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2009.01.25

インディアン@王子

 王子神谷駅から東へ1kmほど。東京成徳大高近く。王子駅からはさらに遠いため、自宅から自転車で出かけたところ30分くらいで到着。先客ゼロ、後客1。

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 カレーを出すラーメン屋として有名なインディアン@蒲田の創業者の弟が開いた店で、現在はその2代目だとか。

 最近改装したのか垢抜けすぎて、下町然とした周囲の商店から浮いてます。

 店内は狭くL字型カウンターが7席と奥にテーブル席。メニューが見当たらないので不思議に思っていたのですが、赤々と燃えるような壁面に大書されていました。でも店が狭いので読むのに難儀。名物ともいえる「支那そば半カレーセット(1000円)」を注文。

 店はご夫婦と高校生くらいの息子の3人で切り盛り。息子さんもちゃんとコックの衣装を着ているので、手伝いというよりは店を継ぐための修行中なんでしょう。

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 注文するや否やサラダが運ばれてきました。御箸とスプーンとサラダが並ぶ風景って、とてもラーメン屋のそれじゃありません。

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 先に半カレーが出てきました。コクが詰まってどろっと重たくて、かつ香辛料が強めのタイプ。角切りの豚肉が一つだけと具が少ないのと相まって、個人的にはあまり好みのタイプではありません。

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 続いてラーメンが登場。黄金色で透明度の高い、鶏ベースのあっさり塩味スープ。表面の脂は全く気になりません。カレーを食べながら飲み進むにつれてややしょっぱいかなとも思いましたが、減点するほどではないでしょう。麺は細い縮れ麺で、やや柔らか目なながらスープとの相性が抜群。白髪ネギ、糸唐辛子、ほうれん草、メンマ、そして脂分が少なくて堅めのチャーシューといずれもラーメンのあっさり加減をぶち壊さないように配慮されています。

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 ラーメンはまずまずの出来とはいえ、これでは少々物足りないなと思うのもまた事実で、そこで件の重た目のカレーが活きます。カレー単体としてはちょっとどうかな?と思いますが、ラーメンの軽さを補うものとしては十二分な働き。もっともそういう働きはチャーシュー丼とか、高菜丼とか、明太子丼とかでも良いわけで、そこにカレーを持ってくるのがインディアン系列のユニークさ。

 ただセットメニューで1000円というのは、下町の商店街としては高くないかなぁ??? 後客の方は支那そばだけを注文していましたが・・・

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