【展望】09年第2節 FC東京戦
やろうとしていることは判るものの、内容的には完敗としか言いようが無かった鹿島戦に続いていよいよ埼玉スタジアムにFC東京(以下「瓦斯」)を迎えてのホーム開幕戦。
今年の瓦斯の補強は非常に控えめで、有力な即戦力選手は福岡から中村北斗を採ったくらい。昨年までFW/SHの控えだった川口が引退し、エメルソンを放出して代わりの外国人を採っていないので、差し引きややマイナスといったところでしょうか。怪我で昨シーズンを棒に振ったブルーノ・クアドロスが戦線復帰してやっとチャラかなぁ?
<前節:F東京 1-4 新潟>
---赤嶺--近藤---
羽生--------梶山
---金沢--今野---
徳永-茂庭--平松-長友
-----権田-----
瓦斯はカボレが実父の看病で一時ブラジルに帰国し、4日に再来日したばかり。GK塩田、DF佐原、MF石川・中村・浅利が軒並み小破と苦しい布陣。
ちなみに昨年夏の対戦(瓦斯 0-1 浦和)ではこんな感じ。
---カボレ--平山---
エメ--------石川
---浅利--羽生---
今野-茂庭--佐原-徳永
-----塩田-----
60分:浅利→梶山
71分:石川→赤嶺
77分:カボレ→川口
で、経験の乏しい選手がゾロゾロと名を連ねたわけですが、DF平松とGK権田の出来があんまりだったようで新潟相手にセットプレーとカウンターから4点を献上。瓦斯は前半こそ一方的にボールを支配したようですが、ボールは回れど決定的な形は作れないといういつもの展開だった模様。後半は常に新潟に先手を取られて焦ってカウンターの餌食に。
昨年の埼スタでの対戦では敵将城福をして「サッカーをやらせてもらえなかった」と嘆かせた試合内容でしたが、今年はどうなんでしょう?
どちらもポゼッション指向の似たもの同士。これまでの対戦では必ずといっていいほどどちらかが「引きこもって」いたような印象がありますが、瓦斯戦としては極めて珍しい「中盤での攻防」が展開されるのでしょうか?
瓦斯はGKに不安があるのでセットプレーでの得点が期待できそうですが、埼スタの怒号にびびりまくったGKのミスでぽこっと1点取ってそのまま試合終了という展開にでもなれば、また城福先生が何か言い出すかも・・・
カボレは戦列復帰濃厚。スピードがある選手なので、浦和は鹿島戦同様縦ポン一発でのカウンターには注意。もっともそういうことを城福がやるかどうかは別物ですが。
梶山をボランチに戻すとの説も。
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