反則金2008
Jリーグから今年も「アンフェアなプレーに対する反則金」が公表されています。昨年と比べると全体に反則ポイントが減少しているのが最大の特徴。プレーが劇的にフェアになったという印象はない(というかもともとJリーグはそんなにダーティーじゃないし・・・)ので、安易にイエローを出す主審が少なくなったということなのかも。
浦和は反則ポイントこそ昨年と同じ69ながら、昨年の3位から順位を落として6位。昨年は1枚もレッドがなかったのですが、今年は第33節G大阪戦で愚かにもエジが一発レッドを食らってしまいました。また守備が崩壊しているのでイエロー覚悟のファウルで止めざるを得ない場面も増え、実際警告数も微増しているのですが、それでも反則ポイントが昨年と変わらないのは無警告試合が昨年より増えたため。要するに試合の出来不出来が激しく、同一試合で何枚も警告をもらっている反面、一枚ももらわない試合も少なくなかったということなのでしょう。
昨年と比較すると例年どおり清水とG大阪の反則の少なさが目立ちますが、今年の清水はなんと反則ポイントゼロの快挙を達成。
続いて横浜M、浦和、FC東京、千葉といった辺りが傾向として反則の少ないクラブに入るようです。
今年反則が激減したのは鹿島と川崎、大宮。川崎はかつて悪質なファウルが目立っていましたが、大幅に反則が減少したのは急速に実力が上がっていることの証なのか、はたまた監督途中交代が効いたのか。大宮のほうは成績はさほど変わりませんから監督交代効果そのものなんでしょうが、鹿島の激減は謎。
柏と神戸は2年連続罰金圏。もともと反則が多めだった大分は罰金圏内に突入。新潟も反則が急増して罰金圏内へ。
反則ポイントが最も多い東京Vとそれに次いで多い札幌が共に自動降格となったのは因果応報を感じさせます(昨年も最多の甲府が降格)。
(参考)浦和御殿:「反則金2007」
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