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2009.05.23

【展望】09年第13節大宮戦

・不敗がどうしたこうしたでエルゴラの表紙を飾ったのが今季大宮の絶頂期だったのでしょうか。よく見れば「負けてはいないが大して勝ってもいない」というのが丸判りだったはずですが、案の定その後大失速。

大不況をものともしない親会社に恵まれて今季大宮は大補強を敢行。CBマト、SBパク、FW石原・藤田と獲得し、いずれもレギュラーを確保していますから補強自体は成功と見ていいのでしょう。

・しかし、それがチームの戦績向上にほとんど繋がっていないのが大宮の面白いところ。監督を代えて戦術を昨年の「ゴールに向わないポゼッション」からスタイルを180度転換して「ハイプレッシャー&ショートカウンター」に転じたようですが、怪我で出遅れていた大黒柱デニスマルケスがこの戦術に全く合わない模様。まぁ真面目にフォアチェックをやる選手ではありませんから、デニスのサボリのせいで他の選手の「ハイプレッシャー」が単なる無駄走りに終ってしまうのかも。

・また新戦力は機能しているものの昨年までの主力だったFWラフリッチ、MF小林慶、内田の出番が激減。CB富田も足下ベンチ外と、先のデニスマルケスも含めて従来の戦力を活用しきれず、せっかくの補強が単なる選手の入れ替えに終っている印象。

・さらに当たり前ながら大宮のハイプレッシャーは90分続かず、終盤に失点しがち。

・相手の戦術が単純なので「前半は大宮のプレスをいなして、後半勝負」で挑めば何とでもなりそうに思いますが、浦和は運動量の落ちる後半の攻めが拙く、往々にして昨年同様の力攻に陥りがちなので痛し痒し。ナビスコ大分戦を挟んで中3日、かつフィンケサッカーの肝である直輝が出場停止で流麗なパス回しなんぞ見られそうにありませんが、中盤での不用意なボールロストは命取り。万が一大宮に先制を許すと、前掛りになったところをさらにカウンターで突かれるという悪循環に嵌りがち。

・従って前半はリスクを抑えながら、最後は闘莉王どっかーんっちゅーのが勝ち点3を取るには現実的な展開だと思いますが、それでは今季フィンケに賭ける意味がありません。前半の鋭い大宮のプレスを面子を大幅に欠いた浦和がいかに巧みに交わすかが見物の一戦です。

<ナ杯第3節:大宮 1-0 磐田>

---藤田--石原---
パク--------藤本
---金沢--橋本---
波戸-マト-片岡-土岐田
-----高木-----

73分:土岐田→デニスマルケス
89分:藤本→内田
89分:藤田→福田

・前半22分PKによる得点を守りきって久々の勝利。
・但しスタッツを見るとシュートは7対16と磐田に倍以上撃たれていますし、実際後半は磐田ペースだった模様。

<第12節:名古屋 1-1 大宮>

---藤田--石原---
デニス-------藤本
---金沢--橋本---
パク-マト--片岡-波戸
-----江角-----

86分:デニスマルケス→土岐田

・試行錯誤の末デニスマルケスを左SHに配置。
・スローインから早々と先制。その後CHに明確な弱点を持つ名古屋に対して大宮のハイプレッシャーが面白いように嵌り、終始ゲームを優勢に進めたものの追加点が取れず。
・またしても終盤に失点してドロー。

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