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2009.07.24

【展望】09年第19節名古屋戦

・名古屋はACLこそベスト8に駒を進めているものの、リーグ戦は第11節以降極度の不振に陥って(途中4連敗も)、勝ったのは第16節G大阪戦のみ。ナビスコ杯準々決勝第1戦ではFC東京にアウェーながら1-5の衝撃的な敗北を喫して事実上終戦。

・名古屋低迷の主因と目されたダヴィは中東へ去り、代わりに豪州から長身FWケネディを獲得。「長身選手のポストプレー&サイドからの分厚い攻撃」という昨年のスタイルに回帰。

・まぁ土台があるといえばある分だけ再構築は楽なんでしょうが、絶賛大迷走中のチームがケネディ一人で一夜にして立ち直るというのも妙な話。浦和相手の場合、名古屋のストロングポイントであるサイドでそもそも優位に立てない可能性が高く(従ってケネディへ良い形でボールが入らない)、しかも中央は甚だ脆弱。浦和の運動量が落ちる終盤に名古屋も左右からの放り込みで好機は掴むでしょうが、それまではせいぜい互角のような・・・

・またケネディがサイドからのクロスに対してフィニッシャーとしてどの程度の能力を持っているのかは全くの未知数。

・とはいえ、日本代表に対してケネディが猛威を奮ったのは記憶に新しいところで、ケネディにフィジカルで唯一対抗しうると目された闘莉王が運が悪いというか、間が悪いというか前節大分戦で負傷。「腹直筋」って初めて聞く筋肉ですが、笑いすぎて腹痛てぇ!!という時は腹直筋の損傷を疑ってかかったほうがいいのかもしれません(苦笑)。しかし、闘莉王ってしょっしゅう名古屋戦を休んでいるような気がします・・・

・名古屋は16節からスタメン起用されている竹内が出場停止。CB吉田が故障明けで前節から復帰。一時帰国していたバヤリッツァはてっきりそのまま退団するものと思っていたのですが、これまた前節からベンチ入り。

・ダヴィと共に今季の補強の目玉だった右SB田中隼は左足首の故障を抱えたまま出場している模様。どうりで今季活躍した話をあまり耳にしないわけだ・・・

・浦和は長期離脱していた梅崎や平川に加え、直輝や坪井も全体練習に戻っては来たようですが、出場は当面先で相変わらず苦しい布陣。

-----エジ-----
原口---ポンテ--高原
---細貝--啓太---
峻希-阿部--暢久-西澤
-----山岸-----

・結局名古屋戦はこんな感じでしょうかね? リーグ戦のGKを山岸に代えないといけないほど都築が不調とは思えない(あえていえばキックの精度が落ちているのが気になったのかも・・・・) のですが、大分戦の失点は山岸のせいじゃないからまた簡単に都築に戻しづらいでしょうに。

・大分戦のアレックスの出来には失望を禁じ得ず、原口&峻希の相性が抜群に良いことを考慮すれば、右SBに西澤を入れたほうがまだマシかと。西澤の守備はアレックス同様相当おっかないんですが(苦笑)

・まぁサイドで先手を取れるかどうかが対名古屋戦の鍵で、原口&峻希のコンビネーションで名古屋の右サイドをボコボコに出来れば一番良いのですが・・・

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<第18節:名古屋 1-1 京都>

---玉田--大統領--
マギ--------小川
---山口--中村---
阿部-増川--吉田-竹内
-----楢崎-----

76分:マギヌン→田中

・G大阪戦後4-3-3を試したようですが、あっさり放棄して元の4-4-2に。
・マギヌン→田中の交代後は3-5-2にシフトした模様。

<前回:名古屋 0-1 浦和>

---ダビ--玉田---
小川--------マギ
---吉村--中村---
阿部-増川--バギ-田中
-----楢崎-----

HT:玉田→杉本
68分:阿部→巻
68分:吉村→山口

・得点は原口の1点に留まったものの、中盤で名古屋を圧倒しての快勝。
・終盤は名古屋の反撃を許したものの、名古屋は不利な判定で激昂して自滅。

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