鳥取紀行(2)
(鳥取紀行(1)から続く)
写真等で見る鳥取砂丘には人影が全く映っていないため、鳥取砂丘は人煙稀な僻地にあるように思われがちですが、行ってみるとなんと鳥取市街の北外れ、バスで30分もかからないところにあって少々驚かされます。
鳥取城跡から鳥取砂丘へは「麒麟獅子ループ号」が出ていました。観光用に作ったのは良いけれど、外装の傷みが酷い。なお麒麟獅子とは因幡国に古くから伝わる獅子舞のこと。
砂丘会館で下車。鳥取県内のバス会社である日ノ丸自動車と日本交通はかつて非常に仲が悪く、鳥取砂丘内でも別々のターミナルを設けていて、砂丘会館は日ノ丸側のターミナルだったように記憶しています。しかし共に乗客数が激減して仲違いどころではなくなったのか、砂丘線は共同運行となって両ターミナルを巡回している模様。
鳥取砂丘はあいにく小雨でしたが、早速海岸に並行して走る砂丘列「馬の背」へ。雨で砂が締まってかえって歩きやすくなったかも。
砂丘というよりはステップといったほうが相応しいところもそこかしこに。防風林の植林等による緑化成功の証ともいえますが、観光資源をぶち壊しにするという見方も出来るだけに痛し痒し。
はだしやサンダルで歩いている方が多い他、どこかで借りてきたのか長靴で歩いている人も。
馬の背に到着。ここからさらに海へ向かって駆け下る豪の者もいましたが、帰りのことを考えるとちょっとそこまでは・・・ 砂丘会館から馬の背までは下って登る格好になるので、帰りも結構きついんですわ。
観光用のラクダが3頭ばかりいました。冬は雪が降る鳥取に連れてこられたラクダも気の毒と言えば気の毒。
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