【閉店】葵賀佐@千石
都営三田線千石駅A2出口から白山通りを南へ徒歩1分足らず。平日夜に往訪。屋号は「あがさ」と読みます。
店内はカウンター7席のみ。入店した時はちょうど満席でしたが、程なく入れ替わって無事着席。味噌の専門店で「札幌味噌らーめん(850円)」を注文。後客は2人。
厨房にはスタッフが2人いることが判りましたが店奥にあるので様子は判らず。
口広で底の浅い丼で出てきました。
ネギの上に一味唐辛子、チャーシューの上にちょこんと生姜が載っています。
スープの表面には大量のラード。縁のほうではラードが透明な層を成していたりします。濃厚と言って良いかどうかは微妙ですが、飲むにはしょっぱめ。味噌は複雑に混ぜ合わされた感じはせず、直球一本勝負といった感。
白い暖簾を見ると麺は「森住製麺」製のようですが、味噌らーめんにしては心持ち細めの縮れ麺。但しコシはしっかりしているのでスープとの相性は問題ありません。
チャーシューはやや厚めで噛み応えあり。さらに札幌の定番ともいえるモヤシ、玉ねぎ、ひき肉等の炒め物も加わっていますが、総じて量は少なめ。メンマも少々。
丼の形状上そもそもスープが少ない上に熱が逃げやすいせいか、ラードを多用している割にはいつまでも熱々という訳でもなく。
特にこれといったインパクトはありませんが、それゆえ飽きも来ず、いつまでも美味しくいただける出来だと思います。
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