ナビスコ杯U-23化
・スポーツ紙等を通じて観測気球をぶち上げる、いつもの手法。たとえ反対意見が多いと予想されようとも、真面目に議論してもらうこと自体が目的なので、今のところ犬飼会長の思う壺。
・で、ナビスコ杯のU-23化。これ自体はそんなに悪くない話でしょう。サテライトリーグが選手育成の場として機能していないので、その発展的解消形としてナビスコ杯を位置付ける。また同じカップ戦の天皇杯とはっきり差別化する、これも重要。
・実戦経験の場をどんどん踏ませるべく、J2クラブも入れて試合数を増やしてもいいかも。
・但しU-23だと大卒がノーチャンスになるからU-25くらいが妥当だろうし、五輪やユース代表の試合と被って15人選手を揃えられないクラブも出てくるでしょうから、ユースの参加もありにする。
・主力選手がごっそりいないクラブも出てくるのでスポンサーが難色を示すかもしれないというのが最大のネック。逆にいえばスポンサーさえOKなら秋春制と違って実現性そのものにそんなに大きな障害はない。客足を心配する向きもあるけど、今のナビスコだって決勝以外はガラガラやん。
・ただ問題なのは「ナビスコ杯のU-23化」が「ベストメンバー制」とセットで提案されていると思われるところ。すなわち「ベストメンバー制」の弊害の一つとして語られる「出番のない選手が増えかねない」ことへの対案として「ナビスコ杯のU-23化」が発案されたように思われること。邪推かもしれませんが。
・なんか「ベストメンバー制」という国体護持のために、次から次へとクラブに難癖をつけ、制度を捻じ曲げているようにしか見えないんだよなぁ・・・
・もっともベストメンバー制がなくなったところで、それが直ちに若手の積極登用に繋がるかどうかはまた別物なわけで(特に今の浦和はwww)、機能不全に陥っているサテライトの活性化策として「ナビスコ杯のU-23化」はたたき台として検討するに値する話だと思いますが。
|-`).。oO 「JのことはJで決める」というのは正論なんだけど、これまでひたすら既定路線追随に終始し、ジリ貧のJリーグに対し何の改善策も打ち出せない鬼武が言うと「闇雲な現状維持」にしか聞こえないだよなぁ・・・ 暴論&妄言を撒き散らしながら暴走中の犬飼より、諸問題を前に拱手傍観の鬼武のほうが日本サッカーにとって癌だと思いますけどねぇ・・・
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