阿波&讃岐紀行(4)
(阿波&讃岐紀行(3)から続く)
香川県に来たからには欠かせないのが讃岐うどん。昔は「恐るべきさぬきうどん」を片手に製麺所巡りをしたこともありますが、讃岐うどんがブームになってから有名どころは軒並み混むようになったので、最近はもっぱら街中の一般店、セルフ店で済ませています。そんなありきたりの店でも全国的に見ればハイレベルで、同じ小麦文化圏ながら北関東のうどん屋では全く太刀打ちできません。
高松駅構内に店を構えているのが「連絡船うどん」。改札内から店に入るのがメインなのですが、一応駅の外から店に入ることもできます。ただ入り口が非常に狭くてあくまでも「一応」という位置づけ。店の外にテーブルが置いてあって、混む時はそこで食ってくれということなのでしょう。
「じゃこ天うどん」(450円)を注文。じゃこ天なしでも330円しますから、ここらのうどんとしては破格に高い!
ホーム側のカウンターを観察していると駅員・乗務員も含めて次々と客がやってきました。割高ではありますが、ロケーションの良さゆえ地元でそれなりの人気を博しているのでしょう。
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城巡り等をこなして小腹が空いたところで兵庫町にある「こんぴらや」に入ってみました。
こちらはいわゆる「セルフ」の店。お盆を持ってうどんを注文。後はお好みで天ぷら等トッピングを載せて最後に清算。全国展開している「はなまるうどん」と全く同じです。店の間口は狭いけれども奥行きが相当深いのが特徴。煮詰まった感じのオヤジがパラパラと座っていました。「兵庫町店」とありますが、チェーン店なのかどうかは確認できず。
温玉ぶっかけがお勧めだったので早速注文。290円と標準的な値段です。
変り種のメニューが沢山!この辺りが製麺所のうどん屋とは全く違うところ。
近所に「はなまるうどん」がありました。全国展開チェーン店で、今は東京に本社がありますが、高松が発祥地。舌の肥えた高松市民はこういうチェーン店に見向きもしないかと思えばさにあらず。店内は学生達で結構賑わっていました。
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翌朝早くに訪れたのは高松駅の近隣に店を構える「味名登家」。「連絡船うどん」よりも開店時間が早いせいか、三々五々駅員がやってきます。
店内はうどん屋というよりは限りなく煮詰まった一杯飲み屋風で、おでんが置いてありました。
ぶっかけにちくわ天を載せて340円也。
ややタイプの異なる店を3つ訪れてみましたが、讃岐らしいしっかりした歯ごたえのある麺で、それぞれにおいしゅうございました。
(続く)
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