広島逍遥(3)~広島城
(広島逍遥(2)から続く)
広島バスセンターから程近いところに建つ広島城。広島空港シャトルバスからもよく見えます。
久しぶりに訪れたところ、二の丸にいくつか建築物が復元されていました。いずれも広島城築城400年を記念してとのこと。
広島城は毛利輝元(=元就の孫)が築城を開始し、1599年(慶長5年)に完成。その後も天災・破却を免れ戦前まで天守等が残っていましたが、原爆で全て焼失・倒壊してしまいました。
表御門
平櫓とそれに連なる多門櫓。さらに奥に太鼓櫓
広島城の特徴は二の丸が非常に狭いこと。大きめの「馬出し」のようにも見えます。
広島には日清戦争時に大本営が置かれていました。
現在の天守は1958年(昭和33年)に「広島復興大博覧会」が開催された際、鉄骨鉄筋コンクリート造で外観復元されたもの。
もともとは南と東に小天守が連立していたとのこと。確かに天守台に小スペースがある(=現在の天守入り口の前)のは不自然で、これが南側は小天守の跡。
原爆ドームや厳島神社が世界遺産に指定されていることもあって、ついでに広島城を見て回る外国人観光客も多いようです。
本丸は木立が多く、また天守台からだと天守が近すぎてあまり綺麗な写真が取れません。お堀越しに眺めるのが一番です。
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