麺屋 宗@西早稲田
馬場口交差点から明治通りを南へすぐ。平日夜に往訪。
「塩」が売りものの店で、「うま塩魚玉そば(850円)」を注文。さらに30円追加して「手もみボコボコ麺」にしてもらいました。日替わりでつけ麺も用意している模様。
カウンター内外装とも垢抜けており、ラーメン屋というよりはハイレベルの日本酒や焼酎を楽しめるショットバーといった趣。椅子がラーメン屋にしては類をみないほど低いのが特徴。椅子が高くて座りにくいよりははるかにマシですが。店内はカウンターのみ10席ほど。
厨房内には黒尽くめの若者が二人。厨房との間の仕切りが高くて工程は観察できず。
立ち上がって広口・浅めの丼を受け取るとこれが実に熱い。店員に「熱いので注意してください」と言われましたが、本当に熱い。椅子が低いのでカウンターもそれに合わせて低めで、熱々の丼をテーブルに置くのも難儀。
鶏ベースのあっさりスープ。ほんのり海老風味を感じました。しょっぱくないのが実に嬉しい。
麺は中太平打ち縮れ麺で、薄めかつ柔らかめ。スープが絡まりまくってビロビロとした食感。何が「ボコボコ」なのかはよく判らず。 麺の量は多くはありませんが、それ以上にスープが少なめ。
やや厚め・堅めで適度に脂の乗った炙りチャーシューは洋食屋で出てきても何らおかしくないほどの美味さ。でもそれゆえに総じて淡白なこのラーメンの中で浮いているような感じも。
別皿で出てきた「魚玉」は半熟玉子の上にちょっぴり魚介風味のタレをかけてあるのでしょうか?
他に白髪ネギ、糸唐辛子、穂先メンマ。
豚骨魚介、味噌とも濃厚がウリの店だらけで食傷気味な中、心休まる出来でした。雑誌でも高評価を受けているようですが、先客、後客ともゼロなのはこれいかに。
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