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2009.03.05

土佐路(上)~高知城

続伊予路(3)から続く)

伊予の名所もあらかた行き尽し、ついでといっては何ですが隣の土佐まで足を伸ばしてみました。

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隣と言っても険しい四国山脈に阻まれた土佐。国鉄バスでその険しい山越えをした昔を思い出しましたが、ご立派な高速道路が出来た現在、松山から丸亀あたりまで大回りしても2時間半くらいで着いちゃうんですな。

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パチものの今治城とは対照的に、高知城は貴重な現存天守。しかし非常に残念なことに天守は修復工事中でした・・・orz もっとも高知城自体は過去2度ほど来たことがあるのでがっかりといっても大したことはありませんが。

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追手門。高知城は1727年に大火に見舞われ、この門を除いてほとんど焼失したとのこと。暇そうにしている観光ガイド兼のタクシーの運ちゃんが「この門を入れて天守閣を撮ると良い」とかなんとかしきりに話し掛けてきました。

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板垣退助。この人がお札の肖像に用いられていたことを知らない人が多いんでしょうなぁ・・・ それ以前に板垣退助自体を知らないっちゅーのも。

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山内一豊の妻。旦那の像もあるんですが、天守へと向かう観光客の動線を考えると嫁はんのほうが良い場所に立っています。嫁はん像のほうは後から出来たんでしょうが、像の位置が世間の評価をそのまんま表しているような・・・

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石垣も修復工事中。

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高知名物「アイスクリン」。一般の「アイスクリーム」よりも乳固形分、乳脂肪分が少なくてシャーベットのように若干シャリシャリした食感らしいんですが、なんで高知名物になったのかは全く不明。冬とは思えない陽気でしたが、アイスクリンは売れるのかなぁ?

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・詰門。本丸と二ノ丸をつなぐ役目を果たす櫓門で、この門を迂回するような格好で二の丸へ突入します。

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・二の丸。もともとは「二の丸御殿」が建っていました。

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4重6階の天守に本丸御殿が連なっています。高知城は天守が現存するだけでなく、それに付随する本丸御殿まで現存しているところに価値があります。

高知城は水害の多い土地に築かれ、築城以前に治水が難儀だったとのこと。従って高知城は初代一豊の時には完成せず、第2代忠義になってようやく完成。その後大火に見舞われ、現存する建造物のほとんどは第8代豊数の時に再建されたもの。なお高知城天守は一豊の前任地であった掛川城の天守を模したと言われています。

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・黒鉄門から退出。門扉に多数の鉄板を打ち付けてあったことからその名があるとのこと。

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