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2008.09.18

【TV観戦記】アルカディシア 3-2 浦和

 終盤に1点差に追いついてなんとか第2戦のホームゲームに準々決勝突破の可能性を繋ぎましたが、実にお寒い試合内容。終始守備的に闘っていたように見受けられましたが、FK、FK、PKと全部セットプレーながら3点もぶちこまれてはお話になりません。厳しい気候条件、慣れないピッチと言い訳はあるでしょうが、攻守の切り替えが緩慢で、至るところで後手後手に回り続け、しかもミス続出では勝つどころか引き分けに持ち込むのも難しかったと言わざるを得ません。

-----エジ-----
--ポンテ-----永井
相馬-阿部--細貝-暢久
-坪井-闘莉王-堀之内-
-----都築-----

71分:細貝→平川
77分:永井→高原

 ゲルトは前節大分戦から高原、平川に代えてエジ、暢久を起用。中3日での闘いですからターンオーバーを採用するのは結構ですが、不思議だったのは暢久の位置。永井を右に張り出してそこを基点に攻めたい意図は明確(前半の得点はまさにその形)でしたが、その代わりに暢久は中に入り気味で3ボランチみたいな格好。後半は相馬がかなり高い位置にいたので見ようによっては3-3-3-1みたいな形になっていましたが、残念ながらこれがほとんど機能していなかったような・・・なんか慣れないことをやって自爆したような・・・マジックのネタが切れて話術で繋ごうとしたけどギャグに往年の切れがない晩年のマジシャン、それがゲルト。 

 まぁ浦和の動きがあんまり(特に代表疲れの阿部がさっぱり)だったので、どのようなフォーメーションで臨もうとも結果は似たようなものだったかと思います。浦和は中盤でボールが取れず、アルカディシアに良い様にボールを回されてしまいました。そして深い位置でファウルを犯してFK。このパターンで2失点。ベンアシュールのFKはいずれも見事なものでしたが、1点目はすらした相手がどフリー、2点目は都築が意表を突かれたか反応できずとなんか浦和の情報不足を露呈したような気がしないでも・・・

 ただアルカディシアはボールこそしっかり回すものの浦和の最終ラインを打破するアイデアがなくシュートで終れない(結局流れの中から惜しいチャンスは後半早い時間に1本あっただけか?)ので、いくらでもカウンターが狙えそうな感じがしましたが、浦和はそもそもボールを奪う位置が低い上に攻守の切り替えが遅くて易々相手の帰陣を許すテイタラク。前半の1点は暢久のスローインからどフリーの細貝→右サイドに張った永井→エジミウソン!!!と相手が守備陣形を整える前に攻めきった見事なものでしたが、カウンターで掴んだチャンスは後にも先にもこれっきり。

 先手を取ったアルカディシアはベタ引きで防戦。なんか2戦続けて大分と闘っているような気がしてきましたが、浦和は時間の経過とともにポンテが精彩を欠くといった状態を通り越して使い物にならなくなってからというもののアルカディシアを崩せる気配なし。3ボランチが誰一人攻撃に絡まない(強いて言えば細貝が絡むくらいか)上に、最前線がエジだけではいかにもしんどい。

 それでもエジミウソンがいつになく好調でポストプレーをそこそここなしていた(相手DFがあまりガツガツ来ないのが幸いしていたかも)だけはなく、ラストパスにちゃんと反応していたので、ポンテが働いていた時間帯はエジとの絡みでチャンスもあったのですが、ポンテが機能しなくなってからは攻撃の形を作れず。相馬が左サイドを抉ったところでフォローもなければ、クロスもお話にならず。闘莉王はお疲れのためか、攻撃参加を自重したまま。

 2失点目を喫し、戦局がこう着状態に陥ってからゲルトの放った手はなんと細貝→平川。細貝が相手ともつれてイエローを1枚もらったためなのかもしれませんが、中盤で相対的にマシだった細貝を代えるますかぁ??? しかも代わって入るのは攻撃的とは言いがたい平川。暢久は中盤の左へ回って相変わらずボランチの一角を占めていましたが、このシフトも何の効果もなし。さらにゲルトは後半消えてしまった永井に代えて高原を投入しましたが、これまた不発。中盤死んでるのにFWだけ入れてもなぁ・・・ 同時にポンテを下げてセルか梅崎を入れるべきでしょうに、大分戦で交代を命じたポンテに激昂されてゲルトは怖くなったのか(笑)

 さらに攻守の切り替えが遅い浦和は同点を焦って前掛りになるとしっかりカウンターを喰らいます(苦笑) 闘莉王は深い位置でボールコントロールに失敗して相手に抜け出され、慌ててフォローに入った堀之内が相手をタックルしたような格好になって2枚目のイエローで退場。エリア外でのファウルだったと思いますが、イランの主審はPKを宣告。これをK・ムタイリが難なく決めて致命的な3失点目。

 一人少なくなった浦和は最後の最後で闘莉王をエリア内に突入させたのが効いてエジが1点を返してなんとか次戦に望みを繋ぎましたが、ホームとはいえ大宮戦から中2日で迎える厳しい試合。阿部・闘莉王の代表組は早々と疲労困憊、堀之内は出場停止、啓太・達也は故障中で間に合うかどうかといった状況。勝つしかない試合で監督、選手が前向きに開き直ってくれることに期待するしかありません。

P.S.

 せっかくターンオーバーを採用したのに交代枠を一人余すっていったい何なんでしょう? ポンテ、阿部、相馬など動けなくなっている選手は何人もいたのに。しかもアウェーでのACL緒戦ということで守備的な闘いを志向しているのにベンチに高原、セル、梅崎、岡野と4人も攻撃的な選手を揃えるというアンバランスさ。いやはやなんともかんとも・・・

P.S.2

(浦和オヒサルからゲルト監督コメント)

>後半も守るより、もう1点取ろうという目標があったが、またFKでやられてしまった。その後はゲームをコントロールできなくなってしまった。

|-`).。oO 相手が盛んにラフプレーを仕掛けてきたわけではあるまいし、ゲームがコントロールできなくなったのは半分以上監督のせいでしょうに・・・

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