ごらんアウェー:エコパ2009-2(2)
(エコパ2009-2(1)から続く)
金谷 9:16 大井川鉄道 16003 9:54 川根温泉笹間渡
金谷駅で大井川鉄道に乗り換え。
大井川鉄道に乗るのは10数年ぶりだと思いますが、起点の金谷駅は何の代わりもなく、ローカル中小私鉄らしい佇まい。
GWらしくSLは既に満席。
大井川鉄道はSLの動態保存でよく知られていますが、当然ながらSLばかりが走っているわけではありません。ローカル輸送の主力は電車で、しかももともと関西で特急として走っていた電車を譲り受けて走らせています。
行き・帰りに乗ったのはもともと近鉄南大阪線・吉野線で活躍していた16000系。ちなみに近鉄南大阪線は大阪線や名古屋線とはレールの幅(軌間)が異なり、JRと同じ狭軌を採用しているっちゅーのは豆知識。
乗り合わせた旅行客は関西から来た方のようで「近鉄や!近鉄や!」と大はしゃぎ。
トイレが閉鎖されたのとワンマン化改造を受けた以外は近鉄時代そのままで使用されています。
他に南海高野線の通称「ズームカー」(21001系)ともすれ違いましたし、新金谷駅で京阪の「テレビカー」(3000系)が休んでいるのも見かけました。ただ16000系が今の主力を成しているようで、帰りも同じ16000系。他の形式車両に乗ろうと思えばそれなりにダイヤを研究しないといけないようです。
大井川鉄道は途中抜里駅まで大井川の西岸を北上します。この時期は水量が少なく広大な河原ばかりが目立ちます。
神尾駅で見かけた「たぬき村」。たぬきの焼き物がホームに沿ってずらっと並んでいる様はユーモラスでもあり、壮観でもあり。
沿線は茶畑だらけ。「川根茶」というブランドで売り出し中。
抜里~笹間渡間で大井川を渡って川根温泉笹間渡駅到着。
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