【閉店】むろや@四谷3丁目
丸の内線四谷3丁目駅と新宿御苑駅のほぼ中間。新宿通りから外苑西通りを北へ。大通りとはいえ明かりも人通りも少ない、およそ商売に向いているとは言いがたいところにぽつんと建っています。
平日夜に往訪。昼間は雪の降った非常に寒い日だったこともあって先客、後客ともゼロ。厨房内には若き日の蛭子能収といった風貌の店主が手持ち無沙汰。
メニューはラーメンとつけ麺に絞り込まれ、ラーメン(700円)を注文。煮干の香りが漂う店内にはL字型カウンターが10数席。
深めの丼で出てきましたが、明らかにスープの量が少なく、麺が顔を覗かせているのはいかがなものかと。
スープは豚骨、鶏がら等の動物系に煮干、鰹節等の魚介系を合わせたもの。濁ってはいますが粘ってはいません。やや渋みを感じるほど魚介系の出汁が強めに出ていますが、後味すっきり。ほんの少し柚子が交じっています。
麺は浅草開化楼製で心持ち太め、かつ若干縮れ。量は180g。ややパサパサとした食感ですが、濃い目のスープとの相性は良好。
具は小さめのチャーシュー、穂先メンマ、水菜。
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