木根川橋(上)
さだまさしの大昔のアルバム「夢供養」に収録されていた「木根川橋」の舞台が気になって、思い立って検証の旅(というほど遠くもないですが)に出てみました。
木根川橋の所在はすぐに判りました。葛飾区で京成押上線・四ツ木駅のすぐ近く。なにせ関西育ちなもんで、歌を聴いたじぶんは「曳舟・押上・浅草」の位置関係なんて全然判らず(いまでも荒川の向こう側はよく判りませんが・・・)あれこれ想像を巡らして、小さな川に架かる木造のせこい橋だろうと勝手に思い込んでいたのですが、なんと荒川・綾瀬川を一気に渡る巨大な鉄橋でした! ただ荒川を渡る他の橋に比べると幅狭なのは否めないところ。
荒川土手の忘れちゃいけない毎度毎度の草野球
木根川橋から見下ろせる河原では少年野球。でも揃いのユニフォームで打者はヘルメットを被っているし、キャッチャーはもちろん防具付き、審判は大人がやってますから草野球じゃありませんね。
木根川橋から水道路抜けた白髭神社の縁日は
アセチレンたいてあんずあめ売ってますか
今回もっとも難儀したのが「白髭神社」。白髭神社って木根川橋近くに3つもあって、それどころか滋賀県高島市の「白鬚神社」を総本宮として全国いたるところにあるとのこと。
決め手となる「水道路」がこれまたさっぱり判らない。木根川橋東詰からやや南に「水道橋」というバス停がありました。
ここから北東へ真っ直ぐ延びる道が「水道路」で、その先にある「白髭神社」がおそらく歌の舞台なんだろうと推察を付けましたが・・・
新しい絵馬も数多く掛けられていて地元の方々の信仰の場として機能しており、舞殿も備わってそこそこ立派な神社ですが、ただアセチレン焚いてあんず飴売っているような屋台がぞろぞろ出せるほど境内は広くないですね。
(続く)
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