木根川橋(下)
(木根川橋(上)から続く)
木根川薬師の植木市の日には今でも必ず雨が降りますか
木根川薬師は「木下川薬師」と書くのが通例の模様。こちらはかなり歴史のあるお寺のようで、正式名は「青竜山薬王院浄光寺」。伝えられるところでは創立は860年(貞観3年)3月で、本尊薬師如来は伝教大師の作とのこと。いったん兵火で焼失したが、僧別当証田が薬師堂を再建。1591年(天正19年)に徳川氏薬師供料として五石御朱印を賜り、長くその祈願所とされたとのこと。
徳川家康が江戸に入ったのが1590年ですから、既にその時点で有力寺院として知られていたということです。
こちらは植木市が催されてもなんら不思議はないほど境内が広く、おまけに横に幼稚園が併設されていました。
曵舟、押上、浅草の
木根川薬師を訪れた後、ぷらぷら上野(!)まで歩いて戻ったわけですが、チャリンコ転がして木根川橋を渡って浅草へ遊びに行こうとすると確かに「曵舟、押上、浅草」の順番に通るんですな。荒川渡って墨田区を横断してさらに隅田川を渡るので近くはないですが。
曳舟。周囲は再開発の真っ最中。冴えないボーリング場兼打ちっ放しゴルフ場みたいな娯楽施設が曳舟駅の入口。
押上周辺は「新東京タワー」建設へ向けてこれまた大工事中。東武電車の車庫がちょこっとありました。
西日を浴びる浅草駅。東洋・西洋問わず外国人観光客だらけですななぁ・・・
(終わり)
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