京阪中之島線~ごらんアウェー:万博2008(3)
(ごらんアウェー:万博2008(2)から続く)
今回の大阪遠征の副目的は今年10月19日に開業したばかりの京阪中之島線試乗。
天満橋駅から中之島駅まで、古くからの大阪のビジネス街であるものの、交通の便が微妙に良くなかった中之島を東西にぶち抜く新路線です。ただ試乗してみると、その「微妙」加減をいたく実感させられました。
試乗は中之島線の終点「中之島駅」から。中之島駅は中之島の西端。JR大阪環状線福島駅からそれほど遠くないところにあります。福島界隈は鉄道路線が稠密なところで、JR大阪環状線福島駅の200m南に阪神福島駅やJR東西線新福島駅があり、さらに300mほど下って堂島川を渡るとすぐに中之島駅の入口が。
但し、中之島駅の改札口はこの入口からかなり西へ歩いたところ、ちょうどリーガロイヤルホテルの真下辺りにありました。確かにリーガロイヤルの辺りだと福島駅は遠いですな。
首都圏ではあまり見かけない、クネクネ状の階段手すり。
この時間帯は10分間隔で運転。ビジネス街なので休日は本数が減るのは当然といえば当然ですが、首都圏の感覚だと「電車来ねぇなぁ・・・」と思うだろうな、そんな微妙な間隔・・・
壁面には木を多用して落ち着いた雰囲気を演出。
車止めの先にはトンネル掘削に用いられたシールドマシンのカッターが埋め込まれていました。
中之島線開業に併せて投入された3000系が入線。開業してひと月以上経ち、駅からは開業記念の飾りつけはほとんどなくなってしまいましたが、3000系にはヘッドマークが健在。鉄活動に勤しむオヤジの姿もちらほら。
円を多用した、なんとも優美なデザイン。
特別料金なしで、このゆとり。まぁ人口が減少傾向に転じた関西ならではという見方もできますが、ゆとりに対価を求められる首都圏から見れば羨ましい限り。
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