【展望】09年第3節磐田戦
入れ替え戦で仙台を下してかろうじてJ1残留を果たした磐田。
その最大の功労者といってもいいオフト監督との契約をなぜか継続せず、再び柳下監督を招聘したものの、目だった補強は東京VからCB那須を加えたのみ。名波の引退はともかく、CB田中誠を放出したので戦力はむしろ低下した印象。
おまけに柳下監督は浦和同様長年3バックを敷いてきたクラブに4バックを導入しましたが、浦和同様SBにお悩みな様子(片方は本職の駒野が使える分、浦和よりマシか)で第1節は加賀、そして第2節はボランチが本職のはずの犬塚を起用。
前田・ジウシーニョの両FW、西・太田の両SHはそこそこ強力なんですが、ボランチがダメすぎて前にボールが繋がらず、守備も決壊。早めに相手の攻撃の芽を摘めないために田中誠がいなくなって非常に脆弱になったCB陣が火達磨。そんなところでしょうか。
怪我でFWカレン、MF上田・船谷が離脱中。
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<第2節:G大阪 4-1 磐田>
---前田--ジウ---
-西-------太田-
---山本--ロド---
駒野-茶野--那須-犬塚
-----川口-----
71分:那須→大井(負傷による交代)
77分:ジウシーニョ→松浦
83分:太田→萬代
4失点していますが、2点はPK、1点はCK、もう1点は川口の庇いようがないキャッチミス。G大阪にシュートを7本しか撃たれていないので、柳下監督が「チャンスは作られたがバランスを崩されたのは少なく、最後のところで粘れていた」と強弁するのも判らんではないような・・・
でも2試合で既に10失点。年間170失点のペース。
ちなみに昨年の大分は年間24失点。磐田はこれをわずか5試合で追い越すペースです。
右SBに起用された犬塚はルーカスのケアに忙殺された模様。犬塚って06年のヤマハで負けた時の印象が強くて将来有望と思ったのですが、何をどう間違えて今日に至ったんだろう・・・
<第1節:磐田 2-6 山形>
---前田--ジウ---
-西-------太田-
---犬塚--山本---
駒野-茶野--那須-加賀
-----川口-----
55分:犬塚→松浦
80分:西→萬代
80分:ジウシーニョ→村井
2-3と再度突き放されてから2選手を代えて攻勢に出たものの、駒野の裏を徹底的に突かれて怒涛の3失点(笑)。
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ちなみに昨年夏の対戦時(浦和 3-1 磐田)のフォーメーションは以下の通り。
浦和はこれがこの年埼スタ最後の勝利になるとは知らず、磐田は磐田でその後入れ替え戦出場にまで追い込まれるとは知る由もない、夏の夜でした。
---前田--カレン--
-----ジウ-----
山本--------駒野
---上田--ロド---
-加賀--田中--茶野-
-----川口-----
65分:上田→犬塚
80分:ジウシーニョ→萬代
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