【閉店】どぎゃん@小川町
小川町駅から靖国通りを西へ徒歩1、2分。小川町交差点と駿河台下交差点の中間くらい。周囲はスポーツ専門店だらけなのでちょっと違和感のある立地。平日夜に往訪。
先客2、後客ゼロ。正面が全面ガラス張りで店内がガラガラなのが丸見え。
味噌ラーメン(750円)を注文。
店内はL字型カウンター(12席)だけかと思えばさにあらず。店の奥に地下へと通じる階段があって、地下はなんとテーブル40席。もともと何の店だったのか判りませんが、地下フロアの賃料負担が店の経営を圧迫するような気がしてなりません。
厨房にはオヤジが3人。一人が麺、一人が野菜炒め、そしてもう一人はチャーシューをひたすら作りこんでいました。時折店がパッと明るくなるので何事かと思えば、野菜炒めの最中に中華鍋から炎が上がっているんですな。
スープは白味噌主体でしょうか。最近濃厚な味噌ラーメンが増えたためか、かなり甘ったるく感じました。脂も控えめ。それはいいのですが、ちょっとスープがぬるいのが難。麺の量に比べてスープがやや少なめなせいかも。
麺は西山製麺の並太縮れ麺。やや堅めの仕上がり。最近の味噌ラーメンに比べるとやや細めに感じますが、スープが濃厚というわけではないのでこのくらいの麺でちょうどよい塩梅。
チャーシューは脂だらけで好みに合わず。定番のモヤシ&玉ねぎの炒め物はしゃきっとしたなかなかの出来だけに、チャーシューは誠に残念。炒め物の中にひき肉も少々入っていますからチャーシュー止めて値段を下げるか、チャーシューの代わりにひき肉を増やしたほうが個人的には有難かった。
チャーシューがアレなのと、味噌ラーメンの割には量が少ないのが不満ですが、複雑に作りこんでいない比較的古典的な味噌ラーメンの系譜にある、ある意味貴重な存在かも。
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