【展望】09年ナ杯予選第1戦広島戦
今年のナビスコ杯はACL出場枠拡大のあおりを受けて、予選のレギュレーションが大きく改変。ACL出場4チームを除く14チームを2グループに分け、1回戦総当りリーグ戦を実施。各グループの上位2チームが決勝トーナメント出場となりました。
1回戦総当りとか、1グループ7チームなので毎週どこかしらのチームが休みになるとか、なんだか無理やり感の漂うレギュレーション。毎度のことながら代表戦の裏番組のように開催され、決勝戦以外は注目度もイマイチ。っちゅーか、Jリーグを普段見てない人がナビスコ杯なんてあることを知っているかどうかすら疑わしいような・・・ 従って犬飼会長が「ナビスコ杯のU-23化」を発案するのはそんなに突飛ではないと思うんですがね・・・
それはともかく、浦和がフィンケ体制になって初めて迎えるナビスコ杯。困ったことにクソ岡田が達也・阿部・闘莉王・都築と見事なまでに浦和のセンターラインを代表に引っこ抜いてくれました。さらに磐田戦後別メニューだった細貝が大事をとって遠征に帯同せず。従ってナビスコ杯は相手の状態がどうのこうの以前に、チーム再生過程にも関わらず中心選手を大量にぶっこ抜かれた浦和がどのようなメンバーで、どのような闘いぶりをみせるのかに興味が集まります。
昨年のナビスコ杯は代表選手の穴を若手やベテランで埋めましたが、結果は2分け4敗と散々。その結果を受けてかどうかは判りませんが、ゲルトはその後若手育成という公約を放棄してメンバー固定の道を歩んでゆくことになりました。
フィンケは「特定の選手に頼らないチーム作り」を目指してはいますが、それができているかどうかはまた別物。苦しい闘いが予想されます。
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広島の模様は第2節大宮戦を参照。今季の補強は右WBミキッチが目立つくらいで、主力の流出はなし。但し、森崎浩がオーバートレーニング症候群で長期離脱中の他、GK下田が故障中。
鹿島戦はコンディションで優位に立つ広島が守備的に戦って90分守りきれずにロスタイムに突き放され、これといった収穫はなかった模様。
ストヤノフがブルガリア代表に選出に伴い欠場。ストヤノフは攻守の要で、しかも広島は控え選手層に難があるので浦和にとってラッキーではありますが、ストヤノフがベルバトフ@マンUと共にプレーするっちゅーのも落差が激しすぎて苦笑せざるを得ません。ラーメン王盛田は久しぶりにスタメン復帰するかなぁ?
<第3節:鹿島 2-1 広島>
-----寿人-----
---高萩--柏木---
服部-森崎和-青山-ミキ
--槙野-スト-森脇--
-----佐藤-----
59分:青山→中林
59分:高萩→高柳
<第2節:広島 2-3 大宮>
-----寿人-----
---高萩--柏木---
服部-森崎和-青山-ミキ
--槙野-スト-森脇--
-----佐藤-----
66分:青山→高柳
77分:高萩→平繁
79分:服部→楽山
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