駒場の終焉
来年からシーチケに駒場開催分は含まれず、優先購入券に変更。
降格もステージ制覇も見届けてきたこの座席、この角度から浦和の試合を見るのもこれで最後かと試合前はちょっと感傷的になりましたが、浦和は美しい思い出(いや、むしろほろ苦い思い出か・・・)を胸にしまって駒場に別れを告げるべき時なのでしょう。
もともと弊ブログは「浦和が駒場死にチケ問題に対して有効な策を打ち出せないのなら駒場開催廃止」という立場でしたが、先の京都戦を見るともはや「死にチケ」は問題の一つでしかありません(今回の死にチケもソールドアウトにも関わらず観客16,000余と酷いものでしたが・・・)。
05年くらいからもう駒場はホームではないと感じはじめ、今年春のナビスコ京都戦でもその思いを新たにしたつもりでしたが、もはや駒場特有の緊張感、熱気、興奮、絶叫、野次、怒号、時折起こる赤サポ同士の喧嘩等々、浦和を浦和たらしめた諸要素はすっかりなくなってしまいました。それは駒場全盛期を知らない世代が増えていることを映し出したものかもしれませんし、駒場シーチケ保有者の高齢化も無関係でないような気もしますが、これが駒場に別れを告げるべきだと考える最大の要因です。
おまけに酷いピッチ状態。なんでこうなってしまったのかは全く判りませんが、ホームチームが慣れないピッチ状態に苦しめられるって絶対にあってはいけないこと。
黎明期を支えていただいた旧浦和商工会への謝意として少数ながら駒場開催を残してあるものと推察しますが、もはや駒場開催はトップチームを勝たせるという点ではもはや何一つ良いことがありません。
老朽化問題も浮上したことですし、来年の藤口社長の課題はトップチームの駒場開催に幕を引くことだと思います。
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