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2009.04.17

【展望】09年第6節京都戦

・昨年は1勝3分けと苦戦を強いられた京都。その1勝も田原の退場で転がり込んで来たようなもの。京都が3トップ気味にシフトした時のゲルトの無策ぶりが強く印象に残っています。

・京都は今年も大型補強を敢行。東京Vからディエゴを獲得した他、山形から豊田、水原@韓国から李正秀と即戦力を3人獲得。

・代わりにフェルナンジーニョ、田原、徳重、石井といったところを放出。

・既に東京Vで能力が確認済みのディエゴが期待通りの働きとしているのは当然として、今年の補強でマト@大宮と並んで大当たりCBと目されるのが李正秀。水本とのコンビで一気に京都の最終ラインは強固になりました。逆に李のいないナビスコ杯では計5失点で既に2敗を喫しています。

・その反面、通称「トヨクバ」は活用法を見出せずにいる様子。諸般の事情で田原がいなくなったのは浦和にとって幸い。

・左SBの染谷は流経大卒の新人。もともとCBの選手らしいのですが、右の角田や増嶋など加藤監督はなぜか4バックを4人ともCBタイプの選手で固めたがります。

・京都、というか加藤監督の難儀なのは相手によって、あるいは局面によってフォーメーションをコロコロ変えて来るところ。鹿島戦では4-1-3-2、新潟戦では4-2-3-1を採用。

・鹿島戦は敗れたとはいえ80分まで鹿島を0点に封じ込め、続く新潟戦は完封勝利。堅守&カウンターが持ち味ですが、ベタ引きというわけではなくDFラインと中盤でブロックを作って、フツーにゾーンでプレッシングして守ってくる模様。

・もっとも柳沢が負傷離脱中なので、前目でボールが収まりそうなのがディエゴしかいません。従ってディエゴを抑えてしまえば両SHやパウリーニョにボールが出ず、そうなれば京都もカウンターを仕掛けようがないのではないかと思うのですが、果たしてどうでしょうか? 浦和のセットプレー崩れからカウンターを喰らうのが最も恐れるべき事態のような・・・

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<第5節:京都 1-0 新潟>

-----パウリ----
渡邉---デエゴ---林
---安藤--シジ---
染谷-李---水本-角田
-----水谷-----

81分:パウリーニョ→豊田
84分:林→中村

*佐藤が出場停止
*パウリーニョは負傷明け

<第4節:鹿島 2-1 京都>

--デエゴ--豊田---
渡邉---佐藤----林
-----安藤-----
染谷-李---水本-角田
-----水谷-----

59分:林→増嶋
68分:渡邉→加藤
81分:ディエゴ→金成男

*佐藤勇がイエロー2枚で80分に退場。

(参考)08年第26節:浦和 2-2 京都

-----田原-----
--柳沢----フェル-
中谷----------
---シジ--佐藤---
渡邊-水本-大久保-増嶋
-----水谷-----

26分:フェルナンジーニョ→安藤
HT:増嶋→角田

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