明治村(3)~ごらんアウェー名古屋2008
(明治村(2)から続く)
人造池である「入鹿池」に面した3丁目は2丁目とは対照的に人気が少なくて寂しげ。
品川燈台。観音埼・野島埼に続いて明治3年に点燈された洋式燈台。観音埼・野島埼両燈台は関東大震災で倒壊してしまったので、この品川燈台がわが国最古の洋式燈台になります。品川といっても品川台場(第二台場)に建っていたそうで、港湾整備で第二台場が撤去された際に明治村へ移設されたとのこと。
品川燈台駅から京都市電に乗って4丁目(名古屋駅)まで歩を進めます。京都は日本で初めて路面電車が走った街で、往時は北大路~九条、東大路~西大路といった京都の中心部を駆け巡っていました。
明治村は縦長というか奥が深いので、園内を駆け巡るバスや路面電車を適宜活用するとラクチン。
宇治山田郵便局。木造平屋ながら銅版葺き。中央は円錐ドーム屋根で、おまけに左右に小ドームを載せた角塔を従えた随分と派手な外観ですが、これがなんと伊勢神宮外宮前の神域正面角地に建っていました。現在も明治村内で切手・ハガキの販売、郵便、貯金などの窓口業務を行っています。
呉服座。いうまでもなく芝居小屋です。 大阪府池田市に建っていました。まぁ芝居小屋は先般「金丸座」を見てきたばかりなので、特にどうということもなく。
半田東湯。「ゆ」の暖簾が見えますが、中には足湯が設けられていました。本来は左が男湯で、右が女湯ですが、足湯は女湯側に設けられており、もちろん混浴(笑)。
| 固定リンク