二代目つじ田 味噌の章@淡路町
淡路町駅から徒歩0分。淡路町交差点を南へすぐ。平日夜に往訪。
店内が狭いためか、小さな券売機を戸外に設置。メニューは大胆にも味噌らーめん/辛味噌らーめんの2種に絞込んでいます。
先客3、後客6~7。店内はL字型カウンター10席ほどで、店を出る頃にはちょうど満席に。
厨房内は若いスタッフが2人。一人が麺を茹で、一人が中華鍋でスープを温め、野菜を炒めていました。典型的な札幌風の味噌ラーメンの作り。
スープの表面には相当の脂。若干辛めに仕上げたこってり系のスープですが、極端に濃厚なわけではなくやや中庸寄り。
麺はカネジン製ですが、並太縮れ麺。かなり堅めの茹で上がりなので麺がスープに負けることは無く、しっかり自己主張。
モヤシや玉ねぎはさっと炒めた程度なのか、食べ始めは青臭さが目だって閉口しましたが、食べ進むにつれてスープに馴染んでゆきました。
定番の挽き肉に加え、角切りのチャーシューがゴロゴロしていてなんだかお得な気分。麺・野菜類共々量は多目。
で、「二代目つじ田」では典型的な札幌風味噌ラーメンに青海苔を添えて一工夫(店の案内によると「山形でらーめんを食べ歩いた時に出合った青のりを、土手で分けて載せることにより味の変化をお楽しみいただけます。まずは手前のスープをそのままお召し上がりいただき、その後土手を崩しながらご賞味ください」とのこと)してみたわけですが、その評価は微妙。確かに食べ初めこそ青海苔らしい磯臭さが目新しく思いましたが、すぐに濃厚な味噌味にかき消されてしまい、あってもなくてもいいような存在に。相当味覚の発達した方じゃないと味の変化なんて楽しめないのでは?
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