【展望】09年第11節川崎戦
・9節を終えて3勝3分3敗の7位(10節はACLのため延期)。序盤2分1敗とやや出遅れたものの徐々に帳尻を合わせてきた模様。
・今季は関塚監督が復帰。FW我那覇を放出した代わりに矢島を獲得(控えに黒津がいてもともとFW過剰気味なのにな・・・)。貴重なバックアップメンバーだったMF大橋が抜けた代わりの即戦力選手を取らなかったのは田坂や養父の成長期待なのでしょうか?
・山岸がひっそりと第3節以降出場機会を失っています(笑)
・フォーメーションは序盤こそ4-3-3だったものの結果が出なかったためか、第4節から4-2-2-2へ。基本的にジュニーニョ&チョンの2トップで、レナチーニョがベンチスタート。但しACLでの疲労を考慮してか、ここ2戦は怪我で出遅れていた矢島をスタメン起用し、チョンを控えに回しています。
・相変わらずツボに嵌った時は3点、4点と取れる驚異的な破壊力を持っていますが、問題は守備。毎試合失点しています。横浜M戦(以下鞠)をTVで見ましたが、4バックの裏を突かれて2失点。その後も何度か鞠のカウンターであわやという場面を作られていました。引いてスペースを消してくる相手にはいかにも苦戦しそうですが、幸か不幸か浦和はそういうタイプじゃないんで・・・
・直前のACL天津戦は相手のラフプレーに悩まされて(かつての川崎ならラフプレーの応酬になって、それはそれで見応えが合ったかも(笑))3-1で敗戦。もっとも失点はきっちり崩された形だったとの話ですが、如何せん画像を全く見ていないのでその辺の評価は割愛。浦和も連戦で疲弊していますが、近場とはいえ海外で負けて帰ってきた川崎のほうがよりしんどいでしょうなぁ・・・
<第9節:横浜M 2-1 川崎>
--ジュニ--矢島---
尾藤--------田坂
---横山--中村---
村上-寺田--井川--森
-----川島-----
HT:矢島→チョン
HT:田坂→レナチーニョ
72分:横山→菊地
(TV観戦メモ)
・キムの苦し紛れのクリアを2列目から飛び出した山瀬が森を振り切って先制。
・左サイドで粘った山瀬のスルーパスを受けた坂田が寺田を振り切って2点目。寺田はその前にも渡邉に振り切られてイエローをもらっており、相変わらず地上戦に脆さを見せている。
・共に川崎の守備が拙くて点が入ったようなもので、鞠の攻撃が良いわけでもなんでもない。むしろ最前線の渡邉や高い位置にいるWBにロングボールを蹴りこむしか攻め手がない印象。
・谷口を欠く川崎は前後分断状態、かつ流動性を失った模様。ジュニーニョが個人技で鞠の右サイドを抉るのが怖いくらいで、それも鞠は難なく中央で跳ね返す。
・松田が負傷 → 小椋がそのまま左CBへ。
・2点ビハンドの川崎は当然のごとくチョン、レナチーニョを投入して3トップに。しかし、相変わらず連動性を欠いたままで個人技でつっかけるだけ。終盤にレナチーニョが1点返したが、それ以外チャンスらしいチャンスはチョンの1発くらいか。中盤が崩壊し、中村がパスを供給するしかないのに、3トップも活きないわなぁ・・・
・鞠は時にベタ引きになりながらも川崎の攻撃を耐え忍んでカウンター狙い。鞠も相当消耗しているが、川崎の消耗がそれ以上に酷いので、鞠は適宜中盤でボールを回して休む余裕も。
・川崎はここまで毎試合失点。さもありなんといった試合内容。高さはあるけれど4バックの裏は相当脆い。CB伊藤を故障で欠いている影響もあるか?
・攻撃もなんか昔の浦和の3トップみたいで、ツボに嵌ると凄いんだがそれ以上に閉塞感が漂うような・・・
<第8節:川崎 4-1 京都>
--ジュニ--矢島---
尾藤--------田坂
---谷口--中村---
村上-寺田--菊地-井川
-----川島-----
69分:矢島→黒津
73分:田坂→横山
76分:ジュニーニョ→チョン
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