山形2009Ⅱ-(7)~蔵王温泉
(山形2009Ⅱ-(6)から続く)
山形 7:40 (山形交通) 8:17 蔵王温泉
蔵王温泉 10:40 (山形交通) 11:25 山形
そそくさと朝食を済ませたあとは蔵王温泉へ。山形駅から蔵王温泉まではバスで約40分。
スキー場としても有名な蔵王温泉ですが、んだスタからはやや距離があるためか、ここに宿泊した赤者らしき姿は見あたらず。またスキーシーズン以外ではさほど人気がないのか、日曜朝の宿泊客が捌ける時間帯というのに、あまり温泉街に活気が見られません。
高湯通りを伝ってまずは「下湯」へ。
「下湯」の横には何時の間にか足湯が出来ていました。案内板によると蔵王温泉は「西暦110年に吉備多賀由に発見され、蝦夷征伐で傷んだ身体が完治した」とありますが、蝦夷征伐最中の敵地のど真ん中で療養せんだろう、フツー(笑)。
泉質は「酸性・含硫黄-硫酸塩・塩化物泉」。源泉での温度が56.9度と高いので井戸水を加水して温度調整していますがもちろんかけ流し&消毒なしで、強酸党員も大満足。
蔵王の温泉街を見下ろすように建つ酢川温泉神社。歴史書「三代実録」に「873年(貞観15年)6月26日に出羽国酢川温泉神社に正五位下を授く」とあるそうで、温泉共々歴史があるのは確か。
神社から戻って、今度は「上湯」へ。
湯船は「下湯」の1.5倍くらいありましょうか? 泉質は「下湯」と全く同じかと思ったのですが、「酸性・含硫黄-アルミニウム・硫酸塩・塩化物泉」と微妙に違いました。
再び湯冷ましを兼ねて周辺を徘徊。
蔵王名物の露天風呂。普段はリフトで登るような距離を歩くと結構くたびれます。この辺りまで来ると車でやって来た赤者もちらほら。
最後は高湯通りからやや離れた位置にある「河原湯」へ。温泉客が行き交う通りから外れ、しかもやや奥まった位置にあるのでちょっと判りにくいのが難。
ここは湯船の底に敷いてあるスノコから湯が湧き出てくる仕組みが面白い。但し、排水が追いつかずに湯船から溢れ出たお湯が浴室の床に溜まりまくっているのはなんとかして欲しいところ。
泉質は「酸性・含鉄・含硫黄-アルミニウム・硫酸塩・塩化物泉」とこれまた上湯・下湯とは微妙に異なります。
あなた愛してくれた 全て流してくれた それは湯だまりでした。
3つも共同浴場を巡ったため、帰ることには体中硫黄臭。帰りの新幹線で横に座っていたオッサンが露骨に嫌な顔をしていたような、そうでもないような・・・
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