鳥取紀行(5)
(鳥取紀行(4)から続く)
倉吉・打吹玉川を周遊している間はずっと雨。歩いているのもやや辛くなってきたので予定を早めに切り上げて、山間に入った「三朝(みささ)温泉」へ足を向けることにしました。
三朝温泉は三徳川の両岸に旅館が立ち並ぶ、観光色と療養色の入り混じったような温泉処。かじか橋には「縁結びのかじか蛙」が鎮座していますが、かじかと三朝温泉の関係は全くの不明。
三朝を象徴する公衆浴場といえば「河原風呂」。文字通り三徳川の河原にある公衆浴場で、四方八方から丸見えです。おまけに三朝温泉の中心部である三朝橋に近いところにあるので周囲は人通りが絶えることはありません。でも物好きなオヤジが何人も入っているんですなぁ・・・
三朝橋近くの温泉街。ラーメン屋や居酒屋、喫茶店はもちろんのこと、ストリップ小屋やゲーム場もある非常に古典的な温泉街の雰囲気を醸し出していますが、それほど規模は大きくありません。またこの一角に隣接する温泉旅館はいずれも小規模で、川に直接面して建つ大規模旅館と上手くすみわけができているようでした。
足湯「薬師の湯」。温泉街のど真ん中にあり、街の方々が交代で管理しているようでした。
三朝温泉の「元湯」は温泉街の外れに。近在の方と思しき方が三々五々入浴にやってくる他、ペットボトルで何本もお湯を持ち帰る方も見かけました。
三朝橋のたもとにある「たまわりの湯」。観光客には「元湯」よりも立ち寄りやすい位置にあります。
以前来た時と外観がすっかり変わっていて驚きましたが、それもそのはず、以前の「菩薩の湯」を建て替えて08年4月27日にオープンしたばかりとのこと。
源頼朝の家臣である大久保左馬之祐が三徳山へ参詣に来た際に白狼に出会った時のが三朝温泉発見の切っ掛けといわれ、「菩薩の湯」があった頃は「大久保左馬之祐と白狼の出会いの像」が建っていたはずですが、これも姿かたちもなし。聞くと元湯のほうへ移転したとのこと。でも元湯に行った時には気づかなかったなぁ(´・ω・`)ショボーン
「たまわりの湯」には円形の湯船が一つだけ。湯船まで変わってしまったのかどうか、さすがに記憶になし。
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