麺や葵@日暮里
日暮里駅南口から「日暮里せんい街」として知られる日暮里中央通りを東へ延々と歩いて10分ほど。尾竹橋通りを越え、エドウィン本社を過ぎてジョナサンの向かい。もともとはエドウィンの前に店があったようですが、10月に移転した模様。
平日の昼に往訪。昼飯のピークを外して出かけたつもりでしたが依然満席どころか、店内の椅子で待っている客が3~4人いたので店外で待つ羽目に。食券を買って店内に入っても供食に時間がかかり、結局並び始めてから食べ始めるまで20分はかかったかなぁ? お勧めとのことで「つけ味玉(880円)」を注文。他に辛つけ、しおつけ、ラーメンといったメニューも。
店内はL字型カウンターとテーブル2卓。但しテーブルは壁にくっつけて並べてあるので事実上カウンター代わり。全部で20席はあるかと思いますが、テーブル席に案内されて壁に向かう羽目になったので、店内を仔細には観察できず。
接客・配膳をするアシスタントがいますが、水セルフ。箸はリユースタイプを使用。
つけダレが大き目の器にたっぷり。味玉を付け忘れたのか!と一瞬思ったのですが、味玉はつけダレの奥深くに沈んでおりました。
見た目通りの濃厚魚介とんこつ(公式サイトによると「とんこつ、鶏ガラ、野菜、魚介等を、凝縮したスープに魚粉等を加えた」とのこと)。魚粉を入れまくっているため、どろっとしているどころかザラツキを感じます。この手のつけダレは最後のほうはくどく感じてしまう店が少なくありませんが、この店はくどくなる寸前でまとめていました。特段突出した酸味・甘味はありません。
つけダレ自体はハイレベルなんですが、困ったのは角切りのチャーシュー。これがめちゃしょっぱい! しかもメンマ・ネギ・玉ねぎといった野菜系の具が少なくて箸休めできないのにチャーシューが多目なので、最後のほうはチャーシューにうんざりしてしまいました。味玉は半熟。つけダレに溺れているので半熟は食いにくいのが難。
麺は太麺でわずかに縮れた感じ。ややごわごわっとした食感ですが、つけダレ相応でしょう。ただつけダレが濃厚すぎるので麺を味わうには至らず。量は250g
スープ割り用のスープはポット入りで出されました。
同類の濃厚魚介とんこつつけ麺の中では上位に入るのは間違いありませんが、返す返すもチャーシューがなぁ・・・
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