明治村(4)~ごらんアウェー名古屋2008
(明治村(3)から続く)
最も奥にある5丁目はなぜか治安関連の施設が固まっています。
東京駅警備巡査派出所。丸の内側の駅前広場にあったとのことですが、赤煉瓦・白帯・玄関上のアーチ型の庇等、東京駅のデザインをそのままパクッた風。
宮津裁判所。宮津といってもピンと来ない方がほとんどかと思いますが、京都府北部の日本海に面した小さな街です。裁判所も上級審になると洋風煉瓦造だったそうですが、田舎の地裁だと小学校と大して変わりませんな。ただ本来はH型の左右対称形。明治村にはその右翼部分が移築されたそうなので、もともとはもうちょっと威風堂々としていたのでしょう。下写真は刑事裁判の模様。
金沢監獄中央看守所・監房。実刑判決が下るとここにぶちこまれます。中央看守所から5つの監房が扇型に並んでいました。
囚人が東野某にそっくりな気がしてなりません・・・
明治村の最も奥にあるのが帝国ホテル。中央玄関部分だけが移築保存されています。大谷石を多用した重厚な造りですが、天井が低くてなんとこれで三階建て。映画「スパイゾルゲ」のロケ地にもなったとのこと(映画の出来はアレでしたが・・・)。
本来はここでまったりしたかったところですが、ぼちぼちキックオフの時間を気にしないといけない時間帯になってしまいました(^^;
園内周遊バスで入り口へ戻りましたが、同じような帰り支度の客が増えたと見えてバスは超満員。にも関わらず、運転手はいつも通り車窓から見える建物の解説をオヤジギャグをかましながらノンビリ進行なのであった・・・orz
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