ひたちなか海浜鉄道(下)
(ひたちなか海浜鉄道(上)から続く)
那珂湊の観光名所といえば反射炉跡くらいで、それ以外はさしたるものはありません。っちゅーか、大抵の方は那珂湊といえば漁港であり、海産物販売センターであり、海の幸の食い倒れ処でしょう。
っちゅーことで、「おさかな市場」にも立ち寄ってみました。といっても海産物自体に興味は無いので、専ら食い倒れのほう。
黄色い毒々しい外観がアレですが、流行っているっぽかったのでこの店に突入。昼飯にもちょっと早いか!という時間帯でしたが、店内は結構な賑わい。お前ら他にやることはないのか!!!と思いましたが、オマエモナーという反論が容易に浮かぶのでそんなことはおくびにも出さないのが大人の心構え。
貧乏性なので一皿あたりの値段をすかさずチェックしにゆくわけですが、大体のものは一皿210円。近所の回転寿司屋の倍なので漁港といっても安くはありません。ネタで勝負!っということなのでしょうが、いかんせん近所ではほとんど食っとらんので値段相応の差があるのかどうか確認できず。
すぐに判ったことは、この店はネタのでかさが売り物でした。その代わりシャリがちょっとパサパサしてイマイチだったような・・・
たまに国旗をつけた寿司がやってきます。最初は原産地を示したものかと思ったのですが、どうもそうでもなさそうな・・・
満腹になった後は一通り販売センターを冷やかして回ります。鹿島産の牡蠣って初めて知りました。
回転干物は漁港でよく見かける光景ですが、クリスマス飾りはねぇだろうwww
那珂湊駅へ戻って終点阿字ヶ浦へ歩を進めます。
阿字ヶ浦は素寒貧とした無人駅。海水浴場が近くにありますが、駅は段丘の上にあるので海辺の駅という感じは全くしません。
駅構内にはボロボロになったディーゼルカーが留め置かれていましたが
いったいいつの奴やねん!
坂を下ると太平洋が見えてきました。
プレハブ造りの古色蒼然とした「海の家」。いや昔の海の家は木造だったか(^^?
夏の終わりは雨続き。久しぶりに晴れ間の差した日でしたが、風がやや冷たいためか、浜辺に出ている人は数えるほど。夏の終わりどころか、秋の訪れを思わせる光景でした。
(このシリーズ終わり)
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