ごらんアウェー:エコパ2009-2(3)
(ごらんアウェー:エコパ2009-2(2)から続く)
川根温泉は掘削で噴出した温泉ですが、地下1140mから毎分800リットル以上もの大量の湯が噴出し、「源泉掛け流し」を売り物にしています。静岡県も伊豆を除くとさほど温泉に恵まれているとはいいがたいせいか、「道の駅」を併設する川根温泉には朝から近在の人々が詰め掛けている他、ツーリング軍団の姿も。
川根温泉は源泉掛け流しもさることながら、抜里~笹間渡間の鉄橋を渡るSLを露天風呂から堪能できるというロケーションの良さも売り物の一つ。但しさすがに露天風呂に浸かりながらSL見物とはいかず、風呂から出て仁王立ちになってSLを眺める格好になります。(※写真は戸外で撮影したもの。)
大井川鉄道では格安の「川根温泉クーポン」を売り出していましたが、残念ながらこの温泉に行くために大井川鉄道に乗る人は僅少でしょうなぁ・・・
川根温泉笹間渡駅から温泉までは線路沿いに徒歩5分程度。
受付でクーポンを渡すを「入浴札」なるものを渡されました。廊下を伝って離れにある浴室で入浴札を渡してくれとのこと。いったん風呂から出て再入浴したい客には「再入浴札」を渡してくれるとのこと。
湯はナトリウム-塩化物泉。ややぬるぬるっとしますが、塩素臭のない温泉は実に心地よいもの。
湯量に恵まれている割には内湯・露天風呂ともやや手狭な印象。それゆえ入浴札で入浴している客数を勘定し、場合によっては入場制限をかけているのかも。経営主体は「株式会社川根町温泉」と第三セクターっぽいんですが、捨てるくらい湯が沸くなら浴室を増設してもいいはずですが・・・
浴室は手狭ですが、休憩室兼食堂は充実。地元のお年寄りが一日中飲み食いして風呂入って帰るというニーズに応えています。まぁ浦和の場合は「埼スタで一日中飲み食いして試合見て帰る」になるわけですが。
「川根そば」。塩焼きそばで香ばしい小海老は嬉しいのですが、焼きそばなのにそばが干からびているっちゅーのか・・・
駅へ戻る途中の茶畑で、絵になりすぎる茶摘。女子大かなんかのイベントでしょうか?
こちらは現実の茶摘。
川根温泉笹間渡 12:19 (大井川鉄道 16103) 12:54 新金谷
金谷 13:52 (779M クハ312-2303) 14:12 愛野
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