異なりますが、こんぴらオヒサル狗は「ひこにゃん」に相通じるところがあるとぼけた表情が現代的で、銅像狗はちょっと昭和っぽいかなぁ・・・

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 旭社に着いた頃には大雪に。とても温暖な瀬戸内とは思えない悪天候・・・ 旭社は1837年に建立された銅瓦葺の二層入母屋造の建物。神仏分離以前の松尾寺の金堂であり、そのあまりの豪華さに江戸時代に参拝した森の石松は本堂と誤り、ここへの参拝のみで帰ってしまったとか。

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 本宮にたどり着いた頃には雪が降り積もって足元はぐちゃぐちゃに。こんな悪天候でも朝っぱらから続々と参詣者がやってくるのはさすがこんぴらさん。本宮は桧皮葺の大社関棟造りで、御祭神は大物主神と崇徳天皇。

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本宮の左に建つ絵馬殿。こんぴらさんは海の守り神として信仰されており、現在も漁師、船員など海事関係者の崇敬を集め、絵馬殿には航海の安全を祈願した多くの絵馬が掲げられている他、安全祈願をした漁船、タンカーの写真なども飾られています。他の場所でこんぴらさんに奉納された巨大スクリューなんかも見かけました。

下に見える白いボートは堀江謙一氏のマーメード号。

足跡がはっきり判るくらい雪が積もってますがな・・・(´・ω・`)ショボーン

(続く)

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2008.09.08

戦術練習より結束が優先

打倒・大分だ!浦和が3日連続の非公開練習(サンスポ 08.9.7)

 浦和が13日のリーグ再開・大分戦(埼玉)以降の連戦に向けて、3日連続の非公開練習を実施。予定では5、6日だけだったが、7日も継続される。エンゲルス監督は「今週は体力的に追い込んだけど、いい練習ができた」。練習後にはチームの結束を強めるためバーベキュー大会を開く予定だ。

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「練習後にはチームの結束を強めるためバーベキュー大会を開く予定だ。」

梅崎ブログによると予定通りバーベキュー大会が開催された模様。

でも、浦和でバーベキュー大会といえばオジェック解任直前に藤口社長が発した「バーベキュープラン」が思い出されてなりません。その発想は並みの社長では思いつかんわ・・・

良くも悪くも仲良しクラブの浦和。オシムやシャムスカの練習メニューにソフトボール大会はないだろうなぁ・・・

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【観戦記】浦和 1-2 TASAKI

 前半は中盤を田崎に制圧されて攻撃の形ができず。田崎は4-3-1-2のやや守備的な陣形ながらDFラインを極力高く保ち、浦和は田崎のコンパクトな陣形の中でもがくばかり。選手の動きも芳しくなく、集中を欠いたようなプレーも散見。相手のプレスが緩んだ後半になってようやくサイド攻撃の形が出来だしたものの、池田を中心に統率が取れた守備陣に中央でしっかり跳ね返されてこれといった決定機は作れず。

 浦和は両CBにスピードがないところを突かれて前半から何度か決定機を与えてしまいましたから1-2の負けは妥当でしょう。もっとも安藤のPK失敗を筆頭に数少ない決定機をしっかり決めていれば逆の結果になっていたのかもしれず、決定力の差が結果になって現われただけかもしれません。しかし、この試合は総じて中断前の浦和の悪い時の試合そのもので、中断期間中の上積みはほとんどなかったと言わざるを得ないのが何より残念でした。

 主力3人を代表に取られて戦術練習が難しい上に、代表組は田崎の阪口を含めて疲労の色が隠せず。しかも悪いことに今年の浦和は怪我人続出で、しかもその怪我人が中断期間中に誰一人帰ってこなかったため、明らかにパフォーマンスが落ちている選手を代えようにもなかなか代えられない。そういうマイナス要因が積み重なって、残念な中断明けになってしまったものと思われます。

 また運の悪いことに堂園が相手と交錯して前半10分足らずで負傷退場。何の問題があるのかは判りませんが、前節からスタメン落ちしている岩倉が急遽出場を余儀なくされ、案の定前半は大した働きができなかったのも痛手でした(左SHでスタメン出場の堀田もこれといった仕事ができないまま、前半だけで松田に交代を命ぜられましたが)。堂園は痛んでピッチに出た後も全く動けなかったので非常に心配です。

 高橋にボールが入ったところにしっかりプレスをかけ、ボール奪取して素早く前線へ。ボールが取れなくても左右への配球を容易に許さなければOK。どこもクラブもそんな構えでやってきます。庭田がいれば高橋ばかりにマークを集中するわけにはいかないのでしょうが・・・

 第2クールに入って浦和の勝ち点が伸びなくなったどころかINAC、田崎といった中堅どころに敗戦を喫するに至ったのは、浦和の手口がばれちゃって相手の対策が進んだのに浦和が別のオプションを用意できないところに起因しているようでもあり・・・

 炎天下で相手の体力が持たなくなった後半になってようやく高橋が本来の輝きを見せはじめましたが、今後は柳田と安藤がガス欠で切れを失い、後半投入された松田は盛んにドリブルで仕掛けるもののやや空回り気味。そして1トップの北本の出来があんまりで、なんら田崎DF陣に脅威を与えられず。

 柳田CK→土橋ヘッドで反らして高橋ヘッドで1点を返し、なおも浦和は盛んに田崎を攻め立てましたがセットプレー以外ではチャンスに至らず。逆に森本のパスミスからカウンターを喰らって浦和CBの間にスルーパスを通され、快速FWがいとも簡単にCBを振り切ってゴール! 1失点目も百武が自陣深いところで相手に振り切られそうになってファウルを犯し、そのFKを阪口に直接決められたもの。従って2失点ともスピードのある田崎FWにやられたようなものです。

 代表組のコンディションが非常に心配ですが、次節ベレーザ戦はそういう言い訳が効かない相手。前回は堂園の大活躍で快勝しましたが、あの様子だとちょっと出場は無理そう・・・

-----北本-----
-----安藤-----
堀田--------柳田
---森本--高橋---
堂園-矢野--百武-土橋
-----山郷-----

11分:堂園→岩倉
HT:堀田→松田
82分:森本→木原

20080907tasaki1

遠い熊谷開催なのと、高円宮杯@駒場がかぶってしまったのが痛手だったとは思いますが、観客は1600人余と残念ながら中断前から大きくは増えず。

試合終了後、(´・ω・`)ショボーンな雰囲気が漂いまくる中で催された代表組帰朝報告会。安藤はその後クリアファイルの配布だとかサイン会とかに借り出されて大変でしたが、今日の試合内容だベテラン組は飲み屋で反省会でしょうなぁ・・・・

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2008.09.07

【TV観戦記】バーレーン 2-3 日本

 前半は前目から積極的にプレッシャーをかけて、FK&PKで2得点。後半は達也がドリブルで仕掛けて相手DFを退場に追い込み、数的有利を得てさらに1点追加。これで終れば完璧な試合でしたが、最後に非常にくだらない形で2失点を喫し、「画竜点睛を欠く」どころか最後に硯箱をひっくり返して竜だか蛇だか判らない有様になってしまいましたが、それでも一応アウェーで勝ち点3。良い形でアジア最終予選のスタートを切ることができました。

-----玉田-----
-----達也-----
松井-------中村俊
---遠藤--長谷部--
阿部-闘莉王-中澤-内田
-----楢崎-----

69分:松井→中村憲
78分:玉田→佐藤寿
85分:長谷部→今野

 夜になっても酷暑ということで、日本がどう闘い方を変えてくるかに注意してみてましたが、前半は至って普段どおり。両FWを手初めに前目からプレッシャーを掛け、高い位置でボールを奪って細かくボールを回しながらサイドから攻撃。ただバーレーンのロングボール攻撃を警戒してか、両SBの攻撃参加が控えめな印象を受けました。

 相手のプレッシャーがきつくなるエリア周辺でのミスが多く、ボールを回している割には可能性のあるシュートは達也の振り向きざまのシュートだけでしたが、それでも積極的に仕掛けてファウルをもらうという日本の狙いは的中。FKで中村俊が先制し、その後もCK、FKのチャンスを獲得。FK後の流れで相手DFがハンドを犯してPKとなり、遠藤がコロコロPKを決めて2点目。バーレーンのGKは遠藤のコロコロを知らないのか、早々と動いて墓穴を掘ってましたw

 体力が残っている前半に2点先制と日本の狙い通りに試合が進んで、焦るバーレーンの後半立ち上がりの攻勢に対して日本はやや引き気味に構えてカウンター狙い。達也が2人を相手にドリブルを仕掛け、抜け出しかかったところで後ろから倒されて既に1枚イエローをもらっていたDFを退場に追い込むことに成功。

 すかさず岡田は前半イエローをもらい、かつ少々痛んでいた松井に代えて中村憲を投入。数的優位を得て日本はゆっくりパスを回しながら、機を見てDFラインの裏へボールを出して時間を使いながらも追加点を狙いに行く姿勢。中村俊が再三シュートを躊躇うなどボールは回せど決定機には至らないという「日本病」が顔をのぞかせる時間帯が続きましたが、中村憲のミドルシュートが決まって待望の3点目。相手DFに当たってコースが変わったのが幸い。

 残り5分。一人少ない相手は戦意喪失で、誰もが3-0のまま試合終了と思ったことでしょうが、ここからなんとバーレーンが2点を奪い返してしまいます。1失点目は日本左サイドでのプレスが甘く、しかも斜めに入ったボールに対してなぜか今野が足を伸ばすこともなくスルー。ボールがあっさりイサに通ってしまいました。守備固めで入れたはずの今野が何の役にも立たないどころか、失点に絡んでしまうのが選手交代の難しさ。長谷部を代える必然性は全くなったような・・・

 選手交代といえば玉田→佐藤寿も不発。玉田を下げるのはOKですが、入れるのは玉田よりもさらにキープ力がなく、しかも長い距離は走れず、エリア内で勝負してナンボの寿人かぁ???

 さらに大笑いなのは闘莉王と楢崎の連携ミスによる2失点目。闘莉王がヘッドで返したボールはそのままゴールにコロコロ・・・

 最後のドタバタ劇でなんだかなぁな試合になってしまいましたが、まぁW杯予選は結果が全てなのであんまり悲観せんでも。ただ岡田の選手交代が陰に陽にドタバタ劇を招いた気がしてなりませんが・・・

 左SBに入った阿部。攻撃参加は期待されず、専ら守備要員&セットプレー要員だと思っていましたが、やはり無理があったような・・・

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2008.09.06

【店名変更】ぽっぽっ屋@湯島

湯島駅すぐ(天神下交差点左入ル)。平日夕方に来訪。先客ゼロ、後客2。

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有名店の支店ですが、驚くほど狭い!4人掛けのカウンターと4人掛けのテーブルが一つあるだけ。それなのにスタッフは2人いました。

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らーめん(700円)を注文。野菜増し、脂増し等のオプションは食券を渡す時に告げるシステムで「野菜増し」にしてもらいました。但しニンニク増しと味濃いめは卓上のものでなんとかしてくれとのこと。

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蕨の「らーめん大」なんかと同じく、いわゆるライトな二郎。背脂どろどろの醤油とんこつですが、二郎ほど脂っぽくもなければ塩辛くもなく、野菜の甘みも加わって食べやすい感じ。ただちょっと醤油が立っているかな。

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麺は浅草開化楼の極太麺。しかも非常に硬くてごわごわした仕上がりなのでちょっと好き嫌いがあるかもしれません。私はこういうのが大好きで、麺がどろどろスープに浸かっていても最後まで飽きずに食べられます。野菜増し(野菜といっても大半がモヤシで玉ねぎやキャベツは少々入っている程度)にすると最初に野菜を少々片付けて野菜の山を崩さないと食べにくくて仕方がないのですが、その後は野菜と麺を混ぜて食べると脂っぽさが気にならずに良い感じ。

チャーシューは小さめのが一枚だけでしたが、柔らかく崩れてゆくタイプ。これも二郎より食べやすくて大いに結構でした。

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2008.09.05

三菱自グループとしての浦和

今朝の日経から。

三菱自動車のロシアでの自動車販売が好調。日米不振を補って、08年4-6月期の営業利益は過去最高を更新とのこと。

三菱自は04年にリコール隠し問題による販売低迷や北米事業の不振で巨額の赤字を計上するに至りましたが、その後新興国市場への進出に力を入れています。今朝の日経には載っていませんが中東での販売も伸びているようです。

で、翻って今年の浦和。

フロントの大迷走に始まり、その後の監督選任、選手補強などを見るととてもアジア連覇を本気で狙っているとは思えない有様。それにも関わらずハートフルクラブが熱心にアジア各地で活動しているのを不思議に思っていましたが、あれは「三菱自動車の販売戦略の一環なんだ」「”今後とも三菱自動車グループの一員として精一杯販促活動に努めますので、第三者割り当てのほうは一つご検討のほど”という社長のメッセージなんだ」と考えるとなんとなく腑に落ちました。

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阿波&讃岐紀行(4)

阿波&讃岐紀行(3)から続く)

 香川県に来たからには欠かせないのが讃岐うどん。昔は「恐るべきさぬきうどん」を片手に製麺所巡りをしたこともありますが、讃岐うどんがブームになってから有名どころは軒並み混むようになったので、最近はもっぱら街中の一般店、セルフ店で済ませています。そんなありきたりの店でも全国的に見ればハイレベルで、同じ小麦文化圏ながら北関東のうどん屋では全く太刀打ちできません。

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 高松駅構内に店を構えているのが「連絡船うどん」。改札内から店に入るのがメインなのですが、一応駅の外から店に入ることもできます。ただ入り口が非常に狭くてあくまでも「一応」という位置づけ。店の外にテーブルが置いてあって、混む時はそこで食ってくれということなのでしょう。

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 「じゃこ天うどん」(450円)を注文。じゃこ天なしでも330円しますから、ここらのうどんとしては破格に高い! 

 ホーム側のカウンターを観察していると駅員・乗務員も含めて次々と客がやってきました。割高ではありますが、ロケーションの良さゆえ地元でそれなりの人気を博しているのでしょう。

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 城巡り等をこなして小腹が空いたところで兵庫町にある「こんぴらや」に入ってみました。
 
 こちらはいわゆる「セルフ」の店。お盆を持ってうどんを注文。後はお好みで天ぷら等トッピングを載せて最後に清算。全国展開している「はなまるうどん」と全く同じです。店の間口は狭いけれども奥行きが相当深いのが特徴。煮詰まった感じのオヤジがパラパラと座っていました。「兵庫町店」とありますが、チェーン店なのかどうかは確認できず。

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 温玉ぶっかけがお勧めだったので早速注文。290円と標準的な値段です。

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 変り種のメニューが沢山!この辺りが製麺所のうどん屋とは全く違うところ。

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 近所に「はなまるうどん」がありました。全国展開チェーン店で、今は東京に本社がありますが、高松が発祥地。舌の肥えた高松市民はこういうチェーン店に見向きもしないかと思えばさにあらず。店内は学生達で結構賑わっていました。

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 翌朝早くに訪れたのは高松駅の近隣に店を構える「味名登家」。「連絡船うどん」よりも開店時間が早いせいか、三々五々駅員がやってきます。

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店内はうどん屋というよりは限りなく煮詰まった一杯飲み屋風で、おでんが置いてありました。

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 ぶっかけにちくわ天を載せて340円也。

 ややタイプの異なる店を3つ訪れてみましたが、讃岐らしいしっかりした歯ごたえのある麺で、それぞれにおいしゅうございました。

(続く)

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2008.09.04

これも一つの空回りか

21日さいたまダービー初実況解説なし(日刊して! 08.09.04)

 21日に行われる大宮-浦和の「さいたまダービー」が、Jでは初の「実況&解説なし」でテレビ中継されることが3日、分かった。独占生中継するスカパーの新たな試みで、スタジアムの臨場感を優先するのが狙い。映像は通常通りだが、音声はサポーターの応援とピッチ上の選手の声、主審の笛くらい。放送開始時間も同局で初めてキックオフ70分前と、応援合戦からたっぷり生中継する。試合終了後の両軍監督インタビューは通常の「中継モード」に戻る。

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|-`).。oO  そんなことより、スカパー以外中継がないことのほうが問題なんですが・・・

大宮が狭い泣くスタでの開催を決断したことで赤サポはもちろん、大宮サポにもチケ難民続出。しかも大宮が過剰反応としかいいようがない運営方針を打ち出していることもあって、ネット上では喧喧諤諤。当然ながら当日は試合開始前から混乱が十二分に予想されますが、なんか共にエネルギーの注ぎどころが間違っているような・・・

チケットの行方だとか当日の所業なんかよりも、このところ大宮に勝っていないどころか試合内容では完敗を喫し、「弱いほうのさいたま」の名を欲しいままにし、しかも直近国立でクソ試合を繰り広げた浦和の行方のほうが遥かに気になりますねぇ・・・

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阿波&讃岐紀行(3)

阿波&讃岐紀行(2)から続く)

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 久しぶりに徳島へやってきたはずですが「見るべきものは見た」という気分になったので、いきなり香川へ移ります。四国島内の移動には高速バスが安くて便利。JR四国はもはや高速バスの走らない小都市を結ぶことに活路を見出すしか手立てがないようです。

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 JR高松駅周辺の再開発も一段落したのでしょうか。あまりにも駅周辺が変わりすぎて、宇高連絡船が走っていた頃の高松駅の姿を思い起こすのも難しくなってしまいました。

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 JR高松駅の向かい、琴電高松築港駅裏に高松城址があります。かつては城壁が瀬戸内海に直接面し、外濠・中濠・内濠の全てに海水が引き込まれ、城内に直接軍船が出入りできる本格的な海城でした。

現在の高松城は1587年(天正15年)に豊臣秀吉から讃岐に封ぜられた生駒親正が88年に築城開始、90年に完成を見たものが基礎。その後生駒氏に代わって高松に入った松平頼重、松平頼常によって改修を施されています。

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二の丸から鞘橋を渡って本丸へ入る予定でしたが、高松城本丸は石垣の補修工事の真っ最中。本丸に建っていた天守は三重四階(地下一階)で四国最大級、しかも最上階がその下よりも若干大きい「南蛮造」と呼ばれる独特の形状をしていましたが、明治期に破却されてしまいました。現在数少ない写真をもとに天守復元へ向けて動きがあるようです。

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高松城には天守が残っていないため、現存の月見櫓が事実上城の顔。往時はこの櫓が海に面して船の発着を監視していたことから「着見櫓」とも呼ばれています。月見櫓には水手御門・渡櫓が連続しています。

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艮櫓も現存のものですが、残念ながら位置は大きく変わっていて、かつての太鼓櫓の上に据えつけられています。

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艮櫓をかすめるように琴電が走っています。逆に言えば電車の窓から高松城址が見える一瞬でもあります。

高松城の別名「玉藻城」は、万葉集で柿本人麻呂が讃岐の国の枕詞に「玉藻よし」と詠んだことにちなんで、このあたりの海が玉藻の浦と呼ばれていたことによるとのこと。

(続く)

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2008.09.03

新人獲得レース連敗中ですが何か?

スポニチ(08.09.03)から。

”浦和が来季の新戦力として大学屈指の左サイドバック、阪南大の野田紘史(4年)に獲得オファーを出す可能性が高まった。中村強化本部長によれば、8月31日の天皇杯・大阪府代表決定戦の阪南大―アイン食品戦を直接視察し、能力の高さを再認識。今月中には浦和の練習に参加することが決定した。”

|-`).。oO 必要なのはどちらかといえば右SB=暢久の後継者なんじゃないかな?

また弱化本部長が「絞った!」とか「一本!」とか言い出さねばいいのですが・・・左SBは最適ポジションではないとはいえ相馬を抜かないといけないので・・・今年一年を棒に振ったとはいえアレックスもいますし・・・

阪南大って首都圏ではほとんど馴染みがありませんが、そこそこJリーガーを輩出しています。最近のヒット作は深谷@大分。ちなみに伊野波は途中で休学して瓦斯→鹿島。

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阿波&讃岐紀行(2)

阿波&讃岐紀行(1)から続く)

地元の方には毀誉褒貶があるかと思いますが、徳島に来たら徳島ラーメン大ブレイクのきっかけとなった「いのたに」は外せません。

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 本来は10時半から開店なのですが、冬の土日は観光客が多いためか10時過ぎには暖簾が出ていたので早速入店。なんと先客が5~6名いました。

 食券制。といってプラスチックの札が食券代わり。メニューは「中華そば」のみ。肉入り/肉なし & 大/中 の区別がありますが「肉入り中盛り(550円)」を注文。さらに「めし(150円)」と「玉子(50円)」を追加。「ライス」ではなく「めし」と表記するのがいのたにの特徴です。

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 一見して濃そうです。玉子の白身がかかっているところだけ透き通って麺が見えるのが妙な按配。

 スープはとんこつベースながらかなり醤油の味が立っています。肉はその醤油が浸みすぎるぐらいに浸みています。ご飯のおかずには最適でしょうが、これだけ食うのはちょっと辛い。麺は細麺でやや縮れがかっています。これだけでは濃い目のスープに負けてしまうので、生卵を絡めて食べるとまろやかな味わいになります。徳島ラーメンに玉子がつき物なのは麺を美味しくいただくための工夫なのかもしれません。

 「中盛り」といっても麺の量は少なめ。味付けが濃い肉やスープの出来からしてハナからご飯のおかずとしてラーメンが作られているのが丸わかりのラーメンです。「いのたに」に半ライスはなく、「めし」と称するどんぶり飯しかないのはその何よりの証拠でしょう。

 生卵を落としたのにスープが濃いのであまり飲めないというのはやや勿体無い感じも。またスープのコクが薄いのも気になりました。ご飯のおかずとしては十二分に評価できますが、ラーメン単体としてはそれほど高得点は付かない。そんな感じですね。

(続く)

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2008.09.02

阿波&讃岐紀行(1)

先日、今年の天皇杯で四国・丸亀に行く可能性があることを紹介したばかりですが、どうも今回の丸亀行きは個人的に今一つ気乗りがしないのが正直なところ。

それはその前の週に札幌へ行き、さらに月末には大阪行きが控えているという、コスト的に「前門の虎、後門の狼」状態だというのも理由に挙げられんこともないんですが、それ以上に「丸亀は昨オフに行ったばかり」なんですわ。

っちゅーことで、何かの参考になればと思い、半年以上も前の話ながらその時の模様を逐次紹介しておきます。

もちろんこの情報が全て何の役にも立たないという可能性もあるんですが(´・ω・`)ショボーン

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といっても真っ直ぐ丸亀どころか香川県にすら入ったわけではないので、しばしお待ちを。

 暇を見つけては全国あちこち飛び回っていますが、徳島に来るのは十数年ぶり。個人的にこれほど長い間ご無沙汰にしている県は他にありません。

・J1チームがない(浦和J2時代には徳島ヴォルティスもなかった)
・ローカル私鉄がない
・著名な温泉がない
・著名な史跡がない

等々疎遠になる理由がいくつか思い当たりますが、実に久々に徳島に足を運んでみました。

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 夜行バスで徳島着。東京から徳島へは鉄道で行きにくい上にJALしか飛んでいないためか、飛行機の価格設定が強気なのが困り者。

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 徳島は地方都市には珍しく駅前が賑わっていますが、さすがに早朝で人影はまばら。歩道橋から眉山(07年の映画にもなりました)が見えますが、山頂からの景色が良いだけで特段見るべきものはなさそうなので、今回は割愛。

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 徳島城址は徳島の駅裏にあります。跨線橋からディーゼルカーの車庫が一望。国鉄時代からほとんど変化がありません。

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 徳島城址は残念ながら現存の建造物は皆無。徳島は大坂の役以降一貫して蜂須賀家が25万石の大封をもって治めていましたのでかなりの規模の城址が残っていそうなものですが、明治時代に徳島城が廃城となった後に鷲の門を除いて全建造物が破却され、唯一残った鷲の門も1945年の徳島大空襲によって焼失。現在の鷲の門は1989年9月27日に徳島市制100周年を記念して復元されたものです。

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下乗橋を渡って大手門へ。石垣の上には当然ながら本来は櫓が建っていました。

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御殿跡には現在「徳島市立博物館」が建っています。博物館の背後にある城山へ。

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東二の丸跡。3層3階の天守が建っていましたが、明治に破却されて今は何も残っていません。天守台はもともとなかったようです。また本丸ではなく二の丸に天守が建てられた理由は不明。

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本丸の周囲を固める高石垣。武骨で古風な石垣です。

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本丸にも特段何もありませんので西二の丸・三の丸を伝ってそそくさと下山。

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西三の丸は現在上水道場になっていました。城址の活用法としては珍しい例かも。

(続く)

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2008.09.01

竹田&別府~アウェー大分2008

「丸福のとり天」から続く)

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 城巡りととり天だけではもったいないのでしばし竹田の街を散策。

 岡城の麓にある広瀬神社。中央の胸像は軍神第1号「広瀬武夫」のもの。日露戦争・旅順港閉塞作戦時の戦死で有名ですが、竹田市出身とは知りませんでした。ただ亡くなってすぐ神社が出来たわけではなくて、神社が出来たのが1935年というのが時代の雰囲気を思わせるものがあります。

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こちらは隠れキリシタン洞窟礼拝堂。隠れキリシタンといえば長崎県一帯や天草が有名ですが、竹田にもその遺構が残っているのは大友時代にキリスト信仰が広まったためなのかも。

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広瀬神社からやや下った一帯には武家屋敷も。

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 店先に飾られた「姫だるま」。竹田が誇る工芸品です。

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 竹田からバスと電車を乗り継いで、旅の終わりは別府の湯。竹田は熊本空港が近いのでそこから帰京すれば楽だったのですが、予約を取る時にそこまで頭が回りませんでした(笑)。同じ大分県内とはいえ、移動も楽ではありません。

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 別府の湯はどこもかしこも熱いのが難点。従って夏に訪れるのは得策ではないのですが、温泉通の赤サポにメールして比較的ぬるいところを紹介していただきました。鉄輪の「神和苑」。海地獄の傍にあります。

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神和苑は青い湯で有名。

豊後高田や竹田は大分から遠く、しかもややマイナーな観光地とあってあからさまな赤サポは見かけませんでしたが、別府となるとどこもかしこも赤サポだらけ。

脱衣所に入るといきなり知人の赤サポが裸で寝そべっていたのには参りましたが、露天風呂にいた先客3人も話を聞くとはなしに聞いているとやはり赤サポ・・・orz

(このシリーズ終わり)

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