山形2009Ⅱ-(5)~立石寺
(山形2009Ⅱ-(4)から続く)
北山形 11:53 (3835M クモハE721-6) 11:57 山形
山形 12:42 (3838M クモハE721-6) 12:58 山寺
山寺 15:44 (829M クモハ719-22) 16:05 山形
山形市街を一通り回った後は、山形観光の定番中の定番である「立石寺(通称:山寺)」へ。超有名観光地ですが、山形からの電車は1時間に1本程度しかないのでちょっと不便。
立石寺は山寺駅からもよく見えます。山寺駅横に展望台がありますが、ちょっと登ったところで立石寺の様子が変わるわけでもなく、まったくもって意味不明の展望台。
立石寺登山口までは山寺駅から徒歩10分弱。最初の階段を登りつめたところが立石寺の本堂「根本中堂」。1356年(延文元年)に初代山形城主斯波兼頼が再建したものの戦乱に巻き込まれ、その後の復興にあたっては最上氏が大きな役割を果たしたとのこと。国の重要文化財。
山寺といえば芭蕉やろうが・・・ 「静けさや」もへったくれもありませんが。その脇には当然ながら曾良。曾良が「奥の細道」随行後どうなったのかはだーれも知らない、知られちゃいけーないー・・・
山門をくぐっていよいよ本格的な登りに。
姥堂、せみ塚、弥陀洞を経て仁王門へ。
性相院、金乗院、中性院などを経て、ようやく奥の院到着。
ここまで1,015段あるそうですが、階段がコンクリートでしっかり固められ、途中岩で幅が狭くなっているところこそあれ、滑りやすかったり脆くなっているような箇所は全く無いので、山城攻めと比べると非常にラクチン。しかも、人が多くて渋滞しがちでゆるゆると登らざるを得ないので、汗をかくことはあっても息切れすることはなく、なんだか拍子抜けでした。
断崖絶壁が連なる立石寺は本来修行の場なんですが、観光客がアホほどいる上に全山観光一色で、あんまり修行の場のような感じがしないんですなぁ・・・
奥の院からは一転して山を下って開山堂へ。立石寺開祖の慈覚大師を祀る廟所で1851年(嘉永4年)の再建。
こちらは納経堂。開山堂の左手、岩の上にちょこんと建っています。山内で最も古い建物とのこと。
五大堂から山寺駅を望む。いかんせん人が多すぎて手すりまでたどり着くのが一苦労です。でも大汗をかいた後で涼風に吹かれるのは最高の気分。五大堂は本来五大明王を祀って天下泰平を祈る道場だそうですが、今や単なる展望台で、しかも悲しいほど落書きだらけ・・・
山を降りると、お決まりの「力こんにゃく(100円)」。「玉こんにゃく」と全く同じものをなぜか立石寺周辺では「力こんにゃく」と呼んでいます。この時季だと暑くてなかなか手が出ませんが、半ばお約束ということで。
「塩分補給にいかがですか?」との売り込みでしたが、確かに普段よりちょっとしょっぱいような・・・売れなくて煮詰まりすぎたのかなぁ???
山を降りたのと入れ替わりに後援会その他の「赤者ご一行」がバスを連ねてやってきました。立石寺であんな大集団に巻き込まれずにホンマ良かった、良かった。
P.S.
|-`).。oO 「浦和レッズサポーター様」って、誰だよこんなアバウトな予約を入れたのは(笑) 数千人単位で人来るやん・・・
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