【観戦記】サテ浦和 1-1 草津
前半は総じて動きが悪くて草津のコンパクトな守備陣形の中で四苦八苦。後半はサイドを突破できるようになったものの、草津の中央を破るアイデアに乏しくて1点を取るのが精一杯。守りは前半から不安定で、両CBを下げた後半はボロボロに。バックパスが相手に奪われてしまう大失態が2回もあり、大敗を喫していても不思議はないお寒い試合でした。
草津のサテライトは全くもって若さがなく、危なくなるとガツガツ当たりに来ます。40番台のユース組は当たり負けして簡単にボールを失ってしまうことが少なくなく、それが苦戦の一因だったのは間違いないのでしょう。しかし彼らへのフォローも遅くて、ボールを捌けないでいるうちにガツンと当たられてボールを失ってしまうことも少なくなかったような・・・
当たり負けする選手が続出する中、1トップのセルだけは強靭なところを見せていましたが、この日は西澤、峻希以外の選手とのコンビネーションがイマイチで、持ちすぎてチャンスを潰してしまう悪癖が顔を覗かせる場面が多々。ポンテが復帰したのでセルのトップ出場はどんどん難しくなってきますが、外しに外しまくった山形戦に続いてこの試合のパフォーマンスも控え選手としての評価を覆すに至らず。
昨日20分出場している峻希は少々お疲れなのか低調な出来に終始。DFライン裏に飛び出すのは良いのですが、2人相手にドリブルで抜きに掛かって潰されることが多かったような・・・
赤星はこの日唯一の得点に繋がった「前線への飛び出し」を繰り返さないとトップ出場は極めて困難かと。前半はボールが前線になかなか収まらなかったので飛び出すに飛び出せなかったものと思いますが、後方から広範囲にパスを供給して満足しているようだとしんどいなぁ・・・
堀之内・近藤・濱田といった守備陣ははなはだ不安定。堀之内・近藤は足元不如意でフィードが上手くないのでフィンケの下では使いづらいかと。近藤は後半早々に交代しましたが、またアクシデントでしょうか?
人材不足が著しい左SBで台頭が期待される野田ですが、なんとも消極的なプレーに終始。パスの大多数はバックパスだったかも・・・
-----セル-----
林----44---峻希
---赤星--濱田---
野田-堀之内-近藤-西澤
-----加藤-----
HT:加藤→大谷
55分:近藤→41(濱田がCBへ)
79分:堀之内→42(西澤がCBへ!)
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